【水槽薀蓄】汀こるもの【完全犯罪】その2
汀こるもの先生のスレ1つめが
落ちて久しいので立ててみました >>574
まだ出してない本に出版社の出版権も何もないよ
幼稚園児? >>570
男二人のサラマンドラが売れなかったから今度は逆ハー狙ってみたんじゃないの 全然そんな感じしないけど実はれべきゅーも逆ハーのつもりらしいよ… レベキューって狐にしか異性的な意味でもててないやん 新刊読んだ
ラブコメはともかく逆ハーっていうのかこれ
内容はまあいつもどおりって感じだった 講談社ノベルスを中心に作品を刊行してきた作家さんらしいが守備範囲外のレーベルだった事もあり作品を拝 読させて頂くのは今回が初めて。舞台が平安京というのは分かったがヒロインが尼だか姫だかよく分からん所に興味を引かれて手を出してみる事 に。
… …気になっていたヒロインの正体は一応は尼なんだけど姫でもあるという何とも中途半端な立場。従五位の命婦の地位を得た事から五位の尼と呼ばれ「預流の前」と呼ばれている。
母親が元東宮妃という名門の生まれで十二歳の時に同年代であった内大臣家の令息・初瀬の少将と結婚したは良いが結婚後まもなく初瀬が牛車から転落してあっさり死亡、未亡人となって尼さんになったはいいが… …なんと平安時代、正式には「尼」が存在していない。女性が仏教に接する事
が憚られ尼寺というものもなく受戒が授けられないので勝手に「尼」を名乗っている様な物。要するに単なる仏教オタクみたいな物と思ってくれれば良いか と。 物語はそんな仏教オタクの預流が功徳を積むべく鴨川の氾濫で家を流された民に粥を振る舞っている所に陰陽頭の倅・安倍靖晶がやってくる所から始まる。
陰陽師と聞いて派手なサイキックバトルを見せて貰えるのか と期待する預流だったが、靖晶は「そんなもん見せられるわけないでしょう」と素気無く答えた上で「関白様が方違えでこの道を通るので粥を配るのをやめて民を解散させて欲しい」と陰陽寮に勤める小役人の立場から訴える。
「そんなの知らないわよ!」と色めき立つ預流だったが、更にそこへ「尼寺へ行け!」と鋭い声が。声の主の方を見やれば相手は権律師を務める僧・明空。
「粥など配って功徳が積めるなど思うのが女の浅はかさ」と悪意剥き出しで預流の施しを否定する明空に対し「僧なんて護摩でも焚いていれば済むんだから気楽なもんよね」と預流もヒートアップ。粥が手に入らなくなるかもと不安になった民衆が投石まで始める騒ぎになる中、置いてきぼりの状態だった陰陽師の靖晶が意外な行動に… … 「えらくフリーダムな文章書く作家さんだなあ」というのが読み始めて感じた最初の印象。ライト文芸と言うかライトノベルなのだから時代を超越したはっちゃけた尼さんが出てきてもおかしくは無いのだけ ど、陰陽師であ る靖晶が登場した場面なんかこんな感じであ る。
「陰陽師!?」
その言葉を聞いた途端。
預流の脳内に血沸き肉躍るサイキックバトルのイメージが浮かんだ。
2018年平昌冬季五輪フィギュアスケートを経て、21世紀の皆さんが陰陽師に抱いているイメージはこんな感じであろう。
(中略)
「安倍家の陰陽師は狐の子って本当!?口に筆をくわえて和歌を書くんでしょ!」
「いや、あの、人間ですよ」
「陰陽師って琵琶や笛が上手な風流人で物の怪で困っている人の噂を聞いたら自分の得にならなくても『ゆこう』『ゆこう』『そういうことになった』とか言って助けに行く気持ちのいい男たちじゃないの?」 … …フリーダムだなあ… …パロディもなんでもござれで好き勝手に書いているというか。それじゃ全編こんな感じなのか と言えば冒頭なんかはこれがまた全然雰囲気が違う。
式部卿の宮の妹姫は十二歳で夫と死に別れ、髪を下ろし尼となったが東宮生母・前弘徽殿女御・朱雀門院を得度、受戒に導いた事から従五位の命婦の位を得、五位の尼と称される様になっていた。
… …中学・高校の古文の時間が苦痛だった人には堪らん様なこういうガチめの文体が上のスチャラカ文体と平然と入り混じっているのだから「え、一体これはどういう作品なんだ?」と面食らう人もかなり多かろうか と。
それじゃ読みにくいのか と言えば会話文のテンポの良さもあって意外とサクサク読めてしまうのだからますます不思議な作品と言わざるを得ない。 物 語の方は名門の姫君でありながら未亡人にして仏教オタクの預流、陰陽寮の跡継ぎながら小役人気質で預流に振り回されっぱなしの安倍靖晶、女顔の美形ながら権律師で若きエリート僧にして預流の不倶戴天の敵・明空という三人が中心になって話を回す形になっている。
この三人が尼・僧・陰陽師という立場で平安京の偉いさんたちからあれやこれやの相談事(といっても魑魅魍魎を退治、とかではなくスキャンダラスな方の問題)を持ち込まれて対処するというのが基本パターン。
物語が進むにつれてこの三人が応じるトラブルに平安京きってのプレイボーイであ る賢木中将なんかが絡んでさらに事態がややこしく、ドタバタとする方向へと展開されていく。 序盤から中盤にかけてはこのフリーダムな文体とキャラの立ちまくった登場人物が織り成すドタバタ劇でゲラゲラ笑わせて貰ったのだけ ど、途中から「ストーリー的には割と平坦だし多少毛色は特殊だけどありがちなラブコメだなあ」とパンチの弱さを感じ始める部分もあった。
が、全然パンチの弱い作品なんかじゃなかった。
200頁を過ぎた、終盤が見えてきた辺りでいきなり強烈極まりないパンチがぶっ飛んできた。 基本的に我儘な預流と明空が小役人気質… …というかデスマーチに追われるSEみたいにトラブルに振り回されてオロオロするだけの気弱な陰陽師・靖晶を挟んでドタバタするだけの話と思っていたというか200頁をかけて「この話は、三人の主要登場人物の関係はそういうもんだ」と思い込まされていた。でもそれは全て作者の思惑通り。
九歳になる幼い姫君が急に姿を消すというトラブルで力を借りようとした預流に対して突如それまで見せていた「弱気な小役人」という印象をガラリと変えて明かされる安倍靖晶の「本当の顔」、平安貴族の暇つぶしみたいな事で延々と振り回される陰陽師という思い込みを一気に覆す「陰陽師の本当の役割」
… …本気で背中に「ぞわっ」と寒気が走った。登場人物に複層的な面を持たせて人物像に厚みを持たせるのはよく使われる手段ではあるけど、200頁をまるまる「この人物は主役カップルに振り回され、ひどい目に遭わされるヨワッキーくんですよ」と読者に思い込ませるために投じてくる作家がいるとは思わなかった。 しかもこの靖晶の変貌に誘発されたかの陽にヒロインの預流もそれまでの単なる「仏教オタク」「功徳バカ」と思わされていたキャラクターを飛び越える「それまでと全く異なる顔」を見せてくれるのだから仰天させられた。こんな「キャラクターの掘り下げ方」があるんか としばし唖然。
それまでの「スチャラカ平安ラブコメ」という作品全体の印象も吹っ飛び、些かならず度肝を抜かれた。
ただ、このキャラクターの見せ方のインパクトが強烈すぎてストーリーの方が若干尻すぼみ気味というかキャラクターの印象に負けないレベルのインパクトを残せなかったのがちょっとだけ残念。
いや、ここにも別の登場人物が靖晶や預流同様に「全く異なる顔」を持っていた事が絡んでくるのだけ ど、そこはあまり活かせず仕舞いだった事で作品のクライマックスにしては弱さが感じられたというか。 なんにしても作品の雰囲気を「スチャラカしたラブコメ」と思わせ登場人物も「ドタバタコメディにありがちな騒々しいキャラ」と思い込ませた上で、その思い込みにハマって「なあんだ」と侮った読者に強烈なパンチを食らわせる手管にはまったく以て参った。
こういうやり口で読者の口をポカンと開かせる作家さんをこれまで未読のままスルーしてきたとは自分も不勉強だな、と思わされる憎たらしい一冊であった。 荒らしなんだか晒しなんだか
本人がやってるんじゃないんだったらレビューした人かわいそうだな 右の炎上案件にはダボハゼの如くに食いついてさらまんどら案件〜!とかツイートしまくるのに
左の炎上案件は毎回徹底スルーだねえ
今回の佐藤浩市とか 五位鷺売れなかったんだな
タナトスってもう続き書かせてもらえないんだろうか 宇宙人漫画も終わるらしいね
あの絵はかわいくて好きだから次はいい原作に当たって欲しい 続きを待っているものは出ないで、次々につまらないシリーズを始めてはポシャる
もういいや 続きを待っているものがポシャったから
新シリーズを出しているのでは 自分でさらまんどら案件とか言っちゃうの、クソ寒くないですか? あれ全然盛り上がらなかったから自分で盛り上げるしかないんだよ… れべきゅーやっぱ打ち切りなのか
編集チェックが入る商業版と手つかずの同人版だとどっちが面白いんだろう 本人だけのノリだと雑学とおっさん成分多めになるのじゃないだろうか れべきゅー同人誌のサイズ気になる
水槽読本と同じノベルス規格だったら現物欲しいけど商業版と揃わないなら電書でいいや れべきゅーってお母さんについてのあれこれは結局謎のままなんか >>616
その辺拘りそうだから同じサイズじゃないの? >俺が性別不明作家だったとき、女バレした途端しどろもどろになった相手、あれは何だったんだろう…別に何も変わらないのに
こるものって性別不明扱いされてたっけ
当時メフィスレにいたけど、最初から普通に女扱いされてた記憶しかないんだが
デビュー作のメインキャラが双子の美少年と細マッチョ刑事とイケメン警察官僚だったし Twitter見た人が誤解しがちなのは作風というより俺女だからだよね 本人はなにも変わらないつもりでも
相手は「言葉は荒いけど普通の男」だと思って接してたら、「いい年して一人称俺の痛い女」だったんだから
そりゃドン引きするのも無理ないかと なんというか性嫌悪に囚われすぎて認知が歪んできてる気がするな
先生が生きづらいのは男性性でも女性性のせいでもないと思うんだが・・・ 昔は探偵小説規制と自主規制の恐ろしさについて語ってたのに今じゃ表現規制側に片足突っ込んでるのがなあ pixivの五位鷺続編連載何がなんだかよくわからないと思ってたけどある程度話が進んでから二周目したら面白かった
感情のねじれがすごいけど意外にちゃんとまともにラブコメしてるの良い 新刊ミステリだったのか
もうキャラノベしか書けないのかと思ってた ついった芸人の癖にリプ出来ないようにしてんじゃねーよ ピンフスキーとかテラケイとかわかり手小山みたいなインセル眺めて消耗するのやめた方がいいと思う 10年前は若いからTwitterをめちゃくちゃ活用できてる女性作家筆頭だったのにね れべきゅー最終巻にもインセルって単語出てきたけど微妙に使い方違うと思うわ
前はこの人のこと素直にネット詳しいんだと思ってたけど最近厳しくなってきたんじゃないかと思う ツイ見てたら独身40おばさんのイメージでいたんだけど男なん? くさいノリでスレ立てたのと批判的なレスに見下した感じでいつもレスしてるのこもるの先生でしょ >>622
弱者男性に言及していたが彼らと抱えている根本の問題が同じだと思う 眼鏡をかけたbotで先生のこと思い出した。
サブアカでお気持ち表明してそう すすめられて少し調べたけど、この人40代で俺女なのか……。 俺女のことを言うと別に俺って言う女いっぱいいるし!って反論するのが常だけどその人称選んだ背景はなんですかと聞きたくなる
漫画家とかでもそういうのいるけど面白いことにみんな大体40過ぎでイキリオタクみたいな振る舞いをやめられてないんだよな 最近のこるものさんはあまりTwitterで実況やドラマの感想投下してないよな
炎上やバカッターを見すぎてSNSを控えているように見える
姉の方も存在感ないし >>638
この人より一回り下だけど確かに昔は俺女とかオタク女子にざらにいたよなあ〜って思う。ただ、この年齢で俺俺言ってる人は稀有だと思う
フェミに関しても、身だしなみとして髪やメイクを小綺麗にしてる女性に差別意識に加担してるって噛みつきそうで怖いのでツイッターは一度見てもう閉じた 相手を腐す文脈でワクチン強者の老人って言葉使うの酷すぎてびっくりしちゃった
他人の表現や物言いに対して多くを要求するくせに自分は平気でそういうこと言うんだね 例の漫画について案の定デモデモーオトコダッテー状態になっているな
男と女の境なんて本質的にはほとんどないといいながらその区分に死ぬほどこだわってるのなんなんだ 何年も前はこるものさんの事をTwitter職人だとかで祭り上げてたのに
今はこるものさんのツイートが叩かれるようになったんだな
ギスギスした時代だな 別に犯罪起こすオタクなんて昔から男女問わずいるのに、「男オタの方こそ犯罪犯すだろ」みたいなのrtして男ガー男ガーってなってたらそらおいおいとなるだろ
最近もアニメイトとかアニメ会社脅迫して捕まった女とかいるし男は男で黒バス作者脅迫とかあって、何かに入れ込みすぎたアホが犯罪犯すのはよくあるよねって普遍的な話をいつも自分が批判してるバイアスや枠組みにどっぷり浸かってなんか言ってたら首も傾げたくなる 同一になりたいけど突き放していたくて、頭の中はそれで一杯だけど考えていたくなくて、大嫌いだけど好意を持っているって拗らせ方だよね
コンプレックスってやつ ワクチン強者って在日特権とか裁判の女割引とかいうのと同レベルの言葉でしょ
自身が持病で重症化リスクあるから早くワクチン打ちたいと言ってたが仮にそれが通ってたときにあなたはワクチン強者だと言われたらどう思うかね
皆が使ってるとかノリとか文化とかで肯定出来ずダメなものはダメでキャンセルって時代によくもまあそんな分断を煽るようなこと言えるな 長く先生を見てると昔の2ちゃんねるにいた非モテの辿る末路を生の映画で観ているような気になるな
男に生まれてたら御田寺とかをフォローしてトイアンナとかを叩いてたんだろう ネットに明るくて使いこなせる作家だったのに
後続でネットネタに強い作家も出てきたし
先達がSNSで自滅するのは世の常だな ジェンダー観についてはまあ女はほとんどあんなもんだでいいんだけどBLとミステリが槍玉に挙げられてるときだけ表現無罪を掲げるのはやめてもらいたいな
差別されていた歴史があるんだ!とだけ叫ぶけどだからなんやねん自分の嫌いなもんに見直しを要求するなら自分の食い扶持に見直し要求されたときも受け入れろや 岩永直子 Naoko Iwanaga
@nonbeepanda
何度もしつこく言うけれど、ワクチン2回接種済みを公の場で男性器の名称を使った下ネタを使って表現するのはやめてほしい。そういう言葉遣いがセクハラ肯定のホモソーシャル文化を後押ししているし、何より面白くない。特に医療者が嬉々として使うのを見ていると居たたまれなくなる。恥ずかしい。
先生のことじゃん 自分の言動はおもしろインターネット文化
自分のコンプレックスを刺激するのは悪しきホモソ文化
というだけのこと インターネット的な悪ノリが世間に受けなくなってきてて実はそこらへんのモラルのアップデートが追いついてないんだよなこの人
俺は別に本人が了解してればいいと思うんだけど、素人さんをスペースに引っ張り出したことについて作家側が狂ってるとまで言った若い人がいたし この氷河期世代にありがちだよね
インターネットの悪い風習をナチュラルに繰り返しててスマホネイティブ世代から白眼視されるの
こるものさんは本当にネットに強くて作風も斬新だと思ってたんだよ
なのにアプデが追いついてなかったのは残念だ
たまに素人を腐すような事を言うのも何だかなと思う このスレの1レス目の日付10年も前なんだな
最近も書き込まれてるしよく持ってるな こるものさんは小説家としてはまだまだ第一線にいるからね
10年以上コンスタントに作品出して色々なシリーズを書かせてもらえてるのは凄い 最後まで書かせてくれたらいいんだけどね
同人になるとやっぱり高くなるからな >>655
明らかに病んでるかノイローゼ気味の人の文章を腐してたのは引いた Twitter黎明期に流行った冷笑・露悪・逆張りがウケない時代になっちゃったんだよな
無理に最先端を気取るのやめてゼロ年代の懐かしいインターネットを作風にしたらいいと思う このスレは10年以上続いてるからTwitterの史料になりそうだよね
こるもの先生への評判がどんどん反転して行くのがネットの風潮を表してる あれだけTwitterにハマってたこるものさんもついにツイートにリプできない設定にしたか
Twitterで自滅した作家多いから頑張ってね 大阪人と非モテオタクの悪魔合体
あと加齢
まあ誰しもこうなるといえばそうなので悪いことではない ネットネタを盛り込んだ若者向けミステリの先駆者だったのにね
何でこうなった レベ9好きだったんだが美少女だったら売れると言う訳ではないのか >>667
今やTwitterで流行り物や炎上案件に嫌味を吐き捨ててるだけの人・・・ 呪術とちいかわの解釈で読者にマウント取るのはマジでやめてほしい ちいかわのオタクがリプライ欄小馬鹿にするやつ、描かれてもいないことを勝手に読み取って頓珍漢な予想立てるバカとかそれ見て自分は読めている側だと自己主張に終始してるバカもいるので同列だし
それどころか他人をコケにする道具として用いてる時点で下衆そのもので、リプ欄のお花畑と言われる連中のがいくらかマシでしょ。
というか作品の感想であちらとこちらを分けてマウントするのって古きインターネットホモソそのものでは? この人のツイート全部がマウントに見える
安倍元総理の事件でも「俺は犯人より銃や火薬の作り方に詳しい」みたいな不謹慎な事言ってたし なんでもホモソ箱に放り込むな
マウントくらい女もとるだろ 拗らせとか男女とかじゃなくてシンプルに年取ってアレしたのかなという印象のが強いかな
主語がデカいとか全体の雰囲気の話してるのにごく一部の例外を持ち出すとか一部のことを全体のこととして扱うとかそういうガバ論法を批判してたのに
気づいたら自分も同じことしたりガバ論法をRTするようになっちゃった