高橋克彦 [転載禁止]©2ch.net
無いみたいなので立てた
浮世絵三部作はやっぱ名作だと思う 『総門谷』の、UFOに乗ってた神々は角(鬼・悪魔の原型)があったけど、
『竜の柩』の神々は、グレイタイプだった気がする。 『写楽殺人事件』の津田良平君のお師匠、日本美術学界での権力者だったけど、
実際の大学や学界もあんな感じなんだろうか。 >>477
人によるんだろうけど、昭和の終わり頃は、そういう人も居た。
それでも理系よりは、まだいいだろうけど、個人でも研究ができる分。
今は、直ぐ、パワハラで訴えられちゃうからね。 >>478
医学部とかそんなイメージだね。
実際は知らんけど。 美術学界じゃないけど歴史学界は大御所とかが力持ってそう。
井沢元彦の逆説シリーズのイメージ。 >>480
あれは考えが古すぎる。
旧帝大系なら井沢がデビューした頃でも、あんな事があっただろうけど、
大学に残れなくても、どこの大学の職にもつけないなんていう圧力はかけようが無い時代だよ。
大昔のように大学数が少ない時代じゃ無いからな。
それに今は博士号がないと人文系も教員にはなりづらいけど、それってここ2〜30年の傾向で
昔は、課程博士は殆ど出してくれなかった。4〜50代になって論文博士っていうのが多かった。 井沢元彦は20〜30年の前の俗説のイメージで情報更新止まっていて
現実の歴史研究はとっくに先へ進んでいるから。
小説の中ならフィクションだから、で許容してもらえるけれど
フィクションのノリで現実の歴史学界を批判しているから… 浮世絵もこの30年でえらい研究が進んでいるから
カツヒコの浮世絵ミステリーも
現役の浮世絵研究者に解説でフォローしてもらう必要があるかもしれない。 >>481 >>482
なるほど。
何か歴史学界て、旧弊な徒弟社会をイメージしちゃうんだよね。
大御所の学説を批判したら抹殺されてしまうような。
史料至上主義ってのは改めた方がいいとは思うけど。 井沢はもともとTVマンだから
行政や企業や学界を悪玉に仕立ててあげて批判することで
自分たちを善玉アピールする手口を覚えてしまったのだよ。
昔はTV局や新聞社が情報発信を握っていたからその手が通じたけれど
いまはFBやtwitterでいくらでも個人で情報発信できるから、
バラエティ番組はやらせまみれ、情報番組はフェイクニュースだらけだと隠せなくなっている。 井沢元彦は文献史上主義を批判して悦にいっているけど
一次史料・二次史料の意味がわかっていなくて
インターネット上の歴史クラスタからバカにされまくっているレベルの人だよ。 >>485 >>486
そうなのか・・
個人的には中学生の時に「天智天皇暗殺説」を読んですごく興奮したんだよね。
何かの史料にある「天智天皇のくつが落ちていた」という記述から推理するんだけど。 高橋克彦も、「浮世絵の研究者」といってもアカデミックな世界出身ではなく、
あくまで趣味で独学したんだよね。
『写楽殺人事件』の学界のボスみたいな存在も、多少イメージで描かれているのかもしれん。 でも、
文献至上主義がー〜とか
学者は固定観念がー〜とか
安直に学者批判してマウント取るようなことをしないのは
研究の中にいて研究の難しさを知っている人らしくて
その辺りは他の歴史ミステリ書きとは毛色が違っている。
研究の現状批判も書くけれど
コレクターの機嫌を損なったら現物を見せてもらえなくなるとか
具体的で生々しいんだ。 >>489
たぶん『北斎殺人事件』だと思ったけど、津田の新説を聞いた冴子の、
「どうしてこれまでの研究者はこのことに気づかなかったのかしら」みたいな発言に、「そりゃ仕方ないよ。北斎を隠密だと仮定して初めてこれらの記述が意味を持ってくるんだから」みたいに書いてた記憶が。
某作家だったら「だろ? だから研究者はだめなんだ」とか言わせてそう。 六代歌川豊国(二代豊国の子孫)が
歌川派は幕府の隠密御用で
江戸市中の情報収集と情報操作を任務にしていた
根拠はうちの家伝!
と主張していたから、北斎隠密説もパ〇r…それからのインスパイアだとばかり。 葛飾北斎の出自がよく分かんないのは本当の話で
飯島虚心なんかも
川島家の墓に葬られたから北斎は川島家の出身のはずだけど
川島家との繋がりがいくら調べても出てこないからと疑っている。 >>493
ホントだ。
実家(川村)と養子先(中島)が合体していた。
うろ覚えの知識じゃ、歴史の謎は解けませんわ。 うろ覚えついでに
同志社大学の狩野博幸教授によると
北斎の素性や動向がよくわからないのは
富士講の隠れ信者だったせいらしい。
本当なのかね。 >>495
ウィキ読んだ知識だけで言うのも何だけど、
江戸でものすごく流行って、幕府も一応おざなりに禁令は出したみたいだけど、「隠れ」なきゃまずいほどの信仰だったのかな?という気はする。
まあ、富士講にもカルトっぽい流派があったのかもしれんが。 龍の棺で山田久延彦をこの人は現地も行かずに想像で物を書いてると批判しておきながら、海外の話は想像で書いたってエッセイでネタバラシしてた時はなんだかなぁと思ったよ 何か思い出したように再読中。
塔馬って、1947年生まれなんだな。今年72歳。
カツヒコも同年生まれだし、自分の理想を投影しているんだろうか。 国際浮世絵学会の2番手の浅野秀剛先生が1950年生まれだから
浮世絵研究を続けていたら
それくらいのポジションまではゲトできていたかな。 移動自粛も緩和されので越谷法光寺にある写楽の碑に行ってきた。
過去帳を再現してあるかなりしっかりした碑だった。
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20151211002070_comm.jpg
駅から歩いて30分ぐらいなので結構かかる感じ。 >>500
越谷法光寺が埼玉に移転したの、
平成に入ってからだし、
写楽別人説があれほど信じ込まれずに
さっさと江戸で斎藤十郎兵衛の痕跡を探していたら
もっとすんなり菩提寺が見つかったかもしれないんだよな。 けっきょく写楽が阿波の能役者・斎藤十郎兵衛だったとすると、
「あまりに真を描かんとして、一両年で止む」みたいな記述も本当なのかな。
写楽は結局売れていたのかいなかったのか。 最後まで刊行ペースが変わってないから売れていたのは間違いないでしょう。
(4期は十点程度しか出版してないから、売れなくなったせいだといわれているが
普通の絵師なら一年で十点出版できたら上々)
単純に参勤交代で藩主が江戸へやってくる時期が近付いたから
アルバイトどころではなくなっただけ。 「写楽殺人事件」で津田も批判していたけれど
豪華な大判が売れなかったから
安価な細判を大量に作らせるという発想がおかしいもんな。
まず出版する点数を減らすだろう。 >アルバイトどころではなくなっただけ。
寺の過去帳によると斎藤十郎兵衛はその後もしばらく生きてたみたいだけど、
売れっ子だったのに写楽として活動再開しなかったのは、
やはり蜂須賀の殿様に怒られたのだろうかw 意外に真相は
蔦屋が伊勢参り行くから(史実)正月興行で出版打ち切りとか
そんな程度だったんじゃないの。 写楽の情報を調べようと思ったら、
この7、8年の間、研究書が出ていない。
歌麿と北斎の別人説の本があった程度。 >>486
久しぶりに書店行ったら、東大教授との共著と言うか対談集みたいなのが出てて笑った。
一応アカデミズムの世界にも認知されてるんだな、井沢元彦。 H郷教授のことなら検索をかけて調べてみよう。
マスゴミの御用学者として有名で
同業者からも歴史ファンからも袋叩きの人でっせ。
それに東大教授じゃなくて、東大史料編纂所教授。 >>510
そうなのか…
新書とかたまに見かけるので名前は知っていたが。 門井慶喜先生との対談本もあったよ。(日本史界隈の反響はげふんげふん)
直木賞作家と有名タレント学者の対談ということで
出版社でセッティングしたんだと思いますが
作家としてはまさか断るわけにもいかないし、本音はどんなものだろうね?
「やべーよ、俺までトンデモだと思われちゃうよ。
まともな対談の相手を選んでよ・・・」(※個人の忖度です) >『日本国紀』だけじゃない! 書店にはびこる「エセ歴史本」に惑わされないために
https://hbol.jp/222798
>しかし、一方で一般読者がよく勘違いするのは「大学教授や偉人の子孫、あるいは
>当事者の書く本だから信頼できる」というように、著者の「肩書」で本を選べばいいのだ、
>ということだ。結論から言えば、この方法は必ずしも推奨できない。
>なぜなら、上記の肩書を悪用して「エセ歴史本」を仕上げる著者もいるからだ。大学教授の
>書く本とあれば、一定の権威性を帯びる。それを悪用するのは非常に簡単だ。
この記事が出た時、
ネット上の歴ヲタはいっせいに「あー、あの人かー」と思い浮かべましたとさ。 五島勉先生がお亡くなりになりましたが、
カツヒコんところにコメントもらいにいくマスコミはいないのかな。 水壁 アテルイを継ぐ男 (講談社文庫)
高橋克彦 | 2020/7/15
文庫化あげ。表紙がけっこうカッコイイ。 水壁読み終わった、まだ読んでない人いるだろうから感想は書かんけどね。 >>516
歴史小説ぽいものは、ほとんど読まないのだが、読んでみようかな。
いままでの東北シリーズを読んでなくても大丈夫かな? 大丈夫。
いままでのが2〜3割の史実からトータル10の物語に膨らませていたとしたら
水壁は1割未満。 >>520
マンガの原作が先生のやつ?
そうなら全くの別物だよ 歌手の弘田三枝子さんが21日に亡くなったことが27日、分かった。73歳。心不全。 >>509
井沢、
あろうことか呉座勇一に新刊を送りつけて
案の定ボコボコにタコ殴りにされているんだが、もしかしてマゾなんだろか。
小学館が話題作りのつもりで送ったのかもしれんけれど。 >>477
『写楽殺人事件』の師匠より
『歌麿殺贋事件』の3話に出てくる鑑定家の話がえらい実感こもっていて
誰かモデルがいるんじゃないかと気にかかる。 『写楽』で津田君が学部を卒業して、院に進学せずに助手っぽいポジションについてたの、
あれはおかしい、作者はアカデミズムの世界を知らないのでは・・・?
っていうブログを大昔に読んだことがある。実際の学界ってどんな感じなんだろうね。 『歌麿殺贋事件』といったら
やけに具体的なんだけど
五話目の英泉の値段を吊り上げる話も元ネタはあるのだろうか FBみてきたらこんな投稿があった。
600枚って全体のどれくらいの分量なんだろうな
自撮りならぬ自褒めはこの程度にして今回は私が心底書きたいと願っていたSF伝奇。刊行年度はだいぶ異なりますが、ここではシリーズ物で纏めてあります。ただし「総門谷R」は未完なのでお許しを。最終巻、実は600枚まで書いて中断しております。無責任な言い方となりますが、なんか完結させるのが辛いんですねー。人生にも完全な幕引きはむずかしいわけですから、って単なる言い訳、です。いつかはそのうち。
他はすべて一応の大団円とも読めるのでご安心を。またまた長くなりました。自分のことなら楽々書けるのに、小説となるとこうはいきません。それが辛いところです。 >>528
伝奇小説は終わらせなくても面白いだったか、こんな様な意味のことを書いていた人がいたな。
高橋克彦だったか、半村良だったか、思い出せないが。 浮世絵鑑賞事典も50年近く前の本で
ところどころ情報が古くなっているから
最新改訂版を作ってほしい。 >>529
夢枕獏も菊地秀行も栗本薫も同じようなこと言ってる >>380-384
その人、まだ写楽のことを書いているようだが、
タイトルから陰謀論臭い。
>歴史の中の美術 : 写楽の誕生とその隠蔽
https://id.ndl.go.jp/bib/031396306 >>528
総門谷Rは、「将門篇」を途中まで『メフィスト』で連載してたから、それだろうか。
600枚もなかったような気がするが。
>>532
西洋美術の先生は、絵の解釈を深読みしすぎるような。
西洋美術だったら図像学とかそういう意図が込められて描かれているんだろうけど、
同じ手法を浮世絵とかに用いてもなあ、という感じ。 まさかカツヒコも
浮世絵がコンドームの模様に採用されるとは思わなかっただろうな。 何か知らんけど、「宇宙皇子」の作者だと思いこんでたわ > 高橋克彦
流民王国つくって大和朝廷と戦ったりした小説があったせいか。 文化史より見た東洲斎写楽〜なぜ寛政六年に登場したのか
https://sinkan.net/?action_item=true&asin=OB4389501372&ref=tw
令和になって
フィクション以外で写楽の研究本が出版されるの
なにげに初めてなのではないか。
写楽論争はもう下火なのかね。 カツヒコ、元気なのかな。もう70越えてるし、ちょっと心配。
単行本だと『水壁』(2017)が一番新しいとおもうんだけど、
それ以外に小説雑誌とかで何か書いてる? >>539
ありがとう。ほぼ開店休業状態みたいね。
>連載を無視して短編を書かせてもらえるような世界じゃない。
>それが業界の不文律だから。けじめとして連載をやめるしかなかった。
ここ、生真面目なカツヒコっぽいけど、出版社は頭抱えただろうな。 「小説家―直木賞作家になれるかもしれない秘訣」はうすい本だけど、無茶苦茶面白い。
小説家になるまでの半生記だけど、この本だけで終わらせるのはもったいない。
もっと書き足して、本格的な自伝にしてほしいな。 作家という生き方 評伝 高橋克彦(道又力)
秘書の人が書いた本
紹介されてるエピソードは、このスレの住人ならだいたい知ってることと思うけど
最後の近況は、ご本人のファイナルメッセージだと思う
ファイナルじゃなかったらすみません。 >>541
その文庫本の元本になったソフトカバー版、何度も読んだ記憶が。
ヨーロッパでお金が尽きて、日本からの送金が届くまで屋根裏部屋で死にそうになったっていうカツヒコ本人のエピソードに対して、
読者から「なんで現地でバイトしなかったの?」と素朴に質問されたというくだりが笑えた。
>>542
なんて書いてました? もう『総門谷』の続編は読めないんだろうなあ。
まあそのほうがいいのかもしれんが。 カツヒコ「これまでの歴史の中で、超一流の有名人が伝染病で死んだなどという話は聞いたことがありません」
志村けん「……」
千葉真一「……」
三遊亭多歌介「……」
100年ぐらいたったら、
志村けんも千葉真一も暗殺説が出てきてそう。 >青森・八戸の上空に白い球体 「正体不明」と気象台
>2021年09月05日 18:37
カツヒコ、出番だぞ >>545
>有名人では1918年(大正7年)に島村抱月が、1919年(大正8年)に大山捨松、竹田宮恒久王、辰野金吾がスペインかぜにより死去している。 >>548
きっとその人たちも超時空政権徳川幕府に暗殺されたのでしょう >>532
機会があったから読んでみた。
浮世絵類考も江戸方角分も
写楽と歌麿は別人だとカムフラージュする目的で作られた文献らしい……ぜ。
偏見かもしれないが
写楽別人説の支持者って
世の中が全て写楽を中心にまわっていると思い込んでいるんじゃないか。 >>550
読んでみたくなったw
写楽が突如活動を止めたのはオランダに渡ったせいであり、
その曾孫がロンドンのベーカー街に住んで、
曾祖父の画号をヒントに「シャーロック・ホームズ」と名乗ったという新説が登場する日も近いな。 >>551
もったいないな、編集者なら誰かに話を持って行って仕事にするのに。 写楽=シャーロック=出島のオランダ人ネタを
最初に始めたの、キャバレー太郎さんだって話だぜ。 もうそういうネタが有るんだ。これを上回らないと駄目か。 カツヒコなら「写楽=宇宙人」ネタをぶち込めるはず。
塔馬「なぜ写楽が忽然と江戸から消えたのか・・それは宇宙へ帰ったからなんだよ!」
チョーサク「な、なんだってェーーー!!」 歌川国芳やフェルメールは未来人なんだから
写楽が宇宙人なんて驚くほどのことではない。(トンデモ歴史脳です) >>553-554
福富太郎氏のオランダ人説は詳しく知らないが、
出島商館の江戸参府の時期が写楽の一期と一致することは
昭和60年頃にはもう分かっていて、それがオランダ人説の根拠だった。
島田某先生のあの小説のネタは論拠も含めて周回遅れだったが、
幸いに読者は過去の写楽別人説なんか調べてないから、そのことに気づかなかった。 wikiからの転載
>中島節子「東洲斎写楽はオランダ人だった」(『芸術公論』昭和60年6月 - 61年3月号)、
>福富太郎「写楽は司馬江漢+Xだ!」(『歴史読本』昭和60年12月号)。フィクション
>では弘兼憲史『ハロー張りネズミ』他多数。 そういえば「ドールズ」の目吉さんは、写楽について何か言ってたっけ? 泉目吉が現役だったのは天保ぐらいの人だから
直接は写楽を知らなかったでしょう。
写楽の中の人が八丁堀に住んでいると聞いて
ピンポンダッシュぐらいはやったかもしれないけれど。 泉目吉は魅力的な人物だな、小説でしか知らないが。
明治維新で価値観がガラッと変わらなくて、関東大震災・空襲がなければ、もっといろいろ残ったのにな、もったいな。
消滅したら戻ってこないもんな。 >>560
なるほど、ありがとう。
転生ものといえば、小学校のころ図書館に今江祥智『写楽暗殺』って本があって、
手塚治虫の「三つ目が通る」の写楽くんが出ていると思って借りたら、
全然違った記憶がある。いまぐぐったら、こんな話だった。
「浮世絵師東洲斎写楽の謎に挑む壮大なファンタジー。
男の子に変身した夕子が江戸の時代に紛れこみ、写楽や北斎たちに出会います。」 ちょっと前に要潤がやっていたタイムスクープハンターは割と流行ったけど、タイムパトロール系の小説は最近どうなんだろう。タイムリープ系でも良いけど、アシガールみたいなやつ。 東洲斎写楽と秋田蘭画が関係あるという話も
俺らのカツヒコが最初に思いついたわけではなくて
戦前から井上和雄が唱えていたりする。
素人が斬新な新説だと考えつくような説は
他の誰かがとっくに考えているものなのだよ。
(井上氏の説をカツヒコは知っていたはずだが) >>564
井上さんのは源内とか田沼グループにも言及してる説なんでしょうか? 井上和雄の秋田蘭画説は小説じゃないから
平賀源内や田沼意次は出てこない。史料の裏付けがとれる範囲の考証。
要約すると
@『写楽殺人事件』でも言及があったが、写楽が油絵を描いたという文献がある。当時の日本で油絵っぽい描き方をしていたのが秋田蘭画。
A朋誠堂喜三二は秋田藩の重役。蔦屋と秋田藩は関係がある。
B阿波藩の前藩主(蜂須賀重喜)は秋田藩から養子に入った。阿波藩と秋田藩には交流がある。
こんな感じ。 >>566
分かりやすい説明、ありがとうございます。
なるほど、重要なポイントはすでに井上さんが指摘していたんですね。
カツヒコもこれを起点に物語を膨らませたわけなんだろうけど、
小説内で言われた(mail欄)っていうところが一番面白かったので、
やっぱカツヒコは面白いなと。 >>566
写楽殺人事件よりも
野口卓さんのからくり写楽の内容に近いな。
まあ、あの小説は絵を描いた証拠がない蜂須賀重喜を担ぎ出した時点で
もう最適解でも合理的解決でもないけれど。 「写楽の世界」に収録されている
写楽別人説31件のダイジェスト解説
誰が作ったんだよ……
詳しく調べる必要ができて出典を当たって確かめてみたら
間違いだらけじゃないか。
カツヒコ先生もチェック入れてなかったの。 参考にはしても
鵜呑みにはしちゃいかんよ。
孫引き厳禁。 総門谷Rの執筆を再開するとかいう話はどうなったのか 『竜の柩』を数十年ぶりに再読してるけど、
今読むと虹人の説ってコジツケが多いな。まあ面白いからいいけど。
序盤の「津軽開発」の一件(髭面の山崎が、蚊で東と虹人を拷問)、
後の展開を考えるとあそこまでやる必要はなかったような。
当初は連載だし、もしかして行き当たりばったりで書いてた? コージンの与太話というか強引な屁理屈に、
フムフムと納得してる南波さんが一番ヤヴァイ 来年は写楽殺人事件四十年なんだね。
研究が進んで通用しなくなった記述が多いから、
一つずつに注釈つけて令和版を作ってほしい。ハードカバーでも定価で買うから。