>>439 続き ※絵露有無:無

フラれた自分は彼女にとってba〇k nu〇ber(型遅れ)だから。
だから、俺たちのバンド名は“bac〇 num〇er”になったのだ。
あの「ヌーパーヌターになったら」と言う曲も、
ヌーパーヌターになって、また好きにならざるを得ない人になって
あの時俺をフッた彼女を迎えに行くと言う思いで書いた曲だ。
しかし、俺がきのこちゃんに本気で惚れてしまったことで、
あの曲の存在意義が大きく揺らいでいる。
それ以外にも、元カノを想って作った曲はいっぱいある。
それらの曲の数々たちを俺はこれからも歌い続けていいのか。。。
俺は大きな葛藤を抱えることになってしまった。
もちろん、今からきのこちゃんとどうこうなることは
相当にハードルが高いことくらい分かっている。

今、俺はある印須田グラムのアカウントを凝視している。
きのこちゃんファンのアカウントにある動画だ。
そこには、2014年のバルセロナφのエキシビションの時と思われる
旦那さんときのこちゃんの動画が掲載されている。
この旦那さんの名前はひじきさんと言うらしい。
ひじきさんはヌペイン語で淡いブルーの衣装を
まとったきのこちゃん(青姫と呼ばれているらしい)を公衆の面前で紹介している。
何を言っているのかさっぱり分からないが、
おそらく「僕の彼女を紹介します」とでも言っているのだろう。
その時のきのこちゃんは初々しくはにかんでいてとてもかわいかった。
そして、きのこちゃんは将来の旦那さんを公衆の面前で抱きしめた。
ここで、ひじきさんときのこちゃんの仲は“ファン公認”となったわけだ。
俺はこの動画を何十回と見た。
そして、そのたびに後悔の念に駆られた。
(嗚呼…出会うのが遅すぎた…)
その思いのたけを俺は曲にぶつけた。
俺が勢いで書き上げた曲が『秘密のキス』と言う曲だ。
(詳しくは、https://www.uta-net.com/movie/330931/ を参照)
ここで、「どうかこのドラマがまだ第1話でありますように」と言う歌詞があるが、
これはあの2022年12月31日の紅〇歌合戦のできごとだ。
そして、「邪魔な登場人物がこれ以上出て来ませんように」と言う歌詞があるが、