若竹七海 その3 [転載禁止]©2ch.net
>>525
コロナ禍の情勢なんかもうまく取り入れていたとは思うけど、登場人物が多くてごちゃごちゃし過ぎていて、正直期待したほど楽しめなかったという印象なんだが、文庫出るなら買って読み返してみるかな。
若竹さん本人がどう考えるかは別だが、若竹ミステリの良さというか強みは短編の方がより発揮されると思う。 >>527
登場人物の交通整理が上手くないのは、このスレでもよく見かける意見だよね。
自分も若竹七海は短篇のほうが好き。 自分はストーリーやキャラがごちゃごちゃ入り組んでるところが好きなんだけど、
それが「分かりにくい」と思う人がいることも理解できる。
読書家でミステリ好きな友人に貸したら微妙な反応が返ってきたけど、
「いろいろすっきりしない」ということだった。 ひさしぶりに「ぼくのミステリな日常」を読み返したけどやっぱいいな。特に「吉祥果夢」がなんとも言えない。
短編集が実は一つの長編でもあったパターンに東京創元社が味をしめたのもわからないではない。 自分は若竹七海の小説は、
文章や主人公(とくに女性)の独白や内面描写が楽しみ。
ミステリ的な真相はすぐ忘れちゃうから再読しても楽しめる。