>>181
いやいや、駄推理ですよ。
たしかに、相手の発した言葉だとすると、「奥さんには負けますわ」は関西の商売人が
使う言葉ですね。

これを、一人称の語り手が話した言葉だと解釈すると、まったく違う物語になります(なので
駄推理)。
「奥さんには負けますわ」は女性言葉と解釈すると、一人称の語り手が話した言葉としても
全然不思議ではありません。
私にはなんとなく、女性同士が謙遜を隠れ蓑に、牽制している言葉のように思えます。
仮にお互いに「奥さん」と呼びあっている女性二人とすると、30代後半以上のオバチャンが
頭に浮かびます。

牽制しているところを重視して、表面上は仲良く、心の中はどす黒いものが渦巻いている
と飛躍させてみます。
とすると、ファイトは戦い、闘争心のように悪感情と取れるかも知れません。
そこで、先ほど捨てた新しい信用+新しい顔=整形したという解釈を加えてみます。

昨今では、イジメが学校だけでなく、ご近所付き合いの場でも起こるようです。
この語り手の女性は、以前は近所の奥さん連中から陰湿なイジメを受けて、たまりかねて
引っ越しをしたと考えられます。
今、復讐の為に整形をして名前も変えて戻ってきました。復讐する為に、別人として関係を
築き新しい信用を得ています。
さきほどはひっくり返って消えたものは、"過去の信用"としましたが"過去のマイナスの信用
(悪評)"であってもおかしくはありません。イジメのきっかけは信用を失ったこと(=マイナスの
信用を得てしまったこと)だったのかも知れません。
新たな信用と新たな顔を手に入れた彼女の復讐は、これから始まります…。

うーん、ちょっと無理があるかな…飛躍させた方が面白いと思ったけど、飛躍させすぎたかも。