まあ、小説の中のリアリティと現実は違うから

短編の「14人の旅行者」に出てくる、水に溶かすと大量の酸素を発生する肥料というのも、
現実にはないと思うと、誰かが書いているのをどこかで読んだ記憶がある

現実になかったことやあり得ないことを、まるで現実にあっても不思議じゃないリアリティで描くのが、
エンターティナー西村寿行の真骨頂だと思う