高橋克彦 [転載禁止]©2ch.net
門井慶喜先生との対談本もあったよ。(日本史界隈の反響はげふんげふん)
直木賞作家と有名タレント学者の対談ということで
出版社でセッティングしたんだと思いますが
作家としてはまさか断るわけにもいかないし、本音はどんなものだろうね?
「やべーよ、俺までトンデモだと思われちゃうよ。
まともな対談の相手を選んでよ・・・」(※個人の忖度です) >『日本国紀』だけじゃない! 書店にはびこる「エセ歴史本」に惑わされないために
https://hbol.jp/222798
>しかし、一方で一般読者がよく勘違いするのは「大学教授や偉人の子孫、あるいは
>当事者の書く本だから信頼できる」というように、著者の「肩書」で本を選べばいいのだ、
>ということだ。結論から言えば、この方法は必ずしも推奨できない。
>なぜなら、上記の肩書を悪用して「エセ歴史本」を仕上げる著者もいるからだ。大学教授の
>書く本とあれば、一定の権威性を帯びる。それを悪用するのは非常に簡単だ。
この記事が出た時、
ネット上の歴ヲタはいっせいに「あー、あの人かー」と思い浮かべましたとさ。 五島勉先生がお亡くなりになりましたが、
カツヒコんところにコメントもらいにいくマスコミはいないのかな。 水壁 アテルイを継ぐ男 (講談社文庫)
高橋克彦 | 2020/7/15
文庫化あげ。表紙がけっこうカッコイイ。 水壁読み終わった、まだ読んでない人いるだろうから感想は書かんけどね。 >>516
歴史小説ぽいものは、ほとんど読まないのだが、読んでみようかな。
いままでの東北シリーズを読んでなくても大丈夫かな? 大丈夫。
いままでのが2〜3割の史実からトータル10の物語に膨らませていたとしたら
水壁は1割未満。 >>520
マンガの原作が先生のやつ?
そうなら全くの別物だよ 歌手の弘田三枝子さんが21日に亡くなったことが27日、分かった。73歳。心不全。 >>509
井沢、
あろうことか呉座勇一に新刊を送りつけて
案の定ボコボコにタコ殴りにされているんだが、もしかしてマゾなんだろか。
小学館が話題作りのつもりで送ったのかもしれんけれど。 >>477
『写楽殺人事件』の師匠より
『歌麿殺贋事件』の3話に出てくる鑑定家の話がえらい実感こもっていて
誰かモデルがいるんじゃないかと気にかかる。 『写楽』で津田君が学部を卒業して、院に進学せずに助手っぽいポジションについてたの、
あれはおかしい、作者はアカデミズムの世界を知らないのでは・・・?
っていうブログを大昔に読んだことがある。実際の学界ってどんな感じなんだろうね。 『歌麿殺贋事件』といったら
やけに具体的なんだけど
五話目の英泉の値段を吊り上げる話も元ネタはあるのだろうか FBみてきたらこんな投稿があった。
600枚って全体のどれくらいの分量なんだろうな
自撮りならぬ自褒めはこの程度にして今回は私が心底書きたいと願っていたSF伝奇。刊行年度はだいぶ異なりますが、ここではシリーズ物で纏めてあります。ただし「総門谷R」は未完なのでお許しを。最終巻、実は600枚まで書いて中断しております。無責任な言い方となりますが、なんか完結させるのが辛いんですねー。人生にも完全な幕引きはむずかしいわけですから、って単なる言い訳、です。いつかはそのうち。
他はすべて一応の大団円とも読めるのでご安心を。またまた長くなりました。自分のことなら楽々書けるのに、小説となるとこうはいきません。それが辛いところです。 >>528
伝奇小説は終わらせなくても面白いだったか、こんな様な意味のことを書いていた人がいたな。
高橋克彦だったか、半村良だったか、思い出せないが。 浮世絵鑑賞事典も50年近く前の本で
ところどころ情報が古くなっているから
最新改訂版を作ってほしい。 >>529
夢枕獏も菊地秀行も栗本薫も同じようなこと言ってる >>380-384
その人、まだ写楽のことを書いているようだが、
タイトルから陰謀論臭い。
>歴史の中の美術 : 写楽の誕生とその隠蔽
https://id.ndl.go.jp/bib/031396306 >>528
総門谷Rは、「将門篇」を途中まで『メフィスト』で連載してたから、それだろうか。
600枚もなかったような気がするが。
>>532
西洋美術の先生は、絵の解釈を深読みしすぎるような。
西洋美術だったら図像学とかそういう意図が込められて描かれているんだろうけど、
同じ手法を浮世絵とかに用いてもなあ、という感じ。 まさかカツヒコも
浮世絵がコンドームの模様に採用されるとは思わなかっただろうな。 何か知らんけど、「宇宙皇子」の作者だと思いこんでたわ > 高橋克彦
流民王国つくって大和朝廷と戦ったりした小説があったせいか。 文化史より見た東洲斎写楽〜なぜ寛政六年に登場したのか
https://sinkan.net/?action_item=true&asin=OB4389501372&ref=tw
令和になって
フィクション以外で写楽の研究本が出版されるの
なにげに初めてなのではないか。
写楽論争はもう下火なのかね。 カツヒコ、元気なのかな。もう70越えてるし、ちょっと心配。
単行本だと『水壁』(2017)が一番新しいとおもうんだけど、
それ以外に小説雑誌とかで何か書いてる? >>539
ありがとう。ほぼ開店休業状態みたいね。
>連載を無視して短編を書かせてもらえるような世界じゃない。
>それが業界の不文律だから。けじめとして連載をやめるしかなかった。
ここ、生真面目なカツヒコっぽいけど、出版社は頭抱えただろうな。 「小説家―直木賞作家になれるかもしれない秘訣」はうすい本だけど、無茶苦茶面白い。
小説家になるまでの半生記だけど、この本だけで終わらせるのはもったいない。
もっと書き足して、本格的な自伝にしてほしいな。 作家という生き方 評伝 高橋克彦(道又力)
秘書の人が書いた本
紹介されてるエピソードは、このスレの住人ならだいたい知ってることと思うけど
最後の近況は、ご本人のファイナルメッセージだと思う
ファイナルじゃなかったらすみません。 >>541
その文庫本の元本になったソフトカバー版、何度も読んだ記憶が。
ヨーロッパでお金が尽きて、日本からの送金が届くまで屋根裏部屋で死にそうになったっていうカツヒコ本人のエピソードに対して、
読者から「なんで現地でバイトしなかったの?」と素朴に質問されたというくだりが笑えた。
>>542
なんて書いてました? もう『総門谷』の続編は読めないんだろうなあ。
まあそのほうがいいのかもしれんが。 カツヒコ「これまでの歴史の中で、超一流の有名人が伝染病で死んだなどという話は聞いたことがありません」
志村けん「……」
千葉真一「……」
三遊亭多歌介「……」
100年ぐらいたったら、
志村けんも千葉真一も暗殺説が出てきてそう。 >青森・八戸の上空に白い球体 「正体不明」と気象台
>2021年09月05日 18:37
カツヒコ、出番だぞ >>545
>有名人では1918年(大正7年)に島村抱月が、1919年(大正8年)に大山捨松、竹田宮恒久王、辰野金吾がスペインかぜにより死去している。 >>548
きっとその人たちも超時空政権徳川幕府に暗殺されたのでしょう >>532
機会があったから読んでみた。
浮世絵類考も江戸方角分も
写楽と歌麿は別人だとカムフラージュする目的で作られた文献らしい……ぜ。
偏見かもしれないが
写楽別人説の支持者って
世の中が全て写楽を中心にまわっていると思い込んでいるんじゃないか。 >>550
読んでみたくなったw
写楽が突如活動を止めたのはオランダに渡ったせいであり、
その曾孫がロンドンのベーカー街に住んで、
曾祖父の画号をヒントに「シャーロック・ホームズ」と名乗ったという新説が登場する日も近いな。 >>551
もったいないな、編集者なら誰かに話を持って行って仕事にするのに。 写楽=シャーロック=出島のオランダ人ネタを
最初に始めたの、キャバレー太郎さんだって話だぜ。 もうそういうネタが有るんだ。これを上回らないと駄目か。 カツヒコなら「写楽=宇宙人」ネタをぶち込めるはず。
塔馬「なぜ写楽が忽然と江戸から消えたのか・・それは宇宙へ帰ったからなんだよ!」
チョーサク「な、なんだってェーーー!!」 歌川国芳やフェルメールは未来人なんだから
写楽が宇宙人なんて驚くほどのことではない。(トンデモ歴史脳です) >>553-554
福富太郎氏のオランダ人説は詳しく知らないが、
出島商館の江戸参府の時期が写楽の一期と一致することは
昭和60年頃にはもう分かっていて、それがオランダ人説の根拠だった。
島田某先生のあの小説のネタは論拠も含めて周回遅れだったが、
幸いに読者は過去の写楽別人説なんか調べてないから、そのことに気づかなかった。 wikiからの転載
>中島節子「東洲斎写楽はオランダ人だった」(『芸術公論』昭和60年6月 - 61年3月号)、
>福富太郎「写楽は司馬江漢+Xだ!」(『歴史読本』昭和60年12月号)。フィクション
>では弘兼憲史『ハロー張りネズミ』他多数。 そういえば「ドールズ」の目吉さんは、写楽について何か言ってたっけ? 泉目吉が現役だったのは天保ぐらいの人だから
直接は写楽を知らなかったでしょう。
写楽の中の人が八丁堀に住んでいると聞いて
ピンポンダッシュぐらいはやったかもしれないけれど。 泉目吉は魅力的な人物だな、小説でしか知らないが。
明治維新で価値観がガラッと変わらなくて、関東大震災・空襲がなければ、もっといろいろ残ったのにな、もったいな。
消滅したら戻ってこないもんな。 >>560
なるほど、ありがとう。
転生ものといえば、小学校のころ図書館に今江祥智『写楽暗殺』って本があって、
手塚治虫の「三つ目が通る」の写楽くんが出ていると思って借りたら、
全然違った記憶がある。いまぐぐったら、こんな話だった。
「浮世絵師東洲斎写楽の謎に挑む壮大なファンタジー。
男の子に変身した夕子が江戸の時代に紛れこみ、写楽や北斎たちに出会います。」 ちょっと前に要潤がやっていたタイムスクープハンターは割と流行ったけど、タイムパトロール系の小説は最近どうなんだろう。タイムリープ系でも良いけど、アシガールみたいなやつ。 東洲斎写楽と秋田蘭画が関係あるという話も
俺らのカツヒコが最初に思いついたわけではなくて
戦前から井上和雄が唱えていたりする。
素人が斬新な新説だと考えつくような説は
他の誰かがとっくに考えているものなのだよ。
(井上氏の説をカツヒコは知っていたはずだが) >>564
井上さんのは源内とか田沼グループにも言及してる説なんでしょうか? 井上和雄の秋田蘭画説は小説じゃないから
平賀源内や田沼意次は出てこない。史料の裏付けがとれる範囲の考証。
要約すると
@『写楽殺人事件』でも言及があったが、写楽が油絵を描いたという文献がある。当時の日本で油絵っぽい描き方をしていたのが秋田蘭画。
A朋誠堂喜三二は秋田藩の重役。蔦屋と秋田藩は関係がある。
B阿波藩の前藩主(蜂須賀重喜)は秋田藩から養子に入った。阿波藩と秋田藩には交流がある。
こんな感じ。 >>566
分かりやすい説明、ありがとうございます。
なるほど、重要なポイントはすでに井上さんが指摘していたんですね。
カツヒコもこれを起点に物語を膨らませたわけなんだろうけど、
小説内で言われた(mail欄)っていうところが一番面白かったので、
やっぱカツヒコは面白いなと。 >>566
写楽殺人事件よりも
野口卓さんのからくり写楽の内容に近いな。
まあ、あの小説は絵を描いた証拠がない蜂須賀重喜を担ぎ出した時点で
もう最適解でも合理的解決でもないけれど。 「写楽の世界」に収録されている
写楽別人説31件のダイジェスト解説
誰が作ったんだよ……
詳しく調べる必要ができて出典を当たって確かめてみたら
間違いだらけじゃないか。
カツヒコ先生もチェック入れてなかったの。 参考にはしても
