>>405 続き ※絵露有無:無

「しょうがないでしょう?―Sーまがφという大一番を控えている時に
 いきなり陣痛が来たんだから。。―Sーまは銀行場にいるんだから、
 ここ・豚吐露に駆けつけることは物理的に不可能でしょう(小首かしげ)?」
“それは―そうだけど―陣痛で苦しんでいる時に、『助けて、Sーま』って
 写真付きでSOSを送って欲しかった。
 きのちゃんには、肉リックさんではなく、ぼくを必要として欲しかった!”
「φを控えている大事な時期のSーまを邪魔することは出来ないよ。。
 それとも、ヌケートより自分の妊娠・出産事情が気がかりになるほど、
 Sーまはヌケートに集中できていないの(小首かしげ)?
 Sーまのヌケートへの思いってそんなちっぽけなものだったの(小首かしげ)?」
“そ―そんなことは。。―ぼ―ぼくは、きのちゃんにとても憧れているし、
 いずれ、きのちゃんに勝ちたいとも思っている!!”
「最近のSーまを見ていると、本気で自分に勝ちたいと思っているとは
 とても思えないんだけど。。―Sーま、自分が妊娠・出産で
 休養している今、一番頼りになるのは、ヒラマサ五厘銀メダリストの
 あなたなの―自分はあなたを必要としていないわけではないんだよ。
 確かに、今回の出産ではあなたの力を必要とはしていなかったかもしれないけど、
 ヌケート面ではあなたの力を必要としているの―それを分かってね」
“きのちゃん(ジーン…)”
「分かったら、今回のφ、ベストを尽くしてね―応援してるから」
“わ―分かった―ぼくもいい加減、シルバーコレクターの汚名を
 返上したい―ぼく―頑張るよ―きのちゃん”
「うん☆―じゃあね、Sーま、健闘をお祈りしています(ピッ!)」
「きの、随分と妊婦マニアに優しいエールを送ってあげていたじゃないか。
 あんなイカサマインチキ野郎にそんなに優しくしてあげる必要はない!
 あんなやつにあんなエールを送った所で、ヤツは優勝しない!
 永遠にヤツは“まるでダメなおっさん”―略して“マダオ”だ!」
「ひじ、やめて。。―Sーまの歳でおっさんなら、自分はどうなるの?」
「ヤツは、体力的にもうピークを過ぎている。だから、“おっさん”なんだ!
 君はまだピークを迎えていない―だから、君はヤツより若いと言える!」