犯人の殺人動機って正直どうでもよくね?
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叩かれるのを承知でスレ建て。
動機重視の推理小説って多いけどさ、それって別にどうでもよくね?
殺人動機なんて「太陽がまぶしかったから」とか「人を一度殺してみたかったから」でも充分あり得るんだし、考えても仕方ないし、限がないだろ。
動機は所詮心理面だから犯人を論理的に割り出す根拠として用いるのは弱いし、それよりは誰が犯行が物理的に可能だったのか、といった論理的思考で犯人を割り出すべき。
殺人動機とか、事件に至る背景とか、推理小説で一番どうでも良い部分じゃないの?
それよりは犯人を「この人以外に犯行は不可能」と論理的思考で割り出す過程とか、想像もつかないようなトリックを用いて犯人が如何に摩訶不思議な不可能犯罪を成し遂げたのかとか、
そういう本来の推理小説の要素にページや内容を割いた方が絶対面白い小説になると思うんだが。
動機なんて、いちばん最後にとってつけたようなものを一言二言説明すれば足りるだろ。
「一度人を殺してみたかった」でも良いし、別に何の伏線も無くても犯人バレした後で「被害者は実は父の仇で〜」みたいなぽっと出設定を出しても良いし。
この考え方ってやっぱり異端なのかな?
でも論破出来る? |
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彡、 |∪| ノ
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\_,,ノ |、_ノ 異端とは思わないが、人それぞれだよ。
1が重要だと言うトリックは自分にとってどうでもいい。
どうでもいい事と重要な事は人それぞれ違い
動機や心理面が重要だと思ってる人もいるだろうって事だ。 例えばAさんが殺されたとするじゃん?
で、容疑者がBさん、Cさん、Dさんだったとしよう。
Bさんは被害者に両親を殺され娘をレイプされ婚約者を自殺に追い込まれ……という恨みつらみが有ったとしよう。
Cさんは被害者の妻で借金苦で首が回らず生命保険がなければ死ぬしかないみたいな状態だったとする。
で、Dさんには被害者に対する何の恨みもなければ被害者の死で得られる何の利益も無かったとする。
動機から線を手繰ったら当然Dさんは容疑圏外で、BさんとCさんが怪しいって話になるよな。
でも実際はDさんが犯人で、「理由は何となく人を殺してみたい気分だったんで。」とか、そういうことだってあり得る訳じゃん。
そう考えると、フーダニットの上で動機って何の意味もないし何のヒントにもならないよね?
だから犯人を推理する上で動機なんてどうでもよく思えてしまう訳。 レビューをたくさん見るけど
被害者を殺した動機に納得いかないという不満をたまに見る 動機のクオリティーが低くても構わんが、一般の読者の感情を超えた動機は?になるかも >>1
まあ、本格ファンはそう思うんだろうけど、あくまでも小説の本義は人間を描くことだからね
殺人を犯す心理描写を丁寧に描いてくれたほうが面白い
動機がない殺人なんて、単純にキャラの掘り下げができてないよ
ただ、本格作家は、一応動機を書くんだけど、おざなりだからあんまり面白くはないよね
だから動機いらないってことになるんだと思う >>9の意見の「人間を描く」で、ふと思ったのだが。
良く「推理小説は人間を描けてない。まるでパズルの駒みたいにキャラが扱われている。」とか言う指摘が大昔からあるけどさ。
俺に言わせれば「何で人間を描く必要があるの? 何でパズルの駒扱いじゃいけないの?」みたいな話だ。
純文学とか恋愛小説で人間を描かなければならないってならわかるよ。
でも推理小説は一種の長編クイズみたいなものなんだし、読者が論理的に犯人を指摘し得るだけの情報を提示出来れば、後は余計な要素じゃね?
極論を言えば、犯人や犯行手段(トリック等も含む)を読者が論理的に指摘し得る迄の要素や伏線に人間性が一切関係なければ、人間性なんて一切書かなくても良いんじゃね? って気さえする。
其れこそキャラクターをパズルの駒みたいに描いて何が悪いの? って。
フーダニットに関係のない人間性なんて一々描いてたら其れこそ長ったらしい退屈な小説になるだけじゃね?
まあ、叙述トリックか何かで読者を引っ掛ける為に心理描写を入れるとか、心理トリックで密室殺人を成立させる為にキャラの性格を描くとか、そういうのは否定しないよ。その手のは俺も好きだし。
飽くまで物語に関係のない人間性を描く必要はないんじゃね? ってこと。
勘違いしないでほしいんだが、別に>>9に反論したいとか喧嘩吹っ掛けたいとかじゃないんで。
「人間を描く」って必要なのかなあ、ってふと思っただけだから。 そこらへんは各々の趣味性によるしね
俺は>>1の意見に共感できるけど 推理小説を犯人当てクイズと解釈すればそれでいいけど、物語の形式のひとつとして取ると
動機は推理小説におけるトリックと並ぶクライマックスの一つになりうるから大事だよ
つまり綾辻作品の動機はどうでもいいが、京極作品の動機は重要だと思う >>6
簡略化した説明だから仕方ないかもしれんが
それだと何でD氏が容疑者になったかわからんな
ただアクロバティックに意外な犯人を演出する時
それに近い立ち位置の、異常な動機を持った犯人を
西澤保彦なんかはよく設定するなあとふと思った 例えば、ありがちな算数の問題を出すよ。
「たかしくんはリンゴ三つ持っています。お母さんからリンゴを四つ貰いました。さてたかしくんはリンゴを幾つ持っているでしょう。」
答え:七つ。 式:3+4=7
まあ、此の算数の問題が、仮にこんなんだったらお前らどうよ。
「たかしくんはリンゴを三つ持っています。実はたかしくんは一族の風習でこの日に必ずリンゴを貰わないとといけない宿命なのでした。
たかしくんが産まれた時、村の長老は産まれたばかりのたかしくんを見て、
『おお、彼は邪神様に魅入られておる。祟りを防ぐためには彼の七歳の誕生日にリンゴを母親から貰わねばならぬのじゃ!!』と言ったからです。
実はたかしくんはその長老の隠し子でした。その長老は日系ブラジル人で、マフィアに追われて母国を脱出し、日本へ逃げてきたのでした。
話をたかしくんに戻そう。実はこの日たかしくんにリンゴをあげる予定の母親は実は義母。たかしくんの父親の三度目の妻なのです。
たかしくんはこの新しい母親になかなか馴染めなかったのですが、ある日たかしくんの家に強盗が入った時に身を呈して庇ってくれたこの人をたかしくんは実の母親以上に慕っています。
その母からたかしくんは四つのリンゴを渡されました。さて、たかしくんはリンゴを幾つ持っているでしょう。」
……ウザくね?
絶対最初の設問の方が算数の問題としては適切だろ?
人間性とか書くと、推理小説がこんな感じになる訳で。 >>10
そりゃ、あくまであんたの意見だろ。
こっちは話としてしても楽しみたいわけ。
だから動機がどうでもいいなんてことは全くない。 >>14
それが短い推理クイズなら確かにウザいが短編や長編とかなら必要なくらい。
推理小説で人間を描かなくなり、ただの論理とトリックのパズルになってしまったらつまらなくなると思うな。
探偵にしろ相棒にしろ犯人にしろ、キャラとしての面白さや心理描写もそれなりに必要と思うね。 オナニー見られたから殺した
嫁が処女じゃなかったから殺した
観覧車が邪魔で時計が見えなかったから爆弾仕掛けた トリックが面白いだけの作品を目指すなら必要ないが、物語としての面白さを求めるなら動機も重要 >>14
>>1の考えでいくと「たかしくん」も「おかあさん」も要らなくね?
リンゴ3つに4つ足したらいくつ?
もっと短く出来るぞ
それじゃ意味がないというならそれは何故なのか
その足りないと感じる部分の差じゃないの、とは思う 「本格好き」という枠のなかにサイコスリラー派とパズラー派がいてサイコ派の人間描写はオチの伏線、パズラー派は弾幕という印象 >>14
何と何を足して7になったのか
ってのが面白いんじゃないのかな >>1が何に不満なのか全然わからんな
動機重視してない推理小説なんてゴマンとあるし、評価もされてるし売れてるし
そういうのを読めばいいんじゃね?
動機がダメだと叩かれて出せなくなったり売れなくなったりなんてないでしょ?
好きなものを読めばよし
動機を重視した推理小説もあって好きな人もいるから、そちらはスルーして叩かないようにってだけ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています