■宮部みゆきの時代小説&ミステリーは?■Part14 [無断転載禁止]©2ch.net
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坂口健太郎のピースと山本裕典のヒロミは割とイメージに合ってるな
中谷が演じれば滋子も魅力的になりそうだし楽しみ
‥‥‥と云いたいところだがテレ東見らんねー
配信を待つしか 模倣犯
キャストはいいのにテレ東のドラマはほんとに陳腐だなー
特に演出 「龍は眠る」って、ミステリー要素入っていますか?
宮部さんのミステリー、ちょっと頭がこんがらがるので、入っていなければ読もうと思います。 宮部さんの江戸物で妖とか不思議系の人情物感動物って2シリーズくらいでしたっけ?
他にありましたか?
最近はこのタイプが好きなので他にあれば教えてください >>663
どこからどこまでをミステリーってくくるかが微妙で難しいけど、龍は眠るとかもミステリー要素は入ってないと言ったら嘘になる
ただし一般的な密室殺人事件の謎解きをして犯人は誰だ的なものとはちょっと違うというか、ある出来事を追う事に色んな出来事とか関係性が導きだされてって感じで、謎解きのトリックを凝りに凝ってみたいなタイプのミステリーではない >>665
ありがとうございます。
トリックに凝っていなければ、読んでみようと思います。
宮部さんの「かまいたち」が苦手だったので。 >>664
おそろし。あんじゅう。泣きわらじ童子。
ちょっと心に傷を負った「おちか」という女が、女中として働いてる三島屋で語り手の不思議なお話の聞き役となって、様々な不思議な経験をしていくって感じのシリーズもの
怪談聞く度にろうそくを消していくみたいな怪談百物語に近いけど、恨みつらみの怪談って感じじゃなく、あんじゅうみたいなちょっと可愛らしく切ない妖怪?みたいな話があったり >>664
不思議系じゃないけど、ぼんくら。日暮らし。おまえさん。
あまり仕事熱心じゃない見回り役同心の平八郎と、煮物屋のお徳、美形で頭の切れる弓の助、話を覚えるのが特技のおでこが江戸の色んな事件を一緒に解決していくみたいなシリーズ
これはちょっと前にNHKでテレビドラマやってて、平八郎が岸谷五朗、お徳が松坂慶子で、確か2もやったのかな?
お徳の松坂慶子に違和感あった。お徳はあき竹城さんみたいなのをイメージしてたから と、模倣犯のテレビドラマ今やってるけど、これも更に輪をかけて酷いな
演出やらなにやら全てがチープすぎるというか、原作の雰囲気とかここまでなし崩しに出来るって、ある意味すごいな やたら実況が盛り上がってたな
やっぱり元々ストーリー自体が秀逸なのか 相変わらずリーダビリティはスゴいな。
でもトリックがなー
頭がこんがらがるんだよな。 >>667
>>668
その辺りは全部読み既読でした
他には宮部さんのではないですよね
お二方ありがとうございました!
スッキリしました 模倣犯はテレ東じゃ無理だなWOWOWでやるべき
と思ったら来年仲間由紀恵で「楽園」をやるのね 模倣犯
原作エピソード改ざんせずにをちゃんとやったわりには微妙だったけど、役者的には後編は前原やピースがけっこう原作ぽくて良かったかな
ピースがマスコミの寵児になってくサマはちゃんと見せて欲しかったなあ ドラマ化きっかけに原作再読したんだがなんつーかピースもったいなー、と
キチガイ母ちゃんに取り憑かれてる身のヒロミには当然羨ましさとか感じないが
ピースは勉強、運動、ルックスとパーフェクツなスペックでおまけに金持ちときてる
普通にカリスマ塾講師兼プロ目指してアマチュア劇作家やれるのになあ
悪の美学厨(どんどん実践)とか‥残念すぎる
ガキの頃に気骨のある大人がごく身近いればな(父親ならbest)
ピースなら建築家、ヒロミなら有馬の爺さんとかさ せっかく出て行った荒らしが戻って来るからageない方がいいかと。 >>677
ペテロは個人的には、ちょっと色々詰め込み過ぎ狙い過ぎで好きになれなかった
やることなすこと大事で、展開が劇的すぎてあざとく感じちゃうというか
名もなき毒のテレビドラマは本当に唯一と言っていいほど全てのキャスティングもドンピシャで原作のイメージ通りでドラマ自体も原作の雰囲気とか壊すことなくよく出来てた
ペテロをドラマ化したら、バスジャックの犯人役をしっかりやらないと駄目になっちゃう気がする
あと、このシリーズの編集長って、どう見ても室井滋をイメージしてると思うんだけど、ペテロとか読んでると逆に室井滋のイメージ強すぎて作品の邪魔になってる気もした 模倣犯は前から思ってたが、サツがピースを段々追い詰めていく章がもう一つ欲しかったのと、最後の最後にピースらしくない暴走は残念だった 森田のピース像も酷かったなあ
映像化にあたって映画もドラマも原作のままのピースを
描写したがらなかったのは興味深い
カリスマのメッキが剥がれてゆくっていうテーマが難しいだけ? >>680
>最後の最後にピースらしくない暴走は残念だった
これ。モニタリング!レベルの滋子の引っ掛けなのに
あっさりハングアップの向こう側にいっちゃうピースに萎えた
せめて暴走の前に何時ものフリーズだろ、と
子供が拾った携帯とか、美人女子ライダーとかはキターーーーーー!!だったのにな 模倣犯観たけど、BGMがFF過ぎて話に集中出来なかった
宮部がゲーマーだから引用かとも思ったけど、微妙に音程違ってるから沢田完とやらのパクリ疑惑の方が大きいし、宮部作品の映像化は何かと味噌をつけるものになりがちだね
まず二時間足らずに押し込めようとするのが間違いだしなあ
今回は前後編で小説なぞってくれたし、頭吹き飛ばなかっただけましだけど ただ原作エピソードだけ選択してなぞってもつまらない、という事実だけがわかった 録画しておいた模倣犯ドラマ見たら久しぶりに読み返したくなってブックオフ行ったら
レジがハードカバー1000円のものを100円と打ち間違えて上下巻で1800円も得したわw
明日から読もう 両方とも傑作だと思うから好みの問題かな
学校が好きならソロモン
マンションが好きなら理由 理由は駄作
蒲生邸であれ?と思い理由でこの人ミステリーは向いてないと思った 模倣犯の原作や映画の全く情報入れずにドラマ見たけど良かったわ
冗長な部分も分かるけど、何を伝えたいものなのかが分かった 理由は導入部分が良くて気を持たされて長々脇道横道ウォッチングの末辿り着いた殺人事件の真相が
あー、そうなんだ、へー…わりと良くある(ry
でも元々多重視点のよもやま話から真相が立ち上がってくる系統が好きだから脇道も楽しめた
自分にとっては良作。宮部のベスト3に入る。1番は模倣犯
ソロモンは模擬裁判面白そうだけど手つかずだ。宮部の少年少女の描写があまり好きじゃない
悪役少年少女はあくまで物語のコマとしての存在感なんで別に気にならないが
作者の思い入れのありそうな例えば健気可愛い少年、優等生姉さん系みたいのは偶像的過ぎて苦手 ソロモンの2部以降は
この人たちはもう中学生じゃなくて事件から数年後の大学生って
設定を脳内で変換して読まないととてもじゃないけど無理w 宮部みゆきの小説に登場してるガキは頭よすぎ
犬まで賢い >>690
>蒲生邸であれ?と思い理由でこの人ミステリーは向いてないと思った
『蒲生邸事件』は 第18回日本SF大賞 だから、推理小説としての面だけで
バッサリ切るのは乱暴かと思う。ミステリー好きからの辛口批評もわかるけどね。 女流で学校が舞台といえばやっぱ湊かなえが浮かぶんだが
湊、筆致は軽いけど、教師経験有り・配偶者も教師etc.で観察する機会に恵まれてるせい?なのか
ことTEENとその周辺の描写に関しては本質捉えてて旨いと思う。子供美化してないのが好感
DCDKの男同士の機微や内面描写は男の作家に譲るのは当然として どうだろうな
そもそもその本質とやらは自身の経験や知識によるわけだし 蒲生邸は映画できっちり作ってほしい
ドラマ版観てないけどどうせショボいだろうし 宮部はたいていの作品は読ませるが(ファンタジー除く)
湊はたいていコイツアホじゃねーの?と思ってしまう
読む俺も悪いんだが >>698
映画化ねー
あまり期待できないけど
まあ向田ふき役は黒木華だろうね >>676
宮部先生の作品に出てくる父親って大体やらかすイメージしかねえ >>701
『火車』の語り手の刑事
『理由』の木賃宿の親爺
どっちもかなりマトモ且つ強かな男だと思うが。 テレビドラマで見た小暮写真館が宮部みゆき原作だったのか
言われてみりゃ宮部みゆき特有のできたガキだったもんな 魔術はささやくの主人公は好きだったけどな
あれ以上有能で、ショタ的な可愛さを振りまく少年だと鼻につく >>706
> ショタ的な可愛さを振りまく少年だと鼻につく
同感。小悪魔的というか愛玩猫的というかそういう感じ。ぬこ自体はスキw
魔術の少年は生真面目で聡くて、らしいっちゃらしいが
反面、厭世的なところや酷薄さもあっていわゆる普通っぽい性格の主人公で良い 火車と模倣犯を読んだときは「このひと天才じゃあないか?」とおもつた 前畑滋子を主人公にまた犯罪小説書かないかな?
楽園であのまま埋もれさせるのはもったいないキャラだと思うけど
昭二も >>702
「ブレイブストーリー」の主人公の父親
不倫して愛人と駆け落ち、ヴィジョンでもそっくりさんが同じことやらかす
後、ミツルの父親も一家心中させてしまう
魔術師はささやくも父親が交通事故が事の原因
この辺りのイメージが自分には強すぎるわ >>708
火車の時はそう思ったなあ
ラストに向けての符点の合致度が凄かった 火車は完璧だったけど
模倣犯は構成失敗だったよねラスト駆け足だったからね
二部のピース、ヒロミ、カズの幼少時代に紙面割きすぎた印象 二部は退屈で斜め読みしかしてないわ
それでも長すぎて苦痛だったw とりあえず
生意気な小中学生が出てこない作品を読みたい >>715
じゃあ時代物だな。
「小中学生」は出て来ない。 模倣犯のドラマ、橋爪功の豆腐屋の爺さんだけは良かったな
原作のイメージそのまんまだった
山崎務だとあまりに渋すぎて豆腐屋の枯れた爺さんに見えない >>716
「おまえさん」シリーズには・・・
自分は、あのコンビはギリギリで好きだけどね。
宮部作品で再読モティベを持てるのは、時代物だ。 >>721
そんなの決まってるじゃん
滋子が好きなら楽園
杉村が好きならペテロ 楽園映像化決まってるらしいから
読んで準備しとくのがよかろう こんな短期間に同じキャラ(滋子)を、別々の役者(中谷、仲間)が
演じて放送されるケースって結構珍しいな 荒神読み終えたけどなんかスッキリしない
宮部みゆきの現代モノがたまに説教臭くて合わないと感じることがあって(火車とか短編のクレジットカードが云々みたいな話とか)、
でも人物描写とか文章は好きだから時代物は好きでよく読んでるんだけど
荒神はなんかその説教臭さを時代物の中に落とし込んでて、なおかつ人物描写少ないのが合わなかったのかも
単純に話としても、時代策略系か怪獣パニック系かか因縁兄妹物かヘタレ主人公人間は愚か系か、要素と視点がとっちらかっててうまく処理しきれてないように思う
ストーリーにもどの登場人物にも語り口にも、感情移入というか思い入れを持てないまま読み終わってしまった
似たような話のまぐる笛のほうがなんか一筋縄でめでたしめでたしで終わらない余韻というか怖さが有ってまとまってたな〜いう印象 荒神は三島屋の短編のほうが理不尽さ怖さが勝ってよかった
化物の正体が見えたことでチープになったね 怪物の哀れさとか、それを鎮める役のハラハラ感もまぐる笛の方が良かったな
荒神は鎮める役の人が鎮める役になっても、あ、そうですかーどうぞどうぞって感じだった
三島屋のおちかとかは周りから持ち上げられるのもまあ分かるんだけど、朱音は持ち上げられ方が不自然に思えた
なんというか「優しく自己犠牲的な慕われる人役」みたいな 蒲生邸事件の蒲生大将ってググっても出ないんだけど、フィクションなの? 怖い系の話は短編の方が上手いよね
まぐる笛もだけど、博打眼とかも理不尽怖くて >>732
ありがと ラジオドラマじゃ言わなくてわからなかったw 荒神は主要登場人物にあまり魅力がないと思う
お爺さん&孫の少年は鉄板で良かったけど スケールでかすぎて人物造形まで手が回らなかった感が……
江戸の話がこの人には合ってると思う
逃散とか東北っぽい方言とか他作品でもちょいちょい見かけるけど、好きなコンテンツなのかね 三鬼 三島屋変調百物語四之続 2016/12/10 >>738
嬉しい!
寿命が尽きるまでに100話読みたいわ >>741
ファンタジー、ミステリー、SF、時代小説といろいろだから
どのジャンルが好きかによってオススメは変わりますね。 火車一択っていうほど良いかね
あれ最初に読んでたら他の作品読まなかったと思うわ、個人的には
「長い長い殺人」推す 「火車」は
お得意のw超能力とか催眠術とか非科学的なものが一切出てこないのがいい
他の作品によく出てくる超常現象系は生意気な子供の描写と同じくらい苦手だわ
「理由」や「模倣犯」の幽霊程度ならまあ許せるんだけど 楽園は面白かったけどそこが違和感あったな
模倣犯の世界と地続きにしちゃっていいんだろうか それ言っちゃったらRPGで模倣犯とクロスファイアの世界を
一緒にしちゃった方が問題だと思う
現実世界と超能力のある世界を混ぜ込むのはなあ…
模倣犯の幽霊とクロスファイアの発火能力は
同じ超自然といっても作中における意味が根本的に違うし 荒らし消えたの?
消えたんだったらこっちのスレを常駐させとくかな
百物語ぽいやつの新刊と一緒に桜ほうさらの文庫買おうかなーと思っているんだけど
過去スレ見たら賛否両論ある感じ? さくらほうさらは長々読まされたあとのカタルシスがない >>752
ミステリーなら発売順に
『魔術はささやく』日本推理サスペンス大賞
『龍は眠る』 日本推理作家協会賞
『火車』 山本周五郎賞
『理由』 直木三十五賞
『模倣犯』 毎日出版文化賞特別賞
こんなところかなぁどうでしょう >>751
マジか
ドラマにでもなるまでスルーしとくかな >>752
自分は偶然、魔術はささやくから入ったんだが、今考えると幸運だったと思う
少年主人公、厚すぎない適度なページ数、適度な重さのストーリー、
社会派ミステリーとちょっとしたSFがミックスされてるのも、
宮部入門編として申し分ない
代表作と言われる火車や理由や模倣犯から入ると胸焼けするかもしれないし、
蒲生邸や龍は眠るなんかの初期SF代表作も、魔術を読んで
宮部少年キャラのスタンダートを知ってからの方が楽しめると思う
他にもう一つ勧めるなら「スナーク狩り」かな
宮部ならではのティストがそんなに濃いわけじゃないが、
ページをめくる手が止まらないタイプの娯楽作品としてはトップクラス 社会派入ってるミステリでとっかかりで読むなら定番の火車と>>755の杉村シリーズ名もなき毒、
>>757のスナーク狩りかなー
>>757にあるようにサクサクぐいぐい読める、群像劇で飽きない
そういやキャラ性とかあんま宮部っぽくないね。描写も俯瞰的で純粋にプロットを満喫できる
あと、>>744の長い長い殺人も個人的にはかなり好き
こっちは逆に宮部らしいキャラが集ってる
とはいえ情緒控え目。プロットと、牽引役の語り部財布が引き立つバランス 宮部作品を5、6作ぐらい読んでからなら面白いと思う<理由
特に火車を先に読んでおくと入りやすい
それこそ直木賞の名につられて最初に読んじゃ絶対駄目 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています