北村薫 その4.1
2ch障害によるログ消失につき建て直し。
ミステリー板なんで、ネタバレはなしで。
前スレ
北村薫 Rigel 4
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1247843892/ そういえば直木賞とったあと、長編を一本も発表してない? 飲めば都は?と思ったけど長編か。
いとま申しては前だっけ後だっけ >>214
そもそも竹内洋は京大よりも関西大学での教員歴が圧倒的に長い人なんだが
自分も傍系学歴製造者と位置づけているんだろうか。 今日放映の王様のブランチでインタビューが流れるらし。 >>255
ほんとこれ
もうミステリ作家じゃねえな
まだミステリアンソロジストではあるけど 犬盗まれ黒焦げ
2004年1月31日
旭川市末広地区で、飼い犬が火を付けて焼かれる事件が一月に入って から二件発生していたことが三十日、分かった。
被害に遭ったのは二匹で、 回復に向かっている。旭川中央署は、二件の犯行手口が似ており発生場所も 近いことから、
同一犯の可能性もあるとみて、器物損壊と動物愛護法違反の 疑いで調べている。
最初に被害に遭ったのは同地区の無職男性(60)が屋外で飼っている雄の 中型犬。十五日夜、男性の妻(58)が犬のいないのに
気付き、周辺を捜したところ、 全身を焼かれ毛が黒焦げになった犬が自宅に戻ってきたため、同署に通報した。二十七日に
は、同地区のパート従業員の女性(65)が屋外で飼っている雌の 中型犬が盗まれた。二十九日朝、女性が自宅近くの公園で
、全身に灯油の ようなものをかけられ、しっぽの一部などが焼かれた犬を見つけ、同署に届け出た。 飼い主二人は「残酷
な行為で、許せない」と怒っている。 (北海道新聞)2004/02/04
(朝日新聞) 中学生2人、犬の毛に火
他人の飼い犬2匹に火をつけて虐待したとして、旭川中央署などは3日 、旭川市内の14歳と13歳の男子中学生2人を器物損壊
と動物愛護法違反の疑いで 補導したと発表した。2人は「犬に火をつけたらどうなるのか試した。 おもしろくてやった」と話しているという。
調べによると、2人は1月15日と27-29日の間に、同市末広で、屋外で飼われていた雄雌2匹の犬の毛に火をつけて虐待
した疑い。それぞれの飼い主ら から110番通報があり、事件が発覚したという。
雄の飼い主の男性(60)は15日夜、犬の首輪の鎖が外され、毛の一部が焦げて いることに気づいた。雌はしば犬で、飼い
主の女性(65)が29日午後、同市内の獣医師に治療を頼み、獣医師が「犬の背中の毛が何かをかけられて焼かれた ようだ
。いたずれされたのではないか」と届けた。 長年放置していた「盤上の敵」がようやく消化できた
あらすじで予想していたシチュエーションとはかなり違った
じわじわ行くのかと思いきやあんなにさらっと進んでいくとは
ラストもなーんかさらっと終わってしまった印象だわ 戦後の江戸川乱歩みたいな立ち位置になってるね。
それはそれで良し。 江戸川乱歩に例えるのはちょっと。
格が違いすぎると思いまする。 ミステリー読者の裾野を広げる広報マンとしての活躍を期待したいってことじゃないかな? 中島河太郎や各務三郎よりも啓発的だと思わないかね? 以前、「空飛ぶ馬」って短編集の面白さが全く理解できず途中で放棄したが、
しばらく経ったんで再挑戦しようかと思うわ。 実際、良く聞く意見・感想ではあるけど、それは
「『空飛ぶ馬』が分からない」ということなのか、「『日常ミステリ』が分からない」ということなのか、どっちなんだろ? >>279
そうなの?
おれは「織部の霊」と「砂糖合戦」しか読んでないので。
その他の北村作品については知らない。
ちな、北村薫のミステリ界での位置づけとかもさっぱりわからない。
図書館で「空飛ぶ馬」を借りて上記2作を読んだ限りの感想。 「日常の謎解きのみで死体の出てこない短編ミステリ」
というジャンルを現代に確立した一人だと思うからなあ、この人は
今読んで陳腐化してしまってるのは仕方ないかもしれないけど
乱歩のD坂や少年探偵団を読んで、ありえないwと思うみたいに ビブリアなんて20年後には忘れ去られているのでは? 「八月の六日間」の主人公が「空飛ぶ馬」の女子大生と同一人物って本当かな >>282
ビブリアが覆面作家で正体は女子大生だと
広く考えられていたらもっと売れると思う。 評判がいいようなので「空飛ぶ馬」と「夜の蝉」読んでみた
「朧夜の底」は傑作だと思うがあとは別に……
「空飛ぶ馬」などさえないおっさんとブスの必死な恋愛ごっこを
「人間は捨てたもんじゃない」などと括られても共感出来ない
「夜の蝉」(表題作)で存在感をあらわした「姉」も
「すごい美人」で「そこそこ身持ちが固く」「さばさばしてる」みたいな
人物造形など、ああ所詮作者は中年男と思わせる
あそこで描かれているほどの「美人」なら
チャンスが他のひとと比べて圧倒的に多いので結果としてヤリマンになるか
警戒心が強く他者との関係をはるか彼方から拒絶する狷介なひとになるはずだ
「朧夜の底」は引用されている短詩がその後起きる事件とうまく呼応しているし
謎そのものも自然であり解決もまたリアリティがある
「やってみようかな」とも思わせる
「赤頭巾」はひどい
謎のためだけの謎 >さえないおっさんとブスの必死な恋愛ごっこ
また身も蓋もないことを >>291
いとま申しての続刊。ミステリじゃあない。
(ある意味、謎解きかもしれないが)
まず売れてないと思うんだが、よく出すよな文春も。 ターンが面白かったから評判良さ気な盤上の敵読んだけど期待外れだった
描写がくどくて疲れるしストーリー展開も遅くて読んでてしんどくなった
オチの為に登場人物の行動の意図がぼやけたまま話が進んでいくから
尚更そういうテンポの悪さがネックになってしまった感じ
何か全体的にずっとふわっふわした小説だった 書店で「朝霧」を見つけ
「空飛ぶ馬」「夜の蝉」のあの女子大生が
社会人になっていると知り買ってきた
あのご清潔な主人公も多少世間の汚濁にまみれるかと思っていたが
相変らずピュアでイノセントのまんま
宮崎アニメのヒロインかよ、と思うがつまり北村薫も変態ということだろうか
「山眠る」が面白い
本屋の若旦那がリークしたジジイの回春話が生々しいエグさにつながる
それを裏に秘めつつのラストの主人公とジジイの会話がいい
にしても円紫は真相に気づいたからといってなんでもかんでもいえばいいというものでもないと思うが
「バイアグラでも飲んだんじゃないですか。ぼくも最近飲んでますから気持ちはわかります」
とかなんとかいってそれで済ませておいてよいのではないか 直木賞は元々新人賞だったけど、この人に限っては「あがり」になってもうたなあ ちょっとヘンな方向に行ってしまったみたいで
ファンとしてはさびしいかも このミスの隠し玉に「いとま申して」を完成させたら
自分の人生はもうおしまいでいいみたいなこと書いてるね 明日発売の小説新潮1月号に、
北村薫さんの円紫さんと私シリーズ最新作「花火」が掲載されます。
あれから私はどんな人生を歩んで来たのか。
そして、今どんな謎を追い始めるのか。
ぜひお手にとって、私に再会して下さい。 17年後ということは40過ぎてるわけか
あの感じのままの独身女だったらやばい 引用てんこ盛りで文学探偵気取りされてもなあ。読者置いてけぼりだろうこれ。これじゃオナニーだ。 ここまで質が落ちたらビブリアと比べられるのもしょうがないな 新潮の雑誌に出すからってわざわざ作中で新潮社を出してみせるのがちょっと気持ち悪い。 >>310講談社出す方が、問題だろw
つーか、それって普通のことじゃないか? > 北村薫先生の最新作『太宰治の辞書』が新潮社より3月末発売予定です!
