>> 続き ※絵露有無:無

この歌詞にもとても共感した。
きのこが大好きなback〇umber―
これ以上、俺の共感できる曲ばかり作るな!!
それとも、これをきのこが聴いていると言うことは
きのこも本当はひじきのことなど好きではなく、
他に片想いの男がいると言うことか!?
そして、それは俺だったりしないか!?
俺は今日だけでこの『Happy Birthday』と言う曲を20回くらい聴いた。

そんな俺はふと、自分のヌマホに留守電が入っていることに気付いた。
その留守電を再生してみた。
すると、なんとそこにきのこからの留守電メッセージが入っているではないか!
俺は早速、再生してみた。
「えーっと、もしもし?肉リック…ごめんね、こんな時間に。。。
 本当に今更で大変申し訳ないんだけど…えへへ…お誕生日おめでとう☆
 …と言っても、もう1カ月以上過ぎちゃったね…えへへ…ごめんね。。。
 去年の肉リックのお誕生日、〇白歌合戦って言う番組のお仕事があって
 お祝いすることができなかったの。。
 毎年毎年お祝いしていたのに、今年はお祝いできなくてごめんね。。。
 そして、親友としていつも仲良くしてくれてありがとう。
 自分の良きヌケーターのお手本でいてくれて、どうもありがとう。
 今の自分があるのは、自分を豚吐露栗毛ッ戸倶楽部の一員として
 受け入れてくれたひじのおかげもあるけど、
 ヌケーターの先輩として良きお手本をいつも見せてくれた肉リックのおかげでもあるよ。
 自分にいつも背中を見せてくれてありがとう。
 肉リックと言う素晴らしい友人に恵まれて、本当に自分は幸せ☆
 改めて―32回目のお誕生日、おめでとう♪
 じゃあね〜!!ばいば〜い!!」
ここで、メッセージは切れていた。
思いがけない癒しヴォイスのメッセージに俺は泣いた。
なんて優しい声なんだ!
残念ながら、俺はきのこにとって「親友」止まりで
「恋人」でも―ましてや、「配偶者」でもないけれど、
それでも確かにきのこは俺の誕生日を祝ってくれた!
俺は…片想いだけど…何十日も後ではあるけど…
片想いの相手から着信があっただけ
あのbackn〇mberの男より恵まれている。
だからと言って、片想いであることに変わりはないのだけれど。。。
俺は涙を流しながら、思わず歌を歌った。
「Happy Birthday♪ かたおも〜いの〜♪ おれ〜♪」

―完―