ハードボイルド総合スレ Part2
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ハードボイルドに限らずだけど大概のジャンル分けって厳密な定義不可能だよ
「大まかな定義」+「その定義からは外れるが一般的にこのあたりも含まれる」ぐらいが限度なのを意識しておかないと不毛な論争になる
作品より先に定義が作られて限られたクリエイターだけが創作してるとか
特定の年代の作品群を指すとかの例外的な事例でないと無理 >>541
それもそうか。
細かい定義を考えてもしょうがないってのもその通りだね。
女性ジャーナリスト爆破事件で女刑事の死を思い出した。あれはハードボイルドだな。 >>541
男というより個人の、美学というよりは矜持ではないだろうか。
結局はもう、読者の感性次第という事になると思うけれども。 >>99
日本の掲示板のハードボイルドスレですら>>126な感じなのだから
アメリカの犯罪小説でいきなり殴り掛かることくらい何でもないです >>181
辛辣ですね
下訳から自分流に改変したとこだけ駄目だと >>247
> ただでも原文の言い回しはかなり古い表現ある上にいちいちややこしい表現にしたり
> 古いスラングとかの意味から調べんとならん手間とかあるし
amzon kindleでword wiseをオンにすると
そういうのには簡単な説明の吹き出しルビが付く
> あれ翻訳すんのかなり難しいと思うよ
そういうレベルの人は翻訳をしてはいけない >>266
作家の事情を勘案して作品を読み解くのは
作品の読み方としてはやや邪道だが
チャンドラーの主人公は作家と同じく
パブリックスクールの流儀を曲げずに生きてる
ジョン・ハウスマンなどの証言がある >>307
映画はセリフが変わってるよね
> Tall, aren't you? 背が高いわね
> I didn't meant to be. なろうと思ったわけじゃないがね
< You're not very tall, are you? あまり高くないのね?
< Well, I try to be. まあ努力はしてるんだけどね
多分劇場では笑いが漏れてたところ
あのカーメンの登場シーンはすごくうまく撮ってる
色々改変もあるけど非常にレベルが高い映画化
以下ネタバレ気味注意:
ミッチャム版はリアリティ重視なんだろうけど
最初からカーメンが頭おかしい事バレバレ
それはアカンやろ >>212>>355
婆や萌えの坊っちゃんまでハードボイルドに入れる広い解釈なら
中国の史書やイーリアスのオデッセイアも入るのでは?
オデッセイアなんて
仲間に助けを求めたけど断られて
けどまた助け求めに行ったり
女房が寝取られそうになっていたり
変名変装でぬけぬけと登場したり
どこかで読んだような話ばかり >>549
ミッチャム版はキチガイみたいになってたもんね
まぁみんな知ってる落ちだからそうしたってかんじなのかね >>548
自分が曲げないだけでなく
仕事仲間にもそれを求めたことは
一緒に脚本を書いたビリー・ワイルダーの証言がある 東直己の『探偵はバーにいる』を読んだ。
ライトハードボイルドか、と思った。 やばい。本自体をほとんど読まなくなってしまった。
以前は通勤時に電車内では欠かさず読んでいたのが、スマホを持つように
なってから、手軽さのあまり2chのまとめサイトばかり読んでしまっている…!
Kindleで小説買ったりもしてるし、これのおかげで文庫本よりかずっと
手軽に読めるようになったのに、なぜこんなことになってるのか…
小説も別に教養のためとか何かのためにに読んでるわけではないけれども、
さすがにまとめサイトの何のプラスにもならないゴミ記事に時間を費やす
よりかいいはず。てか「ご趣味は何ですか?」「まとめサイトば閲覧です!」
とか絶対言えない…
2chブラウザでニュース系の記事見るのはまぁいいとして、まとめサイトの
アプリはもう消しとておこう…
今日は帰りにkindleの馳星周の続き読むか。 すっごい分かるわ全く一緒だ
読書大好きの活字大好き人間なのに
気が付くと、しょーもないネット・サーフィンやココ2ちゃんにいるw
後で「ああー時間の無駄使いしたーっ」て凄く後悔するのにね
考えれば活字が好きなのでネット読むのも活字だから元は一緒なのかも知れんが
ホント、アプリから消すかPCならお気に入りから消去するしかないと思ってる
ネット中毒とか、若い人事ばかり言えんなあと反省しきり
自分も元の本好きの活字中毒に戻らなきゃ読書する貴重な時間無駄にするー
みんなこんなゴミ溜めのネットにいる他どこでいつハードボイルド小説読んでるのだ それな
多分体力の低下≒老化
いやマジで
習慣として文章は読みたいけど
長文や小説読むだけの気力体力ないと無自覚にネットの短文に依存するねん
