>>811 続き ※絵露有無:有

「そうですか?―自分自身、あまりFィギュアヌケートに
 詳しくないのですが、夫がFィギュアヌケーターなんです」
「君の旦那さんが?―彼の名前は?」
「田中デカって言うのですけど…//…ご存知ですか?」
「jajaja!知っているとも!!―良かった―相手が妊婦マニアじゃなくて(ボソッ)」
「???」
「あ―いや、何でもないんだ(汗)
 ―で、カレとはどうやって知り合ったんだい?」
「カレとは同級生なんです…//…」
「どんな性格の人なんだい?」
「“マジで?”が口癖で、いつも自分のマシンガントークを
 嫌な顔ひとつせずに聞いてくれる素朴で優しい人です…//…」
「僕だって、君のマシンガントークを聞く用意は大いにあるよ」
「本当ですか?」
「あぁ!!―例えば、君の趣味はなんだい?」
「イヤホンです」
「じゃあ、そのイヤホンについて熱く語ってくれたまえ」
「自分のイヤホンはシュー先輩というFィギュアヌケーターと同じ
 お店で購入しているんですけど、約22万円位するイヤホンもあって―
 (以下、約3時間ほどイヤホンについてしゃべり続ける)―というわけなんです。
 (ハッ!)ご―ごめんなさい―自分ったら初対面の人にこんなに
 自分の趣味についてしゃべり続けてしまって―興味ないですよね(上目遣い)?」
「そんなことはないよ―僕は趣味を持っていて生き生きしている人が
 好きなんだよ―趣味について熱く語る君に恋をしてしまったようだ(デロ甘)」
「自分も―夫がいながら―こんなこと言うのも何なのですが…//…
 こんなに自分の話を傾聴してくれるあなたのことが好きになってしまいました」
「そうかい!?―僕らは初対面にして両想いになってしまったというのかい!?
 jajaja!これはびっくりだ!!―実は、君のイヤホンの話を聞きながら、
 僕の下半身はこんな状態になってしまっていたんだ(デロリーン)」
「いやだ…//…夫とすら、もう1年以上ご無沙汰なのに…//…」