>>321 続き ※絵露有無:無 ※今回は、絵露は皆無です。。。須磨祖。。。

「とりあえず痩せよう、黄熊」
「どうやって?―ぼく、ハチミツが大好きだから、
 ハチミツ抜きダイエットはイヤだよ」
「黄熊ったら自分に甘いんだから―じゃあ、とりあえず歩こう。
 自分も歩くから(サスサス)」
「きのこちゃんは十分痩せているじゃないか―
 今のお腹はぼくに負けず劣らず大きいけれど」
「自分はダイエットのために歩くんじゃなくて、
 安産のために歩くの(サスサス)
 出産予定日が近付いてきたのに、
 『お腹の赤ちゃんが下りてきていない』とお医者さんに言われて―
 沢山歩けばお腹の赤ちゃんが下がってきてくれるかもしれないから」
「そうか―きのこちゃん、早くお腹の赤ちゃんに会いたいんだね」
「うん(サスサス)☆―赤ちゃんが生まれたら、黄熊と2人で
 お散歩なんて出来なくなるかもしれないし(サスサス)」
「『巴里の散歩道』ならぬ『東京の散歩道』だね、きのこちゃん。
 でも、東京のどこを歩こう?」
「個人的な希望で申し訳ないんだけど、
 水天宮に安産のお願いをしに行きたいの。
 とりあえず、東京駅から水天宮まで歩くって言うのは?」
「歩き過ぎだよ、きのこちゃん(汗)」
「だって、これくらいしないと黄熊は痩せないでしょう?」
「一気に痩せようとするのは無理だよ。。
 それに、妊娠中のきのこちゃんの体への負担が心配だよ」
「そんなこと言って―本当は歩きたくないんでしょ」
「そんなことないよ―分かったよ、ぼくもきのこちゃんには
 安産でいて欲しい!―水天宮まで歩こう!」
「嬉しい!黄熊と東京散歩が出来るなんて―じゃあ、早速行こう!」
「うん☆」