幻想的なミステリを紹介するスレ
麻耶雄嵩(奏鳴曲、鴉) 北山猛邦(検閲官、終の童話)みたいな幻想的な独特の雰囲気があるミステリが読みたい
誰か紹介しちくり〜 竹本健治『匣の中の失楽』
泡坂妻夫『妖女のねむり』
山口雅也『生ける屍の死』『キッド・ピストルズの冒涜』『キッド・ピストルズの妄想』
古泉迦十『火蛾』
積木鏡介『歪んだ創世紀』
T・S・ストリブリング『カリブ諸島の手がかり』
この辺でどうか。あと千街晶之氏の『怪奇幻想ミステリ150選』という本で、
こういう系統の作品がまとめられているので参考にしてみては? >>2,3
サンクス
匣失、火蛾、カリブは積んでるから読むのが楽しみ
ただ個人的に生ける屍の死はいまいちピンとこなかったなあ
恥ずかしながら服部まゆみは名前を聞いたことがある程度だったんだけど、
評判を見る限りかなり幻想テイストが強いみたいなので、買ってみようと思う 森真沙子「青い灯の館」
佐々木丸美「崖の館」
服部まゆみ「時のかたち」
飛鳥部勝則「堕天使拷問刑」
三津田信三「作者不詳」
梓崎優「叫びと祈り」
サックス・ローマー「骨董屋探偵の事件簿」
C・デイリー・キング「タラント氏の事件簿」
キャサリン・ネヴィル「エイト」
ロザリンド・アッシュ「蛾」 >>5,6
エイトは面白そう! クイーンの定員あたりはやはりチェックしておく必要があるかな
飛鳥部作品はほとんど新品では入手できないというのが衝撃。
倉阪は今でこそバカミスの人というイメージだけど、元は幻想文学の人なんだよなあ
ちなみに少年検閲官の続編オルゴーリェンヌがようやく刊行されるようです
2007年あたりのインタビューで来年書き終わるとか言ってた気が・・・ 叫びと祈りって幻想系なのか。勝手に旅行記風ミステリだと思ってたw読んでみよう。
飛鳥部勝則なら「冬のスフィンクス」もいいぞ。バカミスっぽい部分もあるが
あっさりしてて読み易いし、夢か現実かもやもやする感じがたまらん。 幻想ミステリー好きで千街さんの本も参考にすることが多いけど、「叫びと祈り」はちょっとカテゴリーが違うんじゃないか?
幻想的って言えば幻想的なのかもしれないが 私も、飛鳥部作品はほとんど新品では入手できないのに驚いた
どうしてなんだろう >>7
エイトは、ミステリというよりファンタジーだと思う。
読んだら感想あげてみてください。
もし、エイトが面白かったら、闇と影もお好みに合うかもしれません(私はだめだった)。 >>12
4年前から新作書いてないんだな。早川から出した近作二冊どっか文庫で拾えばいいのに。
公式HPもいつの間にか閉鎖してるし不安。 霧越邸は個人的には微妙でした・・・十角館とかは大好きなんですが(特にエピローグが)
叫びと祈りは「砂漠を走る船の道」は傑作で、他はまあ並かなという印象でした
ジョン・ランプリエールは以前耳にしたことがありました、ドグラマグラっぽい感じでしょうか
ちなみに以前エーコのフーコーの振り子を買ったのですが未だに読めていません 北山のオルゴーリェンヌ面白かった。少年検閲官読んだならおすすめ デイヴィッド・マレル『廃墟ホテル』
廃墟の探検を趣味にしてるグループが、豪華リゾートホテルの廃墟に潜入する話
ホラーぽいのが好きならおすすめ 「幻想的」と言っても受けとり方は人それぞれなんだな。
俺が思う幻想的なミステリーの最たる物は「黒死館殺人事件」と「血の季節」の2作品だけだ。 竹本健治なら、『匣の中の失楽』よりも『トランプ殺人事件』か『ウロボロスの偽書』
の方が好きだな
『匣の中の失楽』は若書きで青臭くて読みにくい ボワロ&ナルスジャック「私のすべては一人の男」
犯人なんぼなんでも脳と脊髄を切り離されたら生きていられないだろ、
とツッコまずにいられないバカトリックだけど、
奇妙な味わいがあるから暇潰しに読むぶんには楽しめる。