諦めてメリハリつけるぐらいしか対処法がない ハードボイルドは登場人物や筋が分からなくなるの多いしなあ
細切れで読むと 2chまとめサイトは見るけど、だんだん飽きてきて、今は本に回帰したよ。
2chまとめ面白いけど、タイトルでレスの内容が大体想像がついて、実際にその通りなんだよなぁ。 闘病で体力削られそうなんで
景気づけにヘミングウェイ読むわー おなじく!読みたいと思いつつも、ついついスマホゲー。。 浮気されて復讐みたいなやつね、
ある意味ハードボイルド…なわけない。 >>558
そう?チャンドラーと矢作俊彦以外は大体わかるけど。 ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ スーグラフトン女史逝去
アルファベットシリーズは読んだ事がないが(男の読者なので)、
90年代にハードボイルドジャンルを小鷹さんの本で学び始めた頃から認識はしてました。
R.I.P >>565
おお、そうなんですか。悲しいなあ
「アリバイのA」「泥棒のB」ぐらいしか読んでないけど・・・RIP (´・ω・`) 各所で話題になってるが
ついに原りょうの新作が出るんだな
14年ぶりだとか ↑釣りにあらずw。
http://jump.5ch.net/?https://www.hayakawabooks.com/n/ne98118a27458
いやあ、新年早々これは縁起がいいのか?大災害の前触れか? ついに2018年3月1日、14年ぶりとなる最新作『それまでの明日』が刊行となる。
『それまでの明日』あらすじ
私立探偵・沢崎のもとを訪れた紳士が持ち込んだのはごく簡単な身辺調査のはずだった。しかし当の依頼人が忽然と姿を消し、沢崎はいつしか金融絡みの事件の渦中に。14年もの歳月をかけて遂に完成したチャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作。 マーロウってよく魅力的な男って言われるけど
小説をそのまま読めば減らず口を叩いて事件や風景を通過してるだけだよな(長いお別れは別)
そういう意味で言うと春樹の(というかJCオーツの)評は当たってる
(自意識を超えた雄弁、てやつ)
純粋にヒーローとして男として魅力的なのはスペイドの方だと思う 長いお別れでは個人的に納得行かないからでかき回した挙句
死人増やしてるから探偵としては最悪の部類だな 深夜プラスワンの新訳読んだけどなんか軽い印象でモヤモヤする。やっぱこっちが古い人だからかな。 新作も出ることだし、また最初から読み返そうかと本棚を探したら見当たらない。
処分してしまったらしい。
絶対処分対象にするはずがないのだが、断捨離して読みたくなったらまた買えば良いとチラッと考えたときにやっちまったようだ。 思い切って処分した小説にかぎって読み返したくなる法則 >>576
あるある
現在の俺にはロストーマスがそれ 若干スレチだが狩撫麻礼もお亡くなりになったそうで
近年だと大川端探偵社がちょくちょく良いエピソードあって読んでた
R.I.P >>574
同感。新訳者は一人称に無頓着だね。旧訳に戻すべき。 >>578
原作、狩撫麻礼だったのね。
知らんかった。
ご冥福をお祈りします。 >>579
矢作俊彦に打診があったみたいだけど断ったのかなぁ。矢作訳読んでみたかった。 >>581
矢作は「チャンドラーが好きなだけで、ハードボイルドなんか好きじゃない」みたいな事を公言してたからねえ。 >>570
探偵がヒーローではあり得ないという現実認識からハードボイルドは始まる >>570
スペードはヒーローじゃなくてハードな策士だから警察にも楯突くし裏切りには当然相応の報復をする >>571
現状の消極的是認を行う人ばかりだと
ハードボイルド小説どころか
探偵小説すら小説として成立するかどうか疑問 ハードボイルド小説における探偵の役割は事件を解決することじゃないもんね 探偵さーんになったら 探偵さーんになったら 友だち100人できるかな ♪ >>570
「自意識を超えた雄弁」はチャンドラーのことだ オンブレ (新潮文庫) 文庫
– 2018/1/27
アリゾナの荒野を行く七人を乗せた駅馬車──御者メンデスとその部下アレン、十七歳の娘マクラレン、インディアン管理官フェイヴァー夫妻、無頼漢のブレイデン、そして「男」の異名を持つジョン・ラッセル。
浅黒い顔に淡いブルーの瞳、幼少期をアパッチに育てられた伝説の男と悪党たちが灼熱の荒野で息詰まる死闘を繰り広げる。レナードの初期傑作二作品を、村上春樹が痛快無比に翻訳! もうホント真面目な話、『マルタの鷹』再映画化しろよご本尊のアメリカ(イラッ)
お金かけたお子ちゃま映画でしかないマーベル大量生産はもういい
大人になる時だ、ハリウッド(バイデン前副大統領風) それよりハメット短編全集の続きはもう出ないのかね?
チャンドラーは長編も短編も新訳出たのに悲しいことよのう >>266
はっきりとは書かずほのめかしているだけだが、
レノックスはランディ・スターの犯罪シンジケートの一味。
ほのめかしているだけなのは、
語り部のマーロウがはっきりとした証拠を持ってないから。
しかしほのめかしているだけと言っても
戦友三人のことはかなり長々と書いていて、よく読むとなんとなく分かる。
例えば、再婚の理由は書いてないけど、
レノックスの性格設定から言っても目的なく感情だけであの再婚はしないはず。
一度ヴェガスのスターのところに戻ってから再婚したのは何故かなど。
戦友三人の部分だけレノックスの正体を考えながら熟読してもかなり面白い。 トレースとチコのやつ読み直したいな。中古しかないよね。このシリーズに限らず廃盤した作品は電子で出し直してくれればいいのにな。 >>596
新刊はともかく絶版書に関しては出版社にその体力がない
著作者あるいは著作権継承者との交渉だけでも大変
メディアが違うから昔の契約のままでは無理
日本の場合大抵口約束だし
Googleのlibrary projectが実際に実施されたのは
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアのみ
これらの国では和解で決められた金額を著作権者に払えば
Googleブックスでスキャンしたebookを販売できる
ただしル=グインのように全米作家協会から離脱して
和解対象に入ってない作家もいるが
協会が協会員全員の著作が含まれる包括的契約となる和解をした
イノベーションを起こそうとする企業にビジネスチャンスを与えないと
なかなか進むものではない
出版社主導では作家と出版社が揉めることにもなりかねないので
amazon kindleも同様の契約をやってる
ただamazonはマーケットプレイスの古書販売でやや揉めてるが フィリップ・マーロウの教える生き方
刊行日: 2018/03/20
全篇村上春樹の訳で贈る探偵フィリップ・マーロウの名言集
フィリップ・マーロウの言葉から人生を学ぼう。愛、女、死、酒、チェス、煙草、ハリウッドについて――レイモンド・チャンドラーの生み出した探偵マーロウの至言をテーマごとにチョイス。全篇村上春樹の名訳で贈る珠玉の名言集。訳者による巻末解説も収録! 俺はチェスやるけど一般の人にはあんま意味ないのでは だが断る
おれが最も好きなことの一つは自分が強いと思っているやつに「NO]と言ってやる
ことだ。 こういう上っ面撫でたようななんちゃって名言集腹が立つわ
村上春樹で売りたいだけだろ BS11の「ジェラール・ドパルデューの欧州美食巡り」の後半でスコットランドにあるフィリップ・カーの屋敷を訪ねていた。愛読者で友達らしい。
ドパルデュー「グンターはどんな女とも寝る方法がわかるんだ」
カー「私がモデルさ」
みたいなこと言うとった。 そのフィリップ・カーがお亡くなりになったらしい。合掌。
ソースはイアン・ランキンのツイッター
まだベルリン・クライシスしか読んでいないけど、本格的に読み出そうかな >>604
62歳か
結構早いな
8ヶ月のガンの闘病後とあるが
何のガンかは英語で検索しても書いてないな ジム・トンプスン=著 田村義進=訳本邦初訳
殺意(2018年3月30日発売)
悪意渦巻く海辺の町ーートンプスン・ノワール、鮮烈な傑作
罪悪の世界でがんじがらめになっていることを自覚し、虚ろな笑いのなかでそんな運命のなりゆきに自分をゆだねる人間。
それがジム・トンプスン的な究極の人間の姿なのだ。(中条省平 本書解説) ハリルがマイオラノス君のように
涙を見られないようにさっとサングラス掛けてワロタ 俺がワーナーとかMGMとか20世紀FOXの重役なら(またまた傲慢な仮定)
ジョゼフゴードンレヴィット(The Dark Knight Risesの警察官でロビンの人です)
でリュウアーチャーを撮らせるけどなあ >>590
ブリジットオショーネシー・・・スカーレットヨハンソン
エフィたん・・・アンハサウェイ >>609
こういう痛いのがハードボイルドファン名乗ってるんだからそりゃ衰退するわといういい見本だな まず、ジャン=ギャバンものを初めとするフィルムノワールを吹き替え版で出して欲しい。 本格ミステリのファンも大好きロス・マクロナルド
やっぱりさむけは最高 ロスマクが創元に移ったことを知らなかった
ハヤカワの文庫は不思議と古本屋でも見かけない
自分が初めて接したハードボイルド作品も「さむけ」だった
村上春樹の新訳で、かえって旧訳も注目されたチャンドラーみたいに
再評価、もっと読まれますように >>615
いや『動く標的』は前から創元でしょ
田口俊樹さん(俺的に名前だけで安心・買える翻訳家の一人)が担当というのは驚いたけど
なお俺はハヤカワ文庫のロスマク「全集」は
『ファーガスン事件』と『トラブルはわが影法師』以外は全部揃ってる ミリオンカ〉の女 うらじおすとく花暦
単行本 – 2018/3/26
高城高 (著)
ロシア人・中国人・朝鮮人・日本人の雑居地であった、明治時代の極東の港町ウラジオストクをリアルに
描き出した異色の悪漢時代小説(ピカレスクロマン)です。
宝石』の短編懸賞に「X橋附近」を応募し、1位を受賞した。この小説は江戸川乱歩に絶賛され、現在では日本のハードボイルド小説の嚆矢とされる。
1970年まで短編を中心に作品を発表し続けたが、以降は沈黙[していたため『幻の作家』と称された。
2007年 作家活動を再開 人の愚かさをじっくりとあぶりだす手腕に脱帽だ。遅咲きの新人、おそるべし。(馳星周)
鯖 (文芸書) 単行本 –
2018/7/21 赤松利市 (著)
第1回大藪春彦新人賞受賞者、捨身の初長編62歳、住所不定、無職。平成最後の大型新人。鮮烈なるデビュー!
逃れられない貧困と暴力が、日常を狂気に染める!
紀州雑賀崎を発祥の地とする一本釣り漁師船団。かつては「海の雑賀衆」との勇名を轟かせた彼らも、時代の波に呑まれ、終の棲家と定めたのは日本海に浮かぶ孤島だった。
日銭を稼ぎ、場末の居酒屋で管を巻く、そんな彼らの生を照らす一筋の光明。しかしそれは崩壊への序曲にすぎない ハードボイルドて定義がムズイけど
おれてきには女性に惑わされないこと
つまり性欲はサクと処理して
恋だとキモイとして
できるだけ女性から離れること
これにつきる ノワールはすぐ女に流されるからな
そこが大きな違い 588 名無しのオプ[sage] 2018/08/21(火) 02:44:52.24 ID:Osdkh0Xh
柚月さんに負けた男子ってこの人?
北方?
結論
2人とも柚月さんに完敗w ハードボイルドを内容で定義しようとするからこじれるのだ
純粋に現象面で捉えろ
感情移入を拒む文体と >>623
とりあえず己の肛門に己の頭を突っ込んどけ マーロウはなんと結婚するし
結婚した女と離れてた時に
依頼人の秘書を家に入れたのに
思い出を大切にしたいとか言って
その女の家に場所変えしてセックスする
プレイバックや真珠は困りものなど
押し売りでいい女を救うケースもある
どっちも依頼人女性とのセンチメンタルな別れで終わってる
>>620には全然当てはまらない
チャンドラーは女性とのセンチメンタルな話が好きでたまらない人
待っているなんかもかなりやばいセンチメンタルドラマ
あの話にどうしても女性を入れたい人
同じような話のヘミングウェイの殺し屋とは違って >>629
そういうところがまた日本人に一番人気が出る理由だろうね
でもチャンドラーでパッと思い浮かぶ名キャラクターは大鹿かレノックス君になるんだよな >>623
男のハードボイルド作家の時代は終わったね 負けたな、大沢在昌
162 名無しのオプ[sage] 2018/11/04(日) 12:44:42.50 ID:8Jb4ytZY
乳の強調がマジ凄い!
どんだけ乳に誇りもってんだよ!w
https://goo.gl/images/tHFz4b 大薮春彦の野獣死すべしを今読んでて、ハードボイルドにハマりそうです。もともと社会派ノンフィクション系の本は学生の頃結構好きで読んでたんですが、社会派+ハードボイルドでオススメあったら教えて欲しいです。 >>638
夏目漱石「二百十日」「坑夫」
広津和郎「風雨強かるべし」
水上勉「飢餓海峡」
吉村昭「高熱隧道」「陸奥爆沈」
沢木耕太郎「テロルの決算」 スペンサーシリーズで、冬の事件てありますか? 冬のボストンをどのように描写しているか興味あります。 「チャイナタウン」「ロンググッドバイ」「青いドレスの女」みたいな映画が好きなんだけど70年代以降のハードボイルド探偵映画で何かおすすめないですか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています