1957〜1987年あたりの本格ミステリ作家達 4
>>406
>>427
寺山は昭和10年生まれ
早熟でならしたひとだし、先見の明も何も
金田一耕助の活躍はリアルタイムで知ってて当然 お前ら普段ろくにレビューも書かないくせに他人の揚げ足取るときだけはワラワラと湧いて出るんだな >>435
知ってるかどうかじゃなくてブームが来る前に着目していたことを評価してるんでしょ
せめて揚げ足は正しく取ろうな 角川春樹が横溝正史に興味を持ったのは、多分、少年マガジンに連載された影丸譲也の八つ墓村。
連載時期があしたのジョーとかぶってる。(角川春樹は学生時代ボクシング部。)
寺山修司は力石の葬式の葬儀委員長をやってるし、主題歌も書いてる。
横溝正史に興味を持ったのは、やっぱりマガジンあたりからじゃないかな。 >>437
>知ってるかどうかじゃなくてブームが来る前に着目していたことを評価してるんでしょ
>せめて揚げ足は正しく取ろうな
だから有名な作家なんだから着目してなんの不思議があるのって話だよ
別に横溝正史ブームを予言したというわけではなく、単に金田一耕助を
使ったっていうだけの話なんだから 寺山が金田一を自作に起用した事が不思議だなんて、そもそも元スレ3氏は書いてないでしょ。
角川の大ブームが来る前に、世間一般から忘れられた名探偵を自作に登場させた事を「ミステリファンとして評価する」という感想が文意かと。
個人に感想にあれこれ言っても意味は無い。 >>440
すでに角川に代表作が10点近く収録されてた年だから
単に最近流行ってきたみたいだからと便乗しただけなんじゃ 初代スレの3氏は、八つ墓村や犬神家の一族の映画化によって横溝正史ブームが来たと思ってるようだけど、
実際には1970年に講談社から全集が出てるし、1971年に角川文庫から八つ墓村が出てる。
八つ墓村が売れたから角川はその後も復刻し続けたわけで、1973年には横溝正史ブームは始まりつつあった。
(東宝にしろ松竹にしろ、アタリそうもなければ映画化するわけはないし。) 初代スレ3氏がいう「ブーム」って、犬神家映画化以降の大ブームを指してるんじゃないの?
映画の前年が角川の横溝フェアだから、>>442氏>>443氏の見解は正しいと思うけど、だからといって>>406がおかしなことを書いてるとは到底思えない。 >>444
> ともかくも、1973年、未だ横溝ブームが来る前に、この作者が金田一耕助に着目していた点は評価したい
この文からよくそんなに都合のいい解釈できるな >>445
角川映画「犬神家の一族」が公開されたのは1976年。ミステリーの年表なるものがあれば、横溝ブームはその年をしめすというのが私の見解(おそらく3氏も)。 趣旨はブームの時期云々じゃなくて寺山修司に先見の明があったかどうかってことでしょ
で、散々「なかった」と突っ込まれてるわけ
すり替えるなよ 「横溝正史ブームはいつからいつまで?」でググろう
寺山修司が一般人レベル以下の流行に疎くて書店にあまり足を運ばないような人だったなら「そういうレベルの人の中では」先見の明があったと言えるだろうね >>447
寺山は横溝ブームが来る前からそれに着目していた。3氏はそれを評価したいと書いてるだけ。
先見の明云々なんて書いてないでしょ。
すり替えてるのはどっちだ。
相手の言うことを理解できないのは知性の問題。理解する気がないのは理性の問題。 >>448
それはブームの定義の問題(自分の考え方は>>444>>446)。
映画公開時点で相当部数が売れていたのだから、公開後からブームが始まったという考えは間違いと言われたら「あっそ」と言うだけ。 横溝の本が売れるようになったのは映画がきっかけというのは間違い。大ブームは映画がきっかけということね。 >>449
ブームの定義は関係なく寺山修司が何の情報もなく独自に横溝に着目したわけじゃないと何度も言われてるのが分からんのか >>452
寺山が何の情報もなく独自に横溝に着目したなんて誰が言ったって?
あなたに足りないのは理性では無く知性だな。 ついにバカアホレベルの煽りを始めたか
> 寺山は横溝ブームが来る前からそれに着目していた。3氏はそれを評価したいと書いてるだけ。
これが「先見性」を評価していないのだとしたら何を評価してるんだ?
お前は「ブーム」を「大ブーム」にすり替えているが「ブーム」の時点で着目したのなら別段評価に値しないだろ >>454
映画「犬神家の一族」公開以降の「大ブーム」後に寺山が自作に金田一を登場させたなら、それはただ流行に乗っただけ。でも、そうではない事を評価してるんじゃないかな。
それがどうしたといえば、それまでのことで、個人の考えにどうこう言っても仕方ないでしょ。 で、寺山が何の情報もなく独自に云々なんて誰が書いたって?
妄想と捏造も大概だぞ 寺山と同時期かそれ以前に、金田一パロディを書いた作家がいたら、それなりに先見の明はあると言ってもいいんじゃないかな? マガジンに八つ墓村連載した後だけど…
講談社から全集出た後だけど…
角川から代表作がどんどん文庫で出て300万部突破してたけど…
犬神家が映画化される前に横溝に着目してた寺山スゲー!
はぁ…そうですか 大ブームになりつつあったからこそ、昭和49年の終わりに実に10年ぶりの
新作を出せたんだろうね。 >>456
独自じゃないんなら寺山を評価するとこなんてどこにもないじゃん もうバカとかアホとかしか言えなくなるまで追い詰められたか >>461
それがどうしたといえばそれまでのことって書いたはずだが? >>462
追い詰められたって、誰が何に追い詰められたんだよ。追い詰められるのなら頼むから追い詰めておくれよ。 >>458
「それなりに先見の明」を何語で翻訳すれば「寺山スゲー!」になるんだろう? 初代スレの3氏はこの基地外に勝手に自説を代弁されちゃって大丈夫なん? >>466
この件ついて、3氏は何とも思ってないと思うよ。あえて言うなら「まだやってるよ...」程度では?
彼の読書量から判断して「横溝は犬神家の一族公開以前はほとんどの人から忘却の彼方であった」よって「何の情報もなく独自に着目した寺山はスゲー」なんて思うはずがないのでね。 角川文庫の横溝著作がどのような売り上げ推移を示したのか、細かいデータは持ち合わせていないが、映画公開後に跳ね上がった事は想像に難くない。
ブームとはそういうもの。普段ミステリを読まない人、そもそも読書をしない人までを巻き込むのがブームかと。
3氏が寺山の何を評価したのかは本人しかわからないけれど、単なる個人の感想にケチをつけても仕方ない。このスレで3氏が傑作・佳作と持ち上げた小説を他人が読んで、つまらかった・騙された・金返せ、と言ってもしょうがないのと同様。 いやほんと
他人の印象に茶々入れた時点で全うな議論になんてなり得ないのはわかりきってるのにここまで食い下がろうとする意味がわからない。 >>467
> 彼の読書量から判断して「横溝は犬神家の一族公開以前はほとんどの人から忘却の彼方であった」
これが間違ってると再三言われてるのにお前頭大丈夫か >>470
馬鹿確定。
よく読んでから書き込めよ。
「思うはずがないのでね」と書いてあるだろう?
議論したいなら相手の書き込みを理解した上でどうぞ。もっともあんたは議論の門前にすら立てていないのだが。 だいたい初代スレ3氏は「横溝ブームが映画によって引き起こされた」なんてどこにも書いてないのだが。そもそも議論の前提が間違っている(全く議論になっていないが...)。
横溝自身はブームについて随筆の中で、昭和50から51年にかけてと認識(さらに映画公開後、部数は跳ね上がるわけだが)。ならば昭和48年に発表された寺山の小説を読み、慧眼だと思っても何ら間違いはないと思うけどね。 久しぶりにスレが急激に伸びているなと思ったら、・・・嗚呼。
私の認識は、1974年の「仮面舞踏会」完成と角川文庫数百万部突破あたりから火がついて、1975年のATG「本陣」映画化
前後から世間一般にもブームが拡散、角川文庫も1000万部突破して、そして1976年の角川映画「犬神家」で頂点に達した、
というもの。
だからその前にミステリ界とは縁の薄そうな寺山が着目したのを、ミステリファンとして単純に評価したもの。
でも事実誤認ならば訂正します。過去スレでも、横溝ブームの時期については指摘を受けたのに、俺としたことが・・・。
しかし、寺山「花嫁化鳥」の感想が一つも無いのが悲しい(それほど入手困難でもないが、俺の紹介文が拙いからか)。
島田一男「紅の捜査線」(春陽文庫)★★☆
発表年不明、警視庁の星子警部をリーダーとする捜査一課メンバーの活躍する連作集。
「赤きVの悲劇」は、娼婦だけを狙い、死体にVの字のサインを残してゆく連続殺人。真犯人は果たして・・・。100ページ
近い力作ですが、ミッシングリンクものというか・・・。最後に鉄壁のアリバイが立ちはだかるのですが、まあ数々のアリバ
イ崩し物の作品でおなじみのアレです。
その他の作品も、法医学がらみのトリッキーな話も多いとは言え、題材が下品な方向にいっているし、トリックがワンパタ
ーンなので、どうも評価できないですね。 花木深「B29の行方」(文芸春秋社)★★★
1992年のサントリーミステリー大賞受賞作。
身代金目的の幼児誘拐事件。カネは奪われたが人質は無事帰ってきた。だが15年前に同じ手口の誘拐事件があり、今まさに
時効を迎えつつあった。刑事の宮脇と新聞記者の井上は、今回の事件の被害者の父親である成金実業家が、15年前の事件
にも絡んでいるのでは、と疑い、更に二つの誘拐事件に共通する関係者を追及するのだが、彼らを巡って殺人事件が勃発
する・・・。
ちょっと構成がゴチャゴチャしすぎ、真相の一部に辻褄合わせのようなところもあり、また偶然の一致めいたところもあり、高く
は評価できません。主人公の刑事の幼年時代の話、戦争中の疎開先で起きたB29の話も取って付けたようで、事件との関わ
りに必然性が乏しいし、或る事件の密室トリックも無くもながのもので、トリック自体も稚拙なもの。但し読みやすかったし、それ
なりに楽しむことはできました。 本岡類「一億二千万の闇」(講談社)★★☆
「桜島一○○○キロ殺人空路」、「白い手の錬金術」(過去スレ参照)などで活躍した高月警部補シリーズ、1990年の長編。
東京・練馬区で起きた連続幼児傷害事件。被害者はいずれも顔を刃物で切りつけられていた。高月警部補と島刑事のコンビ
が捜査するうちに、一連の事件には「鈴木」姓の人間が関係していることに気づく。ポピュラーな苗字の鈴木が関わっている
のは単なる偶然ではないのか。やがて3人の容疑者が浮かび上がるが、第4、第5の事件が起き、容疑者には全員、確固たる
アリバイが成立してしまう・・・。
思わせぶりなプロローグが、後半でちょっとした錯誤を生むけど、それ以上の効果は上がっていないし、容疑者全員のアリバ
イが成立した真相も、微妙な伏線もあって合格点ではあるけど、さほど驚くものではありません。レッドヘリングの設定も、どこ
かワザとらしい。
最終的な真犯人の意外性とその動機が、この時代らしいもので、この本の帯に「社会派」とあるのも理解できなくはないけど、
本格ミステリとしての解決時のカタルシスという点では一寸・・・。
残念ながら凡作でしょうね。 俺は本岡類が好きで、「一億二千万の闇」や「鎖された旅券」なんかは面白く読んだんだけど、評価が低いね。
読み直したいけど、なぜか本岡類は文庫化されないんだよなあ。単行本も今では入手しにくいし。
新潮社、角川書店、文藝春秋社等の大手の出版社から出てるのに。 >>474
ケチつけてきた奴らの誤読と曲解と無理解が原因のようだから、気にすることはないですよ。
過去のあなたの書き込みを読んで、何冊か購入してみましたが感想は>>430でした。だからと言って文句をつける気はさらさらないですし。
本文より紹介文の方が面白いなんて素敵じゃないか。 久しぶりにスレをチェックしてみたら…
>>477
本岡類、作家を辞めてしまって残念ですよね かつて乱歩賞最終候補になって、その後出版された作品を探しては購入してました。
受賞作品より面白かったのは
天藤真「陽気な容疑者たち」
久司十三「波切の怪」
島田荘司「占星術のマジック」
折原一「倒錯のアングル」
あたりかな。
その後人気作家になった人ばかりだが、唯一、久司十三だけは講談社ノベルズで
「大陰謀 振袖火事」を刊行したのみ。誰かその他の作品を知りませんか? 初めて読んだ推理小説が「猫は知っていた」だったな
そこから乱歩、横溝、高木、土屋、西村当たりを読んでいたな 「猫は知っていた」は当時としては先鋭的だったのだろうが、今読むと
どこが面白いのかよくわからんなあ 点と線は時刻表を使ったアリバイ崩しの先駆的存在だけど
より凝った作りの黒いトランクの方が先に発表されているわけだからなあ
それに、多くの人が指摘しているけれど、
あのトリックといえないようなトリックに当時の人間なら気が付かないのが普通なのか?
リアルタイムで読んだ人に聞いてみたい 松本清張の著名な作品は一通り目を通したけど、
長編ミステリーで感心するような作品は全くなかったなあ。
短編は面白いのが多いけど。
点と線は、なんであんなに評価が高いのか分からない。 >>486
社会派推理小説という新しい形のミステリーを確立したという意味での
評価が大きいのだろうけど
点と線自体は社会問題が背景にあるというだけでメインストーリーは
普通の本格ミステリなんだよなあ 虚無への供物は何が面白いのか全く分からなかった
事件は悲劇的なのに、素人が面白半分で緊張感のない緩い推理合戦を延々続けるノリに
ついていけなかったわ。 笹沢左保のデビュー作、招かれざる客が乱歩賞の次点
トリックのぎっしり詰まった本格物の傑作だと思うのだが
この年の受賞作が、新章文子危険な関係(読んでないので内容は不明)
でもこの作家受賞後執筆してない模様
その後の活躍を考えると、選考委員のめがね違いが明らか
せめて同時受賞でもよかった。 >>489
>でもこの作家受賞後執筆してない模様
もうちょっと勉強しよう。
長編『バックミラー』短編『併殺ダブルプレイ』はなかなかの出来だよ。 >>489
江戸川乱歩賞はガチガチの本格ミステリはあまり受賞させない傾向があるからね
本格ミステリ自体が駄目というわけではないけど、何かテーマ性のようなものを
求められる。 古いミステリファンは「招かざる客はどれだけ
ひどかったんだろう。いっぺん読んでみたい」と
言っていたものだよ 第15回は受賞作が高層の死角、候補作が天使が消えていく
これ天使の方が出来上回っているように思うのだが
おまけに高層は491の言うガチガチの本格物で不利の筈なんだが
そしてコロンボ構想の死角、NHKに題名パクられてる
題名が良かったから受賞した、これあるあるやろ。 >>493
高層の死角が乱歩賞を受賞したのは1969年
1985年版の東西ミステリーベスト100では高層の死角は52位、天使が消えていくがランク外
夏樹静子の作品の最高順位が「蒸発」の64位
2012年版の東西ミステリーベスト100では両方ランク外、蒸発もランク外
少なくとも昭和の時代には「高層の死角」の方が上に見られていたようだよ 追記
でも、ネットでの書評をチェックして見ると確かに「高層の死角」より
「天使が消えていく」の方を高く評価する声が多い印象なので
時代の変化によってどこかで評価が逆転したんだろうね >>489
>この年の受賞作が、新章文子危険な関係(読んでないので内容は不明)
>でもこの作家受賞後執筆してない模様
新章文子は、作品は多くはないが、「危険な関係」以後もミステリーを書いてるぞ。
俺も読んだことないけど。 >>497そら書いてるかもしれないけど、人気作家となった他に比べると
圧倒的に存在感が薄い、受賞はまぐれと言われても仕方ない。 >>489はまぐれとは書いてない
「受賞後執筆していない」に対して執筆していると返されているだけ
勝手に解釈変えなさんな >>499まぐれとは書いてないが、本音はまぐれだよ
だって489も498も俺が書いたんだもの >>501
アホか?
読んでないのに何でそんな事言えるんだ?
結局落選したが、直木賞にも危険な関係は候補に挙がったぞ。
俺は結構好きだけどな、あの作品。 >>502しつこいなあんた
乱歩賞取って直木賞の候補にも挙がったんだから傑作なんだろうよ
でもその後目立った活躍はしていない
だから危険な関係はまぐれだと言ってるんだ >>503
レス見ていくと、ずいぶん無茶な論理展開をする人だな。おとなしくしときゃいいのに。 >>501
頭が論理的に出来ていないみたいだからもうミステリ読むの辞めたら? >>505論理的じゃない思考の持ち主は、ミステリーを読むに値しない
理由を、論理的に説明しろ ミステリーは犯人探しがメインである。犯人は論理的矛盾が存在する人間である
論理的な思考ができない人間は論理的矛盾が理解できない
よって論理的な思考ができない人間はミステリーを理解できず、読むべきではない
という答えと
ミステリーとは小説の一ジャンルである
小説は誰もが楽しめる趣味である
よって論理的な思考ができない人間であろうとミステリーは楽しむべきである バカには楽しめんだろ
ハーレムラノベでも読んでシコってろ チェスタートンや泡坂妻夫の作品に狂人の行動に規則性を見出だし、それを論理的に解決する作品があるけど、この人の場合は支離滅裂だから、ブラウン神父も亜も解決出来ない。
多分生きていく上の悩みなんか全くないんだろうな。 >>507
推理モノの作品は犯人を推理せずに読む楽しみ方もある「妖しさにドキドキしたり探偵の活躍にワクワクしたり」
https://togetter.com/li/1228537 今更な話だし、わけのわからない議論を蒸し返す気もないが、
寺山修司は紛れもなく推理小説ファンだよ
ディクスン・カーとかが好きだった
明言しているレスがなかったようなので書いておく 寺山修司って覗きで逮捕されたあれか?
ではなぞかけを一つ
のぞきと掛けてディクソン・カーと解きます
そのこころは
どちらも密室の秘密を探るのが好きです 清張全盛期の頃、本格物ファンの間で人気のあった作家に鮎川哲也が
居たんだが、でもこの人の長編結構ひどいのがある
1、別荘でヒ素を使った連続殺人、犯人はヒ素を飲んで色白になる癖の為耐性があった
被害者と同じヒ素を飲んでも、被害者だけ死ぬ
2、中編で発表を長編として出版、前半容疑者のアリバイを崩そうとするが、結局本物
3、女は家を出たが、何故か直ぐに家に戻る
探偵はその理由として、女はパンツのゴムが切れたから家に戻ったんだと推理 ボウリングがブームだった頃、発表された作品
誰も知らないだろうが、幾瀬勝彬(乱歩賞候補に挙がった事有り)死のマークはX
夜の公園で何者かと待ち合わせの被害者、頭部を殴打され死亡、Xのダイイングメッセジ
犯人は木の枝にロープを掛け、ロープにボウリングの球を結びブランコの如く凶器とす
Xはストライクの意味で、ボウリングを連想との事
某評論家、これは酷い作品と紙上で酷評
幾瀬、どこが酷いのか説明しろと反論
評論家、暗い中で殴打されて、凶器がボウリングの球だと何故分かったのか?
まあこんな作品発表するようじゃ、乱歩賞は無理やね。 ちくま文庫の陳舜臣『方壺園』、出来れば「狂生員」、「厨房夢」、「回想死」、「七盤亭炎上」を収録して『方壺園・完全版』に
してほしかったです・・・。せめて「狂生員」だけでも・・・。
生島治郎「傷痕の街」(集英社文庫)★★★☆
1964年、作者のデビュー作。
横浜でシップ・チャンドラーの会社を経営する久須見。十年前のイザコザで片足を失っていたが、今またトラブルの渦中に。
会社の運転資金として冷酷な高利貸しから借りた700万円が、戦争中以来の無二の相棒であった部下の妻の誘拐事件で
強奪され、もう一人の盟友ともども殺されているのが発見される・・・。
ハードボイルドの名作の一つですが、実は意外なほど、本格ミステリの構成に拘った、フーダニットの作品。或る古典的な
トリックが2つほど出てきて、そのトリック自体の出来は悪く、ややバレバレではあるものの、細かい伏線なども張り巡らせて、
意外な真犯人の指摘で終了、と思いきや、更にドンデン返しが出てくる結末。大井廣介「紙上殺人現場」の評にあるとおり
の、本格テイストもある作品。結城昌治「暗い落日」の一年前に発表された、ハードボイルドにしてフーダニットの良作だと
思います。 藤原宰太郎「多摩湖別荘殺人事件」(光文社文庫)★★★
久我京介シリーズの長編第5作、1994年の作品。
久我の亡妻の妹が、再婚早々に自動車事故死。その知らせを聞いた夫の資産家も、別荘の庭で運悪く梯子から転落死。
久我は助手の明夫・洋子コンビ、そして遺された姪とともに事件の追及に乗り出すが、別荘の隣家で、事件に深いかかわ
りを持つ画家が、室外から不可解な状況で射殺される事件が発生。現場には、被害者が記したらしき“OFf”のダイイング
メッセージが残されていた・・・。
事件のポイントは「真っ暗な室内にいる人間を、何の目印も無しに射殺する方法」なのですが、まあ可もなく不可もなく、と
いったトリックでしょうか。厳密には確実性に問題あるけど、ちゃんと、別の可能性についても検討して、その方法を潰して
いるし、「二発撃った理由」の真相は、まあ買えるでしょう。しかし、ダイイングメッセージについては、全く必然性なし、真相
も何だそりゃ?のレベル。
最初の事件についても、動機に関する伏線の出し方が甘すぎ、とは思いますが、まあ悪くはないですね。かと言って、作品
全体で特に褒めるべきところも無く、凡作ですが、まあ他の作品に比べればマシではないかと・・・。
なおJ・D・カー「震えない男」のネタバレあり注意w >>517
小泉喜美子の復刊したやつのあとがきとか読むと、
日下さんの選定基準、いま手に入れやすいか否かに結構重点置かれてるみたいだから、
2000年代までは普通に新刊であった『獅子は死なず』収録作よりも、
『紅蓮亭の狂女』収録作をとったみたいな感じかなあ。
「狂生員」は「方壺園」「九雷渓」と並ぶ傑作だと思ってるからちょっと惜しいけど
まあ、「紅蓮亭の狂女」と「鉛色の顔」も本格の傑作だけどさ。
「スマトラに沈む」も物語として滅茶苦茶面白い ブコフに本岡類の「ささやきの小道」「南海航路殺人事件」があったんだけど、面白い? 奈良「ささやきの小道」殺人 (講談社ノベルス)
出版社: 講談社 (1988/07)
シルクロード博にわく奈良で、東京から来た老人が変死した。鹿に襲われたのである。
だが狂乱地価のおかげで、老人の残した資産は15億円といわれ、その遺産をめぐって殺人が起こる。
警視庁“独立捜査班”高月圭一が見破った、前代未聞のトリックと鉄壁のアリバイ。
緻密な仕掛けで読者に挑む傑作長編ミステリー。 >>5の「山之内家の惨劇」
今度の日曜スカパーのTBSチャンネルで2時間ドラマ版をやるね。
原作は未読だけど、貴重だろうから観てみます。 >>514
鮎川ってそんな駄作もあるんだ
長編はリラ荘とトランクしか読んだことないから知らなんだ >>514
1、は実際、そういう事例があったんだよ。
オーストリアだかスイスだかのとある田舎町では昔から強壮剤として
微量のヒ素を飲む習慣があって、そこの村人を調べたら常人の
数10倍の耐性があったという話がある。 ご無沙汰してます。
最近はミステリから少し離れており、「日本文学に時折り出没するヘンな短編」にハマっています。
岡本かの子の、泥鰌汁・無銭飲食男の鬼気迫る話とか。
永井龍男の、友人と一緒に借金依頼に出かけたら、友人がクルマに跳ねられて、でも何とも無かったので、そのまま一緒に出かけたら、やっぱり友人は…。というクレージー極まる話とか。
黒島伝治の、牛小屋で首がねじ切れた子供の話とか。
牧野信一の、爪に関する話とか。
島尾敏雄の、頭にカルシウム煎餅のようなカサブタが出来て、痒くて掻いてたら、身体が足袋をめくるように裏返しになる話とか。
福永武彦の、精神病者が認識する「世界」の話とか。
井伏鱒二のストーカー話とか、イタ電で空き巣に警戒する話とか…。
そういう、ケッタイな日本文学の短編群を探し求めている最近です。
いずれ、昭和の本格ミステリに戻ろうとは思いますが…。 島尾の夢を題材にした作品群は確かに迫力があるよね。
漱石『夢十夜』百閨w冥途』の系列とはまた違う。 >>527
俺も何か無いかと頭を絞ったんだがなかなか出てこないね。
田宮虎彦の短編「小さな赤い花」(長編バージョンもある)が少年と足の不自由な幼女がパラダイスを作る話で“びっこ”をオチに使っていたりしてて、よく印象に残ってる。
もし未読だったらよかったら読んでみて下さい。 初代〜3スレ目と関連スレに投稿された3氏やスレ住民の採点表が完成。
本スレのデータもポチポチ打ち込んでいきまっする。 エア本格ミステリ大賞
笹沢左保(1930年11月15日 - 2002年10月21日)『霧に溶ける』1960年 東都書房
陳舜臣(1924年2月18日 - 2015年1月21日)方壷園 (推理小説集 中央公論社 1962年)
山田風太郎(1922年1月4日 - 2001年7月28日)太陽黒点 桃源社、1963
角田喜久雄(1906年5月25日 - 1994年3月26日)『影丸極道帖』1965年 東都書房
海渡英祐(1934年9月24日 - )『影の座標』講談社(1968年)
鮎川哲也(1919年2月14日 - 2002年9月24日)鍵孔のない扉(1969年6月、光文社〈カッパ・ノベルス〉)
都筑道夫(1929年7月6日 - 2003年11月27日)くらやみ砂絵 桃源社、1970
仁木悦子(1928年3月7日 - 1986年11月23日)冷えきった街(1971年3月、講談社)
中町信(1935年1月6日 - 2009年6月17日)殺された女(1974年2月 弘済出版社)
【改題】「心の旅路」連続殺人事件(1987年8月 徳間文庫)
夏樹静子(1938年12月21日 - 2016年3月19日)黒白の旅路(1975年 講談社)
泡坂妻夫(1933年5月9日 - 2009年2月3日)亜愛一郎の狼狽(1978年5月 幻影城ノベルス)
井上ひさし(1934年11月17日 - 2010年4月9日)『十二人の手紙』(中央公論社 1978年)
梶龍雄(1928年 - 1990年8月)龍神池の小さな死体(講談社、1979年6月)
連城三紀彦(1948年1月11日 - 2013年10月19日)戻り川心中(1980年9月 講談社)
笠井潔(1948年11月18日 - )サマー・アポカリプス (角川書店、1981年10月)
島田荘司(1948年10月12日 - )斜め屋敷の犯罪(1982年11月 講談社)
泡坂妻夫(1933年5月9日 - 2009年2月3日)妖女のねむり(1983年7月 新潮社)
岡嶋二人、井上泉(1950年 - )徳山諄一(1943年 - )そして扉が閉ざされた(1987年12月 講談社)
連城三紀彦(1948年1月11日 - 2013年10月19日)黄昏のベルリン(1988年8月 講談社)
有栖川有栖(1959年4月26日 - )孤島パズル(1989年7月 東京創元社)
法月綸太郎(1964年10月15日 - )誰彼(1989年10月 講談社ノベルス) 影の座標の意外な犯人にはぶっ飛んだ(いい意味で)思い出がある
鮎川があるのに土屋隆夫が無いのはお気に召さない? 採点表の入力が終わりました
見直しに少し時間をください
(うpろだを見つけなきゃ・・・) >>539
すげー、よくまとめたな
あとこの表を見るまで、司城志朗を「つかさ じょうしろう」だと思ってたら、「つかさき しろう」だったのか 生島治郎の『浪漫疾風録』『星になれるか』が復刊されるね >>539
ものすごく乙。
日下圭介『山頭火 うしろ姿の殺人』は★★★か。
読了して間もないけど、なかなか雰囲気があってよかった。
歴史ミステリが好きなので、個人的には★★★★。
ちょっと登場人物出しすぎなところと、詰め込みすぎなのが気になったが。
採点表のリスト、情報の修正・追加したものを年内に公開できればと思っています
(遅れたらゴメン) >>549
何回トライしても見れないんだけどどうしてかな? >>552
もう1度539のリンク先に飛んで、メ欄のパスワードを入力してダウンロードしてみてください >>430
非常に参考になるコメントです。
ここでは★★★★の梶龍雄の「大臣の殺人」も、確か江戸川乱歩賞の
応募作品で最終候補にも残ってはいません。そのため当方はこの作品
持ってはいるのですが430さんのコメント読んでいまだに読む気がせず
本棚で眠っています。実際は★ひとつ(かふたつ)引いたのが、正当な
評価なのでしょうね。 『大臣の殺人』はかなり力を入れて書かれたのが分かる歴史ミステリの良作だと思う
カジタツ作品の中でも面白い部類に入る長編ですよ
(読む前に黒田清隆に関する知識を入れておくとニヤリとできる箇所がいくつもある) >>558
御教示ありがとうございます。
乱歩賞二次止まりという先入観もあり、古本屋で安く買ったものの
気が進まないでいました。 1月に田中小実昌『幻の女』が出るけど、本格じゃないか…… 採点表の改訂版です(保存期間はどれくらいか不明)
パスワードはメ欄をご覧下さい
https://firestorage.jp/download/846192602d32ab3892bc417ab7568f97b9a1826d
<変更点>
・関連書籍のデータを追加
・誤字脱字の修正
・各種データの訂正・修正・追加 >>564
これは労作。
しっかりここのスレの評価も反映されてますな。 こないだブックオフで、「サスペンスマガジン 2月創刊号」というのを見つけた。発行元は久保書店。
内容は官能小説+ミステリーて感じで、山風ほか山村藤村飛鳥らの名前が並んでた。
買っとくべき? 岡田鯱彦『駒形堂の藤吉親分捕物話』が5月10日発売される 草野唯雄の死霊鉱山呼んだけどありゃすごいな
本格とホラーの融合を狙ったんだろうけど正面衝突した挙げ句に双方とも致命傷を負っているという
あとやたらエロ描写がネチっこかった ボーナストラック付きの場合もあるのでとてもありがたい 霜月信二郎探偵小説選
発行:論創社
価格 3,400円+税
発売予定日2021年12月28日
喜寿を迎えた今なお旺盛な執筆活動を続ける著者の初単行本。
巻末には書下ろしエッセイ「幻影城・影の会の思い出」を収録! PIXIVの絵師に描かせたようなカバーと口絵がなー
ラノベかジュブナイルと勘違いさせて売る手法かな 徳文・小泉喜美子の復刊のやつのイラストはミスリードすぎや
女優はもう中年婆のはずなのに、若い女にしかみえん
パケ詐欺やで >>584-584
カバーイラストと口絵なんかどうでもいい
有栖川の笹沢解説の適当さには腹が立つが(編集は仕事しろ)、復刊してくれるだけ有り難い 笹沢はとりあえず10冊(100冊やりたいらしいけど無理だろ)という話
中町は3冊確定、都筑は4冊予定か?(「アダムと七人のイヴ」は4回で中絶しているので)
梶龍雄の復刊に向けて動いているみたいだな カジタツでプレミアついてないのは『大臣の殺人』くらいじゃねえかな 『透明な季節』『海を見ないで陸を見よう』『ぼくの好色天使たち』の3冊だけじゃん 講談社のROMANBOOKSが電子で続々と復刊してて嬉しい >>596
おお、いいこと教えてくれたな。
ミステリだけじゃなく、昭和30年代大衆小説の宝庫じゃないか 山沢靖雄のダミープロット、なかなか良かった。
梶龍雄は長編は殺人回廊と淡雪の木曾路殺人行だけ読んでないけど、こんなマイナーなのは復刊されんだろうな。
あと司城志朗の日出づる国のスパイもどこか復刊してくれないものか。 笹沢とカジタツの復刊は好調のようだけど、中町は1冊で終わりなのか? >>603
80歳くらいまで一応著作は刊行してたんだな。
筆名は大物作家っぽくて好き。 おお、ほんとだ
知らんかった
10/7発売
名作マジックミラーで紹介されていたから読みたかったんよ 笹沢佐保、梶龍夫は今回の復刊でほとんど読めるようになるんじゃない?
都筑道夫はミステリの範疇だけっぽいけど >>611暗い傾斜は昔読んだことあるけど、被害者が亡くなった時
容疑者には完璧なアリバイがあって云々って話で
これアリバイ崩しの本格物だと思って読んだら腹立つよ
強いて言うなら純愛ミステリーとでも言おうか。 笹沢左保はだんだんエロミスになっていったので興味なくした
本人も相当女癖が悪かったよう 「招かれざる客」読了
班員とトックリはとちゅうでわかったけど、動機がね・・・
そーゆーもんか、人生て 引き続き「真夜中の詩人」読み始めた
ちょうどかーちゃんがひき逃げされたとこ 「真夜中の詩人」、清子自殺の週刊誌が出てきたとこまで北
真紀の真の父ちゃんは江戸幸の社長で、純一も江戸幸の血を継いでるってとこにこのゆーかい事件の動機があるんじゃまいかと推理 「真夜中の詩人」読了
途中でほぼ完全にプロットを見抜けてた
次は「他人岬」行きますは 「他殺岬」読了
この辛味方は怪しいと思ってたらやっぱり
次は「求婚の密室」行きますは
読み始める前の登場人物リストだけ見てて27歳長女に6歳次女てーどーみてもここに核心がありそうっぽい できれば読みました報告だけじゃなく簡単な感想を付けてくてると有難い 「人喰い」読み終わった
むむって感じ
次は「霧に溶ける」いく 「霧に溶ける」読みオワタ
プロットは途中で見抜けた 「小沼丹推理短篇集-古い画の家」が今月の中公文庫で出たので、次はこれいく >>631むむっは中々よく出来てる、それとも今一つ納得いかない
どっちだ? >>639
なんだよ泡坂妻夫のパスティーシュでも出たのかと思ったじゃないか 「後ろ姿の聖像」こーてきた
ささざざわさほええのう 「後ろ姿の聖像」読了
これは途中でプロット読めた
典型的2時間ドマラ設定 「若きウェルテルの怪死」復刊されたが読みやすくなっているね >>644
読みやすくなったってどういうこと?
改行などが原本より適切にされているとか? 深谷忠記って、80年代から2020年代まで、継続的に本出してるのよな。
親の本棚にあったトラベルミステリーの印象が強かったが、さいきんの『執行』読んで、
認識を新たにした。もうちょっと評価されてもいいような。 深谷忠記の2文字シリーズっていいよね。
年1冊書いてるのかな?もっと話題になってもいいと思う。 >>648
今年で80歳みたいだし、何か賞を取っていてもおかしくないんだけどねえ
一時期、樋口有介が日本推理作家協会賞の候補に集中して推されていた時期があったけど、
けっきょく無冠のまま(新人賞は除く)、亡くなっちゃったしなあ 深谷忠記、サントリーミステリー大賞で佳作になっているけど、他は候補止まりなんだよな
(サンデー毎日新人賞候補(2回)、乱歩賞候補、協会賞候補(2回))
社会派系統の長編はもっと評価されていいと思うのだが… >>650
まあ、華はないよねえ
昔はけっこうぶっ飛んだトリック書いてたけどw 笹沢「シェイクスピアの誘拐」読みおわた
Oヘンリーぽいっくてよき >>652
毎度、こーてきた
はいらんだろ、貴重なレスを無駄にすんな 小杉健治とか鳥羽亮とか、時代小説に移って活躍してる作家もいるから、
深谷忠記もそっち方向いくと思っていたが、ミステリでがんばってるな。
ただし「この作家ならでは」の特徴というか売りがないのも確か。
読めばそれなりに面白いけど。 小杉は今でもミステリー書いてるから時代小説に移ったというよりも二刀流だね 鳥羽はミステリはイマイチだったから転向して正解だったな
乱歩賞作家の中では出世組だろう >>656
ウィキみて、小杉と鳥羽が同学年だと知った。
2人とも現役、だけど特に小杉、あまりの多作ぶりにびっくりした。もう75過ぎてるのに。
>>657
同時に乱歩賞受賞した『フェニックスの弔鐘』の阿部陽一のほうが、当時は評価高かったような。
佐野洋が「推理日記」で触れてた記憶。 夏樹静子とか伏線も丁寧に張った本格っぽいミステリ書いてた記憶があるが、
このスレではそこまで話題にならんは、有名すぎるからかな。
特に本格仕立ての作品をピックアップして東京創元社あたりで再刊してほしい。 夏樹静子くらいメジャーだと
ブッコフに転がってるから再刊しても売れない気が・・・
中町信とかブッコフにあまりないマイナー作家だと、
復刊して新刊として並ぶのは意味があるけど 斎藤栄の『魔法陣』シリーズを全巻読んだ。
「水(1978)」「火(1980)」「空(1982)」の初期三部作は力作だけど(名作・傑作とは言ってない)、
「風(1987)」以降は凡作・駄作だらけ・・・・・・
(「雪(1988)」は短編だったらソコソコだが、無理に長編化して変になっている)
なお、一部の電子書籍版は「月(1990)」を最終巻としているケースがあるが
実際には「人(1992)」「天(1996)」と続き、「花(1999)」で完結するので
これから読もうとする人は注意。 >>664
あのシリーズ全巻読んだのか?(良い意味で)物好きな人もいたもんだな。貴重な情報ありがとう。
物好きついでに短くてもいいので、魔方陣シリーズ各各のレビューと感想聞かせてください。 連投すまんが、斎藤栄に関しては、殺人の棋譜、王将殺人、紙の孔雀読んで、この人根本的にミステリ理解してないんじゃない?と思ってしまったんだが……。そういう意味で同じ量産作家でも、西村京太郎とは全く違う印象。名作と言えるような良い作品ってあるのかな? 斎藤栄と森村誠一、カッパノベルスの広告で、奥の細道殺人事件と新幹線
殺人事件が並んで掲載されていた、でも斎藤栄の文章は読みづらい、スラスラといかない >>666
斎藤先生としては「ミステリ(探偵小説)を誰よりも理解しているし、実践もできている」なんだと思う。
かなり古臭いミステリ観+本人がド天然の結果、読者と根本的にズレているだけで・・・・・・
名作かどうかはともかく、インパクトのあった作品としては
・金糸雀の唄殺人事件
・赤蛇家の惨劇
・斎藤栄のミステリー作法(カルチャーセンターでの講演をまとめたもの。9割がた自慢話) 斎藤栄って「ストリック(=ストーリー+トリック)」という用語を作ったことくらいしか印象にないな
今でいう叙述トリックに近そう
一作も読んだことないので、本人が実践していたかどうかは知らんけど 斎藤栄、一冊も読んだことないが、なぜか日ペンのミコちゃんが脳裏に浮かぶ 辻正紀の中高のもこーてきてよんだったは
次は受験が今月か ヒーリング系もしくはドローンアンビエントで最強のリラックスを手に入れてください。
自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵をえることができます。
神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。
//youtu.be/e1IPKVrDUoM トクマの特選のさささほ復刊が止まってしまってかなp むかし、綾辻以前の作家の作品で「本格ミステリ」として読める小説を
どこかの雑誌だかムックだかで特集していたが、その中で荒巻義雄の小説が入っていた。
「紺碧の艦隊」シリーズとかの架空戦記じゃなく、1巻完結モノだったと思う。
誰か、どの作品だか思い当たる人います? >>683
天女の密室か?う~ん、大した作品じゃないぞ。 >>684
うーん、そういう露骨に本格ミステリってタイトルじゃなかった気が。
ウィキで著作リスト眺めても思い出せません…… >>686
ググったらそれです! ウィキには旧題の「ガストロバルバ」しか載ってなかったので、
思い至りませんでした。でもあまり評価高くなさそうw マイナーな文庫で出てた「日本変態ミステリ集成」てのおもろかったは