■■■■ディック・フランシス■■■■
>>27
個人的には「飛越」と「奪回」あたりがいい感じ。あと「重賞」かな。
ヒロインが魅力的だとリーダビリティがあがるね。 「興奮」は総合的な完成度が高いよね
読んでて面白いし無駄がないというか。
思い入れがあるのは「利腕」と「度胸」
こういう自尊心の高い主人公が屈辱的な目にあって、
そこから再起するって話はかっこよくて好きだな。
あとなぜか印象に残ってるのは「骨折」と映画俳優が主人公のやつ(タイトル忘れた) 「ディック・フランシスの生涯」
未翻訳です。 早く日本版が出版されるといいね。 目黒孝二が今朝のラジオで「矜持」をお薦めしてたよ。 目黒孝二(北上次郎)ってあてになるのかな。文庫の解説なんかでも、主観的な‘感想’が多い印象がある。 >>36
北上次郎さんは確かに独特の好みがあるけど
(動物が出てくる話や、中年ダメ男の話に弱いなど)
自分はかなり参考にさせてもらっています。
ちなみに主観的でない感想なんてある?
書評家は、自分の好みに近い人を見つけて
参考にするのがベストでしょう。 >>29
映画俳優が主役なのは「煙幕」と思われ。
あれだよね?炎天下の車の中に閉じ込められる奴。
あの手の拷問シーンって初期の作品には多かったなあ。確かにああいう場面があると冒険小説としてはメッポウ盛り上がる(^^。
人気の「度胸」も拷問シーンの「痛さ」の描写においては屈指だし。 拷問シーンなら、「敵手」でハレーが両腕を失う恐怖と戦う場面が白眉。痛々しかった。 この人たまにはっとするような、うまいなと思うような文章があるね >>37
俺は書評誌や新聞雑誌の書評コーナーもあまり見ないんで、
読むとしたら、たいてい文庫なんかの解説が多くなってしまう。
だから俺が参考にするのは、ほとんど本屋・古本屋のいわゆるあとがき・解説なんです。
今は少なくなったけど、古本なんかでストーリーやその本の核心部分を平気で書いてる人もいる。
話それたけど、北上次郎はそんなことしないし、氏自身を否定するわけではなくて、
解説、或は書評が主観的な感想になってしまっては、ちょっと問題があるのでは?と思うのです。
少なくとも俺の小説の探し方では。 テレ朝番組内で旭日旗を捏造
テレ朝川村「健全なナショナリズムの範疇」
http://www.youtube.com/watch?v=bydVppA3zm8
翌日謝罪
http://www.youtube.com/watch?v=9Jiir6sQ6-E
中継では一度も映らず、旭日旗なんてあったか?という論調を覆す為に、わざわざW杯の時の画像を探し、故意に使って朝鮮猿キソンヨンをサポート。
売国局テロ朝はマジ糞。
競馬ミステリーなんて風変わりなものを書いてるから
最近の本だと勝手に思ってけど、実は自分が生まれるより前に出た本であることに
今頃気づいてびっくりした >>44
確かに古いけど、活躍期間が40年以上もあるので最近の本もあるよ(^^。
復帰後最初の作品である「再起」ではグーグルで住所検索して捜査するし、インターネット競馬サイトをめぐる八百長事件だし。
というか今年になって最後の「新作」が出たくらいだから、亡くなる寸前まで現役だったと言っていいでしょう。 北上次郎は確かに他と比べて主観的な部分が目立つ人ではある 「矜持」読んだーっ!
嗚呼、これで全部読んでしまった…ちとさびしい。
ともあれ問題なくオススメ。面白い。
何しろ主人公がアフガニスタン戦争の傷痍軍人という最新もいいところの社会情勢を反映。何しろフェイスブックのページまで持ってるしね!
肉体的、精神的な試練を与えられる主人公に、肉弾戦を強いられる展開もいつもの通り。
ただ、今回片足を吹っ飛ばされている障害者とはいえ軍人なのでムチャクチャ腕っ節が強い(*^^*。毎回ピンチになるシッド・ハーレーとはえらい違い。
何しろ拉致されて拷問はされるけど後で相手をぼこぼこにして拷問をやりかえすというシリーズ初(?)の展開になる!
フランシス最高傑作!とまではいかないけど安定した面白さ。ファンなら買って間違いなし。オススメ。 ネタになりそうな事件だなと。
英競馬場で馬2頭が突然死、感電の可能性
2011年02月13日 18:23 発信地:ロンドン/英国
【2月13日 AFP】英国ニューベリー(Newbury)で行われた競馬のレースで12日、
パドックで馬2頭が突然死した。関係者らが死因の調査にあたっている。
フェニックストゥー(Fenix Two)とマーチングソング(Marching Song)の2頭はこの日、
ジョッキーが騎乗する直前に芝生の上に倒れた。
原因は不明だが、なんらかの形で感電した疑いがあるという。
もう1頭の馬、キッドキャシディー(Kid Cassidy)も倒れ、すぐに立ち直ったが、
その後のレースへの参加は取りやめた。また、メリージャイアント(Merry Giant)は
そのままレースに出たが、「相当なトラウマを受けた」様子だという。
その後の6レースは取りやめとなった。マーチングソングの調教師は、
「真っ直ぐ下に崩れ落ちた。感電したように見えた」と語っている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2785183/6809607 >>51
なんというフランシスの新作。
「感電」とかでどうでしょう?まんますぎか。 ○○と××ではどっちなのか分からなかった…って文章は多分フィリックスのクセなんだろうけど、気になったのはそれがやたらに出てくるくらいで作品としては面白いと思う。
復帰後の「再起」も「審判」も「祝宴」もどれも面白いのでフィリックスはかなりいけてると思う(えらそうですいません)。
正直「拮抗」と「矜持」はそれに比べると落ちるかな。前者100点で後者80点くらいの感じだけど。
でも、復帰前の数作にはアクションどころか主人公の葛藤すら無いのも多かったからその辺に比べると復帰後の方がずっと面白い。
だからフィリックス単独新作でも買うね。 >>56
途中まで読めばある程度内容の書いてある書き込みだって分かるんだから読むの止めればいいんでは?
漏れも読んだけど、これだけだと殆ど内容なんて書いてないに等しいぞ >>57
こんな短文だと、パッと見て頭に入っちゃわないか?
俺は真っ白な状態で読みたい。
予備知識なんかなくても。
ここはフランシスすれなんだし…
でも、最近ちょっとイライラしてて…スレ汚しスマソ >>47
このレス見てから「矜持」を読みたくなったよ。
読んでみたけど面白かったぜ。
お薦めレスありがとよ。 作風が父より軽いといわれているね。
体重は軽くなさそうだけどね。 フェリックスもすでに58歳、年に1作ペースでも10作程度が限界かも。
物理学の教師らしいから、知識を生かしたプロットの組み立ては期待できるかも。あとは、男のロマンをどれだけ作品にこめられるか。 D.フランシスは創作メモみたいの残してないんかなあ 児玉さんの事、俺もそれがあって来ました。
D・フランシスのスレでなんですが、御冥福をお祈りします。
天国で先代フランシスさんの新作を楽しんでください。 翻訳が待ちきれず、原書で読むほどのフランシスのファン 児玉さんが亡くなってもスレが伸びないねえ。なんだか哀しい。 児玉さんが亡くなって、フランシススレってのも、と思ったが、
案外いるもんだね >>72
週刊文春によると「再起」
フランシスの6年ぶりの新作を涙ぐんで読んだとか。 最初に原書で読んだのは
TWICE SHY
邦題は「配当」 フランシス一冊も読んだこと無いんだけど
最初はこの本から読むべき、みたいのって何かある? 俺が初めて読んだのは「大穴」だった。
これがもし「試走」や「暴走」だったら、他の本は手に取らなかったかもしれない。 >>75
初期の作品で、一般的に評判がよかったのは
「興奮」「大穴」「血統」あたりだったかな。 どんだけ読んでも興奮を超えるものに巡り会えない
最初に読んじゃった悲劇 食べ物の描写がいつも何気においしそうでそこばっか読んでしまう。
菊池節のせいもあるかもしれないけど。 >>86
へー。そんな人もいるんだ。
まあ、人それぞれだと思うけど。
ちなみに、どの辺が好みじゃないの?
参考に聞かせて。 ハレーものは大好きだが、>>88の意見も大変よくわかるw
シリーズがかなり続いてるから、いまいち手が出しづらいんだけど、
やっぱ一作目から読まないと駄目だよね? ダメッてことはない。
一部を除いてお話に連続性は無いのでどこからでも手を付けて良いと思う。
しかし、ディック・フランシスという作家にハマるなら出版順に全部読みたくなるのではなろうか。 >>90
「大穴」「利腕」「敵手」「再起」の4作が主人公シッド・ハレー
「侵入」「連闘」の2作が主人公キット・フィールディング
のそれぞれシリーズになっている。
それ以外は舞台も登場人物も独立しているので
どこから読み出しても問題なし。
でも、初期の作品から読み始める方がとっつきやすいかも。
ああ、これから読み始められる人がうらやましい。
>>92
>これから読み始められる人がうらやましい。
禿同だなあ
ご丁寧にありがとうございます
コツコツ集めていきます 新訳で再版したら買う?
菊地光より競馬に詳しい翻訳家っていないかね。 詳しいからやらせるってものでもないらしいが、
まあ数人がかりでやって、何年かかるかわからないよ。 と、バカなレスをしに来たんじゃなかった。
最初に読んだのは先輩に勧められた「直線」「証拠」 タイトルが漢字二文字は結構だけど原語と意味が相当違っている場合
もあったよね。 なんつーか微妙な作家なんだよな
傑作もなく駄作もなく、70点くらいの作品が並んでる感じ
個人的には英国紳士ゆえの品の良さがブレーキとなって
読者(俺)に物足りなさを感じさせるのではないかと >>102
「英国紳士ゆえの品の良さ」こそが魅力だと思うんだが。 >>104
多分、その辺は読み手の性格の違いによる相性なんだろうね。 俺は、ポーターのドーヴァー警部も、ウイングフィールドのフロスト警部も、シッド・ハレーも
みんな好きだけど。
>>102
駄作はない、は同感だけど傑作はいくらでもある むかし『ディック・フランシス読本』てのが出てたけどな >>108
「デイック・フランシスズギャンブル」という原書があるらしいよ。
ソースは政治家の河野太郎のツィッター。 >>115
ディック様がアイディア集とか、創作ノートみたいの残してくれてたらあるいは・・・ フランシスの作品のタイトルを馬名にする馬主でも現れないものかな。
小田切さんに頼んでみるか。 電車に乗るのに読む本がないときの最後の砦の100円本だったのに
最近はほとんど見かけない。あっても利腕か大穴しかない 大きめの(普通の)本屋でも、代表作くらいしか置いてないからねえ
もう忘れられ始められてるのかなあ・・・ 南川三治郎 「推理作家の家」 西村書店
デイック フランシスの書斎が掲載されている。 >>120
それみたいなあ
まだ売ってるのかな?
無いなら書斎のとこだけでもupしてほしいなあw 児玉さんが大好きで著書を読み
お恥ずかしい限りですが、初めてフランシスの事を知りました。
図書館でいつもシリーズが揃ってて是非読んでみたいと思うのですが
一番単純な質問なんですが
競馬や馬にまったく予備知識なくても大丈夫でしょうか?
内容についていけるかなって
いつもそこが勇気なくてなかなか借りれなくって。
大丈夫です。
私、競馬経験一切無しでハマりました。 >>124
有難うございます!
それ聞いて安心しました。
早速借りてきます。今から楽しみが増えると思うと本当嬉しいですワクワク >>120
それって昔出た「推理作家の発想工房」と同じ内容?
ジャック・ヒギンズがフランシスやジェイムズを貶してるやつ