タイトルが良くないと思うミステリー
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響きも綺麗だし引きもあるけど、 やっぱ誰もいなくなった時に読者が「あれっ?」てなるようにしといた方がミステリーとしては得だと思うわ あのタイトルだからこそ「ハヤカワのドル箱」と呼ばれるくらい売れたんだと思う 原題はたしかTen Little Niggersなんだよね? これを単純に直訳しただけじゃたしかにここまで 売れなかっただろうなぁとは思う。 Ten Little Niggersの時点で実は>>118 の言うところのネタバレだしなー。 にしてもどうも「そして誰も」に関しては見当違いと思われかねないレスが ぽつぽつ出てくるなw 「ブルータスの心臓」 結末を暗示してると気付いて、鳥肌立った ダサすぎてwww >>123 原題はその後『And There Were None』に変えられてるから、そっちを訳して使ったんでそ 好きな人も多いと思うけど個人的に漢字二文字のやつには惹かれないな。 最悪とか慟哭とか。 たった2文字で勝負するなんて英断だな、とも思う あんま持ってないけど 『容疑者X』は改名して良かったな、このままじゃあんまり売れなそう。 >>130 そのへんは良いと思うんだけどな 売れそうではないが ディック・フランシスの競馬シリーズの邦題とか…。 シリーズがあんなに続くとは予想してなかったんじゃないか?w 『秘密』なんかもはやこれ以外のタイトルが考えつかないのだが 漢字二文字でもジョイス・ポーターの「切断」とか良いのもあるじぇ >>130 前にも書いたが「鳥人計画」とか「天空の蜂」よりは そういう系統のほうがいい 邦訳題がひどすぎるやつ 『Mordshunger(飢えた殺人者)』→『グルメ警部キュッパー』 どうしてこうなった アカデミー出版のシドニーシェルダンの書籍すべて 何でタイトルを「超訳」しないの? それだけじゃなく 表紙の絵も中高生が描いたかというようなダサダサなチープ絵だし タイトルフォントもその大きさもダサすぎる カバーがコレだから完全にイロモノ化している ゲームの達人が新しくなったけど 表紙全く変わってないよ てか、フォントがさらにイロモノ化してるし・・ とても本棚に並べておこうとは思わない それに比べ 早川の「ミレニアム」は格好良かった。 表紙もフォントも題名もすべて良かった。 ドラゴンタトゥーの女、火と戯れる女とか 副題だけでもいろんな想像をしておもしろいし格好いい 当然内容もね 作者が急逝したのが悔やまれる 殺戮にいたる病 冴えない三流ホラーかと思えば三流ホラーみたいな内容がだらだら続くから二重にやばい >ドラゴンタトゥーの女、火と戯れる女とか >副題だけでもいろんな想像をしておもしろいし格好いい それが本来の題名なんだけど… やっぱり、東野と宮部はタイトルのセンス無さというか地味さで損してるよね(唯一、容疑者X〜だけはまあまあ切れ味あるけど)。 まあ、もう2人とも大御所だからタイトルなんかどうでもいいのか…。 森博嗣は逆にタイトルのセンスがありすぎて、中身が伴ってなくてがっかりする。 >>141 >森博嗣は逆にタイトルのセンスがありすぎて それは無い タイトルの良さって 店頭で見かけて見栄えの良さについ手をとってみたくなるようなものと 見栄えはないけど読了してからそのタイトルの意味に感心させられるものの二通りあるよな >>143 後者について、たとえば、っていうのある? 「幽霊の2/3」は読み終わってからうまいな〜と思った。 >>145 兄弟スレ?の「タイトルが秀逸な小説」スレでも出てるよね 東野圭吾は何作か改題してる作品があるけど、出版社の意向なのかな もう話題に出たけど俺は「アクロイド殺し」があまりにも有名だから 是非とも読んでみようと思ってたのに本屋に行って見つけたのが 「アクロイド殺人事件」だったから何となく買えないでいるなあ だってアクロイド殺しの方がメジャーじゃん ギャビン・ライアル「拳銃を持つビーナス」 カーター・ブラウンか、しかもタイトル詐欺 紀陽武の「やりまんOL殺人事件」用地で大胆すぎるタイトル。 つまらんが世界の中心で愛を叫ぶってミステリー りゆうも無くエヴァンゲリオンのタイトルモロパクリじゃん この小説のタイトルが思い出せません。 女社長が地味な同級生と姉妹として同居、社長に恋人ができたら 地味な女が薬を使って社長を監禁するも、女社長が演技で欺き「バーヤ」と逃げる話 運命の時刻表(斉藤栄) タイトルに時刻表とあるから当然鉄道ものかと思いきや、時刻表どころか列車さえ出てこない 同作者が「死角の時刻表」「殺意の時刻表」と鉄道モノ書いてるからなおさら >>156 こちらで質問どぞ 思い出せないタイトル質問スレ 6 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1288406508/ 「八雲が殺した」他にもっとなかったのかと。 邦題が残念なのは、 「社交好きな女」直訳過ぎw 「春にして君を離れ」気取りすぎw 「雨に祈りを」"xxx for xxx"を「〜に〜を」って訳しゃ いいと思うなよ。意味が分かんなくなってるだろw クロイドン発12時30分 てっきり旅客機を舞台にした話かと思ったら 被害者がたまたま乗ってただけなのね… >>157 それは前の鉄道もの読んだ人を露骨に釣りにきてるなあ… 上でも何回か出てるけど東野圭吾 「ある閉ざされた雪の山荘」でとかは好きだが大半は手に取らせる気ないのかとさえ思う 映画「情婦」=原作アガサ・クリスティ「検察側の証人」 傑作なのに映画の邦題も原作のタイトルも地味すぎてもったいない 原作の題は好きだがなあ… ○○の証人てタイトルがたくさん出てきたからかもしれないけど 「毒入りチョコレート事件」 読んだ後はタイトルも含めて名作だと思えるが、たぶん手にとってもらえない。 春期限定いちごタルト事件みたいなもんと思われてそう。 『ど田舎警察のミズ署長はNY(ニューヨーク)帰りのべっぴんサ。』 『ど田舎警察のミズ署長は死体とジルバを踊るのサ。』 『ど田舎警察のミズ署長はかなりの凄腕サ。』 翻訳本なんだが、原題が知りたいw >>169 手元にあったので調べてみたけどものすごく簡単。 これじゃアイキャッチにならないと思って出版社が悪ノリしたんだろうな。 (ちなみに原題は最初のが"Malice in Maggody"(Maggodyは地名)で 後は"Malice"が"Mischief"や"Madness"にかわるだけ。"M"で韻を踏んでるらしい。) 文の一部をカタカナにすることによって独自の雰囲気を出す手法って見たことない?ちょっと古臭い手法だけど。 すぐに思いつくのだと例えば、 小池何とかッていう結構大物の漫画原作者がやッてたな ←こんな感じで あえてそういう古臭さや田舎臭さの演出をしてるわけよ。 ミステリーではないけど「オーダーメイド殺人クラブ」は間違いなく損してると思う よく出来た青春ものでミステリー要素ほぼ皆無なのに無駄に読者を選んでしまってる 山本賞で佐々木譲が内容は評価しながらも選考の立場でなければ このタイトルの本を手に取ることはなかっただろうと言っている 米澤の駄洒落タイトルは全体的に恥ずかしい 味でしょう、空きましておめでとう、インシテミルもそうか 好きな作家だが言語センスがあるとはお世辞にも言えない 昔のダ・ヴィンチに載ってたやつだけど「でぶじゃない」シリーズというのがあった 個人的にはLAコンフィデンシャル もう少し捻ってほしい >>35 そうそう、これじゃ仮面ライダーかショッカーみたい >>84 おいおいw >森博嗣は逆にタイトルのセンスがありすぎて すべてが○になる、のモジリはよく見る 語感が印象深いのだろうか 「全て」でなく「すべて」とかそういう細かいところ >語感が印象深いのだろうか >「全て」でなく「すべて」とかそういう細かいところ いたって普通 むしろ本のタイトルで「全て」にしてるほうが圧倒的に少ない 古処誠二「アンノウン」 何で改題してカタカナにしちゃったのかな? ものすごく間抜けに見える。 元の「UNKNOWN」の方がずっといいのに。 >>183 いやそれは、3通りで読めるってとこがすごいからありだわ。 って去年のレスかよ! 佐々木譲「笑う警官」 ふと思いついたんだけど内容的に「うたう警官」の方がよくなくね? >>188 もともと「うたう〜」で文庫化時に改題じゃなかったか? 改題の理由は多分ハードカバーが売れなかったせいだと ハルキ文庫だと東直己の「スタンレーの犬」が「名も無き旅」へ改題されたけど これも結構ひどいな 大森在昌の新宿鮫シリーズで 一冊目の「新宿鮫」はいいとして それ以外全部 囲碁殺人事件 将棋殺人事件 トランプ殺人事件 竹本健治、ダサいタイトル3部作 >>186 そこがダサいんだけど・・・ 来夢来人とかと同じで誰でも一度は考えそうな恥ずかしさ >>183 は確か森が行ったことあるスナックの店の名前からとったってどっかでみた 昔住んでた近所に、「自由人生」って喫茶店があったのを思い出した・・・(^^;) >>205 SF臭はしないだろ むしろスプラッターホラーっぽい感じ でもあのタイトルだからこそのあの内容だと思う 森といえば 「封印再度」 (Who Inside) ってのも結構恥ずかしい ミステリなんて全部「○○殺人事件」とか「○○の事件簿」で良い。探すのに便利 島田荘司と宮部みゆき、東野圭吾は全体的にイマイチだな 今は作者名で選ばれるから、関係ないだろうけど 有栖川有栖のタイトルは好きなのが多い 西尾維新の「並んで歩く」を「クビキリサイクル」に変えさせたのは慧眼 「そして誰もいなくなった」の改変タイトルのB級臭さは異常 >>113 東野さんのタイトルって作品のドラマ部分を表していて 謎・トリック・ミステリー部分と全然関係無いのが多い気がする。 どうせタイトルの語呂がいいってだけで決めたんだろう? >>182 「全て」って、当て字(誤字)なんだよな 今ではプロの作家も平気で遣ってるけど、さすがにタイトルには出す作家はいないだろ ワープロソフトは変換してくれるが、本来の漢字表記は「凡て」か「総て」 「法月倫太郎の冒険」 内容もつまらんかった。こいつ、日本のエラリー気取りか? 「硝子のハンマー」 読んでるときは全く気付かなかったが (というか読みながら題とかいちいち意識してない) よく考えたらタイトルでネタバレかよw クリスティはタイトルにやっつけ感あるの多い気が、翻訳が悪いのかと思って原題見てもまんまだったりするし 「茶色の服の男」が実はイケイケヒロインの南アフリカを舞台にした一大冒険トラベルロマンスミステリーとか想像もできないと思うw バークリーは内容に対してタイトルが安っぽいと思う(ジャンピング・ジェニイとか…読む気も失せる) 試行錯誤は邦訳で巧くいった数少ない例なのに わざわざトライアル&エラーで新訳だか新版だかが出されていたりする カタカナを多用するとやっつけ仕事感丸出しになるのに (改めてスレを1から眺めて下には下があるものだと) カーテン これじゃあ馴染みのある レースのカーテンとかニトリのカーテンとかピンクのカーテンとか そういうものしか浮かばんわ ポワロ最後の事件だぞ?!なんで邦訳者は「幕」にしなかった!! 乱歩賞の「闇に香る嘘」は元々「無縁の常闇に嘘は香る」だった。 これを選考委員が良くないって言って改題したらしいけど、元のタイトルそんなに良くないか? >>224 もたもたして、良くない 中味に宗教臭ないのに抹香臭いし 二階堂黎人「巨大幽霊マンモス事件」 二階堂の久々の傑作なのに・・・・このタイトルじゃ誰も手を出さんわ その頃の浦賀はなんかヤケクソ臭がするタイトルばっかりだった 戸梶圭太のデビュー作「闇の楽園」は、応募時のタイトルは 「ぶつかる夢ふたつ」 改題して正解だと思った 喉切り隊長 喉は切らずに心臓刺します 話の都合上しょうがないんだけど、だまされた感があるな 青列車の秘密 列車内で事件が展開すると思ったら、捜査時には関係者はみんな降りているので 舞台は町に…オリエント急行を期待していたから拍子抜け 名作と凡作の差はこういうところにも出るな >>187 別題の「別れた妻たち」にしてほしかった >>234 >捜査時には関係者はみんな降りている ミステリーと呼べるか微妙だが、犬のホームズの「ドーバー海峡の大空中戦」という回で、 ドーバー海峡に差し掛かる直前で戦闘終了という詐欺タイトルを思い出したw ホームズで思い出したけど「最後の挨拶(HIS LAST BOW)」って「BOW=挨拶」でいいの? 確かに辞書引くと「bow=お辞儀」って意味もあるので、挨拶と訳せなくもない気がするけど、 ホームズが読者に「じゃあ皆さんさようなら」とかって締めるなら分かるが、誰も挨拶をしない。 エラリー・クイーンの『エジプト十字架の秘密』 表題に偽りがありすぎるw 1、 冒頭で「T」という血文字と首無し貼り付け死体を見たクイーン曰く。 「このTはエジプト十字という物です!エジプトの十字架はこんな形なのです。」 2、 少し後でエジプトに詳しい学者先生がクイーンに聞かれ「エジプト十字?そんなものないぞ。」 クイーン、必死で似たようなのはないかというと「アンク」という道具を紹介され、 「それは人間を模したもので丸い輪は頭部では?」と粘るが「アンクはサンダルの紐」と片づけられる。 3、 後に関係者が「我々の姓はツバーンでTはイニシャルなんです」と、T=アルファベットのTと言い切るw 「T殺人事件」でいいやん。 本格物じゃなく少年探偵団みたいなSF寄りの冒険活劇なんだが『怪傑蒸気探偵団』。 この表題でありながら主人公たちが「探偵団」らしい組織じゃない。 主人公の鳴滝は個人で営業している私立探偵で同僚や部下はいない。 レギュラーの執事の爺さんやヒロインの看護婦は鳴滝個人の使用人っぽいし、 巨大ロボの強力は自我はあるけど、こいつが相棒の団員とは思えん。 鳴滝の下の名前が不明なので、実は「鳴滝団」がフルネームで「蒸気 探偵団」じゃなく 「蒸気探偵 団」で区切るのが正しいのでは?という珍説があったw 横溝先生は短編を長編に直す際、タイトル直す場合とそのまんまな時があるが、 直した理由が想像できるのが『壺の中の女』→『壺中美人』。 (ネタバレ、メル欄)なので元の奴はタイトルに偽りありなのだ。 ガダラの豚 聖書からとったんだろうけど物語の本質に掠る程度だからふさわしくない 江戸川乱歩の『吸血鬼』 「吸血鬼のように執念深い奴」って意味だと説明があるが、話の軸となる怪人物は、 「大やけどで顔が赤い髑髏のようになった男」なので『赤髑髏』にするべきだと思う。 横溝正史の『迷宮の扉』も謎。 話のカギになるのはいがみ合う元シャム双生児だった少年たちなので、 「双〜」みたいなタイトルの方がよかったと思う。 ブラウン神父シリーズの「クレイ大佐のサラダ」。(原題も「The Salad of Colonel Cray」) 何もストーリーと大佐のサラダが関係がない。 「これに毒を盛られた」とかならタイトルにするのも分かるが、作ったのはブラウン神父だし、 そもそも大佐はこれ食べてないし。 あかね書房の子供向けな訳にあった「猿神の呪い」の方がそれっぽい気がする。 翻訳の問題かもしれないが、ホームズの「A Case Of Identity」は訳しにくいせいか、 「花婿失踪事件」という内容から独自に命名されることが多い。 ・case=事件、問題 ・identity=同一性、独自性 直訳だと「同一性事件」で、読んでみると何を言いたいのかはわかるが・・・ >>245 あえて訳すなら「正体の問題」みたいな感じになるだろうけど それってタイトルでネタバレしてるようなものなんだよね… >>246 あとホームズシリーズで邦題が一定しない「Silver Blaze」。 表題は登場する馬の名前(固有名詞)なんだが、これを意訳するか発音通りかの他、 名前だけじゃ意味不明なので、馬の名前だと分かるよう「名馬」や「号」をつけたり、 語尾に「事件」をつけたりとにかく一定しない。 翻案ものだが「名馬の犯罪」と絶妙なひっかけタイトル思いついた三津木春影はえらいと思う。 (ちなみに馬の名前は「銀月」・・・「月」はどこから来た?) 横溝正史が見切り発車でタイトル決めてしまったんだなとよくわかる『幽霊花火』。 冒頭でこの異名を持つサーカスのアクロバット芸人の逃亡劇が描かれるのだが、 ミステリーとしては彼の冤罪を晴らすだけで「幽霊花火」要素はどうでもいい。 後に冤罪となった原因の指紋をタイトルに『怪盗どくろ指紋』に改題したがこれでいいと思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる