二階堂黎人22
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
前スレの最後、荒らし?に埋められてしまったので、
スレタイ独断で立てました。すみません。
前スレ
【平成の高木彬光】二階堂黎人21【現代本格の雄】
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1360723261/ 忍者大戦の二階堂先生担当エピ
密書を運んできたのは忍犬だったはずが
2ページ後に伝書鳩に変わっているの
何か意味があるの? >>492
そんな本が出てたのね。
光文社の編集チェックが甘いのは、加賀美雅之のベルトラン・シリーズで、
変更前の当初の表記ヴァンコランが堂々と残っていたころから知ってたw
まあ、忍者ものだから忍犬が鳩に変化しても驚かないが・・・ 時代的に存在するはずのない成田空港を登場させちゃう人だから、犬が鳩に変わっても何ら不思議はないよ >>494
そういうのって編集や校正が無能な気がするけどね
言うなれば講談社の無能さでしょ 島田荘司の小説で
登場人物の名前が途中から変わって騒がれた事件があったけれど
文庫版では修正されたのかな… そういえば高田崇史のQEDシリーズの龍馬暗殺では
「船中八策を書いたことが暗殺の原因になったんだ!」
と前置きがあって持ち出されてきたのが名前のよく似た「新政府綱領八策」の条文だったミス
文庫版の増刷分でもまだ修正かかってなかったぜ。
読者も編集者も気づかなかったのかな。 QEDは、設定上の年代にまだ出版してない出版物が頻繁に出てくる(登場人物が読んでいる)ことに気づいたから、都合の悪いことは見なかったことにしている。
設定年代=執筆時点で、登場人物が年齢をとらないドラえもん時空にしておけばいいやんとは思うが。 今年のゲドさんはあんまりパッとしなかったけど、来年こそ本格ミステリ大賞を獲るくらいの大傑作を書いてくれるって信じてる。 手塚治虫関係の書籍がライフワークとか言ってたような・・
個人的には去年『幽霊マンモス』が読めただけで満足。
あれがゲド先生的には最後のロウソクの燃え上がりだと思っている。 相変わらず何でマンモスなんだとか
双面獣ばりの無茶なスペック説明とかツッコミどころがあったけど
まあ面白かった
でもたまには色物じゃなくて吸血の家みたいなスタンダードなの書いてほしいよ 二階堂蘭子って館シリーズみたいに刊行順に読んだ方がいい?
マンモス読みたい 《超悪質!盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪首謀者の実名と住所/死ねっ!! 悪魔井口・千明っ!!》
【要注意!! 盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪工作員】
◎井口・千明(東京都葛飾区青戸6−23−16)
※盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者のリーダー的存在/犯罪組織の一員で様々な犯罪行為に手を染めている
低学歴で醜いほどの学歴コンプレックスの塊/超変態で食糞愛好家である/醜悪で不気味な顔つきが特徴的である
【超悪質!盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者の実名と住所/井口・千明の子分たち】
@宇野壽倫(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸202)
※色黒で醜く太っている醜悪黒豚宇野壽倫/低学歴で人間性が醜いだけでなく今後の人生でもう二度と女とセックスをすることができないほど容姿が醜悪である
宇野壽倫は過去に生活保護を不正に受給していた犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
A色川高志(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103)
※色川高志は現在まさに、生活保護を不正に受給している犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111
B清水(東京都葛飾区青戸6−23−19)
※低学歴脱糞老女:清水婆婆 ☆☆低学歴脱糞老女・清水婆婆は高学歴家系を一方的に憎悪している☆☆
清水婆婆はコンプレックスの塊でとにかく底意地が悪い/醜悪な形相で嫌がらせを楽しんでいるまさに悪魔のような老婆である
C高添・沼田(東京都葛飾区青戸6−26−6)
※犯罪首謀者井口・千明の子分/いつも逆らえずに言いなりになっている金魚のフン/親子孫一族そろって低能
D高橋(東京都葛飾区青戸6−23−23)
E長木義明(東京都葛飾区青戸6−23−20)
F若林豆腐店店主(東京都葛飾区青戸2−9−14)
G肉の津南青戸店店主(東京都葛飾区青戸6−35ー2 先生のホームページと日記は実家のカレーのような安心感がある
まだまだ元気でいて面白い新本格に挑戦し続けてくださいね ゲド先生、この先いくら傑作書いても党派的な問題で本ミス大賞はとれないだろうし、
本ミスベストテンもろくな順位にランクインできないんだろうなあ、と思うと切なくなる
幽霊マンモスで本ミスベストテンあの順位だもんな… 人狼城の恐怖を読み終わったんだけど、最後の奴なんなの?
人に憑依する幽霊みたいなのでてきたけど、オカルトOKなの? 本格ミステリーで?
あと、探偵ってもったいぶってるやつは多いけど、蘭子みたいな小娘にもったいぶった態度とられると普通にイラッとするな
さっさといえよ、小娘が!って感じで
どっかドジっ子属性でもないと、ただの生意気で可愛げのない女だな、蘭子は
蘭子が推理合戦に負けたり、辱めに合うような、胸のスッとするような話はないの? >>507
先生の作品には何作か最後にお遊び程度のオカルト要素で締めるやつがある
本筋のトリックだのには関わってないからいいんだけど >>507
『地獄の奇術師』では中途半端な証拠を基にドヤ顔で推理を披露するが
想定外の反証が出て撃沈・・・・・・という場面があります。
(クイーン『ギリシャ棺』へのオマージュ?)
>オカルトOKなの? 本格ミステリーで?
オカルト部分を無視しても推理が成り立つ(むしろ、そのほうが真相を見抜きやすい)のでOKかと。 >>502
刊行順に読む必要はない
しかしマンモスの前にロシア館を読んでおいたほうがいい >>507,509太田忠司の狩野俊介シリーズ第1作で、同じこと(捜査の途中で推理を披露、反証が出て撃沈)をやってる。
これもやはり、クイーンへのオマージュだろうな。
でもこのプロセスをちゃんと描いてると、探偵がもったいぶった態度をとることの、ちゃんとした理由付けになってるとは思う。 鬼蟻を読んでいるけど、民俗学的ミステリーでいいじゃん
文体も読みやすい
諸星大二郎好きには堪らんと思う
主人公のリカちゃん人形好き設定は滑っているけど >>512
鬼蟻はなぁ…
長野五輪の数年前という時代設定にしては、会話の文体が古すぎるんだよな。「〜なんじゃよ、水乃さん」とか言う年寄りが出てきた気がするけど、違和感がすごい。
あと、トリックははっきり言って下らないというか、チャチだから期待しない方がいい。
全体を通してみればそこそこ読ませるんだけど、ピンポイントでみるとうーん、という感じ。
よくこれで本格ミステリベストに10何位とはいえランクインしたな、と思う。 >>513
あのトリックは、田舎の警部さんあたりが物語中盤で「よーし、分った!」
と早合点して披露する、捨て真相レベル。 >>513 >>514
二階堂センセは「困難は分割せよ」に忠実すぎてメイントリックがショボい印象がありますね。 >>515
ゲドさんのは結構読んでるけど、
民俗学ってのとも少し違う気がするなあ。 30年後くらいに、「平成時代の新本格ミステリー作家」という本が編まれたら、
ゲドさんはどのような評価を受けるだろうか。
とりあえず『人狼城』があるし、2ページくらいは割いてもらえそうなんだが。 さっき『地獄の奇術師』を読み終わったんだけど、なんだこれ。
他の作品もこんなにレベルが低いの?
ギネス記録の『人狼城の恐怖』が気になってるんだけど、『吸血の家』以降を読む気がしない。 >>520一応「地獄の奇術師」が最低レベルという共通認識はあると思う。
短編集の「ユリ迷宮」を持ってたら、そっちに収録の「ロシア館の謎」を先に読むのもいいかも。 >>520
どこが気に入らなかったかによります
・蘭子そのものが嫌い → 人狼城「ドイツ編・フランス編」の2冊だけを読む
・トリックの継ぎはぎ感がダメ → 以降の作品はマシになっています
・(メール欄)なのが納得できない → 諦めましょう
>>521
蘭子シリーズだったら「ラビリンス」系統のほうが低レベルな気がする・・・・・・ >>522
警察官が無能すぎませんかね。
つまり、4番目の理由です。 いや、上のレスはふざけ過ぎだった。すまない。
端的に言うと、トリックが簡単すぎて何の驚きもありませんでした。 いや、ふざけすぎでも何でもなく、ゲドさんの小説のほとんどに共通する欠点だと思う。 >>524
ゲドさんは、「トリックより、ロジックより、プロットが大事」派だからなあ。
トリックのひねりのなさはどうしようもない。
※なお、先生のプロットの出来がとてつもなくすばらしいとは言っていない。 >>524
精一杯擁護すると「読者が解けるように書いてある」から(震え声)。
*『人狼城の恐怖』もトリックだけを抜き出すと既存作品の寄せ集めと言えなくも無い >>524
トリックが面白いのはやはり人狼の中に出てくる密室の内2,3個ぐらい
後は幽霊マンモスのトリックには驚かされる、やり過ぎだけど みんなレスありがとう。何と無く状況が分かってきました。
要するに、横溝正史の(メール欄)を読んでいなければ楽しめた(かも知れない)、という事でしょうか。
同じ作品に対してこのスレの意見が分かれているのも、つまりはそういう事ですよね? 兎に角デビュー作から4作目までは文章が酷いからな
中学生でも文章力のある奴ならアレぐらいは書けそう
プロレベルの作家が書けば遥かに面白くなっただろう。
カーと乱歩の装いというアイデアは悪くないから 折原一と一緒で、5年に一度くらい、なぜか無性に読みたくなることがある。 >>519
昔読んだ、確か千街さんが編んでた本格ミステリ100?って本で
人狼城がまさに2ページ紹介されてたけど
少し言葉を濁して先生の日頃のスタンスに言及してるだけだったような 生前は評価の低かったカガミンこと加賀美雅之氏が亡くなった時、
このスレではけっこう真面目に追悼していた記憶があるので、
ゲドさんも盛大に惜しまれるような気がする。 最近このスレ書き込みが増えて嬉しい
加賀美先生は二階堂先生と親交深かったんだっけ…双月城も面白かった まあ、『吸血の家』『人狼城の恐怖』『巨大幽霊マンモス事件』(前日譚の短篇も込み)あたりは、
読んで損はないかな。大仰な文章が合わない人もいるだろうが。 >>535
加賀美雅之は『双月城』はまあまあ面白かったけど、次の『監獄島』でしくじったからなあ。あの読みにくい文章で、分厚いノベルス上下巻はきつかった。
次の『風果〜』は少しはマシになったけど、まだまだクドイ文章だった。
でも三津田信三も『マジモノ』(ハードカバー)『マガドリ』(ノベルス)あたりは
とてつもなく読みにくかったのに『クビナシ』でいきなり読みやすくなったから、
加賀美雅之もいずれ化けてたかもしれん。そう思うと惜しい。 >>537
マジモノはメイントリックがメール欄なのに
あの文章でちゃんと書けたのはすごいし評価はされるべきだと思うよ
ゲド先生は地の文や会話は大仰だけど個人的には特に読みにくくはないんだよね
何でだろう…薀蓄が少ないからかな(薀蓄があっても「これから薀蓄流しますよ」という感じなので分かりやすい) >>537
加賀美さんの作品は文庫版だと多少マシかもしれないです。
『風果〜』と短編集は文庫化の見込みがなさそうですが・・・・・・
>>538
某作家のスレで「二階堂センセの文章は小学生レベルだが、小学生レベルゆえ
何を書いているか理解できる。○○(その作家)は本当に何を書きたいのかがわからない」
という書き込みがあったのを思い出した・・・・・・ まほろ先生の天帝のはしたなき果実が何書いてるのかまったく分からなくて途中で読むの止めた身としては
確かにゲド先生の本は小学校の図書館のジュブナイルみたいな読みやすさを感じる
乱歩もカーも図書室にあったしね
今の図書室って綾辻行人が並んでるんだっけ >>538
自分は『マジモノ』は何かのランキングで評価されてたからハードカバーを読んだクチ。情報なしで読んでたら、途中で挫折していた自信がある。
文庫化されたときに改稿されて読みやすくなっているといいんだが。
文章に関してゲドさんは、
光文社の「本格推理」コンテストで投稿作にいろいろ指摘していたが、
「おまえがいうな」的ところが多々あったのがご愛嬌。 鬼蟻読了
それなりに面白かった
もっと民俗学的要素がほしかったな 本棚整理したら1999年のメフィストが出てきたんで再読
この人の文章って晩年の栗本薫みたい >>542
鬼蟻はトリックがイマイチどころじゃないからなぁ…
多少、バレバレにならないように工夫しているのは感じるけど、でもバレバレなんだよな。 >>537
加賀美は新本格推理に載っていた短編は悪くなかった。
でも、「首吊り判事邸の奇妙な犯罪」だっけ?原のアンソロジーに載っていたやつは、短編だけど酷かった。
ある意味、ゲドさんとつるんで損したかも知れない。古臭いトリックと陳腐な設定を連発していたら普通は消えていくのに、本格理解者派系と見なされて変に生き残っちゃった感がある。 ゲド先生は党派性のしがらみで桜庭一樹の赤朽葉家の伝説を優れた本格だと褒めたりするからなぁ
こういう政治性じゃなくて自分の古臭い価値観に合わせて良いものは良い、悪いものは悪いと断言するのが良かったのに そういう党派性はダメなんだ、だから既存のベストテンでない新しい枠組みで本格をランキングしないと、と俺ミス創刊号の巻頭言で力んでいた島荘だったが、
何の間違いか「黄金の本格ミステリー」の選者に、党派性を除いたら何も残らないようなゲドさん、こもけん、つずみが選ばれてしまうという倒錯。 吸血の家はゲド作品の中でよく推されるけど悪霊の館は全くと言っていいほど話題に挙がらないね
個人的には密室トリックがいまいちピンとこなかったんだが >>549
もう20年以上前に読んだんでうろおぼえだが、
『悪霊の館』は、探偵も未解決の密室がなかった?
違ってたらごめん。 >>539
>某作家のスレで「二階堂センセの文章は小学生レベルだが、小学生レベルゆえ
>何を書いているか理解できる
さすがに小学生は言い過ぎだが、ネーミングセンスは小学生っぽいかな。
「ぼくの考えた最強の怪獣グドラギャラーン」みたいな。 「ジゲバドギ号」とかね
ゲドババァ!もその流れで出たオノマトペだよね
昔のSFに対する愛が伝わってくる
てか手塚治虫ファンクラブの初代会長だったの何気に凄くないか 舞台を戦前、乱歩ワールドに設定した方が面白くなると思う
二階堂がまだ探偵小説に興味を失っていなければだけど >>553
評判のあまり良くない地獄の奇術師も魔術王事件も好きですわ
逆に先生はSFにかまけるとあまり面白くなくなる 「SFを書こう」→「せや!電子頭脳にコンピュータってルビ振ったろ!」という人だからなぁ 聖アウスラ修道院を読んでこの人って知性や教養がほんと小学生レベルって思った。
笠井潔のサマー・アポカリプスなんかと比べちゃ酷だが。 知性的に思えないのは文章があまりにも平凡すぎるからだろ
でもマンモスとか読むと大分上手くなったなぁと感じるよ 幽霊マンモスは、氷雪の描写がなかなかよかった。
さすが長野県在住。 幽霊マンモスってセンスはどうよ?と思ったが60年代SFを愛する先生のセンスだからなあ
まぁ何年も前から書く書く言ってたものをちゃんと書いたのは良いよ
震災絡みであれこれあったっぽいけど センスの無いタイトルなのは間違いない
あれじゃ誰も買わんわ >>561
あの時代錯誤なセンスは嫌いじゃないです(小声) >>562
時代錯誤というかジュブナイル的
無論子供に薦めちゃいかん内容だが 幽霊マンモスが今の所最後の長編かな
水野サトルシリーズでもいいから新作書いてほしい
覇王の死以降の蘭子を描いたものを一番待ってるんだが 二階堂のセンスや文章って良くも悪くも乱歩的なんだよ
上に笠井潔と比較している人がいるけど、それって乱歩には小栗虫太郎みたいに衒学趣味が無いから教養のレベルが低い!って批判してるようなもの
B級小説感も含めてパスティーシュしてるのにそこをセンスが無いの一言で切り捨ててる人って二階堂に限らずちゃんとした文脈で小説読めてるのか疑問 >>566
B級小説の雰囲気も含めてパスティーシュするのと、何を書いてもB級小説になっちゃうのとは違うんだぞ。 >>566
「センスが悪い(だけど嫌いじゃない)」と言っているのを
「センスが無い」と誤読してませんか? 悪いエログロも無いし小学生相手にキャッチーなタイトルだし
ミステリ入門編として先生の作品を小学校の図書館に置いてみてはどうだろう
ジュブナイル的な雰囲気もあるし読みやすいぞ ゲドさんは容疑者X論争の時に、まともに議論はおろか話すら通じないことが露呈したのが致命的だわなぁ。
Xは本格ではない、という意見も当然あっていいんだけど、あまりにも脆弱な理論(ですらない、ゲドさんの思い込みと独断による産物)で突っ込んでいって相手にされず、
本格理解者の俺様のご高説に耳を傾けない愚民どもが悪い、と言いたげな態度を崩さなかったことで、曲がりなりにも業界で占めていた一角のポジションを失って、ただの痛いおっさんになった感がある。
最近、屍人荘の今村昌弘に噛みついた山口雅也もすっかり老害扱いだけど、あれはあくまでも俺はこう思う!今村けしからん!と喚いているだけだからいい。
ゲドさんの場合、俺様が正しい!という意識が強すぎるから、議論の渦中でもキワモノになっちゃった。
本格という側面もあるよね、でも本格とも言い切れないよね、という業界全体の空気をつくることに心を砕いていれば、ここまでバカにされたり落ちぶれることもなかっただろうに。残念だな。 >>572
トヨザキだったと思うが、「議論すればするほど、気の毒なことになっちゃって・・」
と言っていたけどまさにその通りだった。意見を言えばいうほど痛いことになっていた。 殊能先生も自分の日記で遠回しにネチネチとゲディを批判してたね
「本格じゃないミステリが本格の賞獲ったの痛快でいいじゃん」的な論旨で
てかあの頃はまだ殊能将之先生ご存命だったね。黙祷 あの容疑者X論争も、「俺ミス」創刊に繋がったと思えば意義深い。
まあ、「俺ミス」が本格ミステリの歴史においてどのような意味があったのかは(ry 容疑者X論争に関しては二階堂の迷走よりも
笠井の「容疑者Xは難易度の低い本格」発言で面目を潰された自称ミステリ通達の赤面発狂劇の方が個人的には面白かった 笠井はああいう議論というか好きそうなので、あえて火に油を注いだ感があるような。 別に犯罪やった訳でもないのに13年前の失言を何度も蒸し返す奴のほうが怖いわ
しかも本格観の違いで衝突していただけでゲド先生も小説としては優れていると認めていた訳だろ?
100歩譲って「二階堂見損なったわ、もう二度と読まない!」と離れるなら理解できるけど未だに粘着し続けるって・・・
愛情のかたちがよっぽど歪んでいるのか、ケチつけられた事が悔しくて仕方がない東野信者なのか ゲド先生の作品の犯人は大抵共犯者がいるね。単独犯は少ない印象。 >>578
本格観の違いっていうけど、単にゲド先生は俺が本格だと思わないから本格じゃない!と言い張っていただけだと思うけどな。
失言かどうかはともかく、ある意味、後世に語り継がれることだったとは思うよ、容疑者X論争におけるゲド先生の立ち回りは。
今、そんな話題を繰り返しても仕方ないとは思うけど、最近の本格ミステリ界の激変を見ると、どうでもいいことで長々と論争していたもんだな、と思う。 >>578
俺はネット始めて最初に触れたのがX論争だったから印象に残ってる
読者も参加できるしある種の潮流も作れてたし たまには論争もないとと少し寂しく思う
海外は普通にありそうだけど 亡霊の館の殺人だっけ?で
カーの分別リスト載せてくれてたのは良かった
有名所しか読んだ事無かったから参考になったよ
それはそうと本編に出てきたゴブリンは何だったんだよ
本物の魔物だったのか >>583
亡霊館はトリックはちゃっちいけど、見せ方はうまいわな。
ゲドさんの最高傑作はロシア館だし、中短編は悪くないものがちらほらある。
世界最長の人狼城を誇るわりに、長ければ長いほどボロが出る。 >>580
>どうでもいいことで長々と論争していたもんだな
「健全」「非健全」,「本格」「変格」,「純文学」「非文学」,「社会派」以来の伝統ですし・・・・・・ >>580
>単にゲド先生は俺が本格だと思わないから本格じゃない!と言い張っていただけ
これに尽きる・・ 本格の概念も島田御大のハイブリッドヴィーナスからかなり変わったと思うけど
ゲド先生は古城・密室・名探偵の説法みたいなのをまだ唯一無二としているのかな
まぁ最近のラノベもどきの表紙や内容は自分もあまり魅力を感じないので老害化が進んでるんだとは思うが >>587
唯一無二と言うよりは「むやみに『本格』の定義を拡張するな」じゃないかな?
(乱歩が「販売戦略もあるのだろうが、何でもかんでも『探偵小説』はいかがなものか」と主張したのと同じ)
ただ、「狭義の『本格』とは?」に対する回答が「自分が『本格』と認めたモノ」に
なってしまっているのがセンセの問題点だと思いますが。 本当にコテコテの本格ばかり本格認定しているのなら筋は通るんだけど、ゲドさんは桜庭一樹の赤朽葉や私の男に本格の技法が使われていると言い出したり、身内贔屓が激しいし、極端に党派性を持ち込んでくるタイプだからなぁ。
結局、本格の定義ガーと人一倍言いながら、定義らしい定義もろくに示せない時点でゲドさんの敗北は見えていたんだけど、悪足掻きしてトンデモな自説を発信しまくったから、トヨザキが言うところの「書けば書くほど可哀想になった」有様だった。 そういえば、「俺ミス」に寄稿してたつずみ綾さんって、今何してるのかな。
日本語の文章がかなりアレだったので、ライターの仕事があるのか心配。 久しぶりに実店舗の本屋行ったらゲド先生の本殆ど置いてなかった
でも島田や我孫子辺りもあまり無かったので時代かね
古野まほろの本はたくさんあった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています