0527初代スレの〉〉3
2019/09/20(金) 00:06:17.37ID:Z+jQ4ihQ最近はミステリから少し離れており、「日本文学に時折り出没するヘンな短編」にハマっています。
岡本かの子の、泥鰌汁・無銭飲食男の鬼気迫る話とか。
永井龍男の、友人と一緒に借金依頼に出かけたら、友人がクルマに跳ねられて、でも何とも無かったので、そのまま一緒に出かけたら、やっぱり友人は…。というクレージー極まる話とか。
黒島伝治の、牛小屋で首がねじ切れた子供の話とか。
牧野信一の、爪に関する話とか。
島尾敏雄の、頭にカルシウム煎餅のようなカサブタが出来て、痒くて掻いてたら、身体が足袋をめくるように裏返しになる話とか。
福永武彦の、精神病者が認識する「世界」の話とか。
井伏鱒二のストーカー話とか、イタ電で空き巣に警戒する話とか…。
そういう、ケッタイな日本文学の短編群を探し求めている最近です。
いずれ、昭和の本格ミステリに戻ろうとは思いますが…。