ボワロ＆ナルスジャックを語ろう

**名無しのオプ** · 2018/11/04(日) 21:52:38.21

「呪い」は1962年にジュリエット・グレコ主演で映画化されてるのだね
あんまり話題にならないから平凡なB級映画かと思ってたんだけど
imdbのユーザーコメント見たらなかなか評判が良い
見たいなあ　石井輝男演出の土ワイ版とセットでDVD出ないかなあ

**名無しのオプ** · 2018/11/15(木) 10:45:04.82

「わらの女」1990年代後半に賀来千香子・田村高広主演で見た2時間ドラマが
まるで期待していなかったのに、余韻の残る佳作で、また見たいくらいだ。
「犠牲者たち」も2時間ドラマで映像化してほしい。誰かプロデューサーが
この小説を読んで、気に入ってくれるといいんだが。主演は誰がいいだろう。
林遣都と波瑠がいいかな。

**名無しのオプ** · 2018/11/18(日) 23:41:53.11

若手に演じてもらうのいいかもな。そのものズバリ「野獣世代」とか。

**名無しのオプ** · 2018/11/28(水) 02:47:53.02

『わが兄弟、ユダ』読書中

**名無しのオプ** · 2018/12/12(水) 21:24:47.10

1980年以降のボワナル作品はまったく訳されてないけど何故なんでしょ？
個人的には「盆栽」というタイトルの長編が気になる。。。
（1990年。ボワローが亡くなった翌年刊行）

**名無しのオプ** · 2018/12/19(水) 23:02:34.00

ボワナル未訳の「Terminus」1980年
全盛期の派手さはないけれど渋くて面白いではないですか
翻訳済み代表作ほどのケレン味は薄いもののちょっとしたどんでん返しもあるし
余韻の残る悲劇的なラストも印象深いなかなかの佳作でありました

**名無しのオプ** · 2020/03/29(日) 01:20:42.06

1年以上も書き込みなしか

**名無しのオプ** · 2020/03/30(月) 19:38:46.35

けっこう面白い作品書いてるのに絶版ばかりなんだもん
影の顔　呪い　牝狼　犠牲者たち　嫉妬
わが兄弟ユダ　ひそむ罠　銀のカード
どれも面白いんだけどなあ

**名無しのオプ** · 2020/04/19(日) 12:49:58.76

犠牲者たち、死者の中から、呪い、仮面の男が面白かった

**名無しのオプ** · 2020/04/20(月) 12:38:27.12

銀のカードはまあまあだった。

**名無しのオプ** · 2020/05/08(金) 21:06:02.03

数ある中から何故「技師は数字を愛しすぎた」を新版で出したんだろう・・・
>>237
「死者の中から」は「めまい」としてパロル舎から新訳が出たが、
それを創元から復刊できないものかと思ってしまう。

**名無しのオプ** · 2020/10/09(金) 12:41:58.37

>>240
Amazonの古書だと、
『死者の中から』はハヤカワ文庫が35800円、ポケットミステリが16500円
『めまい』が5万から10万円
かなり素敵なお値段になっているね

**名無しのオプ** · 2020/11/04(水) 10:44:46.31

『犠牲者たち』の新装文庫版も1万円超えている
安い作品がほとんどなんだけどな

**名無しのオプ** · 2020/12/06(日) 10:33:23.66

『思い乱れて』をいま読んでいる
この作家の本はこれで12作目だ

**名無しのオプ** · 2020/12/30(水) 13:23:04.84

ボワロー&ナルスジャック未訳の『Mamie（マミー）』
資産家の子供を誘拐しようとした犯人が、間違って家政婦の子供を誘拐してしまう話
赤ん坊が人違いと犯人にバレたら殺されるかもしれないので、気づかれないように交渉しようとするサスペンス
赤ん坊を誘拐された母親の不安と苦悩の心理描写が細かく描かれていて
息詰まるような展開で読ませるけど、地味といえば地味な小説かも
やはり80年代のボワ&ナルはどんでん返しとか幻想的な謎よりも、心理ドラマに力を入れている作品が多いみたい

**名無しのオプ** · 2021/01/30(土) 10:15:35.21

ハヤカワポケットミステリが邦訳を出さなくなったのも分かる
ミステリとロマンスの融合が面白い作家だったのに、その味がなくなったら興味はない

**名無しのオプ** · 2021/11/04(木) 15:30:31.96

『L'ombre et la proie』（影と獲物）　ebayで購入して二か月以上もかけて到着した洋書を読了
ボワロー=ナルスジャックが『悪魔のような女』の前に変名（アラン・ブカレージュ名義）で発表した作品
現在はボワナル名義でマスク叢書から単行本が出ていて、なるほどこれが本当のボワ＆ナル・コンビのデビュー作なのかとの感慨がひとしお
貧しい画家の青年が、溺れていた女を救ったことをきっかけに奇妙な出来事に巻き込まれる展開がいかにもフランス風
後のボワ＆ナル・コンビの『影の顔』や『牝狼』のプロトタイプになった作品でしょう
この作家チームの持ち味が『悪魔のような女』以前に確立されていたことを確認できただけでも嬉しい

**名無しのオプ** · 2023/09/30(土) 20:52:26.09

＼(*￣□＼)￣□＼)￣□＼))))ｵｫ～ｯﾄ!!