>>172 続き ※絵露有無:有

「ひじっ!!!―痛い痛い痛い!!うわぁぁぁぁぁぁん!!―陣痛がまた来た!!」
「今度はどのくらいの痛みの強さだい?きの」
「うわぁぁぁぁぁぁぁん―さっきより―更に痛い(サスサス…サスサス…)」
「そうか―素晴らしい―陣痛が強ければ強いほど―
 君の安産を引き寄せることが出来る」
「Hiji chan―やめてぇぇ!!―それ以上―そのメスを―愛するのを―やめてぇぇぇ!!」
「うるさいぞ、実奇!!―失せろ!!悪 霊 退 散 ! ! 」
ビュウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!
「もうだめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(ドロン)」
「きの、実奇はいなくなった―だけど、あの女はしつこい女だからまたいつ現れるか
 分からない―だから、念のため―継続して―最後まで―愛し合おう(ズボボボボボボ…)」
「ひじ―痛い―痛い―痛い―いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!
 ヒジュニアの―先っちょは―お腹の―赤ちゃんの―頭を―
 つついたり―してない??(サスサス…サスサス…)」
「jajaja!きの、面白いこと言うね!―安心しておくれ、きの。君の子宮口はまだ開き
 きっていないし、まだ破水すらしていないから、大丈夫だよ―ヒジュニアが君の
 お腹の赤ちゃんに触れたりすることはないよ(ズコン!ズコン!ズコン!ズコン!)」
「いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!
 ひじ―助けてぇぇぇぇぇぇ!!―もうやめてぇぇぇぇぇ!!」
「きの、君がこんな風になっているのに、背クロスを止めようとしない僕を
 君は人でなしだと思っているだろう?―でも、この出産背クロスは君の安産に
 欠かせない要素なんだ!―だから、これは陣痛促進剤だと思って、
 耐えてほしい―僕だって辛いんだ(ズコン!ズコン!ズコン!ズコン!)」
「ひじ―ひじが―前回の―55時間の―大難産の―トラウマを―自分から―消し去ろうと―
 して―くれてる―こと―強く―感じる―ひじ―宇宙で一番―愛してる(ポロポロ…)」
「そう言ってくれると嬉しいよ―では、イクよっ(ズコン!ズコン!ズコン!ズコン!)」
「あぁぁぁぁぁぁぁ…ひじーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「きのーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!……………ウッ(ドピュッ!)」

ー完…と言いたい所ですが、次回に続きますー