二階堂黎人22
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前スレの最後、荒らし?に埋められてしまったので、
スレタイ独断で立てました。すみません。
前スレ
【平成の高木彬光】二階堂黎人21【現代本格の雄】
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1360723261/ 蘭子だって作品によっては美少女で通る年齢のはずだけど
ただ今の若手の作品みたいなキャラ立ちはしてないが
若い作家はとにかくみんなロジック重視で小さく纏まってる
ロジックの邪魔になるような過度なハッタリは不要なんだろう >>962
カガミン(1959-2013)はたしかに平均寿命よりだいぶ若くして亡くなったけど、
「早逝」でもないような。
てか、ガガミンとゲドさんって同年生まれなんだな。知らんかった。
もう亡くなって10年近く経つのか・・ >>969
作品が二作しかないからね・・・
今度生前の短編集出るらしいが まえも書き込んだが、カガミンは三作目の「風ー」でだいぶ文章が読みやすくなっていたので、
生きてればコテコテ雰囲気の本格の第一人者になれていたかもしれんな。 >>972
でも冒頭の官能シーンは読者が逃げそうと篠田真由美に酷評されていたな。 >>973
それは当時思ったw
栗本薫の「小説道場」なら、一刀両断されてるレベルの描写だった・・ >>960
てっきり南雲堂が出すのかと思いきや、光文社なんだな。
失礼ながら、南雲堂くらいしか出すとこないやろ、と思っちゃった。 >>973
あの官能描写はねぇ…
ゲド先生の官能描写も酷いけどなw
>>975
南雲堂とは関係薄いでしょ。本格推理シリーズ出身でカッパ・ワン1期生だから光文社しかありえんよ >>976
>本格推理シリーズ出身でカッパ・ワン1期生だから
これを言われたら確かに光文社しかないとは思うが、それを忘却していた時点では、
「そんな売れそうにないものを物好きにも出版しようなどというところは南雲堂しかありえん」
と思い込んでも仕方ない(失礼を重々承知で書く) 加賀美雅之って10年前の容疑者X騒動の時にゲド先生一派としてなぜか飛び火しかけてた人だっけ?
そもそも書店で扱っていないこともあって読んだことのない作家だったが、そうか亡くなってたのか・・・ >>976
カガミン本人は関係薄いだろうけど、ゲドさんの主導でとかさ。
あと俺ミスの鼎談?みたいなのには確か出ていたと思うんだよ、カガミンの顔を俺ミスで見てこんな顔してんだと思った覚えがある。
まぁ>>977の言う通り、そんなものを出す物好きは南雲堂しかないと思ったのも事実w
>>978
taipeiブログで自演っぽいことしてコテンパンにやられたのを千街に揶揄されていた辺りでカガミンの記憶は止まっているな、俺は。
亡くなったのはびっくりしたが。 ゲドさんが解説書いてるらしいけど、
カガミンの未収録短編集、誰も読んでないのかな?
本格理解派五人衆、カガミンは「大食いイメージ」のキレンジャーだったなあ。 >>980
買うほどの思い入れはないが、図書館に入ったので予約して、今予約待ち中。読んだら感想書くよ。 5000円円+税か・・・
さすがにお布施するか迷うな。 5000円円ってなんだよ、5000円だろ、と思ったら論創社のホームページもそうなっていて笑った。
誤字脱字の多いゲドさんだからあえてなのかなと勘繰ってしまった。 >>983
俺は思い切ってやろうと思う
最近とみにゲドさん愛が深いんだ 完全版には柄刀一の解説がつくらしいが、うーんw
もうちょっと特典的な付録がほしいなあ。 某書店でサイン本が売られるのであれば買いたいけどな 「加賀美雅之未収録作品集」を読む。「暗号名『マトリョーシュカ』」「『樽の木荘』の悲劇」は、新本格推理に載ったのを昔読んでいたわ。
「我が友アンリ」
唖然としたり呆然としたり口の中の唾液が渇ききったり、とにかく語り手の感情の起伏が異様に激しいカガミン特有の文体はすでに萌芽している。
銃声がフェイクなのはすぐ見当がつく。タバコを使った時限発火装置は名探偵コナンに前例あり(多分コナンの方が先)。
心臓を銃で撃たれて、刃物で自分の手にダイイング・メッセージを残せるのかも疑問。
殺害の順を誤認させるアイデアは気が利いているけど、それを活かしきれていない印象。
「暗号名『マトリョーシュカ』」
今度は心臓を冷たい手で鷲掴みにされたかのような衝撃を受けたり、足元の床が崩れ落ちてゆくような感覚を覚えたりする語り手。
思わず叫んでいたり、感情のコントロールが効かないのがカガミステリの特徴なのか。
アバズレスの推理に「私は驚嘆した」が、密室トリックと言うにはちょっと原始的すぎて、意外性はない。
あと、ドイツ語で「貴方」と「貴女」って違う単語を使うのかな。具体的な単語が本文に一切出てこないので気になった。
正体を暴かれた暗殺者マトリョーシュカが、即ターゲットを殺さずに長々と独り言を言い続けるのも不自然。
続きは、明日以降。あまり誰も期待していないだろうがw >>988
レビューはありがたいけど、ネタばらしはちょっと。>アンリ >>989,990突っ込みありがとう。おかげで>988を読まずにすんだ。
988は、普段ミステリを読まない人ですか? マナーは守れよ。 >>989-990
スマン。では気をつけつつ。
・「樽の木荘」の悲劇
地の文でミスリードするのはいただけない。曲がりなりにも「新・本格推理」と題したアンソロジーでよく採用されたなと思う。
相変わらず足元の床が崩れそうになったり全身が凍ったり時が止まったりしているのは標準仕様。
真相はかなり分かりやすいので、謎解きとしての完成度も低め。
・凍夜に死す
ちょっとトリックに無理がある気はするが、破綻のない、なかなかの仕上がり。
ただ、鬼貫警部が真相に辿り着く切り札が全くの偶然によるものなら、それを伏線として予め書き込んだ方がよかったのでは。
・EDS 緊急推理解決院 怪奇推理科
切断された腕が意志を持って徘徊している、というホラーまがいの展開…だが、真相が明かされると、その描写自体がアンフェアと言わざるを得ない。
カガミン史上珍しい、架空とは言わないまでも現実離れした世界観が舞台。容姿端麗だが変人、という探偵のキャラがステロタイプすぎる。
・鉄路に消えた断頭吏
名探偵の共演をやりたかったんだなぁ、という作者の情熱は分かる、分かるが…
首切断のトリック、どう考えても物理的に無理じゃないか。 「運河通りの少年」
オランダの家屋の構造を利用したトリックは面白い。名探偵コナンに似たようなのはあったが、オリジナリティは十分。
「聖アレキサンドラ寺院の惨劇」
物理トリックに動物を用いるのは、かなり不確実な気が。アナスタシア皇女生存説って人気あるんだな、ミステリ界隈でこれほどよく見る都市伝説もない。
「『首吊り判事』邸の奇妙な犯罪」
ものすごく古典的なトリックを、できるだけその古臭さを感じさせないように使っている努力は感じるが、真相の尻すぼみ感は否めない。
よく言えば丁寧に伏線を張っているが、あからさま過ぎて伏線になっていない。
「ジェフ・マールの追想」
序盤からカー作品を派手にネタバレ。犯人当てなら、もうちょっと容疑者が多い方がよくないか。あと、実はこの人物の正体はあの有名人でした的なオチは飽きる。オリジナリティのなさは生前から指摘されていたが…
「世迷い言」に「よまい(い)ごと」というルビが振られているが、光文社しっかりしろ。
個人的ベストは運河通りの少年、次点は凍夜に死す。あとの作品はちょっと、うーん、という感じ。 レビュー乙。
意外と収録作多いんだな。
本ミス・ベスト20の17位くらいには滑り込むかな? もし他に読んだ人いたら、鉄路に消えた断頭吏の首切断トリックが本当にできると思うか、マジで聞かせてほしい。
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