がんばれ江戸川乱歩賞作家
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無いから立てました。 歴代の受賞作のなかでは、テロリストのパラソルが一番
面白かった 海渡英祐さん……消息不明のようですがお元気ですか? 歴代最高は猿丸幻視行。
次点は写楽殺人事件とモーツァルトは子守唄をうたわない。 去年は受賞作なしだったが、2016年に受賞した佐藤究は大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞を受賞してかなり頑張っている 森雅裕さん……「愛の妙薬もう少し」「微笑みの記憶」発刊ありますか? >>62源義経がジンギスカンだと本当に思っていたのか? >>62
海渡英祐、カルチャースクールの小説講座までやってた先生が行方不明で、
出版社も知り合いの先生も探してるっていうのはある意味すごいな。
いったいどういう事情があったのか・・ 到達不能極
ミステリというより、冒険小説+SFサスペンスかな
佐々木譲のベルリン飛行指令や福井晴敏の終戦のローレライ
あたりをチラリと想起させたり
ただ、惜しむらくは、SF部分のアイディアが古臭く陳腐
過酷な南極の描写など、筆力はある人だとは思うけど 今年の乱歩賞受賞作「センパーファイ ―常に忠誠を―」の単行本を本屋で見かけて、巻末の選評のみを、ちょっと読んできた。
選考委員のほぼ全員が、別の作品で「このまま出版できるレベル」と小説の出来栄えは絶賛してるのに、
「ミステリとしてのネタが早々にバレバレになっており、乱歩賞受賞作としては出せない」として、落選させていた。
一方、この「センパーファイ ―常に忠誠を―」は、「小説としては下手」としているのに、
「ミステリ面での出来が、その小説技法の下手さを補って余りある」として受賞作になっていた。
かつては「ミステリとしては弱いけど小説として良いので」とのコメント付きで受賞作を出していて、
赤川次郎や井沢元彦のエッセイでも「乱歩賞でそんな理由で受賞させるなんて、乱歩が生きてたら泣くぞ!?」と
苦言を呈されていた時代のことを思えば、隔世の感があるよな。
もちろん現状が正しかろう。名前忘れたが選考委員のだれかが選評で言ってた、
「小説技法は訓練すれば良くなる、訓練してたどり着けるものではない、ミステリとしての突出したアイデアの方を選ぶ」ってのが、
まさにミステリ文学賞の存在理由だからな。 タイトルが応募時の元タイトルの方をコピペしてしまってた。
単行本では、「北緯43度のコールドケース」というタイトルに変更して刊行されてるので、訂正します。 近年の乱歩賞の選者コメントに
「警察の動きがおかしい」
ってのが増えてるのが気になるな。
そんな事言い出したら、選者達の作品だって、本物の捜査員から見たら”動きがおかしい”だろうし、
ドキュメントの賞じゃないんだから、ミステリーとして面白いかで判断して欲しいよ。
警察の捜査なんて地味な作業の積み重ねだ。そこをリアルにすればするほど小説としての面白みは消えていくと思うけどね >>71
乱歩本人は、本格にこだわらず推理小説を広くとらえてバラエティに富んだ作品を送ってほしい、みたいなことを言ってた 蔵書整理で乱歩賞受賞作の古い文庫本もあらかた売ってしまったが藤本泉はなんか怖くて手放せなかった 受賞者リスト眺めると、ほんとにすぐ消えた作家もチラホラ……
まあ、福井晴敏みたいに別ジャンルで継続的に活躍してる人もいるんだろうけど、
『襲名犯』の竹吉優輔とか、いま何やってるだろ。 2016年受賞者の佐藤究が『テスカトリポカ』で直木賞とったみたいに、
それ以降の受賞者の中からもこれからブレイクする人が出てくるんだろうか。
個人的には去年『此の世の果ての殺人』で受賞した荒木あかねに期待してる。 >>76
>藤本 泉(ふじもと せん、1923年2月15日 - 生死不明)
ウィキのこの生没年表記怖いなあ。ていうか、今年で100歳ですか。
行方不明とはいえ、ご存命の可能性もゼロではない…… 15年くらい前に読んだ関口苑生の乱歩賞に関する評論本が面白かった。
あれの増補改訂版、出ないかなあ。 >>81
どの受賞作か忘れたけど。
下選考で「絶対にこれは最終候補どまりだろう」と思いつつ、
数が足りないので上にあげたら、それが受賞してしまったという裏話が…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています