>>124 続き ※絵露有無:有(ただし、会話のみ極微量)

「その直前に、ひじは明らかに悪夢にうなされていた。。
 昨日のあの時は、一体どんな夢を見ていたの(小首かしげ)?」
「jaaa…史上最悪な夢かもしれない。。」
「どんな夢?―ひじがうなされながら『きの…きの…』と
 うわごとのように呟いていたから、また自分の夢を見ていたのだと
 分かったけど、また、妻をNTRれた夢を見たの?」
「NTRどころじゃない―そもそも、夢の中の前提条件として、
 僕は君の夫ですらないんだ。。」
「ひじは自分にとってどういう設定なの?」
「僕は―恐らく、君に片思いしている透明人間で、君たち夫婦が住む
 家に入り込んで、君たち夫婦の生活ぶりを見ては
 心を痛めている男という設定さ。。」
「ひじは―完全に第三者の傍観者なんだね?
 ―ところで、ひじの言う『君たち夫婦』って誰のこと?
 その夢の中での自分の夫は誰って言う設定なの(小首かしげ)?」
「それが最悪さ―なんと、あの鼻毛という設定さ。。」
「ひじ、自分にとっては同じぬほん人のヌケートの先輩なんだから、
 台ちゃんを鼻毛呼ばわりはやめて。。」
「君や若手ヌケーター達にとって有害でしかないこの男を
 『鼻毛』と呼ばずしてなんと呼ぶというんだい?
 全ぬほん本番で決めたわけでもない4Tを練習で跳べただけで
 イキイキしていたゾンビみたいな存在だから
 『イキイキゾンビ』―略して『イキゾン』とでも呼ぶかい?」
「分かった分かった―それだったら鼻毛呼ばわりでもいいから
 話を続けて―どうして自分は台ちゃんと結婚することになったの?」
「君はダメンズウォーカーなんだ。。だから、優しい君はダメ男の鼻毛を
 何とかしてあげたくて彼の生活の面倒を色々と見てあげているうちに、
 君は妊娠―そして、デキ婚をして、生活を送っているという設定なんだ」
「ダメンズウォーカーか―自分は輝いている人が好きなタイプだから、
 ひじの夢の中の自分像は、現実の自分とは合わないな。。」