大沢在昌 帰去来 朝日新聞出版
2019/1/4
https://www.amazon.co.jp/dp/4022515872/
https://publications.asahi.com/kikyorai/

<出版社からのお知らせ>&#160;
抽選で400名の方に「帰去来」の
直筆原稿、著者からの手紙をプレゼント中!!&#160;
大沢在昌さんの「仕事の流儀」は、シャープペン1本で原稿を書くことです。&#160;
来年、作家生活40周年を迎えるにあたり、今まで読んでくださった読者の方に感謝の気持ちを込めて、「帰去来」の生原稿や、著者からの手紙をプレゼントします。&#160;
詳しくは、11月30日(金)に、朝日新聞出版のホームページ内でオープンする《「帰去来」特設サイト》をご覧になってください。

大沢在昌、作家生活40周年記念の第1弾は、パラレルワールド警察小説

警視庁捜査一課の女刑事が、
「光和26年のアジア連邦・日本共和国・東京市」にタイムトリップした――。&#160;

警視庁捜査一課の“お荷物"志麻由子(しま・ゆうこ)は、連続殺人犯の捜査中に、何者かに首を絞められ気を失う。&#160;
「殺されたのか……」。&#160;
目を開けると、そこは異次元の「光和26年のアジア連邦・日本共和国・東京市」、戦後の荒廃した世界だった。&#160;

由子は自分が、東京市警の<エリート警視>として存在していることを知る。&#160;
さらに、部下だと名乗る男性は、かつて付き合っていたボーイフレンド・里貴(さとき)にそっくりだった。&#160;

由子は犯罪組織から憎まれているだけでなく、警察内部でも強引な捜査方法が非難を浴び、孤立無援の状態だった。&#160;
そして里貴からは、もし警察官を辞めて一般人に戻ったりすれば、命を狙われる可能性があることを知らされ打ちのめされる。&#160;

混乱した状況のなかで、<エリート警視>になり代わらざるを得なくなった由子は、捜査を開始する。&#160;
そして新宿の闇市に君臨する「羽黒組」と「ツルギ会」を壊滅させようとするのだが……。&#160;

やがて明かされるタイムトリップが起きた、胸つぶれる理由。
志麻由子は、「元の世界」へ戻ることができるのか&#8252;&#160;