鵜呑みにはしちゃいかんよ。
孫引き厳禁。 総門谷Rの執筆を再開するとかいう話はどうなったのか 『竜の柩』を数十年ぶりに再読してるけど、
今読むと虹人の説ってコジツケが多いな。まあ面白いからいいけど。
序盤の「津軽開発」の一件(髭面の山崎が、蚊で東と虹人を拷問)、
後の展開を考えるとあそこまでやる必要はなかったような。
当初は連載だし、もしかして行き当たりばったりで書いてた? コージンの与太話というか強引な屁理屈に、
フムフムと納得してる南波さんが一番ヤヴァイ 来年は写楽殺人事件四十年なんだね。
研究が進んで通用しなくなった記述が多いから、
一つずつに注釈つけて令和版を作ってほしい。ハードカバーでも定価で買うから。 もう40年なのか。研究の内容はもちろん、
写楽の民衆人気をピンクレディーで譬えたり、
24歳の冴子が結婚適齢期だったり、文字通り隔世の観があるからなあ。 「今回は私にとって最後の選考会となった。理由はあくまで私の体調不良で、
ここ数年、何冊もの力作と真正面から対峙するには集中力が薄れかけていると自覚したせいである。
いや、集中力と言うより「興味」だろうか。七十近い年齢になると、正直、様々なことに対する関心が失われていく。」
こう言って吉川新人賞の選考委員を前倒しで辞めたのが5年前か
>>539も併せるともう文筆活動はあまり期待できない感じかね >正直、様々なことに対する関心が失われていく。
これよく分かる。年取ると、新しい作家や新刊より、
過去に読んだ面白い本を再読・再再読したくなる。
で、いまも『竜の柩』シリーズを読み返してるところ。 写楽殺人事件は四十年前のフィクションを鵜呑みにする奴が悪いで通るから
浮世絵鑑賞事典は令和版を作り直してほしい。
角川文庫版の時点で
もう古くなっている情報がけっこう多かった。 もうここ数十年の先行研究を追う気力もないだろうなあ…… 昨日からやたら「荒吐」という単語がネットに踊っているので、
なんでアラハバキが今頃、と思ったら、「荒吐フェス」という音楽イベントがあるのね。
奥田民生がどうのこうの。 >>580
てか、浮世絵全体はともかく写楽の方は、
この十年間、まとまった形の研究書や概説書がまったく出版されてない状況だしな……
一般人の諦めが悪いだけで
学術レベルではもうオワコンなのかもしれない。 正体という話ではもう別人説は成立する余地のないレベルで写楽=十郎兵衛という証拠が見つかってるからな >>583
『浮世絵類考』(だっけ?)とかの史料は、
写楽の正体が歌麿であることを隠蔽する目的で編まれた本らしいぞw 歌麿
後世では美人画の評価一辺倒になっているだけで
写楽と同じ時期に役者絵も相撲絵も出版しているんですが……
別人を装うためのカムフラージュ?
歌麿の名前では役者絵を出版できないという設定はどうなったのさ? 美術史が専門らしい人の本に書いてあった記述。
文献史料を重視してああだこうだと言う人もいるが、
実物の絵をみて同一作者かどうかを判断するのが一番正確、らしい。 写楽の描写は既知の他の画家の誰とも一致しない。
従って、他の画家との同一人物説は成立しない。
完 >>586
もしやその人
ユダヤ人埴輪がー
の人なのでは。 写楽のちゃんとした考証本が出版されなくなったの
現在の研究の内容を正直に書いたら読者が嫌がって買ってくれないから
出版社側がGO出してくれないとか、そんな事情だったら嫌だな。 結局、写楽は斎藤十郎兵衛であって、別の誰かのペンネームではないんだろうな。 >>591
大学で江戸風俗史が専門の先生に「写楽別人説」について質問したことがありますが、
真っ当な研究者は近寄りたがらない、みたいなことを言ってた。 写楽が誰であろうと、その時代の社会的な影響は変わらないからな。
坂本龍馬の暗殺者が誰であろうと、時代の評価が変わるものでないのと一緒だな。 でも仮に竜馬暗殺の黒幕が薩摩だったら、
「なぜ薩摩は竜馬が邪魔だったのか」という問題の解明が、
幕末〜維新期の薩摩藩の政治理念や藩内の権力構造の問題と絡んだりしない?
そういう意味では竜馬暗殺の黒幕探しは重要だと思うんだけど。 カツヒコの盟友井沢元彦も言ってたと思うけど、大学とかの研究者はそういう際物テーマは嫌うらしい。
たとえ動機が分かったって、光秀が信長を攻め殺した史実は動かないしー みたいな。 『写楽殺人事件』みたいに学界のボスが権力握ってるってやつ、
現代の日本の歴史学界ではどうなんだろうね。
院生の研究テーマも指導教官が決めてしまい、論文も指導教官の名前で発表してるんだろうか。 総門谷のヴラド(ドラキュラ)の説明で
吸血鬼退治で杭を打つのは
串刺しにされた犠牲者たちの恨みだとかトンデモ説明が出てきて
どこでそんな話を吹き込まれたんだとずっと思っていたら
種村季弘がネタ本だった。 >>592
写楽関係の書籍や論文はけっこう目を通したつもりでいるが
「世界三大肖像画家だとはクルトの本には書いてない」
と正しい説明が書いてあるのが「写楽の正体は斎藤十郎兵衛」の立場で書かれたものばかり、
という事実に業界の闇を感じる。 海外の大学で博士号とってる大学教授が、写楽=北斎説を唱えていたような・・ >>599
もしやその方、>>588の不名誉大学教授では? >>594
まず、史実の上では坂本龍馬暗殺の実行犯は京都見廻組で当確。
議論の余地があるとしたら、
命令者が会津藩(京都守護職)か、桑名藩(京都所司代)か、
幕府の旧上層部か、現場の独断だったか、その程度。
幕末の佐幕強硬派の政治理念や権力構造の解明に
龍馬暗殺の検討が役立つといったらその通りだが、
関与した形跡もないのに薩摩藩に黒幕を押しつけることに
商業的要請以外のどんな意義があるのさ。 >>601
あ、薩摩藩黒幕説は根拠のない妄説だったんだ。
某歴史ミステリにそういうことが書いてあったので、てっきり有力説の一つだと思ってました。 >>602
まさかとは思うがQ〇D?
いいことを教えてあげよう。
あの小説で薩摩藩陰謀論の論拠になっているのは
司×遼×郎や子×澤寛の創作。 >>603
その本で当たりですw
克彦センセーも、また歴史ミステリ書いてくれないかな。
浮世絵ミステリ三部作は本当に楽しい。 >>599
海外の大学で博士号とってる大学教授が、京都はユダヤ人秦氏がつくったと書いていました! カツヒコも秦氏はユダヤ人だとかいっていたから、
案外、その大学教授とは話が合ってしまいそうなんだが…… カツヒコって、ビジネス・オカルトビリーバーなのか
ガチ・オカルトビリーバーなのか、たまに分からなくなる。 以前このスレで書き込みがあったが、ローカルテレビの義経特番では、義経生存・北行説を本気で熱弁してたとかなんとか。 カツヒコは、よくいえば純粋、わるくいえば幼稚だからなあ・・・
でもそこがいいんだよ!(読者歴30年以上です) お誕生日おめでとうございます。
という奴がいてもいいだろう。 75歳か。もう総門谷を完結させる気力もなさそうだな・・ >>611
連投ごめん、そういえば克彦先生が「夕焼け」が怖いって言ってるの、
自分が8月6日の原爆で死んだ人の生まれ代わりだと信じてるからだっけ?
違う小説家だったかな。 このままいくと「ツリー」が最後の長篇伝奇小説になっちゃうのか… >>614
そういやそれ読んでないな。
全盛期レベルは無理としても、『あやかし』くらいは面白い? >>615
良くも悪くも集大成というかカツヒコアイテム大安売りのてんこ盛り
好きだから贔屓目で見てしまうけれど、まあ面白いっちゃー面白い
長いけど漫画みたいにサクサク読めてしまう
重厚感みたいなのは無い >>616
ありがとう。
お盆休みに久しぶりにカツヒコに浸ろうかな。 ツリーは四んでないような気がするが、あやかしは読んだような気がする、でも内容は思い出せない。
出だしを見たら記憶シリーズみたいに思い出すのかな。
やっぱり、両方とも読んでないか。 >>618
『あやかし』は、旅行中の女子大生が少年を裸にしてオモチャにするシーンがあったような。
それしか覚えていないw
カツヒコのエロシーンは妙に妄想を掻き立てるんだよなあ。
短篇「ゆきどまり」とか、『竜の柩』のユキが、鹿角の前で下着を脱ぐシーンとか・・
俺だけかもしれんが。 カツヒコに限らず、
60代以上の作家が若い新規読者をゲットするのは至難のワザ。
まあ、カツヒコの写楽が小難しくて、
シマソウの写楽がリアルだって言われるご時世だしなあ。 >>621
なんじゃ、そら……
写楽のデビューと〇〇の江戸参府の時期がたまたま一致するというだけで
なんの証明にもなってなくてがっかりだったんだが・・・
ついでにそのネタ自体は新説でもなんでもなくて
1980年代に流行ったネタの焼き直しだしな。 田沼派の「写楽」が松平定信の魔手から逃れイギリスに亡命して、
「シャーロック」を名乗った、くらいの剛腕ぶりをシマソウには期待したい。 シマソウのあの小説
広重殺人事件でいえば
天童藩の話題がまるまるカットされていて
安政の大獄の開始時期と広重の死亡時期が一致することだけで
推理を押し通してしまったような感じなんだ。 まあ歴史ミステリーの元祖の『成吉思汗の秘密』からして
根拠らしい根拠は
源義経の正史の上からの退場と
歴史的事実として認定できるチンギス・ハーンの登場が
同じ時期だってだけやからね。 「成吉思汗」の漢字表記の読み解きは、よくもまあ奇想天外なこと考えたな、
と一周回って大いに評価したいw いやー、結論が先に決まっているとどうとでもこじつけられるんですね。
感動しました!(棒読み)
『成吉思汗の秘密』の結末のあのオチは読者の投稿で、単行本化の際に追加されたものだってね。 >>628
こっちも文庫の解説を読んだだけで
直接出典を確かめたわけではないんだが、
最初の単行本では天城山心中事件の現地見学で終わっていたらしい。 >奥州市・胆沢城跡の出土墨書解読 蝦夷が正門を守衛 中央政権、豪族懐柔か
正門の詰所の跡から出土した硯に、蝦夷の豪族名が刻まれていたのが分かったらしい。
「風の陣」を思い出した。 別人説はもうはやらんようやね。
角川春樹小説賞の受賞作も
写楽は能役者だった。 写楽が能役者斎藤十郎兵衛だったとして、
なぜ1年だけで出版されなくなったのか(筆を折ったのか?)謎だよね。
そのあと25年も江戸(八丁堀地蔵橋)で生きてたっぽいし。 一年弱で打ち切ったことに疑問はない。
非番のシーズンが終わるから。
ただ一年後(次の非番)に再開しなかったのは
蔦屋側の理由か
斎藤十郎兵衛側の理由か
判断の材料がない。
まあ錦絵の出版そのものに戻ってこなかったから、商業出版は懲りたのかもしれない。
気軽に好きなように描いているのが一番。 >>634
『浮世絵類考』の、
「歌舞妓役者の似顔を写せしが、あまりに真をかゝんとて、
あらぬさまに書なせしかば、長く世に行はれず、一両年にて止ム」
みたいな記述そのままだったのかね? 当時はたいして人気が出なかった。
あるいは、歌舞伎役者たちから文句が出たか。 >>635
これは想像になるけれど
一年間のブランクができた間に
豊国一強が確定してしまったせいで
蔦屋がやる気なくしてしまったのかもしれない。
現代の感覚(評価)で考えるとピンとこないけれど
当時の豊国の人気はアホみたいにぶっちぎっていたから・・・ 浮世絵類考の能役者の記述が正しかったと考えるなら辞めた理由もその通りだったのかなと思っている
事実後期になるほど摺りも豪華じゃなくなっているみたいだし
少女隊みたいに >>638
「歌舞妓役者の似顔を写せしが、あまりに真をかゝんとて、
あらぬさまに書なせしかば、長く世に行はれず、一両年にて止ム」
「あまりに本質を描こうとして、実際とは違うように描いた」という意味だと思うが、
これはその役者の外見的特徴を強調するあまり、デフォルメし過ぎたてことなんだろうか? 個人的な感想だが
他の浮世絵師が描いた大首絵と比べても
格別にデフォルメしているとは思えないんだよなあ。
どっちかといえばマジメに似せようとして
不気味に生々しくなっちゃったという感じがする。 >>641
>マジメに似せようとして不気味に生々しくなっちゃった
それはつまり、写楽は絵描きとしてヘタク(ry >>639
カツヒコ、さいきん仕事してる?
小説雑誌に短編もみかけないような。もう年だし、隠居しちゃったんじゃ。 >>542に書いてあるけど
作家としての役割は終えられ
今は奥様との時間を大切にお過ごしのようです。 作家活動を退いたのなら
余生はゆっくり浮世絵研究だね。
うっかりUFO研究や心霊研究の方に進んでしまいそうな気もしないでもないが。 >>644
>作家としての役割は終えられ
えっ、『総門谷R』は?
いやまあ半分諦めてたけどさ…… そうとも 総門谷シリーズにケリをつけるまでは役割が終わったなんて言わせねえぞ 自分は、よくここまでモチベーションが持ったものだと思う。
むかしの講演会の発言、
「本気で作家をやめようと思っています。もうホトホト飽きてしまって・・」
みたいなのを読んだことがあるので。井沢元彦との対談集だったかな? >>606
その東北大学名誉教授
近頃は源義経のジンギスカン説まで持ち出してきたから
ますますカツヒコと意気投合しちゃいそう・・・ Rは・・・
話の落としどころが見えないまま打ち切りは残念だけど
当初の構想分は書いてもらいたかったね Rももう内容ほとんど憶えてないしなあ。
記憶にあるのは、小野篁の正体と、「将門篇」の駅弁ファック描写だけだわ。
あと魔童子キモイ。 なんか突然、写楽朝鮮人説が話題になっているんだが、どういうこと?
もう20年以上も昔に流行った(トンデモ)説やぞ。 >>653
ひょっとして、写楽の活動時期と「朝鮮通信使」来日時期が重なってるとかか? 隠居後の松平定信の「楽翁」号の「楽」は、写楽斎が由来。
実は定信と写楽は双子の兄弟だった!
・・・という伝奇小説を思いついた。 >>654
ぜんぜん重なってない。
なんか金弘道さん、地図を作るために対馬へ極秘で渡ったとかいうエピソードがあるらしくて(真偽は知らん)、
そこから「対馬でスパイをやっていたなら、本土までスパイに派遣されたこともあったんじゃないか」
みたいなノリで写楽の正体にされてしまったらしい。 >>656
そのキムさん、ウィキみたけど一応写楽と同時代人ではあるのね。
↓みたいなところとか、ちょっと面白い。
>西洋画の陰影技法を朝鮮でいち早く取り入れる
>試みを行った画家の一人とも評価されている。 金弘道説はトンデモだとバカにされているけれど
喜多川歌麿の放言と
十返舎一九の戯作の戯言を
写楽の出自は外国だって解釈にこじつける手口は
後に島田何某の某小説にマルパク……韓国をオランダに差し替えてリサイクルされていた。 『総門谷R』の続刊はもうあきらめたが、今何やってるのかな?
最後に浮世絵関係の本を出してほしいんだけど。 >>609
コナン・ドイルが典型的ですが
有名な作家でも
怪しい説をほいほい信じてしまう人たちはけっこういるから・・・
ただ信じてしまう人たちにも
脳みそに皺ひとつないかのように素直に他人の話を信用してしまうパターンと
通説に安易に従わないオレすげえ!と逆張りして珍説に飛び込んでいくパターンが
あるからねえ・・・ カツヒコも『霊の柩』でドイルの心霊趣味を、
多少揶揄しながらも親近感をもって記述してたなあ。
妖精の写真を捏造した少女の虚言を鵜吞みにしたドイルへのシンパシーというか。
カツヒコも基本は素直で無垢で信じやすいんだろうな。
たぶん70のじいさんになっても。 と学会の本で突っ込み入れられてなかったか
まあ、個人的には小説が面白ければそれでいいが エッセイ集も含めて本になってるカツヒコの作品はほとんど読んでるが、
もう今後新刊が出ないと思うと寂しいので、『ツリー』だけはあえて積読にしてる。
いつか読むのが楽しみ。 ずっと前に松任谷由実のオールナイトニッポンで書斎からの空飛ぶ円盤に書いてあった
指に塩を揉み込んで、カンの虫を出すということをやって、出た出たって言ってたけどホンマかいな >>665
自分もあのエッセイ読んで実際に試してみたが、何も起きなかったw
体質とか気温とかが関係するのだろうか。
カツヒコ先生、まだ毎日ゆでたまご食べてるのかな。 今年は写楽殺人事件20周年なのか。
この20年で写楽の通説もずいぶん変わったし、
いまはどう考えているかで一冊書いてほしい。 20周年じゃない、40周年だ。
20年前なら写楽の正体は斎藤十郎兵衛でQ.E.D.になっている。
年食って年月の経過が曖昧になっていた。 いくらなんでも40を20は曖昧過ぎるやろ
(´・ω・`) 18で高橋克彦ファンになった俺も、もう40代だしなあ。
塔馬さんの年齢もとっくに追い越してしまった。 蔦屋重三郎が再来年2025の大河ドラマの主役だと!?
写楽も当然出てくるんだろうし楽しみ。 噴怨鬼 単行本 – 2023/5/25
高橋 克彦 (著)
弓削是雄モノみたいだ。もう作家廃業したと思ってたんでうれしい >>672
本当は写楽をやりたかったのだろうって思っている。
だから写楽で盛り上げるのだと思う。 それならお札の絵柄になるそうだし北斎ではないのか?? 蔦屋重三郎の人生最後の大仕事は
本居宣長の著書の出版なんだが。 >>674
史実として阿波の能役者・斎藤十郎兵衛が写楽だと裏付けられたけど、
大河ではどう描くんだろう。脚本家の腕の見せ所かな。
「女城主直虎」も制作発表されて以降に、実は次郎法師(女性)と直虎は別人じゃないか、
という説が研究者側から提示され、そのまんま女性設定で押し通したし、
多少のフィクションはゆるされるだろう。 >>673
時は平安。都では、応天門の変で罪を被せられた伴大納言が鬼の姿で現れ、
疫病の種を撒き散らすと予言していた。陰陽師の弓削是雄は大納言の鬼と相まみえるが、
その背後にさらに強大で邪悪な鬼が存在することに気づく。
朝廷で実権を握る藤原氏に恨みを抱くというその鬼の正体は、やんごとなき方なのか――。罪なき民を救い、命を賭して最凶の鬼を封じるため、是雄は仲間と共に蝦夷の地へと赴く。
妖かしの世界を壮大に描く歴史長編!
これ、書き下ろしかな? 連載してお蔵入りしてた旧作かと思った。 >>680
カツヒコの作品はエッセイを含めてほぼ全作を読んでるが、
相変らずのボンボン気質(いい意味で)だなあw
本人も自覚してるっぽいが、出版社は新規新聞連載を黙認してくれたというより、
そこまでもうカツヒコの原稿に需要がないんだろう。
自分みたいに『総門谷R』将門篇の連載再開を期待してるファン、いるんだろうか・・ >君たちのお陰で私もまた作家に戻れたよ。礼を言うのは私の方である。
だったら「」で物語をドライブさせない緻密な伝奇小説書いてください
「ツリー」で終わりは嫌ですw >>682
どこかのスレで、年取ると「地の文章」が書けなくなるって言われてたな。
まあ、カツヒコは昔から・・うん。
馳星周が書評家時代に、「スカスカだけど面白いから困ったもんだ」みたいに評価してた記憶が。 >>680
ナントカは私の最も思い入れのあるキャラだ。
私は泣いた。
来た来たw
ってみんな思ったでしょ?w >>683
それ、他にもあるかもしれんけど、島荘スレでおれも加わってたやつだw
克彦センセも初期の「総門谷」「柩」シリの頃はまあまあ密ってた方だと思うけどなーw 『総門谷』の総門って結局、なんであんな力持ってたんだろう?
カツヒコお得意の宇宙人じゃなく、一応地球人だよね? イスラエル王家は神と交わっていた
総門はダビデの子、神の末裔
神=宇宙人
だからまあ、宇宙人だわな そういやアンデスかどこかで、古代人の頭蓋骨なのに外科手術の形跡のある遺骨が
うんぬんという「ムー」的逸話が紹介されてたっけ。
「総門谷」刊行時には謎だったオーパーツも、いまじゃいくつか解決されてるだろうな。 >>689
牡牛の神々のサイドなのか、龍の神々のサイドなのかどちらだろう。 若い読者はいるのか気になる。
浮世絵シリーズとか今の高校生とかにも読んでほしい。 うちの息子は見向きもしなかったが、正月とかに遊びに来る甥っ子(妹の子)がはまってくれたわ。
大量に貸してあげたが、あとで妹が「あんな(オカルトな)本を高校生に読ませて大丈夫か」と連絡してきた。 最近知ったのだけど、岩手めんこいテレビのスタートラインは、ここで話題になってないか。
https://www.menkoi-tv.co.jp/program/startline/
TVerで配信されたのだろうか、もししていたら見たかった。 >>694
思ったより見た目がまだ若いな。
ところで世間的にはやはり高橋克彦は歴史のイメージなのか・・
>アテルイや九戸政実などみちのくの男たちの魂を描き、
>歴史好きのイメージが強い高橋さんだが、
>作家として本当に書きたかった作品は意外なものだった!? 私は総門谷を書くため作家になった
みたいなことをいろんな作品で言ってた気がする >>696
言ってたね。
乱歩賞受賞の講談社での記者会見で総門谷を念頭に、
「もう推理小説は描かないかも」みたいなこと言ってあとで編集者に小言いわれたとかw それがいまや「残り少なくなった人生の時間をR執筆のために費やす気にはなれない」とまで
言うように…… >>680 >>698
弓削是雄に対する偏愛を、十分の一でいいから霧神顕とその仲間たちにもw
・・・でもまあ、ドールズみたいになるのなら総門谷Rも「未刊」でいいや >>0692
浮世絵研究、この四十年でかなり更新されているから
注釈つけるか、
現役の浮世絵研究者に解説書いてもらってまとめてフォローしてもらわんと。
なんせ国芳・芳年が一般人は知らない不人気浮世絵師な世界観だしな。 某インタビュー記事
>そして先ごろ刊行された『噴怨鬼(ふんえんき)』は、
>何と19年ぶりのシリーズ最新刊であり、壮大な完結編でもある。
>「シリーズをきちんと終わらせたいという気持ちは常に抱いていて、
>せっかくだったらこれまでの主要人物たちを全員登場させたい。
霧神顕「……」 もう完結はあきらめてるから、
総門谷Rの「R」の意味だけ教えてほしい トンデモ歴史大好きなNHKが日ユ同祖論を否定したね。 「竜の柩」の異世界パートでも、菊の紋章が日本と結びつけられたなあ。
十代のころはわくわくして読んだものだ。 珍しい番組に出る
ttps://www.bsfuji.tv/startline/pub/index.html >>707
>2023年8月6日(日) 14:00〜14:55
>『スタートライン 小説家・高橋克彦』
これか。作家としてのスタートラインの場所ってどこだろう。
大湯のストーンサークルとか? ↓ カツヒコと対決させてみたい
田中英道(東北大学名誉教授)『やはり義経はチンギス・ハンだった』(文藝社、2023)
「秦氏ユダヤ人・義経はなぜユーラシア大陸を支配できたか?
義経は同化ユダヤ人としての国際感覚を生かしてモンゴル帝国をつくった――。
戦後の自虐史観の中で封殺された「義経=チンギス・ハン」説を
フォルモロジー(形象学)で読み解く。…」 源氏がユダヤ人だっていうならまだ理屈は分かる(意味は分からん)が
源義経に秦氏要素はあるのだろうか。
鞍馬寺に預けられていたから秦氏? >>712
ウィキによると唐の鑑真の弟子が開基に係わってるみたいだから、
秦氏=中国からの移住者説に強引に結びけているのだろうか。
そういえば、清和源氏の「源」名称の由来が、
北魏の遊牧民鮮卑族と関係があるという説を読んだことがある。 >>711
「金売り吉次」が実はユダヤの政商で、
青森にある戸来村のユダヤ人集落を訪問した帰りに、
奥州藤原氏の十三湊をたまたま訪れていた義経が同胞であることを見抜き、
一緒に大陸に渡って・・とかだったら面白い。 平氏の祖先がペルシャ人だって説なら
唱えた人がいるんだけどね。
八切止夫というの。 >>716
当たったのかw
まあ、カツヒコらしいチョイス。
過去のエッセイで、(「作家のスタートライン」として)触れてたっけ? >>717
最後にカツヒコ邸の庭のストーンサークルも出てきて、「小さなUFOが来てる」とかマジで語っていて、想像以上に面白い番組だったw >>718
>「小さなUFOが来てる」
地元ローカルなら「またうちのセンセが何か言っとるわ」と生暖かい反応だろうが、
BSフジで初めて生カツヒコ先生をみた視聴者は正気を疑っただろうな。
……休み中に『星封陣』でも再読しようかな。 プラズマでも発生しているんじゃないか。
デビュー40周年だから記念の企画を期待していたものの
鬼シリーズの新刊程度しかなさげだな。
写楽殺人事件に40年間の研究でそのままでは通用しなくなった箇所に注釈をつけた
特別版でも作られないかと期待していたのに。 『星封陣』、30年ぶりくらいに再読してるけど、こんな話だったか。
『総門谷』と『竜の柩』をブレンドしたような話だな。
・・・ようやく大湯のストーンサークルが出てきた。 >>721
世の百貫デブ(死語)に、己の脂肪の存在意義を考えさせる良い小説。 やっと録画をしたスタートラインを見た。
金持ちのボンボンの根拠のない自信とめちゃくちゃさが臆面もなく語られていたな。
小説の中に出てくるものより、もっとぶっ飛んでいた。
紙一重の半生だった。 >>723
エッセイとか読んでもほんとに地方都市のボンボンだよなあ。
自覚はないっぽいけど。 世間知らずだったからこそ、『小説現代』だかの編集長に言われた、
「10年書くのをやめなさい」 というセリフを真に受けたともいえる 真偽不明だが、ツイッターで近所の人が
先生の自宅が更地になって売りに出されてるとツイートしてた。
便利な都市部へ引っ越ししたのかな。 現在発売中の歴史人の増刊号(蔦屋重三郎)を読んでいたら
写楽の紹介は6ページあったけど、
現在では斎藤十郎兵衛とする説が有力です完、
みたいな扱いで、正体の話題は3行しかなかった。
出版業界的には完全に下火なんだな。 再来年の大河「べらぼう」、蔦十が主人公らしいけど、写楽も出てくるよね。
どういう扱いになるか楽しみ。 デビュー40周年なのに噴怨鬼の出版ぐらいしかなかったな。 >>733
もう本人が気力がないんじゃないのかなあ。 20年くらい前から講演録みたいな対談集で、
井沢元彦に「もうホトホト小説家に飽きてしまった」とか言ってた記憶w 来年の大河ドラマでまた写楽にも注目が集まるだろうから
写楽殺人事件の当時からどんだけ定説が変わっているかは説明してほしいと思う。
なんだかんだといって
写楽殺人事件で初めて写楽や浮世絵の話題に接して
それがそのまま浮世絵のイメージになっている読者は多いだろうから。 「写楽」の正体が、けっきょく阿波の能役者・斎藤十郎兵衛だと結論づけられて、
怒ってるアマチュア好事家とかいそうだなあ。
「学者はロマンやイマジネーションが足りない」とか何とか。 アマチュアじゃなくても
引っ込みつかなくなった研究者はいるっぽいよ・・・
いままでに別人説を唱えた人たちで
本気の新説だったのか、ネタだったのか、注文仕事だったのか、
実際のところはどうだったのか、いっぺんアンケート取ってみたい。 >>739
シマソウのあれは小説としての面白さはともかく、
浮世絵のことや江戸時代の制度、浮世絵研究の手法については知識が浅くて、
少し詳しい人間が読んだら興ざめしてしまう。 >>740
あれは通説を否定するのに専門家批判始めるのがねえ……
最近だとナチスの騒ぎと同じ匂いがする。
話が逸れるけど「モレリアン・メソッド」で検索をかけると
トップに写楽と北斎と歌麿と豊国を比較した2005年の研究報告が出てきたりする。 そりゃ東洲斎が斎藤重のアナグラムなのはあきらかだし >>741
井沢元彦が『逆説の日本史』シリーズでやり玉に挙げている、
「史料至上主義」の日本史学界の通説とやらが、
前世紀くらいで止まってるみたいなものか。 >>743
井沢元彦もそこら辺で止まっているんだよな 写楽別人説で新説をやるってのに
オランダ人説が昭和60年頃に流行ったネタだと気づいてないのはモグリや。 >>744
連載開始時の90年代くらいですでによく読まれていた、
80年代刊行の一般向け日本史概説書シリーズを参考にしてたのかなあ? >>743
美術研究者の間で能役者説が有力になるのは1980年頃からだし
能役者説の証拠がだいたい出そろうのは1990年代の後半だから
前世紀で学界の通説が止まっているのは確かだといえないこともない。
問題はそれを批判する側の理屈が、
能役者説はおかしいといわれ出した1960年あたりで止まっていることなんだよな……
阿波藩の斎藤十郎兵衛は阿波の十郎兵衛からのこじつけなんだよ!(どやっ
とか、まだ実在が怪しかった戦前からずっと使いまわされているネタだぞ。 「東洲斎」の読みが当時は「とうじゅうさい」で、
「さとうじゅう(斎藤十)」のアナグラム説を読んだのは、
1990年代の明石散人の本なんだけど、これ以前に研究者が指摘してるんだっけ? > 彼らはよく、社会に貢献したいと口にする。
> なんでも社会悪のネトウヨを自殺に追い込むことが、社会に貢献することなんだそうで。
> イジメや嫌がらせで社会に貢献できる教師や警官になるために、あえて帰化したんであって、祖国同胞を裏切ったわけではなく、心は●●人なんだそうだ。
>
> 昔は帰化すると裏切り者と呼ばれたりしたが、祖国に国籍を残したまま帰化する方法が確立された現在では、社会に貢献するためにむしろ帰化することが推奨されている。
> 拳銃所持で前科のある生粋の反日家ですら、今では普通に帰化している。
>
> ●●学会などはネトウヨ認定した日本人を盗撮して、痴漢の写真だと言ってばらまいている。
> それらの写真は、集団ストーカーに使用される。
> 彼らは集団ストーカーを、[地域で子供を守る安心安全パトロール]と称している。 >>748
たぶん、明石散人さんが初めてだと思う。
というか、学界では写楽が「とうじゅうさい」だと確定したの、
国文学者の岩田秀行という方が2013年に発表した論文以降ということになっているから、
市販書で何か書いても、学説を発表したという扱いにはならないみたい。
https://doi.org/10.34542/ukiyoeart.1610
幕府の能役者名簿に斎藤十郎兵衛の名前が出てくるという話題も、
最初に論文をまとめて発表したのが内田千鶴子さんだっただけで
そういう史料が存在すること自体はずっと前から(研究者の間では)知られていたのだとか。
マスコミが採り上げないというだけで。
https://doi.org/10.34542/ukiyoeart.717 シマソウの写楽といえば文庫本が出た後ぐらいに
ネット上で学界批判の評論ぽいやつを公開していた記憶があるんだが、
削除されたのか検索をかけても見つからない。
けっこうアレな内容だったが、雑誌か何かに載ったやつなのだろうか。 カツヒコの写楽殺人事件も
現在の目で見るとけっこう粗があるよ。
でももう40年前の小説だから、
当時の研究水準ではそれで通ったのか、
当時の研究水準でもおかしいけど作中の展開を成立させるためにわざと改変したのか、
判断がつかない。 まあ、カツヒコもアカデミックな修行を経たプロの研究者じゃなく、
独学で知識増やしたんだろうからなあ。
もちろんシマソウとは比較にならないほど浮世絵には詳しいけど。 50年間逃亡を続けた革命戦士が末期がんで自ら名乗り出た事件
(「桐島、偽名やめるってよ」)で、高橋克彦の小説思い出した。
タイムカプセルの中に過去の新聞記事か何か入れておいて、
数十年ぶりに開封するやつ。
浅間山荘事件とかよど号ハイジャックとかあれで知った世代。 あれ面白かったけど、ハンコの人生と犯人の動機がやるせなくて、
読了後にちょっと凹んだ。
初読は大学生の時だけど、アラフィフの今読んだらもっと凹みそう。 いま、漫画・小説原作の映像化の件でいろいろ話題になってるけど、
カツヒコも『炎立つ』で揉めて、天下のNHK大河から途中降板してるんだよな。 『炎立つ』とか『時宗』は
原作というか
実質、ノベライズみたいなものだしな。 どこに書かれたエッセイだったか……
訪問占いだか宗教だかに「あなたの今年の運勢は最悪です」と言われて
(なに言ってんだ、オレ直木賞とったんだぞ? 今年は大河原作 だぞ?)と憤慨したことが書かれていたが
事実後半になってガタ落ちしたのよね…… >>758
『炎立つ』第一部・二部は、脚本家がそれを基に脚本書いたから、
やっぱ「原作」でいいと思うけど、第三部はまあ放映に間に合わなかったし、
中身も別物だし、「原作」でも「ノベライズ」でもないような。 本人は同時期の十三湊(だっけ?)の発掘の成果を小説に盛り込みたくて、
ギリギリまでいろいろ試行錯誤してたとか書いてた記憶があるけど、
まあ、NHKサイドにも言い分あるだろうな。 「炎立つ」で揉めた後、「北条時宗」でまた原作提供したカツヒコもカツヒコだが、
依頼するNHKもNHKだよな。なんかドラマはまったく別物だった記憶があるが。 高橋克彦……義経生存説・北行伝説を盛り込みたかった
NHK…………大河のロケで地元にお世話になってるし、
観光資源である「義経終焉の地」を否定するような展開にはできない
→カツヒコの原稿が遅れたのをいいことに、勝手に第三部の脚本を進める
カツヒコには途中からあえて原稿の催促はせず
……という話を聞いたことがある 今後新刊出そうなのってどのシリーズ?
ドールズは完結したけど。完四郎シリーズってまだ続いてたんだっけ 去年出た弓削是雄シリーズの『噴怨鬼』が、たぶんこの作家最後の一冊に
なるような気がしている これまで雑誌に書いたけど単行本未収録の短編が幾つかありそう。
ていうか、総門谷Rの将門編、メフィスト連載分で単行本一冊分くらいあるんじゃないの この人の短編、一人称「私」がよく登場するけど、
揃いも揃って共感できない自己中心的なキャラ設定なのはなぜなんだろう…… いい人はネタにならない 共感するにせよ批判するにせよ読者の心にフックを撃って物語を推進させるのはクセのある人物 >>769
エッセイ読めばわかるけど、たいてい著者の自己投影。
本人がどこまで意識してるか分からんが、甘ったれのボンボン気質が漏れ出てる。
まあ、記憶シリーズとかの「私(主人公)」が善人だったら後味悪くなるだろうから、
共感できない人物設定で正解と思う。