薀蓄とまではいかないかもしれないが、
森晶麿「黒猫の接吻あるいは最終講義」で、クラシック・バレエの「ジゼル」について
けっこう詳しくわかるようになっている。
この「黒猫シリーズ」自体が、著者の専門「美学」の薀蓄(マラルメ、ポオ等々)の
一方的な開陳となっていて、少し自己陶酔の気があるけど。