二階堂黎人22
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前スレの最後、荒らし?に埋められてしまったので、
スレタイ独断で立てました。すみません。
前スレ
【平成の高木彬光】二階堂黎人21【現代本格の雄】
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1360723261/ >>724
どんな酷いトリックか読みたい!と思ったらKindle版出てないでやんのw >>723
横溝正史の『怪獣男爵』と昭和期の「仮面ライダー」シリーズを
混ぜた作風にしたかった(そして失敗した)と妄想してます。 >>725
幽霊マンモス事件に関係する?ロシア館の謎(これもある意味バカミス)
も収録されているので、ぜひブックオフでお買い求めください
凄惨な酷いトリックを蘭子がどや顔で説明するのには笑い転げますたw >>715
吸血の家読みますた
24年前の事件の方は早々に見抜け、テニスコートのトリックは実際
そんな上手いことにはならないと思われインチキ臭かった
むしろ密室トリックが、細かい手がかりをばらまき、丁寧に処理して
あったとの感想
もう二階堂先生はこりごりですが、二階堂家の没落が気になりますねー
むしろここで皆さんのレスを読む方が楽しかったです ゲド先生の作品のトリックは、そんなうまいこといくか?という以前にうまいこといくわけないのが前提。
あの大袈裟な舞台設定と仰々しい文体、会話運びで、この世界観の下でならこういうトリックもあり得るのかな、と思わせちゃうのがミソ。
その辺の作家がありきたりに書いたらただのバカミスになっちゃうようなヘンテコトリックでも、ゲドさんが書くと何となくアリかな、と思えちゃうので、
このトリック実際にやったらそんなにうまくいかんやろ、と考え始める時点でゲド先生の術中にはまっていると言っても過言ではない。
だから傑作なのだ、というわけではなくて、初期は何とか勢いでもっていたけど、途中で息切れして無意識のバカミスになっちゃったのは残念。 >>730
水野サトルシリーズのトリックは素朴でシンプル
仰々しくない世界観の話のほうがいいもの描けるんだと思った >>736
それは山口雅也に任せておけばいい。つーかそこまでやったらゲドさんも完全な老害になっちゃうな。 山口さんは自分で、なぜ俺のあの作品を無視する!というような旨の発言をあの時期繰り返し発信してた
が、それさえも無視
そういった事実を隠す方向で時が流れてたな
業界の戦略を見たね 別に隠してはいないだろ、隠して得になるようなこともないんだから
同じゾンビでも種類が全然違うんだから自ずと作品の方向性も変わる
何も気を遣う必要はない
あれは完全に山口の勇み足というか、言っちゃ悪いけどやっかみだよ
周りの反応も「何言ってんだこいつ」くらいのもんだっただろ ゲドさんが10年前にやって痛い目に遭ったことを、山口が無自覚になぞってやっていたような印象。
生ける屍の死も屍人荘も読んだし、個人的には後者の方が面白かった。
少なくとも後者を書くのに、前者へのリスペクトが必要とか、前者の作者への断りが必要とか、全く思わなかったな。
ゾンビという装置が同じというだけで、使い方は違うんだから。 我らがゲド先生だって共著でゾンビを出してる(居ると思わせる)作品発表してるしな
屍人荘は凄い速さで映画化までされたからやっかみを受けやすいとは思う Xの時もそんな風潮はあったな。
本格自体ジリ貧なんだから容疑者Xが本格として取り上げられるのは良いこと、本格の定義がどうとか水を差すこと言うんじゃねぇ、と。
そこで、これこれこういう理由で容疑者Xは本格ではない、という丁寧な論理の組み立てができていれば
本格理解者派系wにも分があったばかりでなく、論争が「本格」そのものを問い直すようなもっと深みのあるものになっていたかも知れないが、
本丸のゲドさんが「俺が本格だと思わないから本格じゃない、俺が本格愛を感じないから本格じゃない」一辺倒で浅さを露呈していたのが残念だった。 >本格自体ジリ貧なんだから容疑者Xが本格として取り上げられるのは良いこと、本格の定義がどうとか水を差すこと言うんじゃねぇ
SNSだとエンタメの諸問題に対してこういう言説がメジャーになってきてるよね
ミステリに限ると「美少女探偵ばかりで何が悪い?」「表紙にアニメ絵使って何が悪い?」とかジャンルが元気付くためなら手段を選んでる場合じゃないと
ゲド先生はお歳もお歳だしナチュラルに保守的な考えは持っているだろうと思う。だから糸と密室と古城と怪奇みたいな古典的な作風を保持できたんだし
だからこそ変化球で孤立させてるとしてもクローズドサークルと密室殺人を扱った屍人荘が鮎川獲ったのは良かった
ミステリファンも無意識に保守的な人多いしさ 保守的な作風が悪いとは俺は思わないよ、個人的には。
そういう作風に、少なくとも今は一定の支持がまだ残っているという現実もある。
ただ、X論争は、ゲドさんがあまりにも議論向きでないことをはっきりと露呈してしまったと思う。
本格を再興させようとしたのか、俺ミスを立ち上げたはいいけど、容疑者Xを本格じゃないと切り捨てておいて、
桜庭一樹の私の男や赤朽葉家の崩壊を本格だと言い出して、お仲間の小森に突っ込まれるとか、なんかもう見ていられなかった。
定義とか言い出すなら党派性を排さないといけないのに、党派性の見本みたいなゲドさんがそれを言い出した時点で勝負にならないんだけどね。
笠井潔にまで「(ゲドさんに異を唱えた)巽昌章の見解の方が説得力がある」と言われてしまったりして、
ゲドさんはあの騒動では本当に損しかしなかったんじゃないだろうか。 もともと大御所でもない三流作家が他人の作品にケチを
つけるなんて烏滸がましい
そんな暇があったら糸と針を使わないトリックを考えたり
文章力を磨いて下さい
残念ながらゲド先生に残された時間は殆どないケド... >>745
X論争の結果が「俺ミス」立ち上げに繋がったと思うけど、
心意気とは裏腹に、ライターの質が伴っていなかったのが残念。
あと島田御大の「監修」を名乗るのなら、名前に泥を塗らないように、
もうちょっと校正とかしっかりしてあげてほしかった。 X論争の文脈で「評論家と名のつく奴らはXを本格とかヌカしていてなーんにも分かっていないクソ素人!本格無理解者!」と罵詈雑言を浴びせていたわりに、
いざ自分がライターを集めるとなると、本格無理解者の評論家達よりも段違いにレベルの低い書き手しか集められなかったからなぁ。
小森は本格ミステリ大賞を評論で受賞したけど、俺ミスでも自分に利があるところのみ協力する、という立ち回りを演じていたし、
本当の意味でゲドさんと気脈を通ずる評論家は一人もいなかったのが実状。もちろん、ここでいう評論家というのはそう名乗るに値するレベルに達している人のことね。 >>747
ついでに言うと、南雲堂は御大の全集を「斜屋敷の犯罪」というタイトルで出すという大ポカをしていたはずだから、校正もヘッタクレもないと思う。
俺ミスの誤字脱字の多さといい、まともな校正者がいたのかどうかも怪しいよ。 >>748・749
まあ、大手出版社と比べて人手も少ないんだろうけど。
そもそも書き手の日本語能力にも大きな問題があったとは思う。
俺ミスは、「ライターの能力不足」「誤字脱字、日本語の誤り」「高価格」と、
いろいろ欠点が目立った。むしろよく10年も続いたもんだと感心する。 >>750
御大の巻頭言に反して黄金の本格ミステリーwで三馬鹿が身内贔屓のオンパレードをやっていたのも痛かった。 俺ミスはけっこう複数のミステリのネタばらししてたのが困った。 >>752
江戸川乱歩「いかんのか?」
中島河太郎「せやせや」 「俺ミス」の功績は「このミス」に対して「俺ミス」という呼称を
生みだしたことくらいだな。
「俺のミステリーが凄い」というワードのインパクトが強すぎて、
正式名称が何だったか思い出せない人の方が多いと思う。 >>754
「俺ミス」って名称、このスレの誰かが言い出したんだっけ?
その年の「このミス」か何かの座談会でも「通称『俺ミス』」と揶揄されてたけど、
すでにこのスレでは使われていたような。 >>755
クリティカでも小森が千街への反論で「決して独り善がりの「俺ミス」ではありません」とか書いていた気がする。 千街さんの著作はミステリ読み始めの時代にお世話になった
ゲドさんも何か書いてみればいいのに
亡霊館のカー分類とか面白かったんだし デビュー作や京極夏彦さんの初期の作品についての評論は面白かったな X論争の最中に新本格論をPDFでホームページにアップしていたけど、大した話題にはならなかったな。
本格の定義本格の定義言うわりに定義らしいものをきちんと明示できていなかったし。
まぁ、ゲドさんの眼鏡に適うもの=本格、という「定義」なんだろうけど。 島田御大だって古式ゆかしい怪奇めいたクローズドサークルモノより
トリッキーなミステリが多いしなぁ
でも桜庭一樹の赤朽葉家や私の男は間違えても本格ミステリではないと思う さすがに三流ゲドと同列に語ったら島田御大に怒られるぞ >>760
赤朽葉や私の男を本格と言い張るのはまぁ良い、それはゲドさんの自由。
ただ、赤朽葉と私の男が本格で、容疑者Xが本格じゃない、というのは解せない。
桜庭を自分の陣営に引き入れようとして失敗したとしか思えないな。
味方のはずの小森に「揺るがぬ本格観を持っているとは思えない」と一蹴される時点で問題外ではあるんだけど。 もうゲドの由来を知らない住民が出てきたか…
年月が経つのは早いな ゲドのもともとの由来は>>8。
このスレで、親しみ?を込めて二階堂を「ゲドさん」と呼ぶ奴がいて、語感の良さもあって定着し今に至る。 以前は禿人とか呼ばれてたから、それに比べればマシな気がする。
50歩100歩かも知れないが。 >>766
良くも悪くも強烈なアンチがいたよね、ハゲトハゲト言われていた頃は。特にX論争の頃。
今は毒気も抜けて、時々ちょっとピンボケしたことを言うおっさんを生暖かく見守る雰囲気がある。
ゲドさんがどうしてあんなに躍起になってX論争について発信し続けたのか、
ゲドさんはゲドさんなりに本格の枠がなし崩し的に広げられるのを食い止めようとしていたのか、
噂話で語られるように魔術王事件が本ミス大賞で候補にすらならず、Xが絶賛されたことへの単なる嫉妬だったのか、
今となっては真相は藪の中だが、それなりに意義のある論争だったとは思いたい。
個人的には、本格の定義をきちんと示せなかった時点で後者なんじゃないかと思ってるけど(ボソ >魔術王事件が本ミス大賞で候補にすらならず、
何かでゲド先生が、
とても気落ちすることがあって・・(´・ω・‘)ショボーン
みたいな内容を書いてた気がするが、
どこに書いていたか探しても見つからない。誰か覚えていませんか? >>魔術王事件が本ミス大賞で候補にすらならず
あんな糞みたいな作品が候補になると思っていたとしたら
ゲド先生の脳みそはよほどのお花畑だろうに 容疑者Xはガリレオシリーズだしファンの裾野を広げて新規を取り込んでるんだよね
福山雅治の映画版も本格村とは縁がない層まで開拓した
深町秋生の果てしなき渇きもそうだったよね
魔術王が本ミス獲ってて映画化されてたとしてもそうなってたとは思えない 魔術王が本ミス獲ってて映画化されていたらR指定不可避ですねー >>769
ゲド先生は刊行当時から自信満々だったぞ。 その挙句に双面獣と覇王と続けたのだから、もうつける薬は無いわけで ゆ、幽霊マンモスでほんのちょっと持ち直してますしおすし どっかの後書きで言っていた「究極の密室トリック」はもうお見せできた? >>775
それどころかもう何年も新作出してませんね
幽霊マンモスが出たのが3年前でしたっけ >>776
マンモスってもうそんな前なのか。出たの昨年くらいかと思っていた。読んだのに…。月日が経つのは早いなぁ。 「マンモス」以降単著の新刊は出ていないけど、時代ミステリーのアンソロジーを出している
ゲド先生の忍者小説が読めるよ! 犬と戯れて隠居したような生活してるね
ある意味幸せだ >>778
「ぐはははは……儂の名は"玄魔王"こと鬼集院雪斎じゃ……グハハハァ!!」
みたいな敵のラスボスが出ていると予想。 空想小説全般が好きなんだろう
一般的にはクソ小説だと思われているが 小林泰三みたいなあらゆるジャンルで空想小説やってるプロも居るけど
ゲド先生は60年代の手塚とかアメコミのセンスをずっと引きずってるからな
ただ僕ちゃん探偵の両親のバカップルっぷりは面白かった ゲドさんの盟友の加賀美雅之もそうだったけど、
今邑彩とか殊能将之とか吉村達也とか、働き盛りで亡くなるのはけっこうショックだな。 ミステリ作家は若くして夭逝する人が多いように思える
自分がミステリばかり読んでるからなんだろうけど よくあるバイアスだろ
人間は40代くらいになったらもう老化が始まってる
それまでの病歴や生活習慣次第でコロッと死ぬ 若くして夭逝とか、いかにもつずみに代表される俺ミス御用達の評論家気取りがやりそうなミスでちょっとワロタw 今更だけど「俺ミス」がないと、このスレ的には物足りないなw 俺ミス、なんでやめちゃったの?
売れてなかったのかな >>793
実物見たことないけど
1m以上あるんじゃないか? >>798突っ込みに困るw マジで言ってるっぽいから。 >>797
前も書き込んだけど、やっぱりライターの質かなあ。
大量の誤字脱字とかに目をつぶっても、肝腎の内容が…… このミスや本ミスで取り上げられない若手とかの近況まで載せてくれていたという点では意味があったかも知れないね、俺ミスは。
ただ、文春やこのミスのランキングなんて全然平等じゃねぇ!だから俺が本物のランキング見せたるわい!と島田荘司が巻頭言で力んでいるわりに、
二階堂・小森・つずみの三馬鹿が黄金の本格ミステリー()で自作を褒め合う茶番が創刊号から繰り広げられていて、
御大の理想に見合うだけの中身を充実させられなかったという印象。 >>801
他と差別化するためかもしれんけど、ネタバラシして内容に踏み込んでいたが、
あれのおかげで読めなかったのも困った。
関係ないけど漫画家のゆうきまさみ氏(パトレイバーとかの作者)の本棚が
公開されていて、結構本格ミステリー小説が並んでたが、ゲド先生の本もあったw >>802ゆうきまさみが昔、原田知世の追っかけ漫画を書いてた頃、
フーダニット・ハウダニット・ホワイダニットを正確に使ってたから、ミステリ趣味があるんだなとは思ってた。 >>802
ゲドさんはもともとネタバレしまくりの人だから、差別化とかそんなことも考えずにナチュラルにばらしまくっていた面もあると思うw
新本格推理の選評でも落選作を容赦なくネタバレしてブッタ切っていたっけ。
トリックとか真相も含めて論じないと意味がない、という言い分も一理あるとは思うけど、
それは評論でやればいいのであって、ああいうガイドブックでやるのはちょっと違うなと自分は思う。
ランクインしているから読んでみよう、という読者も多いだろうし、そういう層も読むであろう本で、
ネタバレしねぇで議論できるかボケェ!という俺様理論でネタバレを開き直る姿勢はいただけなかったな。
X論争で一人だけ議論の進展についていけてなくて、ひたすら自説に拘泥した時と何も変わらないんだなという気がした。 Twitterで少し見かけただけだけど
島田御大が何か揉めて周囲に諌められてるらしいね
ゲド先生は沈黙してないでここらで何か言いましょうよ ネタバレしまくりの紹介・論評は江戸川乱歩オマージュでしょ(適当) >>805アメリカ大統領選のゴタゴタについて、島田氏がトランプ支持の旨を言ったとからしいけど、
人それぞれ考え方があるのだから、好きに言わせたれやと思うけどな。 >>807
それはまさにX論争の時のゲドさんにかけてあげたい言葉だな。
ざっくりいうと、「本格を理解する評論家ならばXを本格とは見做さない、もしくは程度の低い本格と見做すのが当然だ」というのが二階堂説だったわけだから。 >>807
えぇ…
アメリカ在住の御大がトランプ支持って言っただけであんなに不穏な空気になるのか…
ちょっと検索したけど御大がむちゃくちゃネチネチ言われてるじゃん >>803
ゆうきまさみの本棚、最近の井上真偽とか市川憂人、ホロヴィッツとかも複数あるね。
かとおもえば、古典も古典のカーもけっこう並んでる。
ま、ゲドさんの本は『吸血の家』1冊だけみたいだが、
別の本棚にずらっと並んでいると思うことにする・・ 幽霊マンモスはわりあい好評だったじゃん。
「ゲドさんにしては力作」とか余計な修飾語つきの賛辞が多かったのは事実だがw >>816
もっと早く言えよ。
今言っても誰もゲドさんなんかに興味ないぞ。 >>816
これものすごい暴露で15年前くらいだったら大事件になってたと思うけど
暴露が遅すぎたね
もうゲド先生は忘れされてるし愛川さんもフォロワーが300人も居ないし 愛川スレではどんな反応だろう? と思って探したが、愛川スレ今無いとかw 合作って、岡島二人なんかはアイデア担当と執筆担当が分かれてたらしいけど、
サイコジュンはどうだったんだろう。
「プロットとトリック考案」と「プロローグ執筆」がゲドさん、
「本編執筆」が愛川さんだったら、まあ合作といえるかもしれんが。 ツイート読む限りあまり良い印象は抱いてないようだな 容疑者X騒動経たらこの程度はマジ些末だなw
この先ゲドさんの小説嫌いになるなら法に触れる範囲から ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています