海外ミステリオールタイムベストを考察
海外ミステリのオールタイムベストを考察するスレです。
近年はドイツ・北欧ミステリがブームだから、いずれこういうのも
入ってくるかも? 幻の女読んだ。謎解きという意味ではオチが「それでいいのか?」
とは思ったけどサスペンスに引っ張られて一気に読み終わった。
オレンジの南瓜のようなデザインの帽子をかぶると華やかだが
脱ぐと平凡な女性になる、という設定は村上春樹「羊をめぐる冒険」の
耳のモデルの子の元ネタなのかなーとか思った。 幻の女は読みながらWikipediaで登場人物一覧見ようと思ったらネタバレ食らって死にたくなった >>225
すごく引っ張られるよね
グイグイ読み進む
どこが面白いのか分からないが面白い 2013年に出た『東西ミステリーベスト100』。
22位に入っていた『ボーン・コレクター』あたりが新しめの作品だけど、
この10年くらいでランクインしそうな作品って何があるだろう。
アンソニー・ホロヴィッツ? ホロヴィッツの作品はどれもランクインするほどの傑作とは思えないな そっか、自分はホロヴィッツ未読なんだけど、よく年間ランキング上位で見かけるから、
オールタイム級もあるのかと。ちなみに2000年以降のオールタイムベスト・ランクインだとこんな感じ。
12位:ラーソン「ミレニアム三部作」(2005-2007)
52位:シーラッハ『犯罪』(2009)
56位:スミス『チャイルド44』(2008)
69位:ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(2003)
73位:ディーヴァー『ウォッチメイカー』(2006)
74位:イシグロ『わたしを離さないで』(2005)
82位:ウォーターズ『荊の城』(2002)
87位:ウィンズロウ『犬の力』(2005) ホロヴィッツは英米では希少種になった本格を書く作家だから年間ランキングでトップ撮るようになっただけで
オールタイムベストに入るような作品はない 新たに投票やったらルメートルとホロヴィッツは普通に入るだろう ミレニアムも北欧ブームとか映像化など当時話題は多かったけど
オールタイムベストかと言われたらそーでもないような
シーラッハもそうかな ミステリも映画も、オールタイムベストだけ享受して、あとは自分の教養やスキルを高めるのに時間を使ったほうが、有益だろうね オールタイムベストを参照して「最低限これは抑えておかないと」と思うのはマニア気質のある人だけ
スキルがー有益がーとか言い出したらそもそもミステリーなんか全く読む必要がない シリーズでのオールタイムベストやればいいのに。
ベスト100は無理でも、ベスト20くらいで。
ホームズとかポアロが上位に来るんだろうけど、新しいものだと
リンカーン・ライムやハリー・ボッシュ、フロスト警部、ダイヤモンド刑事、ヴァランダー刑事、
なんかはシリーズで読むと一層楽しめる。 主婦探偵ジェーンやシャンディ教授シリーズはコージー物って事で対象外かな。
でスタンリーヘイスティングスシリーズはどうなんだろ。 コナリーのボッシュ物なんて、飛びぬけてた作品はないけど、
ボッシュの人生を描く一連のシリーズ物としては屈指の出来 ヴァン・ダインやカーのそこそこ有名作がオールタイムベストに名を連ねてるけど、
歴史的な位置づけはともかく、純粋にミステリとして面白いかは、うーん。 >>241
オールタイムベストはそういうもんだから。
だからモルグ街とかもランクインする。 フリーメイソンが組織票を入れて、変な作品がランクインするよりマシでしょ
映画産業とか完全に崩壊しつつあるからね 21世紀の作品限定にしたら、どんなベスト100になるのだろうか。
意外とフロストとかが1位になるのかな。
まんべんなく支持を集めて。 >>241
ヴァンダインはともかくカーは現代の感覚で見ても奇抜な作品が多いから純粋にミステリーとして面白いと感じるな
三つの棺なんて奇抜すぎて人によっては迷作だろうけど