>>538 続き ※絵露有無:無

「(トテトテトテトテ…)パパーーーーー!!」
「jajaja!どうしたんだい?ハニエル」
「に・ん・し・ん―に・ん・し・ん!!」
「おい、ハニエル―“妊娠”を連呼してどうしたんだい(惑)?」
「ひじ―もしかしたら、ひじが“妊娠”にまつわる読み聞かせを
 ハニエルにしていることが多いから、今回もそうして欲しいのかも」
「そうかいそうかい!―君はそんなにパパの読み聞かせが
 気に入ってくれていたのかい!?
 じゃあ、今日もパパが読み聞かせをしてあげよう」
「キャッ!キャッ!キャッ!キャッ!」
「(ハニエル、もはや妊婦マニア予備軍なのかも。。どうしよう)
 ひじ、今日はハニエルにどんなお話を読み聞かせてくれるの?」
「jajaja!―きのが措置五厘のFSでも使った
 “ロミオとジュリエット”のパロディで
 “ヒジオとキノエット”と言う物語を読み聞かせてあげるよ」
「ロミジュリは悲劇だけど。。」
「安心しておくれ、きの―ちゃんとハッピーエンドにするから」
「良かった(ホッ!)―じゃあ、読み聞かせ、お願い」
「ラジャー!―じゃあいくよ!
 昔々ある所に、ヒジオという超絶池面とキノエットという超絶美人の
 カップルがいました。
 2人はとてもラブラブでしたが、残念なことに2人の家族である
 ヒジタギュー家とキノレット家は仲が悪く、血で血を洗う争いを
 していました。
 あまりの両家の仲の悪さにキノエットは、
 『おぉ、ヒジオ―あなたはどうしてヒジオなの?』
 とヒジオに嘆くほどでした。
 そんなヒジオとキノエットは修道僧・棒ヤンの元で密かに
 結婚しました。
 棒ヤンは2人の結婚が両家の争いに終止符を打つことに期待しました。