海外ミステリオールタイムベストを考察
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海外ミステリのオールタイムベストを考察するスレです。
近年はドイツ・北欧ミステリがブームだから、いずれこういうのも
入ってくるかも? 薔薇の名前、文庫かkindleかどっちかで出してくれ >>186
なんでP.D.じゃなくて P.Dって書くの? @作品集(ポオ)
Aバーナビー・ラッジ(ディケンズ)
B荒涼館(ディケンズ)
CE・ドルードの謎(ディケンズ)
Dルルージュ事件(ガボリオ)
E書類113(ガボリオ)
F河畔の悲劇(ガボリオ)
Gパリの奴隷(ガボリオ)
Hルコック探偵(ガボリオ)
10.狩場の惨劇(チェーホフ)
11.ビッグボウの殺人(ザングウィル)
12.死の書簡(リジェスター)
13.リーヴェンワース事件(グリーン)
14.奇妙な消失(グリーン)
15.七つの橙(グリーン)
16.バイオレット・ストレンジの事件簿(グリーン)
17.霧の中の館(グリーン)
18.パリの秘密(シュー)
19.質屋のヘイガー(ヒューム)
20.死美人(ボアゴベ) 21.白衣の女(コリンズ)
22.月長石(コリンズ)
23.法と淑女(コリンズ)
24.ハートのクイーン(コリンズ)
25.生ける宝冠(ドゥーゼ)
26.夜の冒険(ドゥーゼ)
27.スミルノの日記(ドゥーゼ)
28.幽霊狩人(ホッジソン)
29.金の皿事件(フットレル)
30.思考機械(フットレル)
31.薔薇荘にて(メイスン)
32.灰色の部屋(フィルポッツ)
33.トレント最後の事件(ベントリー)
34.フォーチュンを呼べ(ベイリー)
35.カイ・ルンの財布(プラマ)
36.マックス・カラドス(プラマ)
37.マーティン・ヒューイットのクロニクル(モリスン)
38.壁の穴(モリスン)
39.緑のダイヤ(モリスン)
40.ユージーヌ・ヴァルモンの勝利(バー) 41.手がかり(ウェルズ)
42.金色の鞄(ウェルズ)
43.饗宴の骸骨(ウェルズ)
44.老探偵の弟子(カーター)
45.可愛い隣人(カーター)
46.失踪した億万長者(ブリス)
47.ティンカーの学生時代(ブリス)
48.黄色い虎(ティード)
49.ホームズの冒険(ドイル)
50.恐怖の谷(ドイル)
51.アフリカの億万長者(アレン)
52.ランドルフ・メイスンと7つの罪(ポースト)
53.アブナー伯父の叡智(ポースト)
54.正義の四人(ウォーレス)
55.血染めの鍵(ウォーレス)
56.リーダー氏の心(ウォーレス)
57.ブラウン神父の童心(チェスタートン)
58.知りすぎた男(チェスタートン)
59.ロムニー・プリングルの冒険(フリーマン)
60.歌う白骨(フリーマン) 61.二人で泥棒を(ホーナング)
62.らせん階段(ラインハート)
63.百万長者の略奪(べネット)
64.ブルドッグ・ドラモンド(サッパー)
65.無音の弾丸(リーヴ)
66.怪盗紳士(ルブラン)
67.奇巌城(ルブラン)
68.誰がコマドリを殺したか?(フィルポッツ)
69.闇からの声(フィルポッツ)
70.陸橋殺人事件(ノックス)
71.殺人者は21番地に住む(ステーマン)
72.六死人(ステーマン)
73.ポンスン事件(クロフツ)
74.殺人者はへまをする(クロフツ)
75.カーテンの彼方(ビガーズ)
73.ライノクス殺人事件(マクドナルド)
74.伯母殺人事件(ハル)
75.カナリア殺人事件(ヴァン・ダイン)
76.僧正殺人事件(ヴァン・ダイン)
77.オペラ座の怪人(ルルー)
78.黄色い部屋の秘密(ルルー)
79.或る豪邸主の死(コニントン)
80.九つの解決(コニントン) 81.アクロイド殺害事件(クリスティ)
82.オリエント急行の殺人(クリスティ)
83.そして誰もいなくなった(クリスティ)
84.ゼロ時間へ(クリスティ)
85.二人で探偵を(クリスティ)
86.マープルと13の謎(クリスティ)
87.皇帝の嗅ぎ煙草入れ(カー)
88.三つの棺(カー)
89.ゴドフリー卿殺人事件(カー)
90.ユダの窓(ディクスン)
91.読者よ欺かれるなかれ(ディクスン)
92.不可能課マーチ大佐(ディクスン)
93.Xの悲劇(ロス)
94.Yの悲劇(ロス)
95.Zの悲劇(ロス)
96.レーン最後の事件(ロス)
97.ギリシャ棺の秘密(クイーン)
98.エジプト十字架の秘密(クイーン)
99.災厄の町(クイーン)
100.クイーンの新冒険(クイーン) 幻の女の良さが全く分からない
つまらなかったけどなぁ
結論に何の衝撃はなかったしダラダラつまらなかった
Yの悲劇の衝撃度はわかる
最後のやり方は納得いかないけどね 日本での評価
日本では江戸川乱歩が「新しい探偵小説であり、すぐに訳すべきである」という評価をしており、圧倒的な知名度を持っている。
全日本大学ミステリー連合アンケート調査(1982年)「海外ミステリ=ザ・オール・タイム・ベスト200」 - 3位
文藝春秋『東西ミステリーベスト100』 - 1985年版で第2位、2012年版では第4位
早川書房『ミステリ・ハンドブック』(1991年)「読者が選ぶ海外ミステリ・ベスト100」 - 1位
光文社『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1999年7月号「21世紀に伝える翻訳ミステリー オールタイム・ベスト100」 - 5位
光文社『ジャーロ』(2005年)「海外ミステリー オールタイム・ベスト100」 - 5位
早川書房『ミステリが読みたい! 2010年版オールタイム・ベスト・ランキングforビギナーズ』 - 2位 >>194
あの乱歩が原書を強奪し、読後に「新らしき探偵小説現われたり。世界十傑に値す。」と裏書きしたという
イベント込みで評価しないと 少年少女向けのリライト以外で、初めて自分が挫折せずに読めた海外者が『幻の女』だった。
翻訳者がよかったのかもしれんが、これのおかげで海外ミステリの世界に入れてよかった。
そういう意味で、初心者にもお勧めできるのではないだろうか。 ぼくも幻の女の児童書読んだけどなんかがっかりな終わり オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き込んだ。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 「幻の女」はラストの衝撃より途中のサスペンスを楽しむ小説だろ
アイリッシュなら幻の女より暁の死線や黒衣の花嫁の方が面白いな
>>33のリストで今の若い人に薦められるとしたら
「Yの悲劇」と「偽のデュー警部」かなあ
「死の接吻」は最近読み返したけど、初読の驚きはなんだったんだろうという位つまらなかった Gシムノンやクロフツもマル無視だね
警察物は駄目らしい >>203
Yの悲劇は今読むと、この作品のウリであった犯人の意外性があまりないような気がする 今読むと、の理屈だと
そして誰もいなくなったやアクロイド殺しも
定石すぎるからな
マニアックなクリスティ作品の方が今見ても以外な犯人や展開で逆に面白かったりする アクロイドとかそして誰もとかABCやオリエントがなかったら、この辺の作品のどれかはベスト100には入ったろうにな
ナイルに死す
葬儀を終えて
ポケットにライ麦を
終りなき夜に生れつく
五匹の子豚
白昼の悪夢 ナイルに死すはわりと上位常連じゃね?
四強に次ぐ不動のナンバー5って感じ >>211
>>212
ゼロ時間や予告殺人はクリスティファンの中でも賛否両論
俺もどこが面白いのか全くわからない >>205
リストを見ると戦前の作品みたいだからエドは入らない
>>206
シムノンの代表作の「モンマルトルのメグレ」も戦後の作品だからブブ
クロフツの作品は数点入っている ゼロ時間は当時のミステリとしては形式が珍しかったからだろう
リアルタイム読者以外にはよく分からんのじゃないか クリスティ作品だと「三幕の殺人」が奇抜で良いと思ったが
あまり評価は高くないな
まあ奇抜すぎて賛否分かれるって感じだが >>216
そんなに奇抜か?
三幕の悲劇の評価が高くないのは
要はこの作品の発展型であるABC殺人事件の方が評価されているからだろ >>215
なんかの海外オールタイムベストの企画で、
ミステリ評論家がゼロ時間を「隠れた名作」みたいな感じで推してたんで読んでみたけど、
とくに面白いという記憶はないな。ツマランと思った記憶もないので、ふつうの出来だったんだろう。 >>218
ゼロ時間は評価する人と評価しない人にはっきり分かれる作品なんだけど
評価しない人にとって「ゼロ時間」という趣向に一体なんの意味があるのか
全くピンとこないんだよね
別にゼロ時間を持ち出すことで犯人の隠蔽やどんでん返しにつながるわけでもない
単にゼロ時間と言いたかっただけじゃないのかと... 法月(だったと思う)がオールタイムベスト級と絶賛してたジル・マゴーン『騙し絵の檻』も、
けっこう評価が分かれてた記憶。 騙し絵の檻はトリックや謎解きはともかく中盤がダルすぎるからなあ >>221
大絶賛コメントを信じて買った人たちが、
驚天動地のラストを期待して中盤を乗り切ったが、
真相があんなかんじでアレレレとなったんでは。
ちなみに自分がそうだった。
駄作とは思わんけど、自分で勝手にハードルすぎだったな。
むしろ何の期待もせずに読んだ『パーフェクト・マッチ』のほうにひっかかって、
自分の中ではあっちのほうが結構評価高いw >>223
まあ、期待せずに読むと案外面白いけど、ハードルを上げまくるとクソつまらなく
なるって本はあるからなあ
特に「前代未聞の大トリック!」なんて書かれてあるとほとんどの作品はがっかり
してしまうね 幻の女読んだ。謎解きという意味ではオチが「それでいいのか?」
とは思ったけどサスペンスに引っ張られて一気に読み終わった。
オレンジの南瓜のようなデザインの帽子をかぶると華やかだが
脱ぐと平凡な女性になる、という設定は村上春樹「羊をめぐる冒険」の
耳のモデルの子の元ネタなのかなーとか思った。 幻の女は読みながらWikipediaで登場人物一覧見ようと思ったらネタバレ食らって死にたくなった >>225
すごく引っ張られるよね
グイグイ読み進む
どこが面白いのか分からないが面白い 2013年に出た『東西ミステリーベスト100』。
22位に入っていた『ボーン・コレクター』あたりが新しめの作品だけど、
この10年くらいでランクインしそうな作品って何があるだろう。
アンソニー・ホロヴィッツ? ホロヴィッツの作品はどれもランクインするほどの傑作とは思えないな そっか、自分はホロヴィッツ未読なんだけど、よく年間ランキング上位で見かけるから、
オールタイム級もあるのかと。ちなみに2000年以降のオールタイムベスト・ランクインだとこんな感じ。
12位:ラーソン「ミレニアム三部作」(2005-2007)
52位:シーラッハ『犯罪』(2009)
56位:スミス『チャイルド44』(2008)
69位:ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(2003)
73位:ディーヴァー『ウォッチメイカー』(2006)
74位:イシグロ『わたしを離さないで』(2005)
82位:ウォーターズ『荊の城』(2002)
87位:ウィンズロウ『犬の力』(2005) ホロヴィッツは英米では希少種になった本格を書く作家だから年間ランキングでトップ撮るようになっただけで
オールタイムベストに入るような作品はない 新たに投票やったらルメートルとホロヴィッツは普通に入るだろう ミレニアムも北欧ブームとか映像化など当時話題は多かったけど
オールタイムベストかと言われたらそーでもないような
シーラッハもそうかな ミステリも映画も、オールタイムベストだけ享受して、あとは自分の教養やスキルを高めるのに時間を使ったほうが、有益だろうね オールタイムベストを参照して「最低限これは抑えておかないと」と思うのはマニア気質のある人だけ
スキルがー有益がーとか言い出したらそもそもミステリーなんか全く読む必要がない シリーズでのオールタイムベストやればいいのに。
ベスト100は無理でも、ベスト20くらいで。
ホームズとかポアロが上位に来るんだろうけど、新しいものだと
リンカーン・ライムやハリー・ボッシュ、フロスト警部、ダイヤモンド刑事、ヴァランダー刑事、
なんかはシリーズで読むと一層楽しめる。 主婦探偵ジェーンやシャンディ教授シリーズはコージー物って事で対象外かな。
でスタンリーヘイスティングスシリーズはどうなんだろ。 コナリーのボッシュ物なんて、飛びぬけてた作品はないけど、
ボッシュの人生を描く一連のシリーズ物としては屈指の出来 ヴァン・ダインやカーのそこそこ有名作がオールタイムベストに名を連ねてるけど、
歴史的な位置づけはともかく、純粋にミステリとして面白いかは、うーん。 >>241
オールタイムベストはそういうもんだから。
だからモルグ街とかもランクインする。 フリーメイソンが組織票を入れて、変な作品がランクインするよりマシでしょ
映画産業とか完全に崩壊しつつあるからね 21世紀の作品限定にしたら、どんなベスト100になるのだろうか。
意外とフロストとかが1位になるのかな。
まんべんなく支持を集めて。 >>241
ヴァンダインはともかくカーは現代の感覚で見ても奇抜な作品が多いから純粋にミステリーとして面白いと感じるな
三つの棺なんて奇抜すぎて人によっては迷作だろうけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています