9マイルは遠すぎる、ゲームしようぜ
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出題者が引用した文から、その文の引用元を推理するスレ
ではとりあえず適当に、
"大学1,2年頃はこれらの理解のための勉強に時間のかなりの部分を費やした."
状況:自宅に郵送されてきた出版物からの引用
ルールは以下の通り
引用のルール
*引用した文章は、どこまでが引用かわかるように""で囲むこと
*出版物、放送、掲示物などで一般に公開された文章および音声であり、
現在、内容の存在を確認できるものから引用すること
*引用は40文字以下の単文で、一つ以上の数詞あるいは固有名詞を含むものであること
*Web上の文章の引用はなるべく避ける(検索に引っ掛かってしまうため)
*フィクションからの抜粋は禁止(フィクションかどうかの議論になりうるものも避けること)
*当然ですが引用は正確に
ゲームのルール
*前の出題より50レス以上が経過した場合、新規に問題を出題できる
*出題者がその文を知った際の付帯状況を引用文の下に追記することを認める
*出題者によるヒント、正解のネタばらし等は一切厳禁
*出題後に出題者として掲示板に書き込むことは、住民により正解が出るまで禁止 廃墟となってはや幾月……見つけるのが遅すぎた。
面白いゲームなのに残念だ。諦めきれないので試しに置いていくとしよう
"「決まった」東洋人は最後の藁屑を握りしめると、立ち上がりながら
言った。「おれの役目だ」
東洋人は小銃を肩にかけ、五人の白人兵たちをその場に残して、
納屋へ向かって歩きだした。"
(向こう一ヶ月程度は時々見に来て、レスがもらえたら応答を返す所存) 久しぶりに人が来ましたね
出題おつです
難しい感じです
推理
納屋の中に危険な動物がいて殺す必要があった
だが白人の兵士はかなり若いか、あるいは経験が少ない見かけ倒しの兵士のためその動物を殺す事が難しかった
東洋人はプロの暗殺者か何かで、格闘の経験が豊富なため
自分の役目だと考えた
藁を何の目的で使用するのかが重要だと思いますが難しいですね
いいのは思い付かないですね
その動物の気を逸らすためとか…
1、「決まった」
からは
一人でよく考えたか相談した上で決めたような感じに思えるのと
銃を用意してるので多少の危険のある事をこれからするのか
2、握りしめる
片手には銃があるし、握りしめる事ができるぐらいなので藁屑は少しの量である
3、銃を肩にかけてる所からは
ホルスターやポケットに入れてるでもなく、肩にかけてるのは撃つ準備をしているから
つまり撃つターゲットが納屋にいる可能性が高い
撃とうとしてるなら動物だろうか
それから、銃をちゃんと構えるのではなく肩にかけるのからは自信があるような態度に思える
その東洋人は銃の扱いや格闘に慣れてると思われる >>340
ニヤニヤって確かわかったってことでしたよね
ほかに人は来ないみたいなので、
もしよければ推理を聞かせていただけると嬉しいのですが 参加してみる
とある村を襲撃し制圧した傭兵部隊
納屋に隠れていた女を発見
藁束でクジを作り…… >>344
根拠が知りたい。特に知りたいのは、なぜ納屋にいたのが女と推測できたか。
大人の男や小さい男の子ではない理由は何か。
…を2つ続けて使ってるのが339と同じなのも気になる。 根拠を求めるのはともかく、
三点リーダーの標準的な使い方をしてることに突っかかってくる
その発想が驚きだわ >>339
藁は「くじ」
六人は話し合いの結果、実行者をくじ引きで決めることにした
そこで藁屑を六本用意した
東洋人が「アタリ」で実行者になった
何をしに納屋に行ったのかは不確定だが、
小銃を所持して向かったことから、何らかの危険な問題の解決が目的だと思われる
最後の藁屑を握りしめる描写から、くじを持っていたのは東洋人
握りしめたままであることから、白人兵の「ハズレ」しか確認していない
また、五人の白人兵がその場に留まっていることから、顛末を見届ける意図が窺える
くじという公平な手段を用いている点から、東洋人が不当に差別されているわけでもない
本当に危険があるとすれば、少なくともセル単位で対応するのがセオリー
また、実行者には最適な人物を選出すべきであり
当然、他の連中もなんらかの危機対応をとって然るべきである
にも関わらず、くじで当たったにすぎない東洋人が単独行動し、残りは何もしていない
これはかなり不自然
以上から推理すると
東洋人は古参(リーダー)で、五人の白人は新兵
これは余興で、東洋人(と納屋の中にいる連中)が白人兵たちを騙している
おそらく、新参の歓迎サプライズ
くじは「全てハズレ」で、最初から東洋人が実行者になるつもりだった
東洋人は納屋の中で小銃を撃ち、外へは戻らない
その後、リーダーを失った新兵たちがどう行動するか試そうとしている
このゲームよく知らんけど、とりあえず>>3と>>10を参考に妄想しててみた 藁をクジに使うとは思いつきませんでした
僕の失敗は、納屋に入ってから藁を使うと決めつけてしまったからですね
>>347
おもしろく読ませていただきました 出題者です。反応があって嬉しい。
@藁は「クジ」。>>344、>>347、当たり!
A納屋の中にいるのは
>>341「危険な動物」ハズレ
>>344「女」ハズレ。根拠というか、何を想像したかはだいたい
わかる気もするが、それなら銃は持って行かないのではないかな。
>>347「何らかの危険な問題の解決が目的だと思われる」しかし
「本当に危険があるとすれば、少なくともセル単位で対応する」
この2点、ほぼ当たり。それでも不自然でない状況とは?
これをドンピシャ言い当てるのはあまりにも難しいかと思うので
一週間後くらいに解答を出そうかな あと細かくレスしていくと
>>341
・「東洋人は(略)自分の役目だと考えた」当たり。
ただし他の五人はおそらく、単にクジの結果だと思っている。
・「銃を用意してるので多少の危険のある事をこれからする」
「つまり撃つターゲットが納屋にいる」ともに当たり。
・「自信があるような態度に思える
その東洋人は銃の扱いや格闘に慣れてると思われる」当たり。
>>347
・「東洋人が不当に差別されているわけでもない」その通り。
軍隊でありながら白人が東洋人を差別していないということから
この軍隊の性格(種類)が推察できるかも?
・「以上から推理すると」の前はほぼすべて当たっているが
その後の「余興」は残念ながらハズレ。
・「くじは全てハズレで、最初から東洋人が実行者になるつもりだった」
大当たり。
・「東洋人は古参(リーダー)で、五人の白人は新兵」これについては
この小説中に言及はない(一目置かれているらしい雰囲気はある)。 見てる方がおもしろいなあ
ゲーム部分以外の天然謎解き(?)要素が そういう皮肉はやめてくれ!!
せっかく盛り上げようとしてくれる人が現れ人も集まって来たっていうのにますます酷くなるだけだ! 出題者からのコメント追加
>>344の「傭兵部隊」は、当たらずとも遠からず。
これは>>350に書いた
>東洋人を差別していないことから、この軍隊の性格(種類)を推察
する際のヒントにもなり得る(六人は同じ分隊に属している)。
引用元の推理は趣旨に反するので、情報提供は少しにとどめるが
この小説はSFなどではなく、史実に基づくフィクションである。
時代は第一次世界大戦以前でも第二次世界大戦以後でもない。 また9マイルっぽくなくなったか
あと結論ありきな言い訳臭い論理飛躍とレス間隔とを見ると
一気にしらけたなあ >>354
>3や>>28でも「9マイルはこんなんじゃない」との意見は出てましたね
自分は、このスレでのやり方についての議論を一通り拝見した上で
>>30「正解が判らないと、結局何だったんだと悶々として終わる事になる」
>>36「正答のない、推理過程そのものを楽しむという事も認めて
その上で、正答があるからこそ当たった外れたと楽しめるという事も認める」
>>35「まあ細かい事は気にしないで、問題出して推理して
推理力とか鍛えられたり人の推理見て楽しめたらいいんじゃないでしょうか」
これらに賛同して、その線で出題してみたのですが。残念。 >>355
出題はありがたいよ
あなたが出題したからまた人が集まってきたんだし
続けてくれ >>356 ありがとう。 しばらく「待ち」に入るけど、今後も応答は続けます。
それと、303=>>353と後で気づいた
マジでレスしてしまった自分が口惜しい >>355
初心者の俺が>>347で調子に乗ってつまらん答えを書いたせいだな
まさかこのゲームの上級者? をしらけさせるとは思わんかった(コピペだが意図的であるのは明白)
悪気はなかった。不快にさせたのならすまん
できれば続けて欲しい(迷惑ならROMってるから、そう言ってくれ)
で、これが最後になるやもしれんが、これまでに判明したものに追加
・くじで決めているので、納屋での行為は専門性を問わない(誰でも処理可能)
(=トラップ解除や化学処理ではない)
・東洋人が一人で実行している点から、複数ではデメリットの方が大きい。これは六人の共通認識
・小銃を持ちながらわざわざ納屋まで赴いているので、遠隔では対応できない
・現代の光学兵器、戦術は存在しない時代の出来事
推理
『民間人(または捕虜)の始末』
とある外人部隊(レジオン・エトランゼ?)の分隊に課せられた任務で、東洋人が汚れ役を買って出た
※実はコレ、最初に思いついたんだけど全く自信がなかった(合理的な説明がつけられなかった)
マジで答えて恥かくより、ウケ狙った方がダメージ少ないかなとか考えてヘンな答え書いたのがマズかった
(ここからは『結論ありき』の背景推理。要するに穴埋め)
・何故この任務を引き受けたのか?
彼らは国籍を得るために入隊した
それに関する便宜(或いは脅迫)をちらつかされ、引き受けざるを得なかった
当然失敗も許されない
・何故民間人(または捕虜)は始末されなければならなかったのか?
見せしめ? 疫病? ……ダメだ。やっぱ全然説得力ねーや。また上級者から文句言われそうだ 上級者を怒らせたらきっと痛い目にあうぞ!
(((;゚Д゚)))ガクブルガクブル 面白くなってきたので参加
>「傭兵部隊」は、当たらずとも遠からず
というのは、正規軍ではないということだろう
正規軍は特定国家の軍隊(ドイツ軍とかイギリス軍とか)だから
第二次大戦までは「白人と東洋人」が同じ隊にいる状態は考えにくい
アメリカは移民の国だから、白人以外の米国市民も当然徴兵されたが
黒人はまだ差別されていたらしいし、東洋人というと
日系人部隊のような例はあっても混在はさせてなかったイメージ
さらに>>360のレジオン・エトランゼ(=フランス外人部隊)から
国際旅団という言葉を思い出し、ちょっと調べてみた
ヘミングウェイとか有名人が参加した義勇軍で、50以上の国から集まった
外国人部隊。日本人のジャック白井もいたし中国人もいたという
これじゃないか? Wikiにも傭兵と義勇兵の区別は厳密じゃないとある
スペイン内乱なら逢坂剛?だとすると「東洋人」は日本人?
『民間人(または捕虜)の始末』 はありそうな感じだが
もうちょっと考えてみる >>352
はたしてあつまっているのかどうかを推理するのも面白い へぇ〜、じゃあその
あつまっているのかどうかの推理を聞かせてもらおうか >>360
いやいや気にすんな、こんな特殊なゲームに上級者も糞もない。
あえて言えば古参ぐらいはいるかも知れんが、古参を威張れる程歴史があるわけじゃ
ないし、そもそも過疎ってたスレの再起動なんだから、古参も新人もないだろう。
『民間人(または捕虜)の始末』の推理を借りて続けてみよう。
まあ、普通には人なんか殺したくないものだ。それなのにクジでイカサマまでして、なぜ
殺す役割を自分で引き受けたのか?
普通は殺したくないという考えが間違っていて、実は快楽殺人鬼なのかも知れない。
それよりも、殺したフリだけをして、実は殺していないという方がストーリーとしては良い
ものになりそうだ。
ただ、殺したフリなどが同じ部隊の他の人間に通用するかという点が問題だ。
とりあえず、納屋の中で外からは見えない事、クジで役割を決めようとしている様子から
は、付いてきて見届ける事や、確かに殺したと確認する事はないだろうと期待できる。
しかし、逃がした場合は死体が残っていないのでバレるし、死体を放置し続けるというのも
考えにくい。いずれ判明するに違いない。
もしこれをクリアできれば、有力かも知れない。 続き
たとえば、これが前線だとすれば、敗局濃厚という場面で撤退の際には死体を放置する
可能性はある。
撤退の際に捕虜の存在が邪魔になり、殺すという事は…捕虜の虐待は条約違反だが、
必ずしも守られているわけではないし、あり得るだろう。
自分達は撤退するから、敵軍がやってくるまで隠れていろと言って、天井にでも向けて
発砲音だけさせておけば、殺したというフリで助ける事ができると考えられる。
なぜ捕虜を殺すような事になったか→撤退するため
なぜ捕虜を殺す役目を引き受けたのか→殺したフリで助ける為
なぜわざわざクジでイカサマをしたのか→疑われないため、志願すれば作意が疑われる
かも知れないが、クジで偶然役目が決まったなら疑われにくい。
ここまでの考えが正しいと仮定すると、捕虜が確定するのか?民間人の可能性はないのか?
納屋が存在するという事は、元々人が住んでいた場所である事は間違いない。
前線では、物資の略奪行為があり得る。戦争終結後に問題となるような、民間人虐殺も存在
する。
略奪行為のほかに、後に問題となるような虐殺が行われていたら、証人を残さないという
意味で、撤退前に殺害するという事はあり得るのではないだろうか?
少なくとも、相手が民間人である方が、殺したフリで助けようと考える可能性は高くなる。
個人的には、この僅かに可能性が高いというところに賭けて、民間人で考えたい。 一日のうちにこんなに解答を寄せてもらえるとは、うれしい驚き。
答え合わせに入る前に、>>349で要点を@・Aと整理したのに続けて
「これから何を実行しようとしているのか?」をBとしておきます。
※以下のコメントには正解へのヒントも含まれるので、まだ考えたい方は
ご注意ください。
>>360
・「納屋での行為は専門性を問わない(誰でも処理可能)」△
確かに専門知識は不要だが、>>347で既出かつ正解の「何らかの危険な
問題の解決が目的」である以上、「誰でも」とまでは言えない。
・「複数ではデメリットの方が大きい」おそらく○。
・「遠隔では対応できない」×。できないことはないが、接近を選択した。
・「任務」というのは×。出題文中の「役目」は上からの命令ではない。
これから実行しようとしている行為は、兵士6名の総意によるもの。
B『民間人(または捕虜)の始末』 惜しい!
「始末」すなわち「納屋にいる人物の殺害(処刑)」は当たり。
しかしその対象は民間人や捕虜ではない。
つまり残る謎はAの「納屋にいるターゲットとは何者か?」のみ。
これは言い換えれば、>>360の最後に提示されている
「何故(彼は)始末されなければならなかったのか?」と重なる。
>>362
・「国際旅団、義勇軍」大当たり!推理の道筋も納得。
・「逢坂剛?」残念ながら×。
・文中の東洋人は「日本人?」○、ただし推理とは無関係。
逢坂剛のスペイン内乱ものを読んでいる人なら、上記の最後の謎にも
見当をつけられる可能性はある。
とはいえ>>349でも書いた通り、これに正解するのは極めて難しいと思われ。 >>365-366
こんなに色々な可能性を考えられるとは、素晴らしい想像力・構想力。しかし
残念ながら上記の通り「民間人」は×なので、それ以外について正誤とコメント
・「普通には人なんか殺したくないものだ。それなのにクジでイカサマまでして、
なぜ殺す役割を自分で引き受けたのか?」
実はこれ重要。もちろん出題文からそこまで読み取るのは無理なのだが、
Aの「誰を(何故)始末するのか」に深く関わっている。
・「快楽殺人鬼」×
・「殺したフリで助ける」×
・「敗色濃厚という場面で撤退」は当たっているが、
「撤退する た め 」に殺すのではない。
・「証人を残さないという意味で、撤退前に殺害する」×
・「民間人虐殺」× 少なくともこの部隊が虐殺を行った描写はない。
(スペイン内戦において、ゲルニカなど悲惨な状況が多々あったのは事実) 363 名無しのオプ sage 2013/02/01(金) 01:59:02.04 ID:vailhD6A
>>352
はたしてあつまっているのかどうかを推理するのも面白い
364 名無しのオプ sage 2013/02/01(金) 08:53:44.99 ID:DvH0FyHv
へぇ〜、じゃあその
あつまっているのかどうかの推理を聞かせてもらおうか >>372
僕のは>>341だけです
新しい推理はまだか、という意味ならば思いついてないので新しい推理はありません 正解には行き着いてないが
民間人ではない→普通に考えれば軍人だが、定義からすると公人の可能性も
捕虜ではない→拘束されていない・敵兵ではない
あと状況としては負け戦で撤退中である、と
『重傷で瀕死の同僚にとどめを刺してやる』というのはどうだろう? >>363
>推理するのも面白い
この言葉から読み取れるのは『推理をしてみたら面白いだろう』と想像したのではなく
363が実際に推理をしてみた事が言える。
批判や皮肉は普通に書けるから得意技だろう。その推理を書き込まない理由としては以下が考えられる、
・推理などしておらずウソを書いただけ
・根拠のない妄想的推理であるため書くのを躊躇っている
前者は知ったかぶりやウソを付き自慢をしている人に似ている。
どちらの場合にしても共通して言えるのは推理が得意ではなく自信が無いから書かないという事だ。
いかがかな?
ただの皮肉じゃなく論理的な反論を期待してる。 >>375
おおむね予想通り
ありうる可能性のうち>>375が故意にもしくは無意識に選択肢にあげてるものがそれ
推理はほぼ正しかったというわけだ 批判だけしていれば
誰かの推理と比較して恥ずかしい思いしないし、批判されて傷つくこともないもんな ・一人で向かったこと
・銃の使用が『何らかの危険な問題の解決が目的』であること
・遠隔でも可能だが、敢えて接近を選んだこと
以上3点を特に重視し、以下のように考えた
『中には(大した武装はしていない)抵抗可能な人物が隠れ潜んでいる』
武装まで知っているという仮定から、中の人物は近しい者
『六人から自主的に離脱し、納屋へと逃げ込んだ元仲間』とした
その上で、候補が2つある(『反対者』と『裏切者』)
但し、どちらも穴を埋められていない
かといって完全に除外するほど明確な矛盾も見つけられなかった
つーことで、誰か検証(または補完)してもらえないだろうか?
(どちらか片方だけが潰れるのがベスト。両方潰れたらもうお手上げw) ※検証をお願いしたいもの
候補1『反対者』
この六人は脱走を目論んでおり、
唯一反対した人物が納屋へと逃げ込んだため、殺害することに決めた
(補完)
・何故始末されなければならなかったのか?
自分達の脱走に関する情報が軍に伝わることを恐れた
候補2『裏切者』
逃走した人物が納屋の中に逃げ込んだ
罪状は不確定だが、
即銃殺という点からみれば脱走兵である可能性が高い
(残存食料や貴重品を持ち逃げした可能性もある)
(補完)
・何故始末されなければならなかったのか?
上述裏切行為は重罪。特に戦場では公式の弁明機会なしに執行されてもおかしくはない いよいよ大詰めに入ってきた。
何もコメントせずこのまま待ちたい気もするが
寄せられた解答の正誤は示しておくべきだと思うので
>>374
前半の論理的な絞り込み、お見事。
・「軍人」当たり。公人(閣僚、王族など)ではない。
・「拘束されていない」「敵兵ではない」ともに当たり。
そこからの推理のほうは
・「重傷で瀕死」ハズレ。
・「同僚」大当たり。
>>378
こちらの論理的推論はいっそう緻密で素晴らしい。
・「(大した武装はしていない)抵抗可能な人物」大当たり。
・「近しい者」「元仲間」は上記「同僚」と同義で、当たり。
ただし「逃げ込んだ」・「隠れ潜んでいる」は少し違う。
もしそうなら、残る五人が包囲などの消極的参加をしているだろう。
Aに『反対者』と『裏切者』、2つの候補を挙げたところもすごい。
どちらが正解か、現時点で言ってしまうのは惜しいので細かくいくと
・「この六人は脱走を目論んでおり」×
・「(納屋にいるのが)脱走兵」×
・「裏切行為は重罪。特に戦場では公式の弁明機会なしに
(処刑が)執行されてもおかしくはない」◎
最終ヒントは>>367の最後部分、
すなわちスペイン国際旅団のたどった特殊な運命にある。 この後「待った」の声が出なければ、答と引用元の開示は
>>349で書いたように明日(水)の予定です。 『裏切り者』という>>379の候補2が正解。
ただし罪状は脱走ではなく『仲間を密告して死に至らしめた』こと。
今までに出た他の細かい正誤コメントも含め、完全に納得してもらうために
原文を紹介したい。小説冒頭からの引用であり、作中過去の断片に過ぎないので
本編を読む楽しみを損なうようなことはないと思う。
出題文の後のシーン、興味のある方のみお読みください。連投ご容赦のほど。 “東洋人が近づいていくと、白人義勇兵はハモニカをやめて顔を上げた。あいさつを口にしようとしたらしいが、その顔はそのまま凍りついた。東洋人の様子に異様な空気を感じとったようだ。
東洋人は白人兵に近寄って素早く彼の小銃を取り上げ、脇にのけた。白人兵はハモニカをおろすと、腰であとじさった。
白人兵の目が落ち着きなくあたりに走った。誰かに救いでも求めたのかもしれない。しかしその位置からは、撤退にかかっている部隊の誰ひとりをも見ることはできなかった。分隊の仲間たちも、納屋の陰になっている。
「どうしてもか」
東洋人はうなずいた。
「こうなることは、わかっていたろう」
「どうして」と、金髪の兵士は訊いた。声がかすれていた。「どうして、きょう、この日なんだ」
「撤退が始まったからさ」
「どうして撤退まで待った」
「みんな、お前が戦闘で死ぬことを期待していたんだ。それであれば、誰もいやな役目を引き受けずにすむ」
「おれは、弁明できないのか」
「あいつらはみんな、弁明も許されずに銃殺されていったんだ」” “東洋人は首を振り、おだやかに言った。
「ボブもジョーイもアンディも、みんなファシストと闘うためにやってきたんだ。
そのために家族も捨て、恋人とも別れてきた。なのにみんな、同志と信じた者から告発され、
アンドレ・マルティの銃殺隊の前に引き出されて粛清されたんだ」
「革命は、ああいう連中に足元をすくわれて堕落するんだ。戦線のこちら側にいようと、
連中が革命を裏切る者であったことはまちがいないんだ」
「もうよせ」東洋人はようやく感情らしい感情を見せた。憤怒をかろうじて押しとどめたかのような、鋭い口調だった。
「いまさらそんなことを論じたくはない。革命の大義も、共和国の理想も糞くらえだ。
やつらは戦友だった。おれの隣で戦った同志だった。
おれは連中を殺した者を、ほうってはおかない」” “東洋人がハモニカを手にして五人の兵士たちのもとに戻っても、しばらくのあいだ
誰も口を開かなかった。みな重い沈黙を守り、互いに目を見交わすこともなく、
渓谷の対岸や街道へ目を向けていた。
東洋人はかまわず、ひとつの曲を吹き始めた。いましがた、あの白人兵士が吹いていた曲。緑なすスコットランドの民謡。
曲を吹き終えたとき、分隊の最も若い白人兵が、彼に声をかけた。
「さっきの籤はいんちきだね」
東洋人は答えずにハモニカを雑嚢にしまい、その兵士に背を向けた。”
(プロローグ 了)
・第四十三回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作より 出題ありがとうございました
問題として選んだ文章がよかったので参加者が多かった思いました
よかったらまたお願いします こちらこそ、楽しませてもらった。レスくれた人たちありがとう。
作家名を知る人がいない程マイナーではなく、かつ既読者は少なそうな作品
にしてみたのだが、今回出題したおかげで発見もあった。たとえば
>>360の「複数ではデメリットの方が大きい」には「あ、成程!」だった。
読んだ時には考えてなかったが、確かに単独で行ったからこそ
即座に警戒されることなく、さっと先手を取れたわけだ、とか。
仇でありながら彼もまた戦友だったからこそ、形見を持ち帰ったのだ…とか。
これだけの密度と推理余地のある文はなかなか見つけられずにいるが
また近いうちに出題しに来ようと思う。たぶん今度は軽いものを。 ども。ではその前にちょっと、ルールについて再確認みたいなことを。
ご承知の通り、このスレの>>1 ルールはすでに事実上適用されていない。
次スレの準備は不要でも、初めての人がここに来て戸惑う可能性はあるだろう。
>>96はよく考えられていて自分も特に異議はないが、他の人の意見を入れたり
短くできそうな箇所はなるべく刈り込んだり、と少々改訂した文案を出してみる。
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ハリイ・ケメルマンの短編『九マイルは遠すぎる』に倣って、短い文章から推論を重ね
その文章にはどんなバックグラウンドがあるのか、推理しようというゲームです。
【出題のしかた】
・状況を想像・推理できそうな文章を小説などから抜き出して、引用符 " " をつけます。
長さの目安は2〜5文程度。適宜編集も可ですが「改稿あり」などと付記してください。
・街の中で耳にした会話の一部など、正答が存在しない出題も歓迎します。
その場合は出題に「正解は無し」と明記してください。
・小説などの元作品がある場合、いわゆるネタバレを含めないよう注意してください。
海外/国内の別や作中年代などを示して推理の方向を絞り込むことは推奨します。
・出題に特定の問題を課すのもOKです。例:彼は何故ここに来たのか?
【解答のしかた】
・これは作品名を当てるのが目的ではなく、推理することを楽しむゲームです。
出題文を読んで自分が推理・想像したことを書いてください。
・設問があっても、それに対する解答のみに限定する必要はありません。
むしろ読む人が楽しめるように、推理の過程も書くことを推奨します。
・既読作品が出題されたなど、偶然正解を知っていた場合は参加を見合わせてください。
また検索などの手段で元の文章を探し出して正解を得るような行為は控えましょう。
----------
一読して、足りないとか余計だとか、ご意見があればお願いします。 おお、いいね
あんまスレタイを前面に出すと
やってること違うじゃん、とつっこまれかねないが
少し違ってても現実的な別ルールでやってるとはっきりさせとけば
いきちがいも減る
>これは作品名を当てるのが目的ではなく、推理することを楽しむゲームです。
知ってる人があえて面白くなる方向にミスリード推理するのも面白いかもな
実物の正解よりも見事でおもしろい推理が構築されるのもこの遊びの醍醐味だと思うから。
ただ、あまり色気出して変な誘導したり
正解でない特定方向に向けたがってるのが見すかせてしまうと
グダグダになりそうだから
諸刃の剣かもしれないけど まずは何も説明なしに。
"この先も決して使われることのない半円の穴。緑のただ中に穿たれた黒点。
私は好奇心を刺激されて、行けるところまで近づいてみたくなった。道なき道を
進む真似ごとぐらいはしなくては、せっかくの装備が泣く。"
(編集:改行「私は」の前にあった2文をカットしています) >>393
こう来られるとつい黒点が何なのかを延々考えてしまうが
根拠のない想像ばかりでは無駄だと気づいた
取っかかりは後半から最後だな
好奇心のおもむくままに進退を決められるということは
・仕事や任務ではない
・「私」は単独行動している
行けるところまで近づいてみるとか、道無き道というからには
・日常的な空間にいるのではない
・周りにあまり(または全然)他人がいない場所
真似事くらいしなくては、という言い方からすると
・切迫した状況ではない
すぐに判断できるのはこれくらいか >道なき道を進む真似ごとぐらいはしなくては、せっかくの装備が泣く。
物理的な道なき道を進む探検みたいな状況でそのための装備 で
緑ってのはおそらく自然を表現する用法なんだろうけど
あえて別解釈で
たとえば
学問や研究のフロンティアにいる人間の独白で、装備=研究の為の機器や資材、スタッフ
ととらえてみる 野外なのは間違いないだろうから
アウトドア用の装備ってことだろうね
別解釈が出てるけど
自分はやっぱり仕事じゃないという方向で
休日の山歩きとかそういう気楽な線で考えてみる
>真似ごとぐらいはしなくては、せっかくの装備が泣く
という言い方から装備は自前っぽい
あまり慣れていない行動なんじゃないかな
あと、あえてオーバーに言ってるというかちょっとユーモラスで
小説と言うよりエッセイの文章のような感じだ
翻訳物ではなくて普通に日本人が書いてる気がする
>緑ってのはおそらく自然
同感
日本だとすると人里離れた場所はたいがい山野だな
その中の半円の穴というと洞穴の入り口じゃないか? と思ったが洞穴だとすると
>この先も決して使われることのない
という断言のしかたがちょっと変かも 言い回しからすると人工的なものだろうな
廃棄されたトンネルか終戦で役目を終えた防空壕あたりだろうか ソレダ!
天然の洞穴なら入り口の形は不定だが
人工物、特にトンネルの入り口はきれいな半円形が定番だものな
防空壕には定形があるのか知らんけど
ていうか防空壕はやっぱりないわ
空襲ってのは人口稠密な都市部が狙われたわけで
ド田舎には無縁だった(ソースは俺のばーちゃん)
とにかく「緑のただ中」に作るもんじゃないはず
あと他に思いつくのは古墳の墓室入り口とかだが
それなら細道くらいはついていそうなもんだし 今回もレスありがとう。それでは正誤いきます。
>>395
「すぐに判断できるのは」というだけあって、全項目当たり。
まずは着実な推理からというスタンスがいい。
>>396
「別解釈」以降は残念ながらハズレだが、その前は当たり。
特に「緑」が単なる色ではなくて「自然(の草木)を表現している」ことを
はっきり言葉化してくれたのには、高得点を差し上げたい。
>>397
「装備はアウトドア用・自前」○
「あまり慣れていない行動」○
「翻訳物ではなく日本人が書いてる」○
「小説と言うよりエッセイの文章」バツがつけにくい……
引用元はれっきとした小説(名探偵の出るシリーズもの)なのだが、
終始一人称視点で、あたかもエッセイのごとき書き方も随所にある。
その上この作家はエッセイも多い人なので、文章についての評としては
間違ってはいないと言える(あくまで私見だが)。
「洞穴の入り口」はハズレ。根拠は>>400でお察しの通り。
>>399
「人工物」大当たり!
「廃棄されたトンネル」惜しい!というか、ほとんど当たり。
何故「ほとんど」を付ける必要があるのか、という説明をここでしてしまうと
終了になってしまうので、あと1〜2日待たせてもらってもいいかな? あと、このへんで「作者は誰でしょう?」という設問を
新たに出題するのは許されるだろうか?
実を言うと、今回は既読者にいきなり判ってしまうのを恐れていたし
そうでなくともエッセイ云々で気づいた人がいるかもしれない。
(前回同様、この板のスレッド一覧にも名前が出ているくらいの作家なので)
自分が>>353で「引用元の推理は趣旨に反する」と書いたのは
>>96にはっきり「作品当てゲームではない」とあったからなのだが
その後、必ずしも禁止という意味ではなかったんじゃないか、と思いあたった。
少なくとも設問としてはアリだろう。
>>393についてはすでにほとんど答は出尽くしたので、
作家名あるいは作品名がわかった(or見当がついた)という人がいたら
ぜひ名乗り出てほしい。
(挙手がなくても、明日には正解と引用元情報を出します) >「作者は誰でしょう?」という設問を新たに出題するのは許されるだろうか?
と問いかけるからには
その問いかけもしくは答えが
回答者の知的好奇心を刺激するようなものなのかな
とりあえず期待して見てよう >>401で「廃棄されたトンネル」という解答を「ほとんど当たり」と言った理由は
>>393の「この先も決して使われることのない」の「も」にある。
前後を含めて原文を紹介すると
“一週間前のこと、私は小旅行に出かけた。『鉄道廃線跡ガイド』を片手に、阪本線の跡をたどるのが
目的だった。廃線跡といっても、実は阪本線には列車が走ったことはない。採算が合わないからと
建設が打ち切られた、いわゆる未成線なのだ。
ガイドブックによると、装備しなくてはならないものはたくさんあった。歩きやすい服装や
靴で出かけるのは当然のこと、軍手、磁石、地形図、虫よけスプレー、擦り傷用の医薬品に懐中電灯など。
未完のトンネルを踏査することは不可能だが、阪本側に開いた入り口を見ることはできるらしい。
地形図を頼りに林道に分け入ってみると、山の中腹にトンネルを発見した。
この先も決して使われることのない半円の穴。緑のただ中に穿たれた黒点。
見方によって、哀れでも不気味でも滑稽でもある。その奥では空気も時間も沈殿して、
この世ならぬ小宇宙ができているのかもしれない。
私は好奇心を刺激されて、行けるところまで近づいてみたくなった。道なき道を
進む真似ごとぐらいはしなくては、せっかくの装備が泣く。「よし」と号令をかけ、
膝まで生い繁った草を掻き分けながら彼方のトンネルを目指した。” 上の抜粋からわかる通り、まるきりエッセイのような文章なのだ。
実際この日本人推理作家(以下「彼」)はかなりの鉄道好きであり
著書のタイトルにも鉄道とか駅とかつくものがある。
また彼のもうひとつの「名探偵シリーズ」最新刊には、ずばり
“「いっぺんやってみたかったんや。『九マイルでは遠すぎる』ゲーム」”
という台詞の出てくる短編が入っているのだ。
もちろん、九マイル・ゲームというのは何も彼の独創ではなくて
このスレを立てた人が読者とは限らないのだが
一度は出題してみたくなったわけである。
さて「彼」は誰でしょう? あっ、ミスった。申しわけない。
>>405
×『九マイルでは遠すぎる』ゲーム
○『九マイルは遠すぎる』ゲーム はずみで途中送信されてしまった。やり直し
大阪弁が出たところで察してもらえることを期待したのだが、
残念ながら、彼の愛読者が思っているほどには知られてなかったようだ。
作家名は有栖川有栖。出題文の引用元は短編集『暗い宿』で
これは火村シリーズまたは「作家アリス」シリーズの一冊。
>>405で言及した最新刊とは『江上二郎の洞察』、その中の
『四分間では短すぎる』と題された短編において
大学のミステリ研のメンバーが「九マイルでは遠すぎるゲーム」をやっている。
お薦め作品紹介スレではないので、これ以上語るのは自粛。
今回のお題はこれにて終了です。 ……再度同じミスをしてしまった。
穴があったら入りたい(←393にかけた洒落ではない、断じて) 四分間「では」短すぎる
九マイル「は」遠すぎる
これじゃ間違えもするわな ミス板全体も2ちゃん自体も人は減ってて
長らく無人のスレなんざ掃いて捨てるほどあるからね 過疎というより>>404-405で解答付いて終わったと勘違いして書き込みがなくなったんじゃない?
実際>>406,409で乙レス来てるし では出題してみる。前のほど面白くはないだろうが
" 「見ろよ、あの女、みっともねえなあ」
すぐ傍(そば)で、はっきりとした声が聞こえた。自分のことを
言われているのだと気付いた。だが、何の反応も示すことが出来ない。"
1) 彼女はどんな状態で
2) どういう場所にいるのか
3) 彼女がどういう人間かについて、何か推察できることはあるか
引用元は小説、ルールは>>391準拠. 出題おつです
問題に書いてる2と3は思い付かなかったのですが推理書きます
推理
話している人間は男で、その男には連れがいる
女は一応意識があったが、意識は朦朧としていて
しかもほとんど動けない状態であった
お酒か麻薬が原因ではないか
女の目は閉じられていたかもしれない
女に連れはいなくて、一人でその場にいた
女から男までの距離は最低でも5メートルはあったと思われる
根拠
1、まず喋り方からすると男
知らない人ではなく知り合いに話しかけてるように聞こえるので男には連れがいる
2、女はみっともない姿である事を知りながら、何の反応も示す事ができないは意識がそこまではっきりしていたわけではないから
みっともない姿を直す事もできなかったと思うのでほとんど動けなかった
直してくれる連れもいなかったと思われるので彼女は一人だった
3、もしも病気や怪我によって意識がはっきりしていなかったのならば、
男は心配するような事を言ったりして少なくとも「みっともない」などと不謹慎な事は言わないのではないでしょうか
ということで病気や怪我ではなく酒で酔っ払っていたり麻薬ではないかと思いました
続きます 続き
4、問題の文を見ると異変があるのは女のほうで男は正常だったと思われます
男は
「あの女」と言っているので最低でも女までの距離は5メートルくらいはあったのではないでしょうか
もし男のすぐ目の前に女がいたんなら「この女」と言っていたはずです
5、女は、男の声を近くで聞いてるのに、男の姿を見ていない
これは酔っていたりして意識がはっきりしていなかったから
目を開けることができなかったか、目を開けるのが億劫だったからではないか
久しぶりの出題ありがとうございます 回答ありがとう
ここまでのところ正解です
酒か麻薬か、どちらなのか推察は可能か?これは>>422の
2)を常識的に考えてみる
3)についてはまず、女の年齢。大ざっぱに、若い/老人/中年の三択なら…
この2点と併せて考えてみると見当がつくかも 細かく言えば距離のメートルは不明ですが
「この女」なら至近距離のはずで、それよりは遠い(視界内の近さではある)
という発想は正しい、ということです
2)の場所については二択に分けられるような、たとえば
「屋内か屋外か」などの大別できる要素から考えていくと良いかも >>427
ヒントありがとうございます
選択肢とかも提示してもらえて、また推理できて助かりました
推理
彼女は酒を飲んでいた
酒を飲んだお店までは車で行ったのではない
30代以上で未婚
恋人はいなくて、一人暮らしである
その日は金曜か土曜の可能性が高い
根拠
1、酒か麻薬かで言ったら酒を飲む人のほうが多いと思うので酒
2、もし車で店まで行ったんなら
代行で家まで送ってもらうと思うので車を運転して来たのではない
3、僕の前の推理で
彼女には連れはいなかったと言ったが、それならば一人でお店に飲みに行ったという事
20ちょっとぐらいの若い女性が一人で酒を飲みに行く事は少ないのではないかと思い
30代以上かと
続きます 続き
4、動くのが大変なくらい酔っている状態で
もし旦那や恋人がいたんなら連絡したりして迎えに来てもらうと思う
それと親や兄弟と一緒に暮らしていたら連絡して迎えに来てもらうと思う
ということで、旦那・恋人はいない
そして親や兄弟と暮らしていないし迎えに来てないのは遠くに住んでおり
したがって一人暮らしの可能性が高い思います
5、こんなに酔うぐらい飲んだのは、彼女が次の日は休みだと考えていたからではないか
休みといえば土曜や日曜の人が多いと思います
なのでその前日である金曜か土曜だと考えました
屋内か屋外かは難しいです かなりいい線いってます >ラさん
詳しい正誤(丸バツ付け)は、他にも来る人がいるかもしれないので
もう2〜3日待ってみてからにしますが
楽しみです >>422の(2)、自分は
「公共の場所、おそらく路上」と推察
屋内か屋外かよりも先ず
・私有地かそれとも公共の場所か
を考えると、当然後者であろうと判断できる
見ず知らずの、まったく無関係な人間同士が声の聞こえる距離に
居合わせ、しかも「話しかけるのではなくその人のことを論評する」
という状況は、私有地内では考えにくい
個人宅の敷地内では無論だし、会社のような法人所有の場所であれば
社員とか来客、出入りの業者といった何らかの「役割・立場」があるから
出題文のような薄情で無責任な放言はしないと思われる
また私有地でも店舗などであれば公共の場所同様、不特定多数が行き交うので
立場など関係なく放言暴言も十分あり得るが、そうした場所には店員などの
「その空間内で管理責任を負う者」が常駐しているのが普通である
もし動かない女性がいれば気づき次第「どうかなさいましたか」等と
声をかけ、反応がなければ110番や119番に電話するなどの対処をするだろう
(出題場面の直後に、そういう展開になる可能性は十分ありそうだ) 上記の根拠により、公共の場所であるという前提に立って
次にその場の人口密度を考えてみる
たとえば未明の郊外高級住宅地路上とか、平日夜の農道とかいった
「ひと気のない場所」で動かぬ女性を連れともども見かけたのならば
普通は人情として声くらいかけそうなものだ
みっともないと言い捨て放置するのは、多少なりとも抵抗があるのではないか
逆にラッシュ時の駅のような状態なら、連れに「見ろよあれ」等と
どうでもいいことで話しかける余裕はあまりなさそうだ
つまりこの場所は、雑踏ではあっても過密というほどではないと考えられる
さらに男の口調からして仕事中らしくないから
おそらく時刻は終業後、夜の繁華街を同僚または友人と歩いていて
酔いつぶれた女が目に入ったという(特に珍しくもない)状況が想像される
なお自分はラリっている人を見た経験はないが
公共の場所で独りで麻薬をやってへたり込んでいる女、というのは無理があり
ただの酔っ払いに一票
路上以外の公共の場所、たとえば公園などはあり得るだろうが
目的を持って特定の場所に行ったと示唆する記述はないので
酔っ払いのいる場所として飲み屋内でないなら路上か電車の車内くらいが
「常識的に考え」て妥当なあたりだと思うが如何 泥酔が当たっているっぽいので、便乗して書いてみる。
泥酔のあまり寝込んでいる、あるいは意識不明というよりも、
飲み過ぎて吐いているという状況ではないだろうか?
おそらく、場所は屋外。
道路に背を向けて、ビルの壁、あるいは敷地の塀に向かって
嘔吐している状況は「みっともない」と揶揄する状況にピッタリだ
と思える。
ラ氏が気にしていた、『何の反応も示す事ができない』『男の姿を
見ていない』も同時に満たす事が可能。
何の反応も示す事ができない→吐いている真っ最中、苦しくてそれ
どころではない
男の姿を見ていない→道路に背を向けていたから→男達は吐いている
女の背後を通り過ぎながら、からかうような言葉を発した
寝ている女→お持ち帰り、あるいは金銭を盗む対象となりえる→多少は
心配する
吐いている女→性欲の対象から外れる、意識があるだけに変に絡まれる
事があり得るので敬遠の対象
女の年齢は、20代後半〜30代前半を予測。おそらく独身。
一人称の地の文の印象と、小説的に主人公が既婚なら一人で痛飲させる
事はあまりないだろうという感覚的意見から。 緻密な考察をお寄せいただきありがとうございます。
現役作家の小説なのでうっかりしましたが、大事な情報を出し忘れていました。
引用元の小説は初出は平成8年(1996年)で、
★当時携帯電話の普及率は25%未満。この一冊の中で登場人物の誰も
ケータイは持っていません。作者と同世代の自分も持ってなかった。
新宿鮫の登場(1990)からこっち、携帯電話の急速な進化と普及により
国産ミステリはあまりに早く「時代遅れ」となる宿命を負わされています。
刑事が必死で公衆電話を探したり、自動車電話とかポケベルが出てくれば
「古い!」と感じるのですが、単にケータイが出てこないだけでは、
作者と同年代の自分はそこに気付かず「古さ」を意識しなかったのです。
至らなくてすみませんでした。
書かれた時代を勘案して再考していただけると幸いです。 >>429
・彼女は酒を飲んでいた ○
・飲んだ店までは車で行ったのではない ○
・30代以上 ○
・未婚 、恋人はいなくて、一人暮らし ×
・その日は金曜か土曜 ○
ラさん唯一の失点となった
・夫や恋人、同居の親兄弟がいれば連絡して迎えに来てもらうはず(>>430)
という至極まっとうな考察が、携帯電話普及後の「常識」であると
気付いたことで、>>435を書き足しました。
>>432
・公共の場所、おそらく路上 ○
・この場所は、雑踏ではあっても過密というほどではない ○
結論に至るまでの推察の論理性がすばらしい。 >>434
・道路に背を向けて、嘔吐している状況 △
それならすっきり解決なんですが、残念なことに小説中では
彼女は「今にもそうなりそうな状態」で次の出来事が起きてしまいます。
つまり○でもおかしくないんだけど、吐いてる描写まではされずじまい。
しかし>>434の考察と根拠の見事さには感服しました!
特に、通りすがりの男(たち)から見て彼女が
>性欲の対象から外れる
という指摘が鋭い!実はこれが
3) 彼女がどういう人間か
の手がかりなのです。何故彼らは、酔って正体が無い女を見ても
それにつけ込んで「お持ち帰り」しようとは思わなかったのか?
答を聞くと拍子抜けするくらい、日常的で単純な理由なのですが
今にして思うとこれもまた、時代による「常識の変化」が
少なからず影響していることに今回気付きました。以上がヒント。
※彼女の容姿や身なりは何ら特殊なものではありません。
(つまり醜いとか汚いとかの「特異性」ゆえ敬遠されたのではない) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています