犯人の殺人動機って正直どうでもよくね?
やっぱりどこかで犯人に共感できる部分が無いと
ドラマとしては片手落ちって印象
逆パターンとしてアトムとか仮面ライダーとか
昔のヒーローなんか、表は健全な正義の味方に見えて
裏にびっしりと悲劇性がくっついてたけど
そういう二面性は作品に深みを加えるよ、やっぱり。 リアルっていうと、「むしゃくしゃしてやった。誰も出よかった」
みたいな通り魔とか、不良が面白半分にホームレスを
なぶり殺しにするとか、動機ともいえないようなのがある。 >>1
これは作者の言い訳みたいなもんだろうな。
面白いトリックを思いついた!だけで小説書き始めて、いつも動機が弱い。
人物描写が弱点の作者が沢山いる。 >>189
作者がどうじゃなくて読者の立場として動機が必要かどうかを語っているんだよ 本格でも動機がどうでもいいというわけではない
設定をうまく生かした動機が優れてる作品はたくさんある
でも他の部分が優れてる作品だったら動機が弱くてもあまり気にならない >>191
動機の謎がメインテーマの主な本格ミステリ
三幕の殺人(アガサ・クリスティ)
ABC殺人事件(アガサ・クリスティ)
鏡は横にひび割れて(アガサ・クリスティ)
九尾の猫(エラリー・クイーン)
切断(ジョイス・ポーター)
終着駅殺人事件(西村京太郎)
戻り川心中(連城三紀彦)
死刑囚パズル(法月綸太郎)
悪意(東野圭吾)
砂漠を走る船の道(梓崎優) なんで犯人はこんなトリックで人殺したの?
って動機はまあ気になるか…
「トリック思い付いたから実行したみた」系の犯人も居るだろうけど
やっぱ人殺すほどの動機って何やねんってのは書いてくれねーと >>193
物語として成立させるためにもそれは必要だよね
推理ゲームではなく、あくまでも推理”小説”なんだから 自ら謎解きを主題に選んでおいて動機が"ナゾい"ままで平気という感覚自体が如何なものかとは思う。
動機が解かれるべき謎に含まれないと前フリ段階で明示する配慮が有れば良いけど。 tricklogicってゲームの「切断された5つの首」って回があってな。首を切った動機が犯人に直結するとんでもない傑作なんだわ。
10年前のゲームだが、パズラー好きは今からでもやった方がいい。 皆本格のことしか語ってないけど、社会派なら動機はメチャクチャ重要だぞ
島田荘司の「奇想、天を動かす」とか読めば分かる
でもやっぱ令和の世じゃ社会派は流行らんか…
「新本格しか読んだことない」って言う人多いんだろうな… >>197
いや、読んだことがないというよりも動機がいらないってやつはそもそも社会派ミステリーなんていらない、ミステリーは謎解きが楽しめればそれでよくて他は邪道って考えだろ
俺は社会派ミステリーはどうでもいいけど本格ミステリや新本格にも動機は必要だよ
>>192のように動機だって謎解きの一要素という考え
たとえば、死刑囚パズルとかは新本格だけど動機の謎を扱っている 謎解きだけでいいなら「2分間ミステリ」みたいなものだけ読んでりゃいいじゃないか
動機とか小難しい人間関係とか要らないって奴はミステリ好きじゃなくてただの推理ゲーム好きとしか思えん 動機って、発言が録音されてたとか日記でも残してたとかでもないかぎり
結局想像でしかないでしょ。容疑者に違うと否定されたら探偵が予想した動機が
間違いないと証明する方法がない。逆に、証明しないでいいならどうとでもでっちあげられる。 >>200
>謎解きだけでいいなら「2分間ミステリ」みたいなものだけ読んでりゃいいじゃないか
謎解きを小説として読みたいんだよ
不可思議な謎にワクワクし、魅力的な名探偵の快刀乱麻な推理に興奮する物語を堪能したい
ミステリークイズとは全然違う 納得いかないというより、殺すほどのことか?と思うような動機がたまにある
動機と殺害方法なんかが連動してるとネタバレした時のスッキリ感がたまらない
例えば、連続殺人で1人以外は頭を撃ち抜かれ即死しているが、1人だけ頭だけでなく両脚も撃たれている、なぜなのか そもそも>>1が何に対して不満を持っているのかがよくわからない
いまどきの日本の本格ミステリってもともと動機なんて謎解きに関係している場合以外にはそんなに重視していないじゃん
動機を重視しているのは社会派とかサスペンスミステリーでしょ?
本格ミステリだけを読んでいれば別にそんな不満なんてわかないんじゃないの?
>動機重視の推理小説って多いけどさ
っていうのは具体的にどの作品のことを言っているのだろうか? 自分の身近な人物が誰かを殺したって話を聞いたら「何故」が最初に来るのが普通
「おまえを殺す」と予告されても真っ先に「何故」と思う
だから作中の人物が動機にこだわるのは至極真っ当
ミステリにこのリアリティがいらないのであればわざわざ小説の形式をとらなくてもいいんじゃないか >>199
告白は女性のできるどんでん返しそのもの
爽快感じゃなくて真顔で納得する感じ
クリスティーも主観で含めて女は仕掛けが下手
結局人間ドラマに比重を置いちゃってギミックの面白さが活きない 逆に全く動機が描かれていない傑作って
あるのかな。
動機に主眼をおいた傑作は、上がってるようだけど。 >>206
https://togetter.com/li/1254408
これなんか初心者向けはその通りで袋叩きはおかしいが本音も混じってるね
たかが本格、本格に限っての話
人間が書かれてる本格がいいなら女性作家にすれば間違いない
森喜朗のあとで言ってみるが男はトリック、女は人間観をこねくりまわす
トリックは量産型を当てはめればいいやと思ってるのは絶対いる
ミステリと言う勿れつまんねー 横溝正史のある話だと「金田一耕助を驚かせたかったから自分の嘘通りに事件を起こした」という犯人いたな。
ちなみに本編内で横溝が動機が分からず「金田一君、犯人はどうしてそんなことしたんだい?」って聞いて、
金田一が「そういう些細な理由で人を殺す奴がいるんですよ。」と締めているw >>85
これ最後のやつがわからん
何て言う作品? >>204
同感
それが不満なら、新本格という評価が定まった本読めばいいだけだしな 江戸川乱歩作品だと動機が「どうでもいい」のがガチでちらほらあるな。
『屋根裏の散歩者』(倒叙物)の「面白そうだから殺せそうな人を殺した」などは有名だが、
『恐怖王』『妖虫』などは「結局犯人は分かったけど何でこんなことしたんだろうね?」というオチ。
(『妖虫』はそれでもまだ見当がついているが、『恐怖王』の犯人は不明。)
『蜘蛛男』も一応見当はつくが、劇中で「動機は?」とさえも語られないまま犯人が死ぬ。 僧正とかオリエント急行とか謎解きのパーツに
してないだけで動機を重視してるじゃん
動機をパズルの中心にしたのは、即座には既出だけど
エンジェル家くらいしか出てこないけど
組み込む自体は40年代のカーがいろいろやってる
貴婦人と爬虫類、かろうじて皇帝ぐらいしか
成功してないと思うけど
皇帝のネタ元のクリスティ長編はアイデアが多すぎて
動機は埋没しちゃってる それほど重要じゃない動機………になるのかどうかは疑問もあるが、
アガサ・クリスティ某作品のラスト、犯人が分かって動機について詰問し、
犯人が「これこれこれだけの金銭が手に入る」と説明したところ、
登場人物全員が「安っ!!」と言う展開だったのは、半笑いになった。 ミステリ小説を読むときにトリックやどんでん返し重視する本格好き読者と
犯人や登場人物の心理描写や犯行動機を重視する社会派・サスペンス好き読者がいるんだから、
ミステリに動機が必要か不要かは単なる好みの問題に過ぎないだろ。