笠井潔 part9 『魔の山の殺人』
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ニコライイリイチによるナディアモガールのNTR画像 どなたか、矢吹駆シリーズでドストエフスキーの大審問官について言及していた
箇所をご存知ありませんか?どのタイトルだったか忘れてしまいました。
>>239
見たくない?『熾天使の夏』の憑二とカケルはもっと腐女子に取り上げられてもいいはず 舞城の本の何ページくらいのところに書かれてあるの? >>243
全然覚えていないけれども
吸血鬼発売記念のトークイベントで
大審問官の話をしてたのは覚えてる
でもそのときのもう一人の出演者の人の出版した本が
大審問官の政治学とかって本だったからなぁ たしか作中にしっかりあったはずなんだけれども
思い出せないし、分厚すぎて見つからない >依頼された原稿枚数を間違えたらしく、笠井の頁だけ字が小さい。
ワロタw この人の作品、とりあえず矢吹駆シリーズを順番に読んでいこうと思ってるんですけど、
同じキャラが出てくるとかっていう天啓シリーズってのも読んだ方がいいんですか? その必要はないと思います。
しかし、クイーンやクリスティなどの古典に親しんだ上で
読むのがたのしいと思います。 あとは哲学などにも親しんだあとだとより楽しめるかも あとはドストエフスキー全著作を読むとより楽しめるかも え、マジですか
クイーンとかクリスティはそれぞれ30作ずつくらいは読んでるんですけど
ドストエフスキーは罪と罰だけなんで
うーん、全部ですか
あと哲学書とかは一冊も読んだこと無いんで
ハードルが凄い人なんですね >>254
哲学書を読まなくても、悪霊さえ読めば笠井潔シリーズの問題意識が生々しく理解できるはあず
哲学書はいわば、その問題に答えるために引っ張り出されたものにすぎないから
そこまで重要じゃない。
悪霊は登場人物がとても多いので、メモを取りながら人物関係を整理しつつ読むのがいいです テロルの現象学がおもしろくないなら読む必要ないのでは?
そもそも「観念小説を探偵小説形式で書く」ことを核にしている人だし
純粋な推理小説作家とはちょっと路線が違うしね 評論家の文章としては読みやすい方だと思うけどな
何だかんだ言っても基本的には大衆娯楽小説を書く人だし、
評論でもリーダビリティみたいなもんには気を遣ってると思うけどね
逆に小説の方は、「本質直観とかって、別に普通の推理と変わらないじゃん。
わざとややこしい言い方してるみたいで、好きじゃない」
みたいなレビューはよく見かけるな 面白い面白くないを判断してもらえないような小難しい文章でいいんだろうか
誰に向けた文章なんだ? そりゃある程度読解力がある人に向けて、でしょう
評論はもちろん、全ての小説が万人向けである必要もないわけだし 民衆云々言ってるのにターゲット読者はエリート様なのか? 別にエリートである必要はないんじゃないの
普通の国語力があれば、誰でも笠井の文章を読むことは出来るんだし
ただそれが評論や小説として面白いかどうか、内容を咀嚼出来るかは
読者の感性や適性に依るんだろうけど こまけぇこたぁいいんだよ!
はやく小説を出してくれればいいんだよ! 書くという行為は個人的なものだから、誰かに向けてというのはあまり考えていないと思う
ただそれだと二十一世紀に合わないから、新書とかツイッターとかでやりくりしてるわけで
頑固ジジイにならない感性はすごいと思いますよ
あとは完結さえしてくれれば何も文句はない! 本当に完結まで書ききって欲しい
未完で終わるのはグインサーガだけでおなかいっぱい 日本劣化論…
こんな新書準備してないで小説書いてくださいよ… 「私がデビューしたころ」なんて本にもエッセー寄稿してるしw
まだ過去を振り返るのは早いよ、やり残した仕事があるじゃないか。。 これからAV男優としてデビューするのかもしれないだろ 本格ミステリの現在って単行本で持ってるんだけど
文庫化に際して加筆修正とかあるわけ無いよね
とりあえず私がデビューしたころ買ってきた
今月はまだまだ新書とか出るってこと? 私がデビューしたころは書き下ろしじゃなくてかつてミステリーズに
収録されたものの再録だね 今は本の売れない時代だから初版かなり絞ってただけじゃないのかな
内容はまだ読んで無いからなんともいえないなぁ 読んだけど、あれが駄目だ、これが駄目だと言ってるだけで
じゃあどうすればいいのという話が無い。
独立生産者の連合とか、今更言われてもなー。 サマー・アポカリプスを読んだけど、前作の方が面白かったかな
前回は探偵役の喋ってることが面白かったのに、そういう意味で今回は期待はずれだった
ちょっと情景描写が多すぎたのとワトスン役がボンクラ過ぎたので読んでて疲れちゃった
殺人事件の真相とか秘宝の歴史とかは良く出来てると思った
とりあえず薔薇の女も読むけどね 朝日新聞に「日本劣化論」の広告が出てるんだけど
笠井って今こんなルックスなんか
大森望と変わらんやんw 書評シリーズがあったじゃん、妄想的暴力とかの。あれは良かった
ミステリ時評家にはありがちな作品のセールスポイントに陥らず、作品の肝を押さえて踏み込んで論評してて
例外社会は全然ダメ
いや全部ダメというわけじゃなく日本社会の問題点や出自を解析してる箇所はいい、秋葉原の襲撃事件や日本のサブカルチャーの生成・内実とか
が、千年王国主義運動とか笠井さんが独特のテーゼを立ち上げようとすると、訴えたい概念を説得的に提示しえていない
用語や思想が十分こなれてないまま生のまま放り込まれてる印象が残る
引用がところどころ恣意的に感じられるのも気になる
日本劣化論はまだ読んでない 実は笠井さんの小説は大好きで大好きで仕方が無いんだけれども
評論とか社会批評とか小難しいものは3秒で眠れるので読みきれない 正直文体とか内容とかほとんど変わらないと思うんだけど
そういうもんなんだw
面白いね イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。
足立区に住んでいるそうだ
http://inumenken.blog.jp/archives/7002197.html >>283
そりゃ厳しい感想だな
「サマー・アポカリプス」がシリーズの頂点なのに
「薔薇の女」はずっこけるぞ
「哲学者の密室」以降は、評論の自作自演が延々と続く それこそ人それぞれでしょう
薔薇の女は前評判よりよかったから印象はよかった 「アポカリプス」は本格としての完成度が高い
ヴァン・ダインやクイーンの後継としてはシリーズの頂点
本格としてはちょっと微妙だけど、
笠井にしか書けないだろうって名作が「エンジェル」と「哲学者」だな
あと「エディプスの市」もいい短編集だと思う
このスレじゃコムレサーガ自体あんまり話題にならないけど オイディプスと青銅は読むの辛かった。興味深いエピソードはあったけどね
密室が上記二つより読みやすかったのは起承転結がハッキリしていたからかな おれのエピステーメーをしゃぶれッ!このドクサレがッ! >>295
エディプスの市は
あんまりにも小さい時に読んだので
笠井の作とは気付いてなかった
どうというほどの作品でもないけど、まあ覚えてるのは
それなりだったのかな 宇野亜喜良の表紙が綺麗だったことしか覚えてないな>エディプスの市 講演というかトークショーね
凄い良かったよ
笠井さんも元気そうだった 元気なのは良かった
同い年だった連城さんが亡くなったのは結構重かったからな
同い年の島田さん共々、まだまだ頑張ってほしい
魔の山完結してからんなんだろうけど煉獄・夜と霧の単行本はよ なんというかいい意味で
憎まれっ子世に憚るで長生きしてほしい なんか単なる右傾化憂慮のやっすい左翼言説に興ざめ
一番劣化したのは笠井先生の方じゃないのか? あと白井聡(だっけ?)の40、50代の男が右傾化しているのは性的能力が減退しているからみたいなこと、冗談にしても失礼過ぎね? と思ってたらマジメに言ってそうだったな。
大丈夫からあれ? >40、50代の男が右傾化しているのは性的能力が減退しているから
へんてこな推論だが、別に失礼というほどではないだろwww 講演後サイン会とかなかったの?
Twitterみてると外山恒一(来てたの?)講演後話をしてカンパ会員だけ内容を
書き起して教えるとか書いているのがなんか商売っ気がありすぎていやん。 失礼以前に、発言した本人が知性を疑われるだろ
「なら、左翼は永遠の童貞」と返されるぞ 心理学者に聞いたんだけれど人が怒りを覚える時って
痛いところを突かれた時が多いんだってさ
人を罵るときのセリフは自分が言われたら嫌なことなんだってさ
冷静に考えればそうだよね
これ言われたら痛いだろうなって判断してるんだから
自分の中の価値基準でしか考えられないもんね ネトウヨってネトウヨって言われるのすごく嫌うもんね
自分たちはカテゴライズ大好きなのにw テロルの現象学を8割がた読み進めてみたけれども
何を言っているのかさっぱり頭に入ってこない
やっぱり教養がないからダメなんだろうなぁ
小説はちょっとぐらいわからなくてもなんとなく理解できるのに テロルはちょっと若書きの感じもあるしな
それ以降のやつはもうちょっと分かりやすい…はず
ミネルヴァの一冊目とか今読むとすげえ面白いよ
このミスの匿名座談会に噛みついてる下りとか、罵倒の仕方がいちいち上手いんだよな >>320
そんなに難しくない
観念を観念で埋めるな=「頭でっかちになるな」って言うだけさ
それこそ著者の「痛いところ」を自分で衝いている本 過去の文学作品や哲学者からの引用が多く、歴史的な事件を引き合いに出すことも多いから、それらに関する知識とかがある程度ないと
何のことか分からなくなってしまうのはあるだろうね。あさま山荘とかの連合赤軍はともかく、三菱重工とかの連続企業爆破事件なんかは
前者に比べると、いまとなっては有名とは言いがたいところもあるし しかし、自分たちの左翼運動のなれの果てが現在の日本というところに何か責任は感じてたりするんだろうか そんな疑問が平然と出るあたりとりあえず読んでないことは分かった あの時代の運動家は結局革命なんか起こせなかったし
起こった国でも悉く失敗してるのを目の当たりにした、ただの敗者だからな
で、笠井が出した結論が「永続する敗北それ自体が勝利だ」だっけ?
メンタリティはむしろ今のネトウヨに近いんじゃないの
まあそういう転向ならぬ展開?左翼が多くメディアに流れ込んでるから
テレビやネットが世界の全てのネトウヨには
「今の日本の有り様は左翼の責任」っていう風に短絡的に思い込めるんだろうね テロルの本編と違って補論が非常に読みやすくてびっくりした。 >>326
もちろん読んで無いよ
あんな文章に何の価値があるのかさっぱり分からんからすぐ投げた 俺リベラルだけど、やっぱカウンターとしての左翼が微妙なことばっかしてたから今の安倍みたいなのがのさばってるんだとは思う
笠井の言説が自己弁護のようにしか聞こえないという意見も良く分かる
だからといって読まずに価値が無いというのはイマイチ
「読んだし、理解はした。ただし賛成はしない」ぐらいまでいかないとそれこそ意味がない >カウンターとしての左翼が微妙なことばっかしてたから今の安倍みたいなのがのさばってる
いや笠井ってまさにそういう意見でしょ
とはいえ反原発デモがラディカルに見えちゃうのはちょっとどうかと思うけど とりあえず笠井さんには今は駆シリーズ完結に全力を注いで欲しいところ >>330
サイキック戦争でしたっけね。難しい哲学書とか読んでも内容が理解できなくて、それでも理解してた振りをして高説を垂れてた革命家崩れなんてのが
出てきてたのは 残響のテロルをどういう風に見てるのかは気になるけど、それよりも小説書いてほしいな >>320
言ってることは、最後のまとめみたいな部分を読むだけでもいいけどねw
あれは一種の文学だよw
理解するんじゃなくって感じるんだw しかし、笠井って、収入どれくらいあるんだろ
今の著作ペースでくっていけるとは思えん
内容も、売れ筋とはさっぱり外れてるし
もう本職は、田舎で農業とかになってそう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています