>>657 続き ※絵露有無:無

「うん☆―きのこのお腹の第二子の成長、楽しみにしてるわね!
 実はね、お母さんからもあなたにプレゼントがあるの」
「なぁに?お母さん(小首かしげ)」
「第一子のハニエルの時もあげたと思うけど、
 第二子用の岩田帯よ!―妊娠5ヶ月の最初の戌の日になったら、
 これを締めるといいわ(ニッコリ)
 第一子の時は残念ながら55時間の難産だったみたいだけど、
 第二子の時は安産になりますようにと、安産の神様―水天宮に
 お参りに行って来たから、きっと大丈夫な―ハズ(!?)」
「お母さん―お母さん―自分の安産のために、遠い遠い東京の
 水天宮で安産を祈願してくれるなんて(ウルウル)
 いつまでも、お母さんには心配かけっぱなしだね(ポロポロ)」
「いいのよ―お母さんが好きでそうしたんだから―
 親にとって子供はいくつになっても子供なの。
 だから気にしないでね」
「お母さん―ありがとう―お母さんの子供で良かった(ギュー)」
「お母さんもあなたの母親になれて良かったわ、きのこ(ギュー)」
「jajaja!―僕もかなりママと仲良しだけど、
 きのもかなりきののママと仲良しだね、ママ♪」
「そうね!―これからも仲の良い親子でいきましょう、ひじき」
「jajaja!そうだね、ママ!
 ―そうだ、ママ!!おねがいごとがあるんだ!」
「あらどうしたの?ひじき」
「僕と一緒にきのの今度のお産に立ち会って欲しい」
「あら、私が立ち会ってもいいものなの?」
「立ち会う人が多ければ多いほどいいんだ!
 立ち会う人が多ければ、きのを悪霊から守ることが出来るからね」
「悪霊?―それはどういうことなの?ひじき」
「きのは第一子のハニエルを産むのに55時間もの時間を要した―
 あれは悪霊のせいなんだ」