>
> 1998年発売の『朝霧』に続く「わたしと円紫師匠」の最新作品集で
> 『小説新潮』2015年1月号に掲載された「花火」
> 『小説新潮』2015年2月号に掲載された「女生徒」
> そして書き下ろし「太宰治の辞書」
> 以上3編収録です。
>
> まずは雑誌で、そしてまとめて単行本で、ぜひ、<私><正ちゃん>そして<円紫さん>と再会してください。
>
> ISBN:978-4-10-406610-0
> 定価:本体 1,500円+税
>
> 発売日が確定したらまたお知らせします!
>
> あ、4月初旬にサイン会もある、予定、とのことです。
> 乞うご期待!!
ttp://arumatik.jugem.jp/?eid=1591 >>298
新人に与えられるのは芥川賞
直木賞ではない >314
本来、芥川賞は純文学の、直木賞は大衆小説(いやゆるエンタメ)の「新人」に与えられる賞だよ。
ただし、大衆小説家の評価基準には人気や実績という要素もあるので、今では新人に与えられることはほとんどない。 円紫シリーズの新作出たのに誰も読んでないのね
「私」に中学生の息子がいるような話、ダレ得なんだろう >>317
当時同年代で今中学生の息子がいるような女性読者と、
当時女子高生好きのおっさんで、今は熟女好きの爺さんな男性読者かな しかし「私」シリーズって
かつては「日常の謎」の連作短編集という
創元の一つの看板だったはずだが
もう創元とは手を切ったのかね? 最近北村薫は読んでいないんだけど、「朝霧」の次作が「太宰治の辞書」なの?
円紫さんのイメージは何故か(当時の)楽太郎w 全く関係ない物語を人気作のキャラ流用してやったって感じ
ドラえもん30歳(車の宣伝しかしてない)みたいな感じだな ミステリーじゃなかった
日常の謎ですら無くなってた・・・ 太宰治の辞書、読了
あははははは!こんな40女いねーよ!!! こんなってどんなところ?
読んだけど新潮社に行ったことと
正ちゃんに会いに行ったことと
円紫さんに会いに行ったことしか覚えてない >>327
一般的な兼業子持ちアラフォー主婦は、言っちゃ悪いけどあんなどうでもいいこと延々考えてる暇はない
ましてや休日なんていくら旦那が家事に協力的でもやることは山のようにある、あんな日帰り旅行なんて無理
息子が運動部なら外から応援だけじゃすまないし
「日常の謎」に戻ってればまだ納得できたが、まあこのシリーズは昔から主人公こんな感じだからしかたないか >>328
なるほどそういうことですか
ありがとうございます
主人公がどんなどうでもいいことを延々と考えてたかも
まったく記憶に残ってないんですよね
困ったもんだ 新井素子の両親が出版社勤務だったけど、帰ってくるのが10時過ぎ、家族団欒が零時前後とか
すごいことをエッセイで書いてたのを思い出した
40年前の事情だけどね 帰ってくるのが10時過ぎって意識的に残業を削ってる会社以外では今でも当たり前では?
あと出版社は作家の生活に合わせて朝が遅いんでは? 両親とも10時過ぎて帰ってきて零時頃に家族団欒がある家庭が子供にとって普通だと 子供にとって可哀想な状態が40年間変わってないってことでしょう
それどころか共働きが増えていわゆるカギっ子も増えてるんじゃないかな
新井家は零時になってからでも団欒の時間をちゃんと取ってたのはえらいと思う 子供がさっさと寝ちゃって週末くらいしか食事すら一緒にできないのと、
遅くなっても毎日家族全員の会話があるのとどっちがいいかは難しいところだと思う
転職しろ、片方仕事やめろというのはまた別の問題 この人の小説で奥さんがヤンキーに輪姦されて
この話は僕のファンは読んじゃいけませんみたいな警告が
序文にある奴なかった? >>342
9月12日に文春から発売とか。日常の謎らしい。
なんかテレビで又吉が「月の砂漠をさばさばと」を紹介したとかで
結構売れてるみたいね。 中野のお父さん
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163903255
〈本の達人〉が贈る新名探偵シリーズ
体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、
出版界に秘められた《日常の謎》! 太宰治の辞書は日常の謎もクソもなくただの作者の文学研究発表会になってて読むんじゃなかったと後悔した 無言で画像はりまくってる奴ってそれ開く奴がいると思ってんだろうかw