最強に「意外な」犯人って?2
ただの美少女日常アニメかと思ったら世界観や設定が明らかになっていくと
とんでもないブラックな話だったというのはありそうだが >>699
>だったら、「ミステリーだと思われないミステリー作品」を書けばいいんじゃないだろうか
イニシエーションラブやんけ
>>700
>ただの美少女日常アニメかと思ったら世界観や設定が明らかになっていくと
>とんでもないブラックな話だったというのはありそうだが
がっこうぐらし第1話やんけ >>699
>ここのミステリーファンは、すべての登場人物を徹底的に、隈なく疑うからだ
未読だけど、聞いた話ではメール欄は登場人物以外を犯人にしようと作品らしいね もうクリスティやクイーンの時代から
どうやって裏をかこうかってパターンはやりつくして
これ以上ひねっても逆につまらなくなるか
単なる反則技にしかならないって領域に来てる気がする >>703
だから、平成以降の意外な犯人というのは
叙述トリックで犯人自体の存在を隠してしまおうというのが主流だな 叙述トリック自体もやり尽くされて
だいたい、人、場所、時間、状況の誤認のどれかだから
叙述で騙されたとしても、その叙述トリック自体は特に新鮮味があるものではなかったりする まだネタがあまり掘られてないミステリーとして考えらるのは(参考ですが)
多重解決
毒入りぐらいしか代表作がないからまだ可能性がある。日本のみなら結構あるが。
交換殺人
ありそうで数は少ない作品。だけど倒叙になりやすい。
完全犯罪系
こちらも倒叙になりやすいけど
不可能犯罪
SF系とかホラー系とかのオチになりやすくはあるけど
歴史もの
オマケ。最後よくわからんで終わるから、犯人は特定できないので。
ぐらいかな。まだあまり手垢がついていないのは。 倒叙で初めから犯人は分っている前提で読んでいったら実は別の人物が犯人だった 倒叙で別人が犯人+○と思わせて実は△
「ハサミ男」 意外な犯人じゃないが、意外な動機ならジャックカーリー百番目の男
この真相ラストまでに分かったら変態確定 ああ、あそこにちっちゃい文字書いた犯人の事か。確かに変態だ。 犯人はいなかった
事件と思ったのは全て偶然の重なりによる事故だった 中学の時に俺の通学自転車を盗んだのが
それから10年後に巡り会った今の嫁の弟だった 篠田秀幸の「蝶たちの迷宮」というのが読者が犯人と謳っているが
人は日々過去の自分を殺して生きている、といった哲学的なものだった >>717
気になっていた作品だが読まなくて正解だったな だから最後のトリックが出るまでは、読者が犯人ものはその程度のものしかなかったんですよ。 最後のトリックにしても読者は「死因」ではあっても
殺意を持って能動的に殺人を行った「犯人」とは言いがたいのは上で議論された通り
結局読者「犯人」ネタは詭弁を用いるしかない レトリックでなく真に読者が犯人というのは永遠に達成できない不可能テーマ 作中作にしてその読者が、ならいくらでもありそうだけどな 二人称で倒叙物にする
「あなた」と書かれる人物=「読者」が「犯人」なのだ 1つ思うのだけど、それってもうミステリーじゃないんじゃあないかと。 読者が作中に入り込めない限り、作中人物を殺害することは出来ない 方法はあるよ。実際に起きた未解決事件の犯人を作者が見つける。
で、読者に問いかける
こいつ、やっちゃっていいっすか?
読者の判断はネット投票で決定。
その後、新聞とかテレビでその人物の殺害を知る。
なら読者は犯人になれる。最近のサスペンスで増えてきた結末は投票でのリアル版
現実的では当然無いけど、方法として読者が作品に入る手段。 歌野のメ欄作品ははある意味読者が犯人だよ作中作だけど
逆に著者が犯人ってある? 話の語り手や記述者じゃなくメタレベルの実際の作者が犯人ってことかな 作者は作品世界の神だから登場人物を生かすも殺すも自由自在だから小説は常に作者が犯人と言える 作者が犯人、読者が犯人ももう珍しくないって森がミステリィ工作室のエッセイで
書いてたな。それだってもう20年前になる
作者でも読者でもない、この本を読んだことの無い人間が犯人、っていうのも
鯨がやってるな
残るは「編集者が犯人」かな。これ意外とやられてないんじゃない?
まあ「編集長が犯人」「出版社の社長が犯人」とかいくらでも広げられるがw
全て編集者のバリエーションに過ぎないと思う ああ「編集者が犯人」っていうのは、もちろん作中人物の職業が編集者で
そいつが犯人って意味ではない。そんなのいくらでもあるだろうし
作者や読者同様、その小説を実際に編集したメタレベルでの編集者って意味 作者が作品世界の神だとしたら作者に指示を出せる編集者は神の上の神だから
編集者の指示で登場人物を殺したなら編集者が犯人 1つ思うのだけれど、それはもうミステリーじゃない気がするのだけど。
生編集者が犯人なんて読者は推理できない。 >>735
まあそうなんだけどwそれ言ったら作者が犯人、読者が犯人とかも同じやんと
だからそれらもひっくるめて所謂「メタミステリ」ってジャンルになるんじゃないか >>731
>作者でも読者でもない、この本を読んだことの無い人間が犯人、っていうのも鯨がやってるな
どういう状況なんだ、これ?
本を読んだことのない人間が犯人? >>737
実は細かい理由付け(こじつけ)は忘れてしまったw
でも作者が犯人、読者が犯人というのが否定されて
(読者にはこの本を読んでいたというアリバイがある、みたいな理由)
最終的にそういうオチになる作品があるのは間違いないんで、
自分で読んで確認してくれ(メル蘭) ミステリーの読者はもうあらゆる犯人の可能性を考える
登場人物の全てを疑うし、登場していない人物だって疑うし、作者、読者が犯人であることも考える
そういう意味では、真に読者が予想していなかった犯人というのはもうありえない 犯人を実行犯と限定しないで実行犯に指示した人物こそ真犯人と考えればアリバイがあっても犯人ということもある 犯罪実話を人事のように書いて最後に作者自身が現実に犯した事件のことだと分る 山田風太郎はそういうの得意だったな
いわゆる操り殺人がテーマの作品がたくさんある
直接「殺せ」など指示せず、一切法に触れない範囲で
如何に第三者にターゲットを殺させるかっていう ブラックジャックの一瞬の目撃者って話が
漫画とアニメだと犯人違うってのは面白かったな
登場人物とか話の流れは同じなんだが 映画やテレビのスペシャルは、犯人が大臣級の政治家や警察の幹部、又はそれらの家族が犯人で、予想もしない展開ばかりだけど、ミステリーもおんなじね >>740 742
もうトリックや意外な犯人は出尽くしてしまったが、それでもまだ工夫の余地があるとしたら
叙述トリックかも…という意見を作家の誰かが言ってた覚えがあるが、
操り殺人もまだ色々と可能性が残ってると思う
黒幕による思いもかけない実行犯操作法とか、黒幕と実行犯の意外な人間関係とか、
その関係性を隠蔽する方法などまだまだ工夫の余地が残ってると思うし 逆に言うと絶対犯人じゃありえないというのはどんな条件だろう
地球の裏側にいたというアリバイだって疑える そもそも、こういう条件であれば絶対に犯人であるって証明も難しいんだけどな
バークリーの「試行錯誤」なんて1930年代なのにそれをテーマに扱ってる
主人公が「俺が犯人だ」って言い張ってるのに、それを証明する手立てが無くて
苦労するという 殺人パートと刑務所パートを交互に書き最後に時系列系叙述トリックだったと判る 囚人が牢屋越しに看守を刺し殺す
事の発覚を恐れた看守仲間が遺体を刑務所外に運び出して遺棄
それを見つけてしまった人間が関わり合いになることを恐れて別の場所に遺棄
を繰り返して最終的に地球の裏側で死体が見つかるミステリで 不可能犯罪が叙述トリックでそう見えてだけだったら腹立つな 不幸な目に遭っていて同情したくなるキャラが犯人というのはよくあり
こいつ気にくわねえというキャラが犯人であることは滅多にない 全身麻痺で身体をほとんど動かせない人が犯人というのがあった いい人が犯人だった場合
いい人が止むに止まれぬ事情で犯罪を犯したパターン
いい人と思ったら実は悪人だったパターン 最強に意外な犯人を思いついた
素行が悪く誰からもアイツがやったんだと思われてる人物が本当に犯人 そんなの昔からあるし、今は金田一少年やコナンでさえやっていて、
今さらもう意外でもなんでも そういうのって、あからさまに怪し過ぎて犯人じゃないだろうと思うのの裏をかいたのか
普段から素行が悪いというのが伏線のつもりなのか 現実では、事件が起きた時警察が真っ先に疑うのは、前科者や素行行状の悪い者 あとはっきりしてる動機な
推理小説では表に見える動機がストレートにそのまま動機なのはもはや裏の裏をかくパターンだが 見え見えの犯人がそのまんま犯人って
意外性のつもりでも全然意外性ないよな
コインの裏の裏は表ってだけで元から容疑者にあがってたやつが犯人じゃフーンとしかならんし
下手するとこの作者マジでこれ書いてんじゃないのか?って受け取られかねない 裏の裏をかいたつもりでも表面的には何のひねりもないのと同じだし
だから結局一番怪しくないのが犯人という定番パターンが主流 ミステリーマニアは騙されるのは好きだけど
期待しているのは、一番怪しいから犯人じゃないと思ったらやっぱり犯人だったみたいなものじゃないよね 裏の裏程度じゃ意外でも何でもない
裏の裏の裏の裏の裏ぐらいじゃないと 念のため、もう一つ裏をかいた方がいいんじゃないか? >>766
>見え見えの犯人がそのまんま犯人って
>意外性のつもりでも全然意外性ないよな
だから、そんなバカ正直な描き方はしないよ
怪しいなと思われて、実際に逮捕もされるんだよ
その後で無罪の証拠が出て釈放される
でも、実は無罪の証拠というのがトリックで実はそいつが犯人といった感じの
描き方をするんだよ
そういう仕掛けを加えて意外性を演出するの
なんの仕掛けもなく怪しい奴がそのまま犯人なんて描き方はしない
アガサ・クリスティなんかが何度も使っている手だよ でもそういうのってどうせこいつが怪しいんだろと思っちゃうから意外性はあんまりない
冤罪ネタで冤罪として釈放された奴がやっぱり真犯人だったというのもある だね
そういうのって上手いことやるなーとは関心するけど
意外だ!って印象は薄い >>772
犯人が獄中死したというのもあるな
殺人の罪で死刑判決を下され、獄中で病死したんだけど
その後、アリバイがあることが判明する。
読者には「アリバイがあったのに獄中死してかわいそう」と思わせておいて
単にそいつがアリバイ工作に失敗して自分が死ぬまでアリバイ工作が役に立たなかった
というオチ 結局、意外性なんてものは出尽くしてるので、どう「意外っぽく」見せかけるための
演出とか構成の妙が勝負ってことかな
「犯人っぽい奴がやっぱり犯人」という骨格となるネタがあって、
それをどうやって読者に驚かせるように見せるかの勝負
すなわち>>771が書いたような例だが、今では>>772の指摘通りになっちゃってるのは、
そういう演出や構成もそれこそクリスティ一人だけでもかなりやり尽くされてるからなんだよな
でも物理的なトリックなんかに比べると、まだ演出や構成の鉱脈は多少は残ってると思う
もっと単純に要約すれば「読者に情報を出してゆく順序」のパターンの鉱脈 毒入りチョコレートみたいのがいいと思うんだよ。一応の犯人が指摘されて
ミステリー的にはオチがついている。それこそ犯人ポイやつが犯人でもいい
だけど、その中にほころびや矛盾をはらむ要素があり、完全には犯人とは
言えない。後期クイーン的な犯人で終わり。
ただ、この作品は駄作と呼ばれると思うが。 単純に犯人の立ち居地、状況だけ説明すればそこまで意外でもないのに
ストーリーの進行や文章で巧みに犯人候補の意識外に持っていかれてしまう
みたいなのが一番上手いと思う 明らかに犯人とわかっている奴をどう落していくかというタイプのミステリーもあり
その場合犯人の意外性は求めらてない
アリバイ崩しなどがそのタイプ >>777
そうそう
誰を犯人にすれば意外かというより、ミスディレクションによって
いかに意外さを演出するかが重要 アリバイ崩しって今はあまり流行らなくなった
防犯カメラが到るところにあって行動が補足されるようになったから
さらに顔認証システムが行き渡ればアリバイものは死ぬな DNA鑑定により死体入れ換わりトリックが死に
携帯やGPSによりクローズドサークルが死に
監視カメラやNシステムによってアリバイトリックが死んだ
逆に最新テクノロジーによるトリックの可能性って何だ。ドローンや光学迷彩かな 実際にあった犯罪なんだけど
スマートフォンの写真解像度が上がり過ぎて
何気ない写真でも指が見えてるだけで指紋を複製されてしまったってことがあるらしいね 顔自体が守るべき個人情報となって
顔を覆面で隠し体型もマントなどで隠すことが当たり前の世界になるのかも知れん >>781
>さらに顔認証システムが行き渡ればアリバイものは死ぬな
顔認証システムを利用したアリバイトリックを考えればいいだけじゃん
時刻表やカメラを利用したアリバイトリックと同じだ 多重人格者が主人公で、本気で犯人を突き止めようとしてる探偵役の主人公が、実際には別人格が殺人を犯した犯人だったという作品はすでにあるの? >>787
漫画なら大友克洋の「A荘殺人事件」が近い
小説にも多分探せばありそうな気もするが、
「犯人は俺だった」パターンって多重人格よりも
記憶喪失する前の自分が殺してたっていうのが
ほとんどだろうな
あとは岡嶋二人のアレみたいな無自覚パターンか まあ、もう今更犯人は俺だったパターンは何の新味もないよな 現実の犯罪捜査ではトリックなんかに惑わされることはない
とりあえず別件でもいいから引っ張ってきて自白を強要するのが警察だから
アリバイトリックなんか何の意味もない そもそも「犯人は俺」ってそれこそ発想としては小学生でも思いつくだろうからな
推理作家なら誰でも一度は書こうとして、大半が駄作になりそうだから辞めてるって題材じゃね >>791
最近、『体育館の殺人』という、平成のエラリークイーンって売り出してる作品を読んだんだけど、理詰めで犯人を特定するんだけど、
理詰めな分、ちょっとでも事実誤認があったらぜんぜん違う答えになるんだよな
人間ってけっこう気まぐれにへんなことするから、「○○をするのは不自然です」といっても、その不自然なことをしてたりするんだよ
防犯カメラがついていて校門から誰も出入りしてないとかいっても、どっか踏み台とかあれば塀を超えて出入りできるだろうし
傘を持ってないとかいっても、折りたたみ傘ぐらいならかばんや、何なら服の中にも隠せるし、知り合いに預けたりしていくらでも持ち込みかのうだし
現実世界は将棋やチェスと違って、変数が多すぎるからな
将棋やチェスはルール通りの動きしかしないけど、現実には将棋版をひっくり返したり、待ったしたりする奴もいるし
ロジックに頼るよりも、動機の線からローラー作戦で潰していったほうがはるかに効率的
ベテランの刑事なら、最初の聞き込みのリアクションで、だいたいこいつが犯人だとわかるらしい この前、NHKで冤罪裁判のドキュメントやってたけど、その冤罪被害者は、コンビニに入るときなにげなく自動ドアに手を当ててしまったらしい
その指紋が犯人に指紋と間違われるんだけど
確かに勝手に開く自動ドアに手を当てるなんて不自然だけど、やるときはあるんだよな ノンフィクションのようにみせて実はフィクション
読者に「あの事件のことね」と思わせて別の作中人物が犯人
フィクションのようにみせて実はノンフィクション
作中に登場しない現実の人物が犯人
残りページ数かなりあるのに犯人指摘
絶対にダミーだと思ってると物語終了
長編と思わせて実は短編 そこまで来るともはや「意外な犯人」じゃなくて、
意外な構造、もしくは意外なジャンルだな
ジャンル誤認で読者を引っかけるやつは小松左京が
ミステリーorサスペンスとみせかけて最後にホラーだった、
もしくはSFだったっていうのを何作かやってるな
井上夢人の長編のアレもそうか
あと土屋賢二がミステリーにおいて登場人物たちが様々な人を殺したい
動機を抱えていて、如何にも殺人が起きそうなシチュエーションで
ずっと引っ張り、しかし結局殺人が起きずに終わる「どんでん返し」を
提案してた……って、これ古畑3期の津川雅彦回か >>786
機械的にどうこうするトリックはもう流行らないよ そのうち、AIが一番優秀な捜査となるから、AIも騙されるようなデータマイニングとかがネタになるんじゃないか 犯人は俺だったじゃなく探偵役が犯人で別の人物を犯人に仕立てようとわざと誤った捜査や推理をして最後までバレない そりゃ「意外な犯人」じゃなくて「意外な結末」じゃねーか
でもそういうのもあったな。ジェフリー・アーチャーだったかの短編で、
最後に探偵役の主人公=記述者=犯人という事がわかり
それまでの主人公の行動は人助けと見せかけつつ全て自分の犯行を隠蔽し、
他人に濡れ衣を着せるためで、ラストは見事にターゲットを死刑に追い込む事に
成功して終わり ていうか自分で書いて気付いたが、
要するにこれって成功したメル欄か >>802
それってメル欄のやつかお?
この短篇集、おもしろかったお(´・ω・`) テクノロジーの新浦について行けなくなった作家が舞台を昔に設定したり
クローズドサークルにしてテクノロジーを排除した環境にしたりする 結城昌治の「ひげのある男たち」はあまり期待せずに読んだけど、結末に驚かされた。 意外な犯人ではないが探偵がワトソン役の妄想の存在だったというのがあったな 殺意があるかは別として生まれたばかりの赤ん坊がしでかした何かで誰かが死ぬ
て、書いててなんかこれどっかで読んだ気がするわ
たぶんもう誰かが書いてる >>808
望月三起也のジャパッシュって漫画の冒頭がそんな感じ
のちに大量殺人を行う独裁者が0歳で産婆を殺して殺人デビュー >>808
赤ん坊に武器を持たせる奴なら読んだことある
被害者は赤ん坊に危害を加えたくないので抵抗できなかった ジャパッシュ懐かしい
昔兄貴が単行本持ってて、結構面白かった 歴史ミステリーでムハンマドが犯人(挿絵にムハンマドのイラスト付き)
そして現実世界でも作者が何者かに刀剣類で殺される事件が起きる展開に 麻耶雄嵩 翼ある闇
初めて読み終えたとき
ドン引きした
これを21歳そこらで書き上げた麻耶雄嵩のあたまはどうかしていると思った
2作目の夏と冬の奏鳴曲も
読み終えた読者にカタストロフィをもたらすんだけど
なんやもうめちゃくちゃ麻耶雄嵩好きで20年くらい追いかけてる 自分は『カーテン』の犯人に本気で驚いたわ
ポワロ物ほとんど読んでなかったけど
これっていいのかよ…と絶句 >>787
世界最初にやったのは多分ヘレンマクロイかな
それが水平線の男
どっちも戦前くらいの作品 それが、じゃなくて「それか」
水平線の男は記憶あやふやだけど、、 二重人格とはちょっと違うけど、米澤穂信の折れた竜骨は探偵(主人公)が人を操る魔術に掛かって無意識のうちに殺していて、自分は気付いていないってやつだったね
推理を進める内に探偵も助手もその可能性に気付きはしたみたいだけど >>215
世界じゅうが凍りついたような感覚(真犯人が明かされた際、そんな記述がある)
だもんな。 登場人物の誰もが中盤あたりでこいつが犯人だろって目星をつけたやつが本当に犯人
いや、もうあるか、これ 意外な犯人というより、意外な動機
どこにいるか不明の真の標的をおびきだすために恨みもない人を殺す 登場人物一覧には載ってるが影が薄すぎて語り手に一言も言及されない人物
どっちかというと叙述トリックになるか? 登場人物表に載ってない人が犯人というのはアンフェア? >>802
ホームズもので犯人がガチでワトソンなんだが、「犯人はワトソンに似ている」とアピールして、
「犯人なら自分から疑われることはしない」と思わせ、疑いの目をそらすというトリックがあったなw あと、金田一耕助物でタイトル思い出せんが、
「宝石強盗事件発生、犯人の女は逃げる途中で警備員を刺してそのまま逃げ切った。」
っていうところから物語が始まり、2件目の強盗殺人も起きてある女性が連続強殺犯と疑われるが、
実はこいつの知り合いの男が真犯人で、女性に疑いをかけるため女装して犯行していた。
ところがこの真犯人も1件目とガチ「無関係」。(1件目の犯人の落としていった盗品の宝石をネコババしただけ)
で、横溝先生だったか誰かが「1件目の犯人は誰だったの??」って最後に聞くと、
「2件目で女装した男が犯人だったので、もしやと思い洗いなおしたら男娼のテッちゃんという奴が犯人。」
テッちゃんは今まで一言も出てこなかったんですが・・・ 視点人物だが故意に自身の存在を隠して「見えない人」になってる人物が犯人 犯人しか知り得ない情報を知ってるから読者が犯人
みたいなロジックでなんとか辻褄合わせられないかな コズミック〜1200の密室で1200人が殺される
の犯人にはぶっ魂消た、一応筋は通っているし
その後、ジョーカー、カーニバル、とエスカ
レートが酷く、彩紋家はさすがに読まなかった 人情派刑事や三枚目探偵などの役で知られる俳優さんが、ある2時間ドラマに刑事役で出てきたので「あ、またか」と思っていたら、その刑事がまさかの犯人でした。
キャスティングに騙されました。 >>844
「湖泥」は読んだけどそこまで意外ではなかったような…
まあ、確かにそこそこ意外ではあったけど