>>576
稲葉「どうせ皆俺の顔にしか興味ないんだろ?」
長戸「当然だろ」
松本「ボーカルはルックスが重要だからな」
稲葉「昔のライブの映像化はどうするんだよ」
長戸「お前随分器量落ちたよな」
松本「ボーカルはルックスが重要だからな」
長戸「俺と松本は映像化して早くリリースしたいんだけど、お前随分器量落ちたよな。な、松本?」
松本「確かに。ボーカルはルックスが重要だからな。なのに…」
稲葉「嫌だ!器量が落ちた、器量が落ちただの好き勝手な事ばっかり言ってんじゃねえよ!散々こき使いやがって馬鹿野郎!」
長戸「お前、誰に向かって口利いてんだこの野郎!誰がお前らをここまでデカくしてやったと思ってやがる!嫌なら事務所辞めろ!」
松本「ボーカルはルックスが重要だからな。お前は自分で自分の商品価値を落としたんだ。少しは自重しろ」
稲葉「昔のライブ映像化には反対だ!」
長戸「今と比較されるのは当然だろ。何ビビってんだよ」
松本「ボーカルはルックスが重要だからな。ファンのためにも、イケメンだった頃の稲葉さんを見せてあげて下さいよ」
稲葉「イケメンだった…?今の俺はイケメンじゃない?結局俺の価値は顔しかないのか…?」
長戸「当然だろ。ここはビーイング。芸能界。ルックス重視なのは始めから分かっていたはずだ」
松本「ボーカルはルックスが重要だからな。だから俺はお前を選んだ」
稲葉「とにかく昔のライブ映像化には断固反対する!」
長戸「甘やかせて育てすぎたか。面倒な男になっちまって…」
松本「若かりし日の美貌をずっと追い求めてるのは、ファンじゃなくて稲葉自身かもな。皮肉な結果だ。ところで映像化の件、どうする?」
長戸「稲葉のワガママには辟易するよ。まあ、あいつのプライドを傷付けない様に色んなプランは用意してある」
松本「まさか…」
長戸「覚悟はしておけよ」