長戸「おい!稲葉!」
稲葉「ワレ、何の用じゃ?」
長戸「お前松本にとんでもない事したらしいな」
稲葉「は?」
長戸「すっとぼけんのも大概にしろ!マネージャーとスタッフ達から聞いたんだよ!お前が松本の頭にフル〇〇乗せたってな!」
稲葉「デマだぜタチの悪い」
長戸「映像班のビデオ見たんだよ!お前は本当に酒グセが悪いな!」
稲葉「いかしてるだろ?どうせ俺がイケメンだからいつも見てるんだろ?」
長戸「松本泣いてたぞ。チクったのはアイツじゃねえけど、稲葉がこんなに酒グセ悪くなったのは、ルックスのプレッシャーをボーカルであるお前に押し付け過ぎて、尋常じゃないストレスが溜まった
結果なんじゃないかって」
稲葉「TAKが泣いた?本当に?」
長戸「ああ。俺も驚いたよ。アイツがあんなに泣くなんてな。かける言葉も見つからなかった」
稲葉「俺…今から謝りに行ってくる!」
長戸「松本は今はロスだぜ。知ってんだろ?」
稲葉「うん、知ってる。だから武士ごっことかちょんまげとかしたの」
長戸「は?」
稲葉「TAKは何が起きたってヘッチャラな顔してどうにかなるサとおどけてみせるんだ!こんな自分に合う人はもういないと半分諦めてたんだけど、こんなに自分が変わってくなんて運命の出逢いなんだよ!俺とTAKは!このままずっと忘れたくないし、忘れないでほしい!逢えないもどかしさ!離れる程につのる想い!TAKを感じていたい!」
長戸「だからフル〇〇乗せたのかw?」 
稲葉「TAKは俺を輝かせてくれる。だから俺はTAKを笑わせたいんだ。ちょんまげはその一つの方法に過ぎない」
長戸「稲葉先生の授業は難しいですね。でも熱意は伝わりましたよ。ちょっと今から松本と連絡とってみるわ。松本が良ければオンラインで話そう。だから直接ロスに行くなんて言うんじゃねえぞ」
稲葉「長戸!たまにはやるじゃん!」
長戸「その代わり──」
稲葉「映像化は断る!」
長戸「テメエ……」
稲葉「あんまりしつこいと長戸のゴシップ文春に話すよ?」
長戸「そしたらお前らのゴシップ文春に話すよ?」
稲葉&長戸「死なばもろともか…ギャハハハwwwwww」
長戸「(やっぱアレしかないか…)」