二階堂黎人22
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前スレの最後、荒らし?に埋められてしまったので、
スレタイ独断で立てました。すみません。
前スレ
【平成の高木彬光】二階堂黎人21【現代本格の雄】
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1360723261/ 人狼城は読むの大変だから、長編なら比較的評判の良い巨大幽霊マンモス事件にしては?ロシア館の続きみたいなものだし。 巨大幽霊マンモスは二階堂のミステリ観を知った上でよんだほうが驚ける 人狼城は、内容が濃いからサクサク読めるけどな
俺は退屈するシーンが殆ど無かった 人狼城は厚い文庫×4で読んだけど面白くて最後まで熱中できた
京極の本読んでる感覚だったよ
水野サトルシリーズや幼児探偵のやつも肩の力抜いて読めるから好き
聖域の殺戮や亡霊館はきつかった 『人狼城』は「ドイツ編・フランス編がほぼ同じ話の繰り返しなので飽きる」という
感想を持つ人もいるらしい・・・・・・(そこが肝だと思うのだが)。
また「探偵編は 蘭子がクスリと笑って ばかりでイライラする」というのは否定できない。 >>669
学生の時にリアルタイムでノベルスで読んだが、1巻と2巻の刊行がだいぶ空いてたんだよね。
だから当時は話の内容をちゃんと覚えていたか心もとない。
逆に、全部刊行されてから1−4巻を一気に読んだ人は、1・2巻の内容がかぶると思うのかもしれない。
さじ加減が難しい。 先生に今年は蘭子シリーズの新刊出して欲しい
短編集でもいいから 人狼城は、二十年ぶりくらいに再読して場合、
初読時と同じように楽しめるかどうか、という心配がある。
楽しい読書記憶はそのままでとっておきたいし。 俺は4冊一気に読んだけど
普通に面白かった
ドイツ編よりフランス編の方がテンポよく面白かったから
逆から読むとちょっと怠いかも
コミック化すればもっと世に知られる作品になるのに 先月『吸血の家』を読みました。面白かったです。
ちょっと偶然に頼り過ぎている気もしましたが、推理小説では良くあること。
他の作品も、このペースで読んでいこうと思います。 >>605
新本格推理のスレで「二階堂君は熱意は凄いんだけどね…」と言っていたと見た気が 日誌よむかぎり、お元気そうだ。
『御城の事件』というアンソロジーを編んだみたいだけど、こういう企画好きね。
書籍売り上げ受難のこのご時世に、こういう企画を通せるのも結構すごいと思うんだが。 >>679
何か自分の新作について書かれてましたか? >>678
『忍者大戦』もそうだけど、時代小説とミステリー双方のファンを取り込む上手い方法だと思う >>682
自分の作品ではなくて手塚治虫について語ってるよ
毎日新聞オンラインのほうだから検索すると記事は出てくるけど有料 >>684
ありがとうございます。
ひょっとしてゲドさんは手塚方面の業績で、後世に名を残すのかも・・ 先生はすっかり政権批判しなくなったね
寄る年波で人間が丸くなったのかな ところで、世界最長の推理小説って、今も「人狼城の恐怖」なの?
宮部みゆき「ソロモンの偽証」とかいう強力ライバルが登場したと思うんだが、抜かされてない?
お互いの頁数を厳密に比較対象した訳じゃないから何とも言えないけど。 綾辻の暗黒館もめっちゃ長かったような
暗黒も人狼も文庫版で4分冊なんだけどどっちが長いんだろう 文庫の暗黒館は人狼城の頃より文字が大きいので、厚さ的に人狼城の方が長いと思う。宮部との比較は分からん。 ソロモンは原稿用紙で4700枚と書いてあった
人狼は文庫本で4000ページ以上なので人狼の方が遥かに長いだろう
塗仏の宴も長いが、あれはちょっと趣向が違うかな? 本格ミステリー史においてゲド先生は「第一回鮎川賞・佳作」「世界最長の人狼城」、
「光文社本格推理・2代目編集長」、「容疑者X本格論争」、「俺ミス創刊」、
などネタには困らないが、50年後にどのように位置づけられるかは興味深い。 てか新刊全然出さないね
古城!密室!糸!オカルト!乱歩!ですわ!の古典的なミステリーを久しぶりに読みたいのにさ 浦賀和宏が数か月前に亡くなっていたのを初めて知った。
カガミンもそうだけど、まだまだこれからだったのにな。 コロナ禍でどこへも行けない盆休み、古本で双面獣事件を購入。
いやー凄かったです。綾辻の暗黒館の殺人に劣るとも勝らない
阿呆臭い与太話に熱い脂汗が出ました。
悪乗りして、Amazonでボロカス叩かれている覇王の死をこれから
読みますが、どこまでの壁本っぷりか...怖い >>696
最初に双面獣事件を選ぶとはw
しかも次は覇王の死w
順番で言うとそれはビンゴwwwww
でも先生の名誉のために言っておくと
先生のミステリ作家としての真面目さを知りたかったら
吸血の家を読んでみて 今更だが蘭子シリーズに出てくる黎人の阿呆さ加減にイライラする
表現が大げさで、叫んだり怒鳴ったり、語尾にやたら「!」や「!?」がつく
読んでいて大変鬱陶しいが、編集者は指摘しないのだろうか
また長会話になるとやたらとのどが渇くのもお約束、みんな糖尿病かいw
いい歳こいたおっさんが書く文章としてはあまりにも稚拙
まあもともと理工系に人だから仕方ないのかも >>699
東野圭吾も工学部とかだったような。
たんにゲド先生が大仰な文章しか書けないだけ。
あれ込みでゲド先生の文体だから仕方がない。 コロナは軽症でも血流障害が起きて頭皮にも血が通わなくなって抜け毛に悩まされるらしい
コロナ感染者の16パーセントがハゲるんだって 盆休みぎりぎりで「双面獣」に続いて「覇王」を読破
限られた人生の中でこんなくだらない本に無駄な時間を使う贅沢...
ここまで下手糞な文章は綾辻氏と双璧で、ある意味感動しました
蘭子帰還に備え、復習として「人狼城」の終盤も久しぶりに読み返し
ましたが、駄文のオンパレードに笑っちゃいました
念のため、次は>>697さんのお勧めに従って「吸血」を読んでみます >>704
その2作品の前提となる『悪魔のラビリンス』『人狼城の恐怖』も読もう!! >>704
追記。『魔術王事件』を忘れていた・・・・・・ 二階堂蘭子が子持ちになったのは
@手足を縛りつけられて強制的に人工授精させられた
A強姦された
B激しく求めあった
のどれかな
詳細を詳らかにして欲しい >>708
・(メール欄)の優れた遺伝子が欲しかった
・「世界初(?)の体外受精による出産」という栄誉を求めていた あの高慢で処女の蘭子が、縛りつけられ強姦されて妊娠したと信じ隊 人狼城までしか追いかけてない(マンモスは読んだ)けど、
腹を痛めて産んだ実子なの? 貰ったとか拾ったとかの可能性もあるのでは。 人狼城後のアイデアが思いつかなくてラビリンスシリーズ始めたのに
覇王の死で一気に纏めてしまったんだよね 二階堂を楽しむなら
カーの主要作は読んでおいた方が楽しめる このスレで最高傑作短編の誉れ高い「ロシア館の謎」を漸く読みましたが
...あああああああ?
・薄っぺらい内容とくだらないトリックに唖然茫然
・馬鹿の黎人は当然として、朱鷺沢教授の無能かつ偉そうな口ぶりに失笑
やっぱりこの作者の作風とは合いません
でも「吸血の家」も買っちゃったから読みますが...(爆) 吸血の家は足跡トリック二つあるので、
一つくらいは好みに合うかもね この人の人狼城までの作品は王道本格として初心者にもすすめやすいやつだと思う >>714
「ロシア館」は好みがはっきり分かれる作品だから・・・・・・ ロシア館読んだのなら続編の幽霊マンモスも読めるね(ニッコリ) 自分、最初タイトル読んだ時、「巨大幽霊マンション事件」というふうに見間違えて、
「マンションに住まう雑多な人々の日々の生活と現代社会構造との矛盾を突く背景を用意しつつ、幽霊という荒唐無稽且つ壮大な謎をメインに据えた、本格×社会派のハイブリッドミステリに挑戦したのか?」
的な妄想による期待を思い描いていた、ような気がしなくもない。 >>719
表紙が可愛いマンモスの絵だからね・・・ >>714
二階堂「トリックはすぐ浮かぶ。はいて捨てるほどある」 すぐ浮かぶトリックの質が高いとは言っていないので、嘘ではないな。
推理クイズ本ですらボツになるような迷トリック連発の作風だけど。 双面獣に至ってはトリック関係なくてほぼ「双面獣は悪魔だ・・・!」みたいな呻きだけで本一冊書いてるもんな
一応言い訳程度のトリックはあったけど
魔術王の方が遥かにマシだった >>721
「ユリ迷宮」に収録されている「密室のユリ」における、犯人が殺人現場
を密室にするための凄絶かつ驚天動地の方法にぶっ魂消た
あんなトリックを正々堂々と使う二階堂先生の胆力に脱帽・脱毛・脱糞 >>724
どんな酷いトリックか読みたい!と思ったらKindle版出てないでやんのw >>723
横溝正史の『怪獣男爵』と昭和期の「仮面ライダー」シリーズを
混ぜた作風にしたかった(そして失敗した)と妄想してます。 >>725
幽霊マンモス事件に関係する?ロシア館の謎(これもある意味バカミス)
も収録されているので、ぜひブックオフでお買い求めください
凄惨な酷いトリックを蘭子がどや顔で説明するのには笑い転げますたw >>715
吸血の家読みますた
24年前の事件の方は早々に見抜け、テニスコートのトリックは実際
そんな上手いことにはならないと思われインチキ臭かった
むしろ密室トリックが、細かい手がかりをばらまき、丁寧に処理して
あったとの感想
もう二階堂先生はこりごりですが、二階堂家の没落が気になりますねー
むしろここで皆さんのレスを読む方が楽しかったです ゲド先生の作品のトリックは、そんなうまいこといくか?という以前にうまいこといくわけないのが前提。
あの大袈裟な舞台設定と仰々しい文体、会話運びで、この世界観の下でならこういうトリックもあり得るのかな、と思わせちゃうのがミソ。
その辺の作家がありきたりに書いたらただのバカミスになっちゃうようなヘンテコトリックでも、ゲドさんが書くと何となくアリかな、と思えちゃうので、
このトリック実際にやったらそんなにうまくいかんやろ、と考え始める時点でゲド先生の術中にはまっていると言っても過言ではない。
だから傑作なのだ、というわけではなくて、初期は何とか勢いでもっていたけど、途中で息切れして無意識のバカミスになっちゃったのは残念。 >>730
水野サトルシリーズのトリックは素朴でシンプル
仰々しくない世界観の話のほうがいいもの描けるんだと思った >>736
それは山口雅也に任せておけばいい。つーかそこまでやったらゲドさんも完全な老害になっちゃうな。 山口さんは自分で、なぜ俺のあの作品を無視する!というような旨の発言をあの時期繰り返し発信してた
が、それさえも無視
そういった事実を隠す方向で時が流れてたな
業界の戦略を見たね 別に隠してはいないだろ、隠して得になるようなこともないんだから
同じゾンビでも種類が全然違うんだから自ずと作品の方向性も変わる
何も気を遣う必要はない
あれは完全に山口の勇み足というか、言っちゃ悪いけどやっかみだよ
周りの反応も「何言ってんだこいつ」くらいのもんだっただろ ゲドさんが10年前にやって痛い目に遭ったことを、山口が無自覚になぞってやっていたような印象。
生ける屍の死も屍人荘も読んだし、個人的には後者の方が面白かった。
少なくとも後者を書くのに、前者へのリスペクトが必要とか、前者の作者への断りが必要とか、全く思わなかったな。
ゾンビという装置が同じというだけで、使い方は違うんだから。 我らがゲド先生だって共著でゾンビを出してる(居ると思わせる)作品発表してるしな
屍人荘は凄い速さで映画化までされたからやっかみを受けやすいとは思う Xの時もそんな風潮はあったな。
本格自体ジリ貧なんだから容疑者Xが本格として取り上げられるのは良いこと、本格の定義がどうとか水を差すこと言うんじゃねぇ、と。
そこで、これこれこういう理由で容疑者Xは本格ではない、という丁寧な論理の組み立てができていれば
本格理解者派系wにも分があったばかりでなく、論争が「本格」そのものを問い直すようなもっと深みのあるものになっていたかも知れないが、
本丸のゲドさんが「俺が本格だと思わないから本格じゃない、俺が本格愛を感じないから本格じゃない」一辺倒で浅さを露呈していたのが残念だった。 >本格自体ジリ貧なんだから容疑者Xが本格として取り上げられるのは良いこと、本格の定義がどうとか水を差すこと言うんじゃねぇ
SNSだとエンタメの諸問題に対してこういう言説がメジャーになってきてるよね
ミステリに限ると「美少女探偵ばかりで何が悪い?」「表紙にアニメ絵使って何が悪い?」とかジャンルが元気付くためなら手段を選んでる場合じゃないと
ゲド先生はお歳もお歳だしナチュラルに保守的な考えは持っているだろうと思う。だから糸と密室と古城と怪奇みたいな古典的な作風を保持できたんだし
だからこそ変化球で孤立させてるとしてもクローズドサークルと密室殺人を扱った屍人荘が鮎川獲ったのは良かった
ミステリファンも無意識に保守的な人多いしさ 保守的な作風が悪いとは俺は思わないよ、個人的には。
そういう作風に、少なくとも今は一定の支持がまだ残っているという現実もある。
ただ、X論争は、ゲドさんがあまりにも議論向きでないことをはっきりと露呈してしまったと思う。
本格を再興させようとしたのか、俺ミスを立ち上げたはいいけど、容疑者Xを本格じゃないと切り捨てておいて、
桜庭一樹の私の男や赤朽葉家の崩壊を本格だと言い出して、お仲間の小森に突っ込まれるとか、なんかもう見ていられなかった。
定義とか言い出すなら党派性を排さないといけないのに、党派性の見本みたいなゲドさんがそれを言い出した時点で勝負にならないんだけどね。
笠井潔にまで「(ゲドさんに異を唱えた)巽昌章の見解の方が説得力がある」と言われてしまったりして、
ゲドさんはあの騒動では本当に損しかしなかったんじゃないだろうか。 もともと大御所でもない三流作家が他人の作品にケチを
つけるなんて烏滸がましい
そんな暇があったら糸と針を使わないトリックを考えたり
文章力を磨いて下さい
残念ながらゲド先生に残された時間は殆どないケド... >>745
X論争の結果が「俺ミス」立ち上げに繋がったと思うけど、
心意気とは裏腹に、ライターの質が伴っていなかったのが残念。
あと島田御大の「監修」を名乗るのなら、名前に泥を塗らないように、
もうちょっと校正とかしっかりしてあげてほしかった。 X論争の文脈で「評論家と名のつく奴らはXを本格とかヌカしていてなーんにも分かっていないクソ素人!本格無理解者!」と罵詈雑言を浴びせていたわりに、
いざ自分がライターを集めるとなると、本格無理解者の評論家達よりも段違いにレベルの低い書き手しか集められなかったからなぁ。
小森は本格ミステリ大賞を評論で受賞したけど、俺ミスでも自分に利があるところのみ協力する、という立ち回りを演じていたし、
本当の意味でゲドさんと気脈を通ずる評論家は一人もいなかったのが実状。もちろん、ここでいう評論家というのはそう名乗るに値するレベルに達している人のことね。 >>747
ついでに言うと、南雲堂は御大の全集を「斜屋敷の犯罪」というタイトルで出すという大ポカをしていたはずだから、校正もヘッタクレもないと思う。
俺ミスの誤字脱字の多さといい、まともな校正者がいたのかどうかも怪しいよ。 >>748・749
まあ、大手出版社と比べて人手も少ないんだろうけど。
そもそも書き手の日本語能力にも大きな問題があったとは思う。
俺ミスは、「ライターの能力不足」「誤字脱字、日本語の誤り」「高価格」と、
いろいろ欠点が目立った。むしろよく10年も続いたもんだと感心する。 >>750
御大の巻頭言に反して黄金の本格ミステリーwで三馬鹿が身内贔屓のオンパレードをやっていたのも痛かった。 俺ミスはけっこう複数のミステリのネタばらししてたのが困った。 >>752
江戸川乱歩「いかんのか?」
中島河太郎「せやせや」 「俺ミス」の功績は「このミス」に対して「俺ミス」という呼称を
生みだしたことくらいだな。
「俺のミステリーが凄い」というワードのインパクトが強すぎて、
正式名称が何だったか思い出せない人の方が多いと思う。 >>754
「俺ミス」って名称、このスレの誰かが言い出したんだっけ?
その年の「このミス」か何かの座談会でも「通称『俺ミス』」と揶揄されてたけど、
すでにこのスレでは使われていたような。 >>755
クリティカでも小森が千街への反論で「決して独り善がりの「俺ミス」ではありません」とか書いていた気がする。 千街さんの著作はミステリ読み始めの時代にお世話になった
ゲドさんも何か書いてみればいいのに
亡霊館のカー分類とか面白かったんだし デビュー作や京極夏彦さんの初期の作品についての評論は面白かったな X論争の最中に新本格論をPDFでホームページにアップしていたけど、大した話題にはならなかったな。
本格の定義本格の定義言うわりに定義らしいものをきちんと明示できていなかったし。
まぁ、ゲドさんの眼鏡に適うもの=本格、という「定義」なんだろうけど。 島田御大だって古式ゆかしい怪奇めいたクローズドサークルモノより
トリッキーなミステリが多いしなぁ
でも桜庭一樹の赤朽葉家や私の男は間違えても本格ミステリではないと思う さすがに三流ゲドと同列に語ったら島田御大に怒られるぞ >>760
赤朽葉や私の男を本格と言い張るのはまぁ良い、それはゲドさんの自由。
ただ、赤朽葉と私の男が本格で、容疑者Xが本格じゃない、というのは解せない。
桜庭を自分の陣営に引き入れようとして失敗したとしか思えないな。
味方のはずの小森に「揺るがぬ本格観を持っているとは思えない」と一蹴される時点で問題外ではあるんだけど。 もうゲドの由来を知らない住民が出てきたか…
年月が経つのは早いな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています