佐藤純彌は「野生の証明」は好きだった。
父と娘の絆とか、自衛隊特殊部隊とか、暴走族とか、地方都市を牛耳る巨悪とか、
女性記者が陵辱されて殺害されたり・・・
森村誠一の原作なのに、映画でストーリー改変されたら
バイオレンスや叙情感が強調されて、全体のトーンがすごく寿行っぽくなってた。
大野雄二のサウンドトラックも映画のトーンにすごく合っていたと思う。
「君憤」があんな音楽になっちゃったのが、どうしても理解できない・・・