蘊蓄(うんちく)ミステリー
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
京極夏彦や森博嗣、竹本健治のような蘊蓄が多いミステリー教えてください。
蘊蓄の分野や種類は問いません。 >>2>>3
教えていただきありがとうございます。
もし他にあればまた教えて下さい。
わたしも一人。
三津田信三 言い忘れました。
作家名でなくとも「薔薇の名前」など作品名でも結構です。
よろしくお願いします。 何作か書いていきます。
間違いがあったらすみません。
蘊蓄ミステリーといったら、
北森鴻さんはいかがでしょう。
民俗学をテーマにした「蓮丈那智」シリーズや
骨董がテーマの「冬狐堂」シリーズ、
江戸の風俗がテーマの「鬼が疾る」、
料理と酒について語られる「香菜里屋」シリーズ
などなど、色々ありますよ。 道尾秀介さんの長編
「骸の爪」は、仏像の蘊蓄がすごいですよ。
それから、杉江松恋さんの解説がとてもいいです。 霞流一さんは、動物ネタと
豪快なトリックでおなじみの方ですが、
専業作家になる前は映画会社に
お勤めだったそうで、映画をテーマにした
「死写室」という短編集をお出しになっています。
映画の蘊蓄と豪快なトリックが楽しいですよ。 それから、門井慶喜さんはいかがでしょう。
美術に関する蘊蓄が沢山詰め込まれた
「神永美有」シリーズや、
書籍に関する蘊蓄が沢山詰め込まれた
「おさがしの本は」などがあります。 >>ofBEG7PXAgさんへ
いろいろ、情報ありがとうございます。
基本的には、そのミステリーを読んでそれを読む前よりも学術的な知識が増えれば何でもよいのです。
ミステリーに関して知識が豊富なかたのようなので、ひとつお聞きしたいのですが、歴史関係についてはどうでしょう?
日本史に関しては高田崇史や鯨統一郎なでいますが世界史に関してはどうでしょうか? 世界史といえば、加藤元浩さんのマンガ「C.M.B.」は
あなどれないと思います。ナスカやピラミッド、
ローマのコロッセオなどを扱っています。
もしよろしかったらどうぞ。 >>えっ? 高田崇史や鯨統一郎を信じちゃうタイプ?
自分は中学校より歴史が一番苦手できらいでした。なのでどれくらいこれらの説に信憑性があるか分かりません。ただ、それでも、これをきっかけに少しでも歴史に興味がわけば良いと思っています。 ミステリー板のスレタイが
【水槽薀蓄】汀こるもの【完全犯罪】
なんですよね。どれだけすごいのか、水槽。 奇妙な遺産 村主准教授のミステリアスな講座
面白いかは知らない 薀蓄とまではいかないかもしれないが、
森晶麿「黒猫の接吻あるいは最終講義」で、クラシック・バレエの「ジゼル」について
けっこう詳しくわかるようになっている。
この「黒猫シリーズ」自体が、著者の専門「美学」の薀蓄(マラルメ、ポオ等々)の
一方的な開陳となっていて、少し自己陶酔の気があるけど。 皆様、教えていただきありがとうございます。
>>17
確かにそうですね。
>>18初期島田一男
けっこう、島田一氏に限らず初期の作品ってよくないですか?
西村京太郎然り、赤川次郎然り、森誠一然り。
どうして、途中から超量産型になってしまったのか・・・
才能はある人達なのに。
>>19小栗虫太郎「黒死館殺人事件」
黒死館はよみました。すごいですよね。小栗の他の作品はどうなのでしょう?
>>20久生十蘭の諸作品の諸作品
「久生十蘭」は読んだことがないんですよ。光文社の日本名探偵全集は待っているんですけどなかなか読むタイミングを逸史って逸していて…
>>21
わたしも知らない作品です。
>>22高木彬光の刺青殺人事件
高木彬光は最近かなり復刊されましたよね。読みたいと思います。
>>23森晶麿「黒猫の接吻あるいは最終講義」
わたしも最初の一巻だけしか読んでないので詳しくはないのですが。蘊蓄ものといっていいんじゃないでしょうか。 有栖川の女王国の城も無駄にUFO薀蓄が挿入されてた気がする >>25QEDとかは? トンデモだが
歴史苦手な私のはわからないけど、QEDって検証の余地なしの「トンデモ」なんだ。
他にも島田荘司とか歴史モノ書いてますよね。
歴史に博識な方に質問なんですが、ミステリーで、少しでも良いから新説としても通用するような歴史蘊蓄ミステリーってないんですか? >>26有栖川の女王国の城
わたしも江神シリーズは大好きなんですが、そんなに載ってましったけ。ダメだ、最近、読んですぐ、ストーリーを忘れてしまう^^; >>27
国産歴史ミステリに限ったら
高橋克彦の浮世絵モノがいまでもトップクラスなんじゃないか。
本人がもともと浮世絵研究者だっただけに歴史検証のクオリティが高い。
代表作『写楽殺人事件』の写楽蘭画説は情報が古くなっていることと、
作者自身が後になって能役者説に転じているところは難ありなものの、
研究者の歴史検証がどんなものかがよく分かる。
あと『広重殺人事件』の広重暗殺説は地味に国産歴史ミステリの最高傑作だと思っている。
他にオススメなのは本業国文学者の岡田鯱彦の古典モノとか
歴史の神さまが降りてきた時のきれいな井沢元彦とか。 間違っているとはいえないけれども正しいともいえない、という微妙なところをついてくるのが鯨で
読者の歓迎するような真相を作るために不都合を伏せたり、勝手に事実を差し替えたりするのが高田
と思っておいたらだいたい間違いはないよ。 鳥飼否宇さんという作家がいる。
とにかく生き物が大好き、奄美大島に住んで
野鳥の観察や保護に携わっているほど。
で、ミステリーにも生き物の蘊蓄が
ふんだんに盛り込まれているんだけど、
ある海洋生物をネタにした作品が凄くてねえ…… >>32
鳥飼否宇さんってそういう作家っだったんだ。今まで一冊も読んだことがなかったから知らなかった。
お薦め作品・シリーズはありますか? >歴史苦手な私のはわからないけど、QEDって検証の余地なしの「トンデモ」なんだ。
自分で検証する気ないの? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています