高橋克彦 [転載禁止]©2ch.net
無いみたいなので立てた
浮世絵三部作はやっぱ名作だと思う >>141
俺は文春文庫で読んだので田中麗奈の解説が読めなかったわ。
何故、田中麗奈が?と思った。
ところであの女優って、今時、「眼に力を込められる」稀有な存在だと
思うんだ。 今、「偶人館の殺人」を読んでるんだが、
車の灰皿から蛇が出てきたってところで、読むのやめようかと思った。
なんとなく、梶龍雄っぽい作品だな。 「おこう」シリーズって解らなくて江戸モノを読んでたんだけど
「だましゑ歌麿」が、こんなに大事だとは思わんかった。
高橋センセの有り難い所は、どっから読んでも楽しめる造りなんだけど
「だましゑ歌麿」を読んだ方が良いね。
幕末〜明治モノは、さて。 「だましゑ歌麿」って、面白いんだけど、
週刊誌の連載だったせいかダラダラしててちょっと長いね。
「おこう紅絵暦」や「春朗合わせ鏡」の方が俺は好き。 >>145
> 「おこう紅絵暦」や「春朗合わせ鏡」
たしかに、上記の三冊分ぐらいはありそうだけど、内容が濃くて、ハラハラ
させられっ放しだったんで冗漫感とは言わないか、膨満感なんかは
全然なかった。
勿論、それ以降の本もそれぞれに面白かったけどね。
高橋センセの本って大概、取っ付き易いんだけど、
「写楽殺人事件」と「炎立つ」だけは、10ページぐらい読み進めて、
閉じて、の繰り返しになってしまう。
特に「炎」は登場人物が多過ぎて、何度も登場人物紹介や
系図を確認しなくちゃで、くたびれる。
若い頃は、こんな不格好な読み方してなかったんだけどねぇ。 「南朝迷路」は途中で投げ出した。
南北朝時代に全く興味や知識がないもんで、面白いと感じなかった。
歴史ミステリーは、途中に挟まる歴史の説明を読むのが苦痛なことが多い。 だったら、初めから読むなとしかいえない。
といおうか、
歴史に興味も知識もないのに歴史ミステリを読もうという発想が理解できない。
歴史初心者なら時代小説や歴史小説から始める方がどう考えても分かりやすいだろうに。 >>148
>歴史に興味も知識もないのに歴史ミステリを読もうという発想が理解できない。
そうかな?
歴史ミステリーといっても、歴史を勉強するために読んでるわけじゃない。
歴史の謎を解き明かそうとした人が事件に巻き込まれるっていう話なら、
歴史にそんなに興味がない単なるミステリーファンでも普通に読むだろう。
「南朝迷路」は南北朝時代だとか後醍醐天皇とか、
世間一般の人があんまり興味を持たないような歴史をテーマにしてるのが難しいところだ。
ちなみに、時代小説や歴史小説には全く興味はない。
歴史をテーマにしたフィクションは読みたいとも思わない。
(捕物帳は読むけど。) >>147
仕方が無い
>>148
何が切っ掛けで読んじゃったりするんだぜ?弥栄 >>149
面白い作品に巻き込まれちゃったりするんだ 黄泉人知らず
「泣けるホラー」の言葉に一括りにしちゃなんねぞ。
それって先ず安っぽい。
短編集を始めて読んだ。
俺には解らない、だけど隠喩に富んだ表現を匂わせる
文章が憎い。 ムー的なモノじゃなくて、所謂、裏考古学的なアプローチも
高橋作品で「あるんじゃないの」って思った。
馬鹿げた話だけど「万葉集」を「朝鮮語」で解釈すると
韓国に良い感じの歴史的解釈になるとか。
その枠に囚われてるUFOありきの高橋「竜の棺」は
ニューエージ世代の俺には痒いけど、やっぱ面白いってな >>157
うん。「いかにも男目線の女の描き方だ」とか。
ちなみに来月、ドールズ最終章が文庫化されるのね。 男のトホグ視点で女を描くとあんなふうだなぁ。
しかし、現在じゃあんなふうじゃあんべ。
トホグじゃなくても、北関東では、フィリピンの嫁さも強いらしいよ。
さて、ドールズは二つ目をこれから読む。 『パンドラ・ケース』だっけ?
大学の同級生とはいえ、ふつう40位の男女が平気で混浴はいるのか?
チョーサクとアリサのことだけど。 30年前の40代と
現在の40代をいっしょにしちゃいかんよ。
ましてやトホグ脳なんだし。 >>101
そのおっさんの書いた本なら読んだけど
のっけから三大肖像画家はクルトが著書の中で選んだといいだして
あきれ返った。クルト本の日本語訳が出版されてから20年も経っているのに。
文献に書いてあるからと写楽=能役者が正しいことにはならない!と決めつけている当人が、
該当の文献のどこにも書いてないのに三大肖像画家をクルトが選んだことにしてしまっているんだぜ。 >>158
慥かに「都合の良い女」や「御しやすい女」が脇を固めてるね。
それ以外の種類の女は、敵か、人格破綻者として描かれる事が多い。
「ドールズ(2巻目) 闇から覗く顔」の松永久枝なんかは、その典型例。 地方の裕福な医者の家系に生まれ、何も苦労せずにここまできたっぽい。
典型的な苦労知らずのボンボンだし。 克彦「若いころ親の金でヨーロッパ旅行して金が尽きて、日本から送金されるまで死にそうになって」
読者「向こうでバイトすればよかったんでは?」
克彦「……」
このエッセイ読んで、ああほんとにボンボンだわって思ったw ちょうど今日「パンドラ・ケース」の再読了。
10代終わりに読んだ時は傑作だと思ったけど、
20年経ったら女性観や「あの頃は美しかった」感が鼻についた・・・。
亜里沙が「ハンコ」「パンドラ」をゴッチャにする辺りも雑に思えた。
塔馬のセリフの通り「青春は終わったよ」な後味だった。 久しぶりにトーマシリーズ読みたくなったな。
俺のイメージだとトーマは佐々木蔵之介、
チョーサクはやくみつるみたいな親父イメージなんだが。
パンドラは木村多江。 おれのチョーサクのイメージは数学者(?)の秋山なんちゃら 塔馬双太郎(通称トーマ)
演 - 佐々木蔵之介
名掛亜里沙(通称リサ)
演 - 森口瑤子
長山作治(通称チョーサク)
演 - 橋本さとし
そこそこのキャストだったな。脚本はひどかった記憶があるけど。 >>170
168だが、『塔馬教授の天才推理』なんて2時間ドラマシリーズあったんだな。
トーマが佐々木蔵之助ってイメージ通りだわ。
チョーサクが無駄にイケメンで笑った。
第1作(2012年) 「隠岐島の黄金伝説殺人事件」
第2作(2014年) 「湯殿山麓ミイラ伝説殺人事件」
第1作が『南朝迷路』で、第2作が『即身仏の殺人』が原作かな? 「パンドラ・ケース」ってなぜかUFOモノだと思っていたが、
あらすじみたら全然違うんだな。 ドールの最終章を読み始めたが、前の巻の内容をすっかり忘れてた。
○○ってなんだ。部屋の中から探しださなきゃ。 「ドールズ」シリーズって、江戸の人形師が現代に転生したホラーモノだとなぜか思っていたが、
「最終章」のあらすじみたら全然違うんだな。 名前だけだけど平賀源内や弓削是雄、
歌麿シリーズの某キャラやら、(メール)シリーズの某姉弟のお兄さんやら、
なんかカツヒコ小説のごった煮みたいな内容だったw ゴッホ殺人事件を読んだら、浮世絵シリーズとパターンが同じですぐに犯人がわかってしまった(´・ω・`) おいおいドールズの完結編、こんな終わり方でいいのか?
自分は文庫落ちしたの読んだけど、ハードカバー版が出たときのスレの反応が知りたい >>183
2010年にミステリー板がぶっ飛んで、2015年8月にこのスレが出来る迄、
高橋克彦スレは、たぶん無かったから、2014年のハードカバーの時には無かったと思う。たぶん・・・・ >>184
ありがとう。
それで過去ログあさってもその辺のスレがなかったのかー 【考古】「東北の古代史を塗り替える貴重な発見」 東北初!大刀や矢尻など大量「鉄製品」 福島・喜多方の灰塚山古墳
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1472762578/
宇宙人のしわざだな。 友人に「高橋克彦の小説で、宇宙人とか遺跡とか出てくる小説ってなんだっけ?」
とか聞かれたが、候補ありすぎて困った。 >>187
総門谷って言っておけば良いんじゃない? 『写楽殺人事件』や『浮世絵鑑賞辞典』では
司馬江漢は勝手に鈴木春信を騙って贋作を描いたことになっているが
『春信殺人事件』では鈴木春信に学んで二代目を名乗ったことになっている。
お話の都合か、克彦の考えが変わったのか、どっちなんだろ。 >>189
『春信殺人事件』執筆中に、カツヒコの中に目吉センセーが宿った 自分= ID:Rsnza7Le なのだけれど高橋センセのエッセイで良いんじゃないかな。
ところで出版界。
個人的にバブルを学生時代に堪能して、就職期にはバブル崩壊。
弱小出版社に就職したのは良いけど、準大手の先輩とかに呑み代を払って貰った。
経費なんて無かった。
電通の同窓生にタッケンを貰ってた乞食時代 天○出版社でカツヒコせんせいのご担当だった方ですか? この人、たしかカープファンだったよね?
高橋先生おめでとうございます! >>193
ID:Rsnza7Le のことなら違うよ〜。 執筆速度は鈍ってるね。
色んな事、盛り過ぎでダメ出し喰らってんじゃないかな? 総門谷Rってまだ出る予定があるのか。完結したかと思った。 ↓みたいな事書いてるし望み薄じゃね
――
総門谷Rの完結を心底待ちわびている読者がどれだけいるだろう。
たぶん千人も居ない。
その千人のために全身全霊を傾けて完結させるのが作者の責任という考え方もできるが、申し訳ないが私には千人のために命を削って取り組む気力も体力もなくなりつつある。
それよりは一万人が読んでくれそうな新しい物語に取り組む方がまだ頑張れる。
これは印税の問題なんかじゃなく、物書きの性なんだね。
読んでくれそうにない物語を書き続ける情熱は薄れている。 これ総門谷Rは売れてませんよって編集に言われてやる気無くしたんだろうな
っていうか続けざまに出さないで間隔空けていたら読書も離れるだろう 阿黒編・鵺編は面白かったけれど
その後の失速が酷かったしな。 竜の柩や浮世絵ミステリーみたいな作品はもう読めないんだろうな ジャーニー・ボーイって朝日新聞出版から出てるから見つからないだろうなあと思いながら本屋行ったら1冊だけ売ってた 朝日文庫って
よっぽど大きな本屋へ行かないとおいてない >>206
買ったけど、まだ読んでないわ。
ネットで検索したら、イザベラ・バードを題材にした漫画もあったので、それも買った。 浮世絵師なんて
全員歴史の謎みたいなものなんだし
有名浮世絵師をひと通り取り上げるだけで
いくらでも書けそうなものなのにな。
一般読者は浮世絵の話題なんか興味ないよ、という判断なんだろか。 >>199-204
風の陣・ドールズ・鬼九郎は完結させたのにね。
あとは完四郎くらいか、長期シリーズで残っているの。 辻真先先生だって
八十越して、シリーズモノを次々完結させているんだから
元気なうちにシリーズモノはきっちり完結させていただきたいなあ… 最近になって写楽に興味を持って
昭和の写楽本を読み漁るようになったんだけど
この人の「写楽殺人事件」はけっこう大きなターニングポイントになった気がする。
従来の写楽本は研究者だったり、コレクターだったり、美術商だったり、
ガチで浮世絵に詳しい玄人さんたちがガチで写楽の正体を突き止めようとしていて、
意外といったら悪いがクオリティが平均的に高い。
「写楽殺人事件」では雑に一蹴されていた鳥居清政説や酒井抱一説なんてすごくよくできている。
ところが「写楽殺人事件」が大ヒットした後は
写楽の正体探しはお金儲けになると思われたのか
歌麿や北斎クラスの有名人だったり、外国人だったり、複数の合作だったり、
初めから話題性を狙ったようなセンセーショナルな説が増えてきた。
著者も、専門家にはない新しい視点といったら聞こえはいいけれど
基礎の浮世絵の知識すら怪しいのが多い。いちいち例は挙げないけれど。
その後で明石散人や内田千鶴子の本が出て
研究者の大半がいっきに能役者説支持にまわったのも
案外、世間の珍説流行りにうんざりした反動かもよ。 >>210
完四郎は、最初の本が一番面白くて、だんだんつまらなくなった。
千一は、長編と短編は感じが違うから比較するのはどうかとも思うけど、
長編が一番良かったと思う、適度に緊張感があって。 >>216
ありがとう。千夜一夜モノがあるのかと思った。
おこうシリーズはそういえば読んでない。 学生の頃に夢中になって読んだ龍の柩を最近になって読み返したら展開が行き当たりバッタリで驚いた > 展開が行き当たりバッタリ
そういう作品のことを、わが国では伝奇小説と称している >>221
その話、何かで読んだな。
半村良の文庫本の解説か何かで。
終わらない伝奇の元祖?国枝史郎の文庫本の解説だったかもしれない。 カツヒコも総門谷シリーズ書かない言い訳を、
「終わらないのが伝奇小説の王道(ドヤァ)」にすればよかったのに・・
馬鹿正直に「気力がない」「待ってるファンもそんなにいないだろうし」とか言わずにさあ・・ いままでも充分稼いできたんだし
増刷分の印税で生活費くらいは捻出できるだろうから
さっさと総門谷Rと完四郎を完結させて
あとは余生を浮世絵小説にそそぎ込んでくれたらいい。
浮世絵や江戸の風俗の知識をちゃんと持ち合わせている作家は貴重なんだし。
春章、清長、栄之、長喜、英泉、豊春、豊国、国貞、国芳、芳年で
一年一冊でも十冊は書けるじゃない。 最近『浮世絵鑑賞事典』がカラーで復刊されたけど、
復刊のあとがき読むかぎり、高橋克彦さんはずっと研究者に未練があったのかな?と思った。 ジャーニー・ボーイを読了。
面白かった、高橋克彦得意の仲間モノだった。
いつあれが出てくるかと思って読んでいたけど、さすがに出てこなかった。 カツヒコの説が実証されたようだ
>◆地球は「8人の宇宙人たち」が241000年にわたり支配していた!「シュメール王名表」が語る衝撃の真実
>やはり、古代文明は宇宙人によって支配されていたのだろうか?
>そう思わざるを得ない驚愕の事実が発覚した。
>なんと、シュメール文明の公式王名簿に、8人の宇宙人が24万1200年にわたり、世界を支配していたという、
>衝撃の歴史が記載されていたというのだ! いまごろ秋田蘭画展を六本木でやっていることに気づいた。
こいつらの中に写楽がいるのか。
年末はムリだが、年始に時間作れるかな… 帰省して「総門谷」読み返してるが、やっぱり面白いな・・ オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰国すると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 アメコミのヒーローのようにジェットパックで自由自在に水上を飛び回る4Kムービー - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20170224-jetpack-4k/ 『写楽殺人事件』
津田「役者絵で絵師が咎められることはないんだから、堂々と名前を出して描かせるはずだ!」
『歌麿殺贋事件』
塔馬「役者絵を描いたことがバレるとまずいから、名前を伏せさせたんだよ!」
ぜんぜんいっていることが違うんですが… そりゃ、津田と塔馬は別の人なんだから、違うことを言っていてもおかしくはない。 高橋克彦『水壁(すいへき) ―アテルイを継ぐ男』2017/3/11
カツヒコ新作。「火怨」と「炎立つ」の間の話しみたいだね。 ぐぐっても内容や主人公が出てこないが、「元慶の乱」あたりが舞台かな?
坂上田村麻呂の孫世代くらいか。 連投。やっぱり「元慶の乱」が背景らしいけど、「赤旗」に連載されてたのか。
政府の横暴に立ち向かう民衆たちってとこに共通点があるのかな。 よくそんな地方ローカルな題材で書かせてもらえたな。
カツヒコクラスじゃないと
企画の段階でボツくらいそう。 高橋克彦の蝦夷シリーズもそろそろラストかな。
南北朝〜室町時代のも何か書いてほしい。
「風の陣」(8世紀後半)
「火怨」(8世紀末〜9世紀初頭)
「水壁」(10世紀前半)
「炎立つ」(11世紀〜12世紀末)
「天を衝く」(16世紀)