>>936 続き ※絵露有無:無

「そんなの―分からないよ(困惑)」
「それはだね―君の、君自身のママに対する感謝の言葉に
 ヒントが隠されているんだ」
「どんな言葉(小首かしげ)」
「君は、君自身がφで初優勝した時のお誕生日のことを
 覚えているかい?」
「19歳の時のこと?―うん!覚えているよ!!
 あの肉リックに初めて勝った時のことだもん!!
 忘れるはずがないよ」
「その時―君は、君のママに対してマスメディアに
何とコメントしたか覚えているかい?」
「『自分が生まれた日に一番苦労したのは母。
  両親に対する感謝を忘れずにいたい。
  小さいころから“19歳で五厘に出る”と言ってきたので、
  19歳になったからこそ五厘をしっかり視野に入れたい』と
 言ったように記憶しているよ!」
「さすが君が自分で言った言葉だ―しっかり記憶しているじゃないか!
 僕は、ハニエルやひのきが母親である君に対して、19歳の頃の君のように
 実の母親に対する感謝を忘れない子に育って欲しいんだ」
「つまり、ハニエルやひのきが母親に生んでくれたことに
 感謝するような子に育って欲しいってこと(小首かしげ)?」
「そう―母親の生みの苦しみにも思いを馳せられるような―
 そんな君みたいな心優しい子に育って欲しいんだ」
「ひじ…//…でも、一歩間違えたら妊婦マニアに育ってしまうよ。。」
「そういう風にはならないように上手くやるよ!
 だから、引き続き、僕に読み聞かせ係を続けさせておくれ」
「うーん…分かった(ニッコリ)―ひじが、自分の母親に対する
 感謝の心についてここまで深く考えてくれているとは思わなかった。
 子供は必ずしも親の望むように育つとは限らないし、自分自身も
 親の望むように育つことが出来たか自信はないけれど、この子達が
 ひじや自分の良い所をcontinueしてくれるよう、育てていきたい☆」