【頻闇に】西村寿行Part14【いのち惑ひぬ】 [転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ブックオフには超古いのしかないのかと思ってたらほぼ新書状態の物が売ってたりするんだよな
襤褸の詩とか怒りの白き都とか幻戯がそうだったわ これ推す人いないけど、時代物の秋霖が好きだな
事実落城と共に、城のお姫様が雑兵どもに輪姦された挙句
遊女に落ちていった話など数多あったろうし、制約の無い時代物で作者の
エロとバイオレンスを思う存分発揮してほしかった >>169
君憤の映画は見てないんだけど、そうなんだ‥‥
自分は、寿行原作は映画音楽やドラマ音楽に恵まれている印象があったなあ。
テレビドラマの黄金の犬や炎の犬の主題歌は名曲だと思うし、
映画でいえば、しばたはつみの歌う化石の荒野のテーマソングもすばらしかった。 峠に棲む鬼のエロさも良いが
魔の牙の救われなさもシビれる
予定調和に慣れてた自分にガツンと来た >>176
「魔の牙」最高!狼が人間に襲いかかる際の「ラララララ…」という
唸り声、初めは誤解して襲撃のBGMだと思って読んでた。それはそれで
不気味だった。あと、やっぱり「犬笛」だな。 再読した時やっと「ラララ…」が唸り声だと解ったけど、
初めは♪ラララ〜と歌うように口ずさんでた。(笑) >>176 予定調和に慣れてた自分にガツンと来た
自分もそう。
使者が発つことになった時点であの中の誰かが救出を呼んでくるものだと、ずっと思ってた。
曲者揃いのキャラクターばかりだったし。
並の作家だったら、きっとそうしたと思う。
寿行はそんな誰にでも予想できる展開を見事にぶっ壊した。
こんな小説読んだことない、これは凄い作家だと思ったよ。 でも、あらためて寿行先生は凄いと思う。
勤め人で一番長く続いたのが一年で、
奥さんに働いてもらって、旅や狩猟に明け暮れて、
活魚料理店を営んでも赤字続きで、
世間的にみればダメ男なんだけど、
40代から、それまでの蓄積を生かしてスター作家になったんだもんな。 団鬼六や谷崎潤一郎は奥様をエロ妄想のネタにしてたようだが
意外にも寿行はそんな感じじゃないな 小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚きながら振り返った。」
ラノベ
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とか そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである」
山田悠介
「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」
司馬遼太郎
「(爆発−−)であった。余談だが、日本に初めて兵器としての火薬がもたらされたのは元寇の頃である…」
村上龍
「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」
奈須きのこ
「――突如、背後から爆発音が鳴り響いた。その刹那、俺はダレよりも疾く振り返る―――ッ!」
京極夏彦
「凄まじい音とともに地面が揺れる。――爆発、ですか?私が問うと、彼は白湯とさして変わらぬ出涸らしをすすり、 ――だから何だと言うのか。と答えた。りん、と、何処かで風鈴の音がした。」
西村京太郎
「後ろで、大きな、爆発音が、した。十津川は、驚いて、振り返った。」
馳星周
「爆発音――偶然にしてはタイミングが良すぎだ――頭の中で警報ベルがけたたましく鳴り響く――舌打ちしたいのをこらえながら後ろを振り返った。」
村上春樹
「やれやれ、そして僕は爆発した。」
「後ろで大きな爆発音がした。あるいは気のせいかもしれない。とりあえず今は驚いて振り返る前に、まずパスタをゆでようと思った。」 文体比較かなんか知らんが肝心の寿行節がないのでは
このスレに貼る意味なくないか? 奈須きのこ
という作家だけ知らないが、
「馬鹿じゃねえの」
という感想しか出てこない。
というか、文体模倣は清水義範が25年前に既にやっている 渡辺ユウ「魔の牙」漫画版を読んでみた
リアルな絵柄はいいけれども
そのせいでキャラクターの描きわけが弱くなってる
あれだけアクの強い登場人物たちなのだから
もう少し差をつけてあげてもよかったのに
再販されない理由がわかった気がする 田辺節雄といえば
「蒼茫の大地、滅ぶ」の漫画版
最後が少し改変されてたんだな
漫画版の方の熱いラストも結構好きだ
「笛」や「宴」は読んだことないけどどうなってるんだろう 田辺節雄版の滅びは肝心のああッ場面がけっこう端折られてる
ラストで沖田たちのボートが埠頭の広美一行に気付かずスルーしていって
そりゃないだろ!って思った。残念な改変 『作家という病』を読んだら、
晩年はビールとワインを飲んでいたんだね。
やはり、アーリータイムズは、キツくなっていたんだろうか・・・ あけおめ
今年は滅びの笛も集英社の叢書で復活することだし
寿行の再ブレーク元年になるといいなあ 人妻性交奴隷たちはどんな正月を迎えてるんだろうか。
この日だけはあるじ様にお酒とかもらってたり AV監督二村ヒトシ「男が女になる瞬間」
何千人もの女性をペニスでヒイヒイ言わせてきたプロの男優さんが、
アナルをいじられると、カメラの前でヒイヒイ悶絶しちゃいますからね。
やっぱりね、男は、みんな自分のアナルを怖がっているんですよ。
それは処女の女性が、
まだ見たことないペニスを怖がるのに似ているのかもしれない。
大きく分けると、男性アナル開発には「男性的機能を高めるもの」と
「男性を女性化に向かわせるもの」の2流派があるんです。
アナルに指を入れられて、内側から前立腺を上手にいじられると、
ED気味だったオチンチンもビンビンになり、たいへんスッキリ射出できます。
これは男性が男性でいるためのアナル開発。
ところが、前立腺のさらに奥には「精のう」という内臓があります。
精のうは、睾丸で作られた精子が貯蔵されている場所です。
膀胱の後ろ側にあるんですが、
ここを長期にわたって刺激し続けていると大変なことが起きるようです。
男が、だんだん女のようになっていくんです。
前立腺を刺激していると男性としての健康が増進し、
精力も強くなって勃起力も増すんですよ。
ところが、そのちょっと奥、ほんの何ミリか奥にある精のうを刺激していると、
オチンチンはどんどん小さくなってクリトリス化していく。
そしてアナルが、だんだん綺麗になってくる。 寿行せんせーにはここまで書いてほしかったわー
「男が女になる瞬間」
寿行せんせーの場合はさ、
男が男に犯されると、女言葉を使い出したりして女っぽくなるんだけど、
でも男に犯されながら勃起するし、
犯されながら射精もするし
あれってあくまで男じゃん?
寿行せんせーもこれは知らなかったんだろうな
同じアナル開発でも、前立腺を刺激されるのと、精嚢を刺激されるのとでは、
まったく違うってこと
前立腺を刺激されると男としての機能が高まって勃起、射精ってなるけど、
精嚢を刺激され続けると、勃起も射精もしなくてチンコも小さくなっていって、
アナルまで綺麗になっていって、本当に女みたいになっちゃうってこと
勃起、射精は男の証じゃない?
寿行せんせーの描く、男に犯される男って、言動が女みたいになるけど、
勃起も射精もしまくるんだから、あれは普通に男じゃない?
あれはアナルを犯されても刺激されるのは前立腺どまりだったから、普通に男のままだったんだ
なのに女みたいな生き物として描いてた
でも女みたいにさせたいなら、前立腺のさらに奥の精嚢を刺激されなきゃならなかったんだ
寿行せんせーはそれを知らなかったんだ 「やっと、見つけたぜ、ミステリー板に、あるとはな」 死神シリーズがBLアクションみたいに書かれてるレビューをネットで見つけて呆れた
伊能と中郷の関係がどこをどう読めばBLになるんだよ
脳みそ腐ってやがるとしか思えない
漫才アクションと言われる方がまだわかるわ 小学生の頃に読んで、タイトルがわからないので誰かわかったら教えて欲しいんだけど…
主人公が地下牢みたいなとこに捕まって。
石で出来てて、床は土で、一切光りもなく音もなく。
人間、音も光りもないとだんだん気が狂っていく…みたいな感じで。
その部分の描写がリアルですごく記憶に残ってる。
結果、ギリギリの所でその地下牢からは出たと思う。
かれこれ20年タイトルが解らず… 名を挙げた所で、
「あーそれですそれです」
と答えられるのかね 仙人様の真珠ティムコで
「狂いそうな快感」てどれくらいだろう
経験してみたくなる描写がたまらない 徳間文庫の鯱シリーズ。2月5日に「碧」が出る。
うれしい。
最後まで刊行してね。 >>211
おお!
これはよかった!
半年も間が空いたのでどうなることかと思ってた
峠に棲む鬼の逢魔麻紀子たんは今実写化するなら誰が合うかなあ( ;´Д`)ハアハア では未知数だが神スイングの稲村亜美
杖術は出来そう 手足が伸びた描写に合う
昭和ぽい顔つきで作品年代に適合
後背位でいい絵が撮れそうw
大柄なのがイメージと違うが 最近、美人妻のパンティにあんまり興奮しなくなってきた。
潮時か… あー仙人様の真珠入り巨根で
失神するまで追い詰められたい… 黙って耐える→感じてきて焦る→歯を
食いしばって堪える→声が出ちゃう→決壊、
強烈な快感に半狂乱 に至るまでの描写が
神がかってるよね まだ西村寿行スレ続いてたんだね。懐かしいなあ!
三池崇史とかタランティーノが映画化してくれれば良いのになあ…。
園子温でも良さげ
モ ノ マ ニ ア
偏執狂だ! ジョン・ウー版「君憤」がいよいよクランクインに向けて動き出しましたね。
換骨奪胎で香港あたりに舞台を置き換えてリメイクするのかと思ってたら舞台も日本。
ロケ地は大阪・東京・北海道と、完全に健さん版をリメイクするようです。
キャストはまだ未定のようですが、杜丘検事は、金城武が有力候補のようです。
でもできればキャストも純日本人俳優を使ってほしいなあ。
堤真一、竹野内豊あたりがイメージなんだけどなあ・・・ ジョン・ウーは好き嫌いが別れるだろうな。
ミッション・イン・ポッシブル2やレッド・クリフは苦手だったな。 >>1
「頻闇にいのち惑いぬ」の中国語訳をみつけて、
ttp://www.99lib.net/book/6243/index.htm
カーマくんとナムテアちゃんはどう描かれてるのか… と期待したが、
お国柄か、あっさりとした性描写になっていて苦笑させられた
(中国語は全く分からぬが、「行為した」「愛撫した」とか、そんな表現) 頻闇はマリアのあっさり退場がかなり意外
あのポルトガルの警視はいい味出してたけど (大陸版)犬笛、旅券の無い犬、学歴の無い犬・・
間違えて栄養鍋にした。みたいなオチだと嫌だなぁ 銃撃戦でやたらスローモーションになる。
そして白い鳩が飛ぶ。
ワイヤーアクションで重力無視の動きをする。
スパイや刑事がカンフーする。 70年代の作品は神憑り過ぎて凄い。
本人の創作意欲が無くなったのだと思うけれど、
亡くなる10年前に、筆を折ったのは潔かったと思う。 >>242
あのまま続けてたら大藪春彦みたいな完全なボケになって
後世のトンデモ本特集でネタ扱い(大藪の飢狼の弾痕)されてたと思う。
大藪は60歳の若さで完全な痴呆になっちゃった >>245
アスファルトの虎と暴力租界も同じ系列だよ。
それと、野獣は甦える、野獣は、死なず、は代筆じゃねえかと疑って読んだ。
寿行先生のリタイア寸前の短編も泣けるほど枯れていた気がする。
編集者や読者が望む高水準の小説をずっと維持するのは難しいよな。 大藪の絶筆「暴力租界」は読んでいて何度も自分の目を疑ったなぁ‥‥
自分がどこを読んでいるのかが度々分からなくなり、その都度前のページを見直し、
挙げ句読み進めるのが苦痛になって、結局挫折したんだっけ‥‥
逆に寿行の最後の長編「月を撃った男」は、ストーリーは完全に破綻してるんだけど、
相変わらずの可読性の良さでサクサク読めてしまった。
でも、読み終えた後、これは結局何の話なんだ‥‥というモヤモヤが残って、
読後感はあまり良くなかったが‥‥ 大藪の「野獣死すべし」は永遠の大傑作
これだけは70年代寿行の最高の作品群に匹敵するかそれ以上のクオリティ
しかし大藪で読むに値するのはこの作品だけ。あとは全部ゴミクズ 営業用の大きな冷蔵庫に買ってきた食料の大部分を収めた速見は、帽子とジャケットと靴を脱ぎ、
金魚鉢ほどの大きなグラスに氷とジンと少量のドライ・ヴェルモットと十滴ほどのアンゴラース・
ビタースをぶちこみ、フォークで掻き回した。レモンの皮を放りこむ。
一度に水呑み用グラス三杯分ほどを喉を鳴らせながら飲んだ。
露が浮かんだ大きなカクテル・グラスには、まだ三分の二ほどドライ・マルテーニが残った。
速見はアルコールが回ってくると共に猛然と食欲が起こってくるのを覚えた。
テンダーロインの大きな塊りから一キロほどヘンケルの牛刀で切り取り、塩と荒挽きのブラック・
ペッパーを振った。
玉ネギを二個ミジン切りにする。ガス・レンジに大きなフライパンを掛けてサラダ油を流しこむ。
煙抜きのファンを廻した。やがて、オイルが煙をあげはじめた。速見はそこに五十グラムほどの
牛脂を放りこんだ。菜箸で掻き廻す。
牛脂は焦げながら溶けた。脂がはぜ、速見のシュッティング・グラスに飛び散る。フライパンの
まわりからときどき炎があがった。
速見は一キロのテンダーロインをフライパンに入れた。にぎやかな音と共に、脂はさらに飛んだ。
ビーフの肉汁があまり逃げないように、三十秒ほどで速見は肉を引っくり返し、高熱で両面を硬化させた。
また三十秒ほど待ってガスを中火にし、買ってきてあったポテト・サラダに玉ねぎのミジン切りの
一個分を混ぜた。
ミディアムに焼いたステーキを大皿に移し、その脇にポテト・サラダを盛りあげる。フライパンに
残った牛脂と肉汁のグレーヴィに残りの玉ネギのミジン切りを放りこんで掻き回し、キツネ色に焦がした。
そこにショーユと砂糖を入れて沸騰させ、日本酒を一合ほどぶちこんだ。
そうやって作ったグレーヴィ・ソースを焼けたステーキの上から流し、テーブルに運ぶ。
まだ中心部にわずかに血が残るステーキを、ナイフとフォークでいそがしく使って貪り食う。ときどき、
ポテト・サラダで口の中の脂を取る。
速見はダイニング・キッチンに入り、冷蔵庫から出したボロニア・ソーセージを四百グラムほど、輪切りにした玉ネギとキュウリのピックルスと共にライ麦パンにはさんだ。
それと罐ビール数個を封筒と共に、ダイニング・キッチンの横の暗室に運んだ。セーフ・ライトでなく普通の電灯をつけ、 60で死にそうな食生活だな
大藪はそれにチェーンスモーカーだったからね。 寒い冬でも暖房焚かずにTシャツ姿で編集者に嫌がらせしてたからな、血圧が上がって
絶対身体に良くないわw 大藪「野獣死すべし」のワンシーンだろ
映画で松田優作がウィンクルの話するやつ 優作主演の「野獣死すべし」は小林麻美が死ぬところまでは大傑作、何十回も観た
カネ奪って以降は個人的には冗長だと思った… やたらお尻のこと出てくるけどさ
日本にはお尻さまなんて呼びたくなるようなお尻の持ち主はまずいないよね
こないだ武田鉄矢がテレビで、
子供の頃にお隣りだかご近所だかにアメリカの白人の家族が引っ越してきて、
そこの奥さんのお尻のあまりの巨大さに、
この世にこんなでかい尻があるのかと驚いたって言ってたけど、
確かに白人とか黒人とかの女性のお尻ってすさまじい
日本人のお尻とは別のもののように見える
ああいうお尻のことでしょ、西村寿行の小説の中に出てくる女性のお尻って
日本人女性のお尻のことじゃないよね
それと同じように、
男根さまなんて呼びたくなるような男根の持ち主は、
日本人男性の中にはまずいないよね
あれもイメージ的に外国人の男根だよね
だから寿行小説の中に出てくる男女って、
外国人もたくさん出てくるけど、
日本人の場合でもあれは肉体的には外国人だよね >>258
宮田雷四郎の男根さまッ!
槐帰雲のお尻さまッ! 代わるがわる尻を犯される。終わりがなかった。
女に産まれたいじょう、逃れられない運命(さだめ)であった。 寿行の「ハードロマン」全盛の70年代って、プレイボーイとかで見られる
海外モデルのヌードがある意味美しい身体の基準だったからね。
(男の胸毛がセクシーさの基準で「付け胸毛」が売れていた時代だ)
それとヘアヌードなんかない時代だから、今みたいに前向いて大股開き、
なんていうグラビアは少なくて、日本のモデルは下半身を強調しようとすると
どうしても背中を向けてお尻をアピールする格好になっていたのも大きい。
当時は今みたいな巨大な入れ乳なんかもなかったから、つつましい胸よりも
生々しい尻の方が女性らしさを感じさせたところはあったんじゃないかなあ、
憶測混じりだけど。 あと男のナニについては、先生もよく小説の中で言及されているように
海外のブルーフィルムとか無修正ビデオを見ていたようだから、その
印象が大きいのかも。
女性が犬や猿と交接させられるビデオの記憶なんか形を変えて何度も
書いてるし、「白人はフニャチン」「黒人は気味悪いくらい巨根」とかも
その辺の刷り込みでは。 ああッ、西城秀夫のモミアゲさまッ!
ああッ、ジュディの肛門さまッ! 割合としては少ないけどたまにいるんだよね、純日本人でたまらない尻の女性
ハーフでもないのに美人でかつ黒人女性のような尻をした日本の女性は確かに存在する。
先生がかつて懸想した女性の中にそういうのがいたのではないかと ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています