高橋克彦 [転載禁止]©2ch.net
無いみたいなので立てた
浮世絵三部作はやっぱ名作だと思う >>644
>作家としての役割は終えられ
えっ、『総門谷R』は?
いやまあ半分諦めてたけどさ…… そうとも 総門谷シリーズにケリをつけるまでは役割が終わったなんて言わせねえぞ 自分は、よくここまでモチベーションが持ったものだと思う。
むかしの講演会の発言、
「本気で作家をやめようと思っています。もうホトホト飽きてしまって・・」
みたいなのを読んだことがあるので。井沢元彦との対談集だったかな? >>606
その東北大学名誉教授
近頃は源義経のジンギスカン説まで持ち出してきたから
ますますカツヒコと意気投合しちゃいそう・・・ Rは・・・
話の落としどころが見えないまま打ち切りは残念だけど
当初の構想分は書いてもらいたかったね Rももう内容ほとんど憶えてないしなあ。
記憶にあるのは、小野篁の正体と、「将門篇」の駅弁ファック描写だけだわ。
あと魔童子キモイ。 なんか突然、写楽朝鮮人説が話題になっているんだが、どういうこと?
もう20年以上も昔に流行った(トンデモ)説やぞ。 >>653
ひょっとして、写楽の活動時期と「朝鮮通信使」来日時期が重なってるとかか? 隠居後の松平定信の「楽翁」号の「楽」は、写楽斎が由来。
実は定信と写楽は双子の兄弟だった!
・・・という伝奇小説を思いついた。 >>654
ぜんぜん重なってない。
なんか金弘道さん、地図を作るために対馬へ極秘で渡ったとかいうエピソードがあるらしくて(真偽は知らん)、
そこから「対馬でスパイをやっていたなら、本土までスパイに派遣されたこともあったんじゃないか」
みたいなノリで写楽の正体にされてしまったらしい。 >>656
そのキムさん、ウィキみたけど一応写楽と同時代人ではあるのね。
↓みたいなところとか、ちょっと面白い。
>西洋画の陰影技法を朝鮮でいち早く取り入れる
>試みを行った画家の一人とも評価されている。 金弘道説はトンデモだとバカにされているけれど
喜多川歌麿の放言と
十返舎一九の戯作の戯言を
写楽の出自は外国だって解釈にこじつける手口は
後に島田何某の某小説にマルパク……韓国をオランダに差し替えてリサイクルされていた。 『総門谷R』の続刊はもうあきらめたが、今何やってるのかな?
最後に浮世絵関係の本を出してほしいんだけど。 >>609
コナン・ドイルが典型的ですが
有名な作家でも
怪しい説をほいほい信じてしまう人たちはけっこういるから・・・
ただ信じてしまう人たちにも
脳みそに皺ひとつないかのように素直に他人の話を信用してしまうパターンと
通説に安易に従わないオレすげえ!と逆張りして珍説に飛び込んでいくパターンが
あるからねえ・・・ カツヒコも『霊の柩』でドイルの心霊趣味を、
多少揶揄しながらも親近感をもって記述してたなあ。
妖精の写真を捏造した少女の虚言を鵜吞みにしたドイルへのシンパシーというか。
カツヒコも基本は素直で無垢で信じやすいんだろうな。
たぶん70のじいさんになっても。 と学会の本で突っ込み入れられてなかったか
まあ、個人的には小説が面白ければそれでいいが エッセイ集も含めて本になってるカツヒコの作品はほとんど読んでるが、
もう今後新刊が出ないと思うと寂しいので、『ツリー』だけはあえて積読にしてる。
いつか読むのが楽しみ。 ずっと前に松任谷由実のオールナイトニッポンで書斎からの空飛ぶ円盤に書いてあった
指に塩を揉み込んで、カンの虫を出すということをやって、出た出たって言ってたけどホンマかいな >>665
自分もあのエッセイ読んで実際に試してみたが、何も起きなかったw
体質とか気温とかが関係するのだろうか。
カツヒコ先生、まだ毎日ゆでたまご食べてるのかな。 今年は写楽殺人事件20周年なのか。
この20年で写楽の通説もずいぶん変わったし、
いまはどう考えているかで一冊書いてほしい。 20周年じゃない、40周年だ。
20年前なら写楽の正体は斎藤十郎兵衛でQ.E.D.になっている。
年食って年月の経過が曖昧になっていた。 いくらなんでも40を20は曖昧過ぎるやろ
(´・ω・`) 18で高橋克彦ファンになった俺も、もう40代だしなあ。
塔馬さんの年齢もとっくに追い越してしまった。 蔦屋重三郎が再来年2025の大河ドラマの主役だと!?
写楽も当然出てくるんだろうし楽しみ。 噴怨鬼 単行本 – 2023/5/25
高橋 克彦 (著)
弓削是雄モノみたいだ。もう作家廃業したと思ってたんでうれしい >>672
本当は写楽をやりたかったのだろうって思っている。
だから写楽で盛り上げるのだと思う。 それならお札の絵柄になるそうだし北斎ではないのか?? 蔦屋重三郎の人生最後の大仕事は
本居宣長の著書の出版なんだが。 >>674
史実として阿波の能役者・斎藤十郎兵衛が写楽だと裏付けられたけど、
大河ではどう描くんだろう。脚本家の腕の見せ所かな。
「女城主直虎」も制作発表されて以降に、実は次郎法師(女性)と直虎は別人じゃないか、
という説が研究者側から提示され、そのまんま女性設定で押し通したし、
多少のフィクションはゆるされるだろう。 >>673
時は平安。都では、応天門の変で罪を被せられた伴大納言が鬼の姿で現れ、
疫病の種を撒き散らすと予言していた。陰陽師の弓削是雄は大納言の鬼と相まみえるが、
その背後にさらに強大で邪悪な鬼が存在することに気づく。
朝廷で実権を握る藤原氏に恨みを抱くというその鬼の正体は、やんごとなき方なのか――。罪なき民を救い、命を賭して最凶の鬼を封じるため、是雄は仲間と共に蝦夷の地へと赴く。
妖かしの世界を壮大に描く歴史長編!
これ、書き下ろしかな? 連載してお蔵入りしてた旧作かと思った。 >>680
カツヒコの作品はエッセイを含めてほぼ全作を読んでるが、
相変らずのボンボン気質(いい意味で)だなあw
本人も自覚してるっぽいが、出版社は新規新聞連載を黙認してくれたというより、
そこまでもうカツヒコの原稿に需要がないんだろう。
自分みたいに『総門谷R』将門篇の連載再開を期待してるファン、いるんだろうか・・ >君たちのお陰で私もまた作家に戻れたよ。礼を言うのは私の方である。
だったら「」で物語をドライブさせない緻密な伝奇小説書いてください
「ツリー」で終わりは嫌ですw >>682
どこかのスレで、年取ると「地の文章」が書けなくなるって言われてたな。
まあ、カツヒコは昔から・・うん。
馳星周が書評家時代に、「スカスカだけど面白いから困ったもんだ」みたいに評価してた記憶が。 >>680
ナントカは私の最も思い入れのあるキャラだ。
私は泣いた。
来た来たw
ってみんな思ったでしょ?w >>683
それ、他にもあるかもしれんけど、島荘スレでおれも加わってたやつだw
克彦センセも初期の「総門谷」「柩」シリの頃はまあまあ密ってた方だと思うけどなーw 『総門谷』の総門って結局、なんであんな力持ってたんだろう?
カツヒコお得意の宇宙人じゃなく、一応地球人だよね? イスラエル王家は神と交わっていた
総門はダビデの子、神の末裔
神=宇宙人
だからまあ、宇宙人だわな そういやアンデスかどこかで、古代人の頭蓋骨なのに外科手術の形跡のある遺骨が
うんぬんという「ムー」的逸話が紹介されてたっけ。
「総門谷」刊行時には謎だったオーパーツも、いまじゃいくつか解決されてるだろうな。 >>689
牡牛の神々のサイドなのか、龍の神々のサイドなのかどちらだろう。 若い読者はいるのか気になる。
浮世絵シリーズとか今の高校生とかにも読んでほしい。 うちの息子は見向きもしなかったが、正月とかに遊びに来る甥っ子(妹の子)がはまってくれたわ。
大量に貸してあげたが、あとで妹が「あんな(オカルトな)本を高校生に読ませて大丈夫か」と連絡してきた。 最近知ったのだけど、岩手めんこいテレビのスタートラインは、ここで話題になってないか。
https://www.menkoi-tv.co.jp/program/startline/
TVerで配信されたのだろうか、もししていたら見たかった。 >>694
思ったより見た目がまだ若いな。
ところで世間的にはやはり高橋克彦は歴史のイメージなのか・・
>アテルイや九戸政実などみちのくの男たちの魂を描き、
>歴史好きのイメージが強い高橋さんだが、
>作家として本当に書きたかった作品は意外なものだった!? 私は総門谷を書くため作家になった
みたいなことをいろんな作品で言ってた気がする >>696
言ってたね。
乱歩賞受賞の講談社での記者会見で総門谷を念頭に、
「もう推理小説は描かないかも」みたいなこと言ってあとで編集者に小言いわれたとかw それがいまや「残り少なくなった人生の時間をR執筆のために費やす気にはなれない」とまで
言うように…… >>680 >>698
弓削是雄に対する偏愛を、十分の一でいいから霧神顕とその仲間たちにもw
・・・でもまあ、ドールズみたいになるのなら総門谷Rも「未刊」でいいや >>0692
浮世絵研究、この四十年でかなり更新されているから
注釈つけるか、
現役の浮世絵研究者に解説書いてもらってまとめてフォローしてもらわんと。
なんせ国芳・芳年が一般人は知らない不人気浮世絵師な世界観だしな。 某インタビュー記事
>そして先ごろ刊行された『噴怨鬼(ふんえんき)』は、
>何と19年ぶりのシリーズ最新刊であり、壮大な完結編でもある。
>「シリーズをきちんと終わらせたいという気持ちは常に抱いていて、
>せっかくだったらこれまでの主要人物たちを全員登場させたい。
霧神顕「……」 もう完結はあきらめてるから、
総門谷Rの「R」の意味だけ教えてほしい トンデモ歴史大好きなNHKが日ユ同祖論を否定したね。 「竜の柩」の異世界パートでも、菊の紋章が日本と結びつけられたなあ。
十代のころはわくわくして読んだものだ。 珍しい番組に出る
ttps://www.bsfuji.tv/startline/pub/index.html >>707
>2023年8月6日(日) 14:00〜14:55
>『スタートライン 小説家・高橋克彦』
これか。作家としてのスタートラインの場所ってどこだろう。
大湯のストーンサークルとか? ↓ カツヒコと対決させてみたい
田中英道(東北大学名誉教授)『やはり義経はチンギス・ハンだった』(文藝社、2023)
「秦氏ユダヤ人・義経はなぜユーラシア大陸を支配できたか?
義経は同化ユダヤ人としての国際感覚を生かしてモンゴル帝国をつくった――。
戦後の自虐史観の中で封殺された「義経=チンギス・ハン」説を
フォルモロジー(形象学)で読み解く。…」 源氏がユダヤ人だっていうならまだ理屈は分かる(意味は分からん)が
源義経に秦氏要素はあるのだろうか。
鞍馬寺に預けられていたから秦氏? >>712
ウィキによると唐の鑑真の弟子が開基に係わってるみたいだから、
秦氏=中国からの移住者説に強引に結びけているのだろうか。
そういえば、清和源氏の「源」名称の由来が、
北魏の遊牧民鮮卑族と関係があるという説を読んだことがある。 >>711
「金売り吉次」が実はユダヤの政商で、
青森にある戸来村のユダヤ人集落を訪問した帰りに、
奥州藤原氏の十三湊をたまたま訪れていた義経が同胞であることを見抜き、
一緒に大陸に渡って・・とかだったら面白い。 平氏の祖先がペルシャ人だって説なら
唱えた人がいるんだけどね。
八切止夫というの。 >>716
当たったのかw
まあ、カツヒコらしいチョイス。
過去のエッセイで、(「作家のスタートライン」として)触れてたっけ? >>717
最後にカツヒコ邸の庭のストーンサークルも出てきて、「小さなUFOが来てる」とかマジで語っていて、想像以上に面白い番組だったw >>718
>「小さなUFOが来てる」
地元ローカルなら「またうちのセンセが何か言っとるわ」と生暖かい反応だろうが、
BSフジで初めて生カツヒコ先生をみた視聴者は正気を疑っただろうな。
……休み中に『星封陣』でも再読しようかな。 プラズマでも発生しているんじゃないか。
デビュー40周年だから記念の企画を期待していたものの
鬼シリーズの新刊程度しかなさげだな。
写楽殺人事件に40年間の研究でそのままでは通用しなくなった箇所に注釈をつけた
特別版でも作られないかと期待していたのに。 『星封陣』、30年ぶりくらいに再読してるけど、こんな話だったか。
『総門谷』と『竜の柩』をブレンドしたような話だな。
・・・ようやく大湯のストーンサークルが出てきた。 >>721
世の百貫デブ(死語)に、己の脂肪の存在意義を考えさせる良い小説。 やっと録画をしたスタートラインを見た。
金持ちのボンボンの根拠のない自信とめちゃくちゃさが臆面もなく語られていたな。
小説の中に出てくるものより、もっとぶっ飛んでいた。
紙一重の半生だった。 >>723
エッセイとか読んでもほんとに地方都市のボンボンだよなあ。
自覚はないっぽいけど。 世間知らずだったからこそ、『小説現代』だかの編集長に言われた、
「10年書くのをやめなさい」 というセリフを真に受けたともいえる 真偽不明だが、ツイッターで近所の人が
先生の自宅が更地になって売りに出されてるとツイートしてた。
便利な都市部へ引っ越ししたのかな。 現在発売中の歴史人の増刊号(蔦屋重三郎)を読んでいたら
写楽の紹介は6ページあったけど、
現在では斎藤十郎兵衛とする説が有力です完、
みたいな扱いで、正体の話題は3行しかなかった。
出版業界的には完全に下火なんだな。 再来年の大河「べらぼう」、蔦十が主人公らしいけど、写楽も出てくるよね。
どういう扱いになるか楽しみ。 デビュー40周年なのに噴怨鬼の出版ぐらいしかなかったな。 >>733
もう本人が気力がないんじゃないのかなあ。 20年くらい前から講演録みたいな対談集で、
井沢元彦に「もうホトホト小説家に飽きてしまった」とか言ってた記憶w 来年の大河ドラマでまた写楽にも注目が集まるだろうから
写楽殺人事件の当時からどんだけ定説が変わっているかは説明してほしいと思う。
なんだかんだといって
写楽殺人事件で初めて写楽や浮世絵の話題に接して
それがそのまま浮世絵のイメージになっている読者は多いだろうから。 「写楽」の正体が、けっきょく阿波の能役者・斎藤十郎兵衛だと結論づけられて、
怒ってるアマチュア好事家とかいそうだなあ。
「学者はロマンやイマジネーションが足りない」とか何とか。 アマチュアじゃなくても
引っ込みつかなくなった研究者はいるっぽいよ・・・
いままでに別人説を唱えた人たちで
本気の新説だったのか、ネタだったのか、注文仕事だったのか、
実際のところはどうだったのか、いっぺんアンケート取ってみたい。 >>739
シマソウのあれは小説としての面白さはともかく、
浮世絵のことや江戸時代の制度、浮世絵研究の手法については知識が浅くて、
少し詳しい人間が読んだら興ざめしてしまう。 >>740
あれは通説を否定するのに専門家批判始めるのがねえ……
最近だとナチスの騒ぎと同じ匂いがする。
話が逸れるけど「モレリアン・メソッド」で検索をかけると
トップに写楽と北斎と歌麿と豊国を比較した2005年の研究報告が出てきたりする。 そりゃ東洲斎が斎藤重のアナグラムなのはあきらかだし >>741
井沢元彦が『逆説の日本史』シリーズでやり玉に挙げている、
「史料至上主義」の日本史学界の通説とやらが、
前世紀くらいで止まってるみたいなものか。 >>743
井沢元彦もそこら辺で止まっているんだよな 写楽別人説で新説をやるってのに
オランダ人説が昭和60年頃に流行ったネタだと気づいてないのはモグリや。 >>744
連載開始時の90年代くらいですでによく読まれていた、
80年代刊行の一般向け日本史概説書シリーズを参考にしてたのかなあ? >>743
美術研究者の間で能役者説が有力になるのは1980年頃からだし
能役者説の証拠がだいたい出そろうのは1990年代の後半だから
前世紀で学界の通説が止まっているのは確かだといえないこともない。
問題はそれを批判する側の理屈が、
能役者説はおかしいといわれ出した1960年あたりで止まっていることなんだよな……
阿波藩の斎藤十郎兵衛は阿波の十郎兵衛からのこじつけなんだよ!(どやっ
とか、まだ実在が怪しかった戦前からずっと使いまわされているネタだぞ。