【頻闇に】西村寿行Part14【いのち惑ひぬ】 [転載禁止]©2ch.net
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ジョン・ウーよりもタランティーノだな。
タランティーノ、音楽エンリオ・モリコーネで
「襤褸の詩」、「風と雲の街」もしくはイーライ・ロスで「異常者」おねがい。 番外
風紋の街
猛犬を手懐けるために主人公達が尻を掘らせる それを言ったら「峠に棲む鬼」下巻で、真庭正之が倉田社長に
尻を掘られてるぞ。
すぐ隣で逢魔麻紀子も並べられて後ろからやられているけど。 岩塩の洞窟へ女が監禁されて
江戸川乱歩の陰獣みたいになる小説あったよね、もういちど読みたいけど
題名わすれちまった。 俺が江戸川乱歩で連想する寿行作品は『鬼の都』
鬼一族に拉致され殺害された男たちが、
勃起したままの下半身だけを剥製にされて陳列されてる猟奇の部屋とか、
乱歩のパノラマ島とか蜘蛛男とかを彷彿とさせる不気味さ。 「峠に棲む鬼」の逢魔家代々の明鏡流杖術と
「秋霖」の尼子晴久が使う杖術は同じ。
「曠野の狼」で戒能兵馬(と実父)が使った剣術は
「血(ルジラ)の翳り」だったか(記憶が曖昧)に出てきた
主に手首を落とす暗殺剣と同じ気がする。 新潮社 作家自作を語る (来月からWEBで公開)
寿行先生は『呑舟の魚』と『扉のない闇』を新潮社から上梓しとるが、
あの早口の肉声で自作を語っていたのだろうか?
記録があるのならば是非とも聴いてみたい。 寿行先生って早口だったの?
そういうイメージは全くなかった。
低い声で鷹揚にゆっくり話す人だと勝手に想像してました。
先生のインタビューとか、どこかで見られますか? >>307
前のスレでも書いたけど、NHkの教育で放送していた「YOU」という番組だよ。
孤北丸から下船した寿行先生に突撃インタビューをしておるで。
たしか初夏にパーカーを羽織り、日焼けした顔にサングラスをつけていたはず。
30年以上も昔だから、寿行先生のいでたちが記憶ちがいだったらゴミンな。
気になる場合、NHKのHPの視聴者問い合わせのところにメール送信して訊いてくれ。
オンデマンドのアーカイブで検索してもまったくヒットせんがな!
声が高かったのは大藪ハリー先生だよ。
YouTubeで大藪春彦とググれば音声だけは聴ける←「知ってるつもり?!」の画像が削除されとる。
ここのみんなはどんな作品から寿行先生のファンになったの?
俺は35年前に角川商法で騙されて『化石の荒野』からハマった。
以降、単行本化されていない『犬族からの通信』と『幻覚の鯱』(天翔の章のあとに連載を休止? 天翔の章は読んだ)
以外は全部読んだ寿行先生ファンだよ。 「化石の荒野」って、新聞か何かで懸賞クイズやってなかった?
クイズを解いて募集した記憶がおぼろげにあるんだがw >>308
自分が寿行にハマったのは、「牙城を撃て」からでしたね。
ただ、後で気がついたんだが、それまでに「犬笛」を読んでいた。
多分、テレビドラマ化した時に寿行とは意識せず読んでいたんだと思う。
本格的にのめり込み始めたのは、その数年後に叔父から借りて読んだ「牙城を撃て」からだった。
>>309
100万円(?)の金塊探しだっけ?(この辺の金額に関してはよく覚えてないけど)
財宝に見立てた金貨が都内某所に隠してあって、
ラジオで流された暗号を頼りに幾つかのチェックポイントでヒントを拾って
隠し場所を探し当てる早いもん勝ちの宝探しゲーム。
最終的に八王子かどこかの山の方が終着点だったと思う。
映画プロモーションの一環だったんだけど、当然のことながら、
映画にも寿行にも興味がない金貨狙いのヤクザ屋さんや愚連隊が参戦してきちゃって、
都内あちこちでトラブル続発。
あとで角川書店が警察に大目玉をくらい謝罪するはめになったとか。
当時、自分も参加しようと思ってラジカセ担いで、最寄りのJR駅まで行ったんだけど
暗号を解くスキルが自分には皆無だったことに気がついてスゴスゴと帰りました。 「滅びの笛」でハマった
え、結婚してる女性でもあんなことされるとああッてなるんだ
と知った厨房の自分 意識が朦朧としている女を嬲る愉しみを乱菊の狐で知りました。
先生本当にありがとうございました。 牙が閃く時 (冒険の森へ 傑作小説大全7) 単行本 – 2016/5/2
西村 寿行 (著), 宮沢 賢治 (著), 岡本 綺堂 (著), 椋 鳩十 (著), 新田 次郎 (著), 戸川 幸夫 (著), 宇能 鴻一郎 (著), 豊田 有恒 (著), 藤原 審爾 (著), & 7 その他
『滅びの笛』が復活 5月に発刊です 化石の荒野のパンフどこかにあったな。
渡瀬恒彦がおすぎと対談してた。
DVDも買った。主題歌は名曲だと思う。 ラジオでしょっちゅう流れていたので今でも歌えるぞ。嗚呼、バブル前夜。 リメンバー・オホーツク
わが怨み 現在完了
♪愛は〜 血を流す〜 「化石の荒野」のテーマ、名曲っすよね。
俺も昔から好きだったんですけど、最近YouTubeで偶然再会しちゃって当時の熱が再燃。
ヘビロテ状態で聴き惚れてます。
メロディー良し、歌詞良し、しばたはつみの歌声がまた最高!
その上、今じゃ「化石の荒野」だけに飽き足らず、
「この夢の果てまで」パティ(TVドラマ『黄金の犬』オープニング)や
「サンセットメモリー」杉村尚美(TVドラマ『炎の犬』オープニング)も
YouTubeで見つけてきて聴きまくってます。
みんな名曲!サイコーです。 遅ればせながら最近やっとこの作家さんを知って峠に棲む鬼を読んでみた
面白いじゃないか!
暴力とエロを撒き散らしただけの荒唐無稽な作品というレビューもあったのでちょっと心配してたがそんな事は無い
近年の小説には見られないような痛快な復讐劇と各々に矜持を持った人物描写に魅せられたよ
とりあえず次は症候群でも読もうかと思ってるんだけど他にお勧めはあるかな? >>322
「魔の牙」
「白骨樹林」
「牙城を撃て」
「われは幻に棲む」
「汝!怒りもて報いよ」
「滅びの笛」
「蒼茫の大地、滅ぶ」
「垰」
「風は悽愴」
「地獄」
傑作は他にも多いと思うが、
とりあえず自分が特に好きな作品あげてみた。
中でも特にお勧めなのは「魔の牙」 >>323
ありがとう!魔の牙、なんかレビュー見てると怖そうだなぁ
候補に挙げていただいたリストは次回の購入の参考にします >>321
映画「黄金の犬」主題歌 天使の墓標も。
映画本編は?だったが、サントラは最高。 >>324
怖くはない。ただ寿行先生らしいラストが待ち受けている。
>>323の指南通りに読めばいいぞ。
そのほかに
「去りなんいざ狂人を」
「帰らざる復讐者」
「わが魂、久遠の闇に」
も濃いストーリーなのでお勧めする。 >>322
犬笛
黄金の犬
旅券の無い犬
学歴の無い犬(これだけ人間の話)
癌病船
炎の大地
ガラスの壁
梓弓執りて
とりあえず、犬笛と旅券の無い犬は鉄板かなぁ 実は『賞金犬ウォンテッド』のVHSをもっているわ(笑)
テレビドラマの『黒い目撃者』、もういちど見たいなあ。
賢いカラスがでてくる。 ヤフオクに映画パンフ結構出てるな。コレクションしてみるかな。 はじめて健さんの君憤を見たんだけど、何だこれ?
