http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161109/k10010762751000.html

「小学1年生のおいが重い心臓病を患い、アメリカで心臓移植を受けるために募金活動をしている」などとホームページで訴えたうえ、8日、記者会見を開いた女性が9日になって、「おいには病気はなく、金に困ってうそをついてしまった」などと謝罪しました。
東京・品川区に住む36歳の女性は「小学1年生のおいが重い心臓病を患い、アメリカで心臓移植を受けるために募金活動をしている」という内容のホームページを掲載したうえ、8日、手術や渡航費用などとして1億5000万円を目標に募金を呼びかける記者会見を開きました。

ホームページや会見では、男の子の写真とともに募金の振込先の銀行口座などを公開していましたが、9日になって、「おいは健康で、病気というのはうそだった。自分の家族には金がなく、今回のことを思いついた。募金が振り込まれた場合はすべて返金したい」などと謝罪しました。

ホームページの開設や記者会見について、女性は、おいの両親に無断で行っていたということで、「おいの家族にも迷惑をかけたことをおわびしたい」と話しています。