>>722 続き ※絵露有無:無

僕はこの白様が本当にきのなのか疑った。
そこで、僕は試しに白様に好きな色を聞いてみた。
すると、白様は「白に決まってるでしょっ!!」と言った。
やっぱり、きのじゃない!!
きのなら、「ターコイズブルー」と答えるはずだからだ。
でも、白様は
「人を妊娠させておいて責任も取らないなんて!」と怒るので、
「わ…分かったよ…結婚しよう」と言った。
白様は「嬉しいです!」と言った。
白様と結婚できるなら本望だ。
少なくとも&実奇と結婚するよりは100万倍幸せな人生が送れること間違いなしだからだ。

僕は臨月の白様と歩いていると、気付いたらあたりは桜並木になっていた。
そして、向こうからまた臨月っぽい妊婦が歩いて来た。
春ちゃんだった。
春ちゃんは怒って
「そのメスは誰?」と聞いてきた。
「僕の子を妊娠している白様だよ。
 僕は出来ちゃった結婚だけど、このコと結婚するんだ。
 こんなキレイなコと結婚できるなんて、今、とても幸せな気分さ!」とノロケた。
すると、春ちゃんは
「ひとを妊娠させてこんなカラダにしておいて、
 他のメスと結婚するなんて!!
こっちはあなたのお誕生日に出産予定日を控えていると言うのに!」と怒り出した。
僕はびっくりして思わず
「えっ?君も僕の子供を妊娠しているのかい?春ちゃん」と聞いた。
すると、春ちゃんも烈火のごとく怒りだして
「覚えてないの?
 数カ月前の満月のあの夜、激しく愛し合ったじゃないの!」と怒鳴った
(僕、こんなに複数のかわいいコ…しかも同じ顔をしたコを孕ませたっけ?)
僕はこの春ちゃんが本当にきのなのか疑った。
そこで、僕は試しに春ちゃんに好きな季節を聞いてみた。
すると、春ちゃんは「春に決まってるでしょっ!春と言う言葉の響きからして好き!」
と言った。きのは春が一番スキと言っていたから、このコがきので間違いないか!?