>>658 続き ※絵露有無:無

「悪霊?―きのちゃんがハニエルを出産する時、
 悪霊が取り憑いたってこと?」
「そういうことさ!―誰の悪霊だか分かるかい?」
「うーん―誰かしら?―あぁっ!!―分かったわ!!
 私がラタ(ネズミ)スリッパをあげた実奇&ね!」
「そう―その通りさ!―実奇は、僕がきのと結婚したことで
 かなりきのに嫉妬の炎を燃やしていたから、憎しみのあまり
 悪霊になってきのに取り憑いたんだ!
 しかも第一子出産という最悪なタイミングにね!!
 だから、第二子出産の時はママも僕達と一緒になって
 悪霊を撃退して欲しいんだ!」
「分かったわ!協力するわ!!―私、絶対に今度は安産になるよう
 きのちゃんを守るわ!―きのちゃんは優等生妊婦さんだから、
 今度のお産は絶対に報われるはずよ!!」
「ありがとう、ママ―きののママにも声をかけてみるよ!!」

〜数時間後@ひじきの邸 in 豚吐露〜

「ひじ、お母さん達は帰ってしまったけど、ステキな母の日になって良かった☆」
「そうだね―ところで、君のママは良いママだね―君にまた岩田帯をくれるなんて」
「本当に(ウルウル)―今度こそ安産になるといいな(サスサス)」
「大丈夫―僕のママも君のママも今度の出産に立ち会って、
 悪霊を撃退してくれると言っていたから!」
「ひじ、2人に頼んでくれたの(ウルウル)?」
「君がこれ以上苦しむ姿は見たくないからね!!」
「ありがとう、ひじ(チュッ!)―自分が妊娠したことで、ひじには
 だいぶ我慢や苦労をかけているけど、こんなことまでしてくれるなんて!
 ひじ、愛してる☆―ひじは世界一の旦那様だよ(チューッ!)」
「きの、君こそ世界一のワイフ―僕の誇りさ!一生愛してる(チューッ!)」

ー完ー