話には聞いてたがこれほどとは思わなかった
一体、あのBGMはどういう意図があってやってるんだろう
逃亡の旅に出ているシーンや、女の死体を発見する緊張感のあるはずのシーンで、
南国の島国の伝統音楽を思わせるようなポップなリズムのBGM‥‥
それが場面の転換ごとに唐突に途切れる‥‥
意図した演出なんだとしたらシュールすぎる‥‥
作品の品格をわざと破壊しようとしているとしか思えない
佐藤純彌って、人間の証明や野性の証明を撮った監督だったはずだけど、
あんな酷い演出はしてなかったけどなあ‥‥ 黄金の犬の島田陽子さん、結構小学生にはよかったです!こないだアマゾンfiretvでみたら、やはりよかったですよ 黄金の犬の島田陽子さん、結構小学生にはよかったです!こないだアマゾンfiretvでみたら、やはりよかったですよ 島田陽子は寿行ヒロイン役としてはハマっているが
実人物は金銭感覚がマヒしてて借金まみれの痛いおばさんでしかない >>337
2回投稿してしまいました。
つまり、
陽子は完全に金銭に屈服していた。
おカネさま!
おカネさま!
お金がたまらなく尊く思える。 寿行先生作品の私見ヒロインベスト10をえらんでみました。ぜひ抜け漏れやオススメを、諸先輩方、教えてください。
1.御坂亜紀 去りなんいざ狂人の国を 刑事。
2.逢魔麻紀子 峠に棲む鬼 社長秘書にして杖術の達人。後半登場する野荻広子も捨て難い。
3.逢魔紀魅 花に三春の約あり 麻紀子の娘。女子大生。
4.青葉京子 怒りの白き都 刑事。単身ヤクザに乗り込んで返り討ち。
5.法眼規子 犬笛 美貌の医師。許していただければあなたの女になります。
6.朱野能子 鷲の啼く北回帰線 外事警察の刑事。むしろ楽しんだ、というあたりが大人。
7.白骨紅 裸の冬 刑事の妻
8.土田明子 闇に潜みしは誰ぞ 大学教授。
9.北守玲子 黄金の犬 人妻
10.槐帰雲 晩秋の陽の燃ゆ ?
乞食に犯されるシーンが好きです。
ーあまり若すぎるのは好きではないので、鬼女や阿紫はパスで。これも趣味の領域ですが、ジョディとかジェーンもパス。
いかがでしょう? …などと、
70近い人間が、懸命に書き込んでいるのかと思うと
生命の神秘に胸が熱くなる 滅びの広美、汝の京子、わらの志津、牙城の純子
の美人妻ローテーションで抜いてる。
魔性島の圭子、闇潜の明子がローテーションの谷間 俺は>339とは逆で、鬼女(われは幻に棲む)と阿紫(蘭菊の狐)は外せない。
鬼女と阿紫は最高の寿行ヒロインだと思う。
殺人機械として育てられたのに、他人を愛することを知って社会になんとか溶け込もうと努力するが、
結局、愛する人を守るために殺人者であることを自己肯定せざるを得なくなってしまう鬼女の哀しさ。
自分を辱めた村社会に対して、一人で戦いを挑もうとする可憐な少女阿紫のけなげさ。
こういう切なかったり、けなげだったりするのに弱い。(襤褸の詩は無かったことにしたい‥‥)
作中で既に故人だが、(垰)の秋葉小菊も好き。(もちろん抜くとかそういう対象ではなく‥‥)
明るくてクラスの人気者だけど、放課後になると静かに図書室で古典の本を読んでるようなタイプ。
志津(わらの街)の従順そうな人妻ぶりや、
逢魔母子や白骨紅のような苛烈なタイプも嫌いじゃないけどね。 >>339
わしの最上位寿行ヒロインたる北守礼子の名を間違えるとは許せぬ!
大方「遥かなる海嘯」の高地玲子と間違えたのであろう!
彼女も良いがな!
他に「陽は陰翳してぞゆく」の朝倉和子も良いぞ! 先週、行きつけのブコフで
『幻覚の鯱―神軍の章』の単行本が108円でやっと買えた。
あと鯱シリーズで未入手は『幻覚の鯱―天翔の章』だけなんだけど・・・
アマゾンだと高くて買えません。 渚シリーズの登場回数でもトップレベルの根岸由紀は?
まあヒロインというかただ毎回拐われて散々レイプされて屈伏するだけなんだけど
他のヒロインと違い、完全に心も折れて屈伏しきってる凡庸な女だけど
他の作品で、巨大百足に襲われて
沢山の手足で絡み取られて、性交奴隷にされて子を産まされまくるのだ
みたいな展開があったけど(幻覚なだけ)
昆虫姦、苗床物まで取り入れていたとは、先取りしすぎだろ先生 みなさま、結構読んでるつもりがまだまだだと痛感するとともに、先生の世界の奥深さや人間の業の重さを再認識した次第です。
>341さま わらの街、魔性島、読んでないので読んでみます!
>343さま 改めて自分は、強い女(しかし投網には弱い)もしくは権威のある女(例:医師、教授、刑事、秘書)が、心ならずも屈服してしまうのがツボだなと思いました。ただ十代の女の子はどうしてもなー浜村千秋になって鬼女をいぢめてみたい気もしますが、あ、実の娘か。 >345さま 礼子でした。失礼しました。月明かりで犯されるシーン、好きです。
遥かなる、、、は未読ですので、粘った視線でいつも妄想している会社の同名のOLちゃんと無意識に間違えてしまったようです。あくまで妄想止まりなのが、山岡と異なる自分の限界を感じます。
>347さま 渚かあ、読んでるんですけど、なんか根岸由紀の場合、屈服するまでのプロセスが物足りないというかなんというか。なんなんだ。 不謹慎ながらいま某所ではテレビに映ってないところで
寿行ワールドが展開されてるかもしれんな… 487 名前:渡る世間は名無しばかり[sage] 投稿日:2016/04/20(水) 13:30:16.78 ID:aD+I38p5 [10/11]
そりゃ避難所隣でさぁ、お隣さんの綺麗な人妻の大きなヒップが目の前にあるんだろ? ねばい視線で凝視する三白眼、みたいなのがいるわけか (不謹慎ですが)
ご主人さま、まず最初にお風呂を! 今更と諸先輩方にはお叱り受けそうですが、悪霊島の日々をようやく読んで、あまりの希望のない結末に驚愕しております。それにしてもなんで秋葉という名前は色々な作品で見かけるのは何故なんでしょうか?多門というのもどこかてみた気が。 >>359
あ、すいません
悪霊の棲む日々
でした。
あまりのショックでつい。 「垰」の主人公が秋葉文七で、「花に三春の約あり」「妖しの花乱れにぞ」の逢魔紀魅の父親が秋葉達人だったね。
寿行先生は気に入った人名を使い回す傾向があるよね。
女性キャラでも名前がかぶるのが、よく指摘されてるし。
まあ、長編だけでも2百以上も作品を書いてるから、以前に使った名前は忘れてるだけなのかも知れないけど‥‥主人公はともかく、脇のキャラは特にその傾向はあるかも。
四季の中でも「秋」という字は、特に好きだったんだろうと思う。
狩猟の季節だからかな。「秋」という字の使われる頻度はかなり多いと思う。
「犬笛」秋津四郎、「蒼茫の大地、滅ぶ」秋野平造、中郷の名前は広秋だし。
「秋」の他にも「郷」や「能」の字を使う名前の頻度も多いね。 大体多作の人はそうじゃないかね
清水義範なんかは登場人物の名前の付け方に苦慮したときにはどうやって決めてるか、で一篇ものしてるくらいだけどさ
秋葉ってのも端役含めると西村作品では多いんじゃないかね
確か緋の鯱でターゲットにされた検察関係にもあった名前
なお、癌病船の船長は鉄善、無頼船の船長は一膳 選ばれなかった人を並ばせるのは罰ゲームかなんかかね >>343
阿紫(蘭菊の狐)って哀しすぎるけど
寿行作品の中では最高のヒロインの一人だったね
俺も(襤褸の詩)は無かったことにしたい‥‥
>>347
渚シリーズの根岸由紀は最初のやられっぷりが記憶に残ってる
典型的な寿行作品の汚れ役だから埋没しちゃうけれど 寿行ヒロインは強い女ばかりで
投網や暴力で凌辱、蹂躙されても、最後は反撃して男を殺すことが多いが
根岸由紀のように心の底から屈服して完全な奴隷になる女の方が好み 根岸由紀が他の寿行ヒロインと違うところは、シリーズ2作目の「ふたたび渚に」にあると思う。
自分を陵辱しトラウマになるまで支配した左門が組織に裏切られると、左門への恐怖を克服して彼を許し助ける側に回るのだ。
ただ陵辱されるだけの性具でしかなかった他の寿行ヒロインにあまり見られない行動パターンだ。
自分を陵辱した相手に報復を与えるヒロインは多いけど、救うヒロインは寿行作品では異色なんじゃないだろうか? 「鷲の巣」何度目かの再読中ですが、もうむちゃくちゃ面白い!
特に中東に飛んでからの冒険行ならぬ珍道中
伊造以下の余計モン5人衆が集団で脱糞するあたりから、もう笑いが止まらんわ
「地獄」といい、このシリーズといい、寿行先生ぜったいギャグのセンスあるよなあ
スカした不条理系のギャグでなく、赤塚不二夫系の力技のギャグセンス
死神シリーズもっと書いてほしかったなあ 広美(長澤まさみ):なんとも思わないから、抱いて。そして私を守って ボコ・ハラムって寿行先生の小説のネタになりそうだな。 >>375
「頻闇にいのち惑ひぬ」のことかな
余命のない大富豪がクローン技術で育てたスペアの肉体に脳移植して若返ろうとする タイトル教えてください
病で男性器切除した夫が妻の浮気を許して最後には夫婦と間男三人で無理心中になるのって何でしたっけ
そけいリンパ肉芽腫?みたいな病名でした
米粒大の異状を放置していたらカリフラワーっぽくなって焦って医者に行ったら手遅れで切除という次第
徳間ノベルズの短編集で読んだような気がします >>377
「魂魄さながら幽鬼なり」じゃね?
雑誌掲載時、「鬼哭啾々」のタイトルだったような気がする
初出誌の挿画はたしか小松久子画伯じゃなかったかな
たしか『症候群』に収録されていたはず
>>375
大沢在昌の『天使の牙』も脳移植設定があるで〜
映画は佐田真由美と黒谷友香が出ていたけどウンコ
スレチでゴミン 俺は真っ先に「ドウエル教授の首」を連想した。
それと楳図かずおの「恐怖の首なし人間」 >>378
回答ありがとうございます
長編も好きな作品は多々あるのですが読み始めたのが短編集なので
今いちど読み直したいと思うのも短編が多いです
しかし長編と違いあらすじで探すのが少々難しくて。
助かりました >>378
ああそうか。
「鬼哭啾々」って「魂魄さながら幽鬼なり」の原題だったんですね。
以前、ネットオークションの履歴で見かけた文芸誌の表紙にでかでかと載ってたんです。
西村寿行「鬼哭啾々」前編××枚みたいな感じで。
そんなタイトルの小説あったっけ?とずっと気になってたもんですから。
もし書籍として未刊行の作品だったら何とか雑誌を探し出して読まねば!と思っていたのですが、
これで長年の疑問が解消されました。
ありがとうございます。 >>376
レスサンクス。まさか、答えがスレタイだとは。
思い出しましたが、死に神シリーズで序盤はアル中のあの人が女性の溺死体を釣るところから。
激しいホモレイプもあったな。 >>378
症候群は短編集の中でも最もエロ要素が強い作品 長い事積読だった寿行作品を少しずつ処理中。
「荒涼山河風ありて」はそこそこスケールでかそうな割りに粗いのが気に
なったが、勢いでカバーしてるので、エロも然程邪魔になってなくて
読みやすかったな。 先週『蒼茫の大地、滅ぶ』の下巻だけ買った。
去年『学歴の無い犬』を下巻から読んじゃって
後から上巻読んだら、読後感が悪かったので
上巻見つかるまで積んどく >>388
そこらのブックオフ行きゃすぐ見つかりそうな気がするが。
もしくはアマゾンで。 デビルズアイランド読んだ。
導入部、深まる謎に期待感高まる。
途中から、?
そして、いつもの笑
これはこれでいいのかもしんないけど
ガソリンスタンドを外から爆破させるために入念な調査をした先生なら、もうちょっとなんとかないのかなと。
すいません。 ガソリンスタンド爆破というと
公安特科隊の中郷と伊能の死神コンビの第一作
『往きてまた還らず』の西新宿爆破を思い出す
京王プラザホテルが燃える描写とか、続くテロの
上野駅ホームでのガソリンタンク車爆破の地獄絵図も凄かった
あの頃の寿行先生は鬼気迫るだけの筆力というか表現力があったね あまり語られない作品だけど『牛馬解き放ち』を電子書籍で読んだ。幕末から明治の初めの頃を舞台に、娼妓や小作人を解放する闘いを描いた異色作。例によって悲しい結末だが、全編にみなぎる強烈な反抗精神に、読者の自分も励まされた。 >>391
そうです、そうです。
磁力地雷とか円盤とか、ほんとかどうか分かんないけど、あるかも?と思わせるから、こちらも引き込まれる。確か解説には、実在するとあったと思いますけど。むささび少年もあの頃は荒唐無稽に思わせない筆力があったと思います。 >>391
「去りなんいざ狂人の国を」の地下鉄テロや、「滅びの笛・宴」「蒼茫の大地、滅ぶ」等の動物パニックも凄いですよね。
カタストロフィーの阿鼻叫喚や地獄絵図を描写させたら、
西村寿行を凌ぐ作家は国内にはちょっと見当たらないのではないでしょうか。
海外作家でも比肩するのは、スティーブン・キングくらいじゃないかと個人的には思っています。
キングの場合は、淡々とした日常が少しずつ狂っていきラストの大崩壊に至るというプロットが多いですが、
寿行の場合は、冒頭から中盤にかけて立て続けにカタストロフィーが起こって、
その高いテンションのまま、まさにノンストップで終盤へとなだれ込んでいくイメージです。
両名共に、これでもかと言わんばかりの容赦のない地獄を描き出す筆致がすばらしい。
>>392
そんなあなたには「虚空の影落つ」も、ぜひとお勧めしたい。 桜庭ななみが、ジョン・ウー版の君憤〜の主要キャストに大抜擢とトップニュースにあったのだが、
記事を読むと、原作に登場しないオリジナルキャラ・・・・?
どんな原作レイプ、もとい原作陵辱になるんだ?
今から不安しか無いんだが・・・・ 「症候群」って、
子供二人が神隠しに遭った両親が、巡礼を決意するくだりが
間違いなくあったと思うんだが、読み返したら無かった
べつの作品と間違っているのだろうか >>396
それは「神様の死骸」という作品で
「扉のない闇」というタイトルの短編集に所収